【ワンピース】ひばり中佐はSWORDのメンバー！赤犬との関係性とは？

SWORDの主要メンバーとなっているひばりは、自分のことを「ウチ」と言い、広島弁を話す魅力あるかわいいキャラクターです。海軍本部の機密特殊部隊であるSWORDに所属し、先輩隊員であるコビーを慕っています。また総帥である赤犬との親子関係の真偽で話題となっています。

『ワンピース』1061話から登場するひばりですが、年齢は不明でありいつ海軍本部機密特殊部隊「SWORD」に入隊したのかもわかっていません。スナイパーライフルから放つお花弾は、敵を戦闘不能にする攻撃力があり、SWORDの主要な戦闘部員です。長い髪をきちっと結んだポニーテールにへそ出しのスタイルは、かわいい顔立ちのひばりにはぴったりだとファンの心を鷲掴みにしています。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプで1997年から連載が続いている漫画で、原作者は尾田栄一郎です。主人公のルフィが海賊王を目指す漫画は、個性あふれる登場人物たちが未知の世界を旅する姿が生き生きと描かれ人気となりました。海外でも出版され、全世界累計発行部数は5億1000万部を超しています。1999年からはフジテレビ系列でアニメが放送されました。これまで15本の映画化もされていて、ロングランの人気を誇っています。

時はかつて「海賊王」であったゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡って争う大航海時代を迎えました。『ワンピース』の主人公ルフィは悪魔の実を食べて手足がゴムのように伸びてしまう体になります。17歳になったルフィは、命の恩人シャンクスから託された麦わら帽子を被り、海賊王となるため旅に出るのでした。旅の途中では賞金稼ぎのゾロや泥棒ナミなどと出会い仲間が増えていき冒険は続きます。

赤犬ことサカズキは海軍本部の元帥で、海軍中佐であるひばりにとっては上司にあたる人物ですが、実は親子ではないかとファンから噂されています。その理由としては二人が話す広島弁と赤犬の胸元にある薔薇のタトゥーにあります。

海軍を束ねる元帥である赤犬は、3m超す長身で強靭な体を持ち、口周りにひげを生やし貫禄がある強面です。『ワンピース』初登場の時にはまだ海軍本部の三大将の一人でした。「マグマの実」の能力者であり、ライバルであるクザン（青キジ）との戦いに勝ち、今の地位を得ました。ルフィの義兄であるポートガス・D・エースを死に追いやった人物であり、ルフィと因縁がある人物です。ひばりと同じ広島弁を話すことにより、2人の関係性が話題となりました。かつてSWORDに所属していたのではないかとも言われています。

ひばりと赤犬には広島弁を話すという共通点があることから、2人は親子ではないかと噂されています。他にも赤犬の胸元のタトゥーの存在が親子関係を裏付けるものではないかと注目されています。

ひばりと赤犬が親子ではないかといわれる理由は、広島弁です。ひばりは「～ですけーのー」や「～つかさーい」などの広島弁で話します。そして『ワンピース』ではもう一人広島弁を話す人物がいます。それが海軍本部総帥の赤犬です。登場人物が多い『ワンピース』で、わざわざ赤犬と同じ広島弁を話すキャラクターを登場させたことにより、親子ではないかと言われるようになりました。また赤犬は過去に家族への想いを感じさせる言葉もあり、家族がいる可能性は高いです。

赤犬は体のあちこちにタトゥーがあり、胸元のピンクの薔薇のタトゥーがひと際目を引きます。このピンクの薔薇が広島県にあるひばりという薔薇の品種ではないかと推察されています。また赤犬の右肩近くには剣（ソード）のタトゥーがあり、SWORDにいるひばりのことを思って入れたのではないかとも言われています。これらのことがひばりとの親子関係に信憑性をもたらしています。これからの展開によってはこの謎が解き明かされていくかもしれないと、注目する読者も少なくありません。

ひばりはかわいさとは裏腹にSWORDの中では入隊が遅いにもかかわらず早くも中佐という地位にあり、能力が高いと推測されます。それでは実際にひばりの能力や強さはどのようなものであるか見てみましょう。

SWORDに所属しているひばりは、狙撃手としてスナイパーライフルで銃撃をします。しかし相手を倒すというよりは、お花弾によって相手の戦闘力を削いだり、戦闘不可能にしたりして他の隊員を擁護する役目を担っています。実際にひばりの擁護もあって、コビーを救出することにも成功しています。外見からは想像できない狙撃手としての能力を秘めています。

ひばりが得意とする攻撃にお花弾があります。これはベガパンクが発明したGPフラワーを銃弾にして、スナイパーライフルから撃ち出す攻撃です。撃ち出されたGPフラワーからは多くの花が咲き、敵の闘争心を削ぎます。また相手の銃に仕込んでおくと、戦闘不能にさせることも可能です。GPフラワーは「イベル平和賞」を受賞していて、GPフラワーを使用することによって世界平和になることを目的とされていて、ひばりにはぴったりの戦闘アイテムです。

ひばりが所属するSWORD（機密特殊部隊）は、辞表提出済みの海兵たちが集まっている海軍本部の中でも奇異な部隊です。このSWORDでひばりはまだ若いですが、中佐となっています。先に入隊していると思われるヘルメッポがまだ少佐であることから考えると、ひばりがスピード出世をしていることがわかります。ひばりはコビー救出作戦では、多くの海賊に囲まれながらも率先して動きコビーを助け出しているので、その能力も高いと推測されます。

ひばりはポニーテールにへそ出しのビジュアルもかわいいですが、何事にもひたむきで一生懸命な性格も多くのファンから愛されています。特に大好きなコビーを助けるために奮闘する姿には、思わずキュンとなってしまうファンも多くいました。

ひばりのかわいい性格についてファンの間で話題となるのが、コビーへの手作り弁当のエピソードです。海賊島ハチノス襲撃の時には、恋するコビー先輩のためにお弁当持参して向かいます。「変な意味はない」と言いながらもお腹を空かせたコビーを思いやる心は、ファンの好感度をアップさせました。海賊島ハチノスに幽閉されたコビーにやっと会えて、思わず抱きつく無邪気さもかわいさ満点だと言われています。

コビーはボア・ハンコックを捕まえるために女ヶ島へ行き、最終的には黒ひげの本拠地である海賊島ハチノスに幽閉されてしまいます。そんなコビーを救出しようとヘルメッポとともに涙を出しながら訴えるのがひばりです。そんな必死の願いもグルスには届きません。しかしそれでもあきらめることなく、海軍の英雄モンキー・D・ガープに同行してコビー救出に向かうことになるのでした。何としてもコビーを助けたいひばりの強い思いがかないます。

海賊島ハチノスではコビー救出のため、お花弾を連発し奮闘するひばりです。その甲斐があって無事コビーを救出しますが、安心したのもつかの間ひばりはクザンの「アイスタイム」によって凍らされてしまいます。クザンは海軍を辞めた後に黒ひげ海賊団の十番船の船長となっていたのです。ひばりの命もここまでかと思われました。しかし実は『ワンピース』の主人公ルフィもかつてクザンによって凍らされたことがありましたが、無事解凍できました。そしてひばりも同様に解凍されたのでした。

ひばりは『ワンピース』の連載1061話に初めて登場しますが、そのかわいさから一気に人気となりました。「とにかくかわいい」、「かわいすぎる」とどこがかわいいというだけではなく、理屈抜きのかわいさがひばりには溢れています。107巻の表紙に登場したひばりは、スナイパーライフルを構え照準を捉えていて、その姿がファンの間では好評です。

『ワンピース』は、今までナミやボア・ハンコック、しらほしなど多くのかわいいキャラクターを輩出してきました。それでもまだひばりという新しいキャラクターを登場させ、ファンを楽しませ続けています。それが『ワンピース』が長く続く理由のひとつであり、ひばりの好感度も上昇中です。また魅力あるキャラクターを生み出し続けている尾田栄一郎にも称賛の声が上がっています。

ひばりは『ワンピース』のキャラクターでは珍しく広島弁を話すことで、読者に強く印象を与えました。素朴でかわいいという声の他に、赤犬の娘ではないかとファンの間で盛り上がりました。ひばりの言葉や服装から赤犬との関連性を見出そうと、ストーリーとは別に楽しむファンも多いです。

SWAORDの海軍中佐のひばりは、かわいいルックスと性格でありながらも、狙撃手としての能力も優秀です。また赤犬と同じ広島弁を話すことにより、赤犬の娘ではないかと話題にもなりました。コビーとの展開も気になるひばりは、これからも『ワンピース』に多く登場して活躍することを期待されています。