【ワンピース】シルバーズ・レイリーの正体や能力を徹底調査！ロジャーとの関係や名言を紹介

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーは印象的な初登場をしており、その後のルフィの成長に大きく関わる重要なキャラです。そんな『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの冥王の異名の意味や懸賞金を見ていく前に、まずは基本的なプロフィールを見ていきましょう。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーは5月13日生まれのおうし座、血液型はXF型、身長188cm、年齢76歳（2年後は78歳）の男性です。元ロジャー海賊団の副船長であり、現在は船にシャボンを付けるコーティング職人をやっています。異名としては”海賊王の右腕”や”冥王”があり、隠居の身ながらも海賊時代の実力を残しています。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーは実在したイングランドの探検家のウォルター・ローリーが名前の由来ではないかと言われています。また、シルバーズについては所属していた海賊団の船長で海賊王のゴール・D・ロジャーのゴールドと対比される形になっています。なお、シルバーズ・レイリーの現在は名前と同じ銀髪ですが、過去の姿では金髪でした。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーが名前と共に姿を見せたのは単行本51巻のシャボンディ諸島編であり、人間屋のオークション会場でルフィと出会います。しかし、本当の初登場は単行本3巻のバギーの回想であり、ロジャー海賊王時代の状況が描かれていました。

『ONE PIECE（ワンピース）』は1997年から連載されている尾田栄一郎の漫画で、海賊王を目指す主人公・ルフィの冒険と戦いを描いた作品です。2021年には単行本100巻、アニメは1000話を突破しており、日本のみならず世界で人気を集めています。

主人公のモンキー・D・ルフィは少年時代の近いや出会いから海賊王になる夢を持っており、17歳になった時に旅立ちます。それから様々な土地で船員となる仲間を集め、立ちはだかる強敵たちを倒しながら”麦わらの一味”として世間的にも大きな存在になっていきます。しかし、偉大なる航路（グランドライン）のシャボンディ諸島にて麦わらの一味の大きな転機が訪れ……？

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーは初登場時点だと、謎の多い人物だったことからその正体について様々な考察が出てきていました。そんなシルバーズ・レイリーが冥王と言われる由来や懸賞金に対する考察などを見ていきましょう。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの正体については本編で情報が明らかになってから考察は続いています。その中でもよく考察される正体について挙げていきます。

シルバーズ・レイリーの正体の考察として裏切り者説が出ていました。突然、現れてルフィ達の強力な味方となっていますが、謎が多かったことから敵対する可能性が考えられていたのです。それはルフィに修行をつけた2年後でも、冥王というあの世を支配する存在を連想させる異名があることを理由にルフィ達と敵対する考察もあります。

シルバーズ・レイリーの正体の考察としてジュラキュール・ミホークの父親説も出ていました。二人とも悪魔の実の能力に頼らず剣技で戦うことや髭の形が似ていることが根拠で、シルバーズ・レイリーは76歳（78歳）、ミホークは41歳（43歳）であることから年齢的には問題ないものです。ただ、本編中での関連性は薄く、あくまで推測の域を出ません。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの能力については本編中だと詳しく解説されていませんが、所々でその強さが描かれています。そんな作中で描かれた要素についてまとめていきます。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーは武装色・見聞色・覇王色の3種類の覇気を全て使いこなせる人物であり、ルフィに覇気を教えた師匠です。その3種類の覇気の練度は凄まじいもので、シャボンディ諸島で黄猿と渡り合っていることから、その時点の大将以上の能力があることが窺えます。覇気自体が使うための才能と努力が必要であり、その3種類が全て高水準なのは最強の覇気使いと言えるものです。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーが年老いながらも非常に高い戦闘力を持っていることについて、覇気以外にも悪魔の実の能力があるのではないかと考えられたこともあります。しかし、レイリーは作中でバーソロミュー・くまに飛ばされたルフィを探す際、海を泳いで渡っており、海水が弱点となる悪魔の実の能力者ではない証明になっているのです。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの異名である”冥王”についても能力に紐づけられたものではないかと考察されています。由来としてはVIVRECARD～ONE PIECE図鑑にて、レイリーへ戦いを挑んでしまうと冥府へ送られるという意味で冥王と呼ばるようになったことが明かされており、現役時代の強さが窺えるものです。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーがシャボンディ諸島のオークションで登場した際、自身とケイミーに付けられた天竜人の首輪を爆発する前に取り外す謎の能力を見せていました。そして、ワノ国編においてルフィも首輪を外すことに成功しており、それができた要因が覇気（ワノ国においては流桜）であることが判明しました。つまり、シルバーズ・レイリーがそのレベルの覇気を持っていたことも証明されたのです。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの懸賞金については作中の黄猿の発言から隠居した現在もかけられていることがわかっていますが、具体的な懸賞金については明かされていません。ただ、懸賞金は強さや過去ではなく政府に対する危険度を表すため、実質的に見逃がされているシルバーズ・レイリーの懸賞金はそれほど高くない可能性があります。一方で、ルフィに協力したことで2年後の懸賞金は変わっている可能性もあります。

『ワンピース』のキャラの中にはシルバーズ・レイリーは深い関わりがある人物がいます。そんなシルバーズ・レイリーの関係性について見ていきましょう。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーとゴール・D・ロジャーは単なる副船長と船長という関係だけでなく、昔馴染みかつロジャーから相棒と呼ばれる仲でもあります。青年時代の出会いからロジャー海賊団に入り、共に世界初のランドラインを制覇しました。その後、ロジャー海賊団は解散され、ロジャーは処刑されてしまいますが、直前にロジャーは相棒へ言葉を残しています。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーとモンキー・D・ルフィはシャボンディ諸島の出会いから覇気に関わる師匠と弟子の関係になっています。シルバーズ・レイリーがルフィに興味を持ったのは昔ロジャーも被っていた麦わら帽子を受け継いだ海賊で、言動にも近いものを感じたからでした。対するルフィは2年後の成長に大きく影響を与えられており、時折その教えを思い出しています。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーとシャッキー（シャクヤク）は同じシャボンディ諸島に住んでいる夫婦のような関係です。シャッキーはレイさんと呼んでおり、半同棲とも言える間柄ですが、実際にはシルバーズ・レイリーが他で女を作って遊ぶこともあり、本当の夫婦ではないようです。ただ、お互いに信頼し合う関係であることは窺えます。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーとはっちゃん（ハチ）は命の恩人と助けた側の関係です。20年以上前にシルバーズ・レイリーが海で遭難した際、まだ子供だったはっちゃんが救助したことで一命を取り留めました。その後はシャッキーの店に時々顔を見せ、麦わらの一味との出会いもはっちゃんとの関係性があったことから始まりました。

ここでは『ワンピース』のシルバーズ・レイリーが作中で言ったセリフの中でも明言と呼ばれるものを挙げていきます。長年の経験が詰まった言葉は読者にも刺さるようです。

シルバーズ・レイリーの名言1つ目では「若い芽を摘むんじゃない…これから始まるのだよ!!　彼らの時代は……!!!」です。シャボンディ諸島の黄猿との戦闘時に言っており、ルフィを含めたルーキー達の成長を優先するかっこいいセリフです。

シルバーズ・レイリーの名言2つ目は「今の時代を作れるのは今を生きてる人間だけだよ…………!!」です。麦わらの一味にロジャーのことを少し話した際に言っており、先の若い芽と同じく次世代の期待が込められています。

シルバーズ・レイリーの名言3つ目は「弟子の船出だ よしなに頼むよ…」です。2年後に修行を終えたルフィが旅立つ際、海軍へけん制するために言っており、実際に止めることに成功しています。それと同時に2年間のルフィに施した修行の日々を思い出しており、ルフィを本当に弟子として思う心が窺えます。

アニメ化された『ワンピース』でもシルバーズ・レイリーはシャボンディ諸島編から登場しており、声が付いています。そんなアニメ『ワンピース』におけるシルバーズ・レイリーの声優について見ていきましょう。

アニメ『ワンピース』でシルバーズ・レイリーの声を演じたのは園部啓一さんです。園部さんはアニメ『ワンピース』ではイガラムやマッキンリー、オニグモなど多くのキャラを兼ね役で演じていますが、その中でもシルバーズ・レイリーは落ち着きがありつつも強者としての圧も感じさせる声になっています。

園部啓一さんは東京都出身で、1960年9月16日生まれの男性声優です。現在は81プロデュースに所属しています。声優としてのデビュー1992年で、アニメ・吹き替えでは主に脇役にはなりますが、善悪に限らず様々なキャラクターを演じています。

園部啓一さんの主な出演作品としては『機動戦士Vガンダム』のオリファー・イノエ、『平成イヌ物語バウ』のバウ、『ちびまる子ちゃん』の野口さんのおじいさん、『ロックマンエグゼ』シリーズのマハ・ジャラマ、『ボボボーボ・ボーボボ』のところ天の助、『Yes!プリキュア5』のパパイヤ、『カードファイト!! ヴァンガード』の羊田連太郎などがあります。

ここではシルバーズ・レイリーの世間での評判や人気についてまとめていきます。出番は多くないものの海賊王の右腕としての存在感は読者にも強く残っているようです。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーについてかっこいいもしくは渋いじいさんキャラという部分で人気を集めていました。『ワンピース』では高齢のキャラも珍しくありませんが、その中でもシルバーズ・レイリーはかなり高齢であり、それでもなおルーキーに負けない強さがあるところが好きという人が多数います。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーとルフィの関係性についても好きだという意見がありました。ルフィには憧れや尊敬する存在が複数いますが、その中でも実際に修行をつけて貰った師匠と弟子の関係は唯一無二になっています。

『ワンピース』のシルバーズ・レイリーの声については、『ワンピース』の他キャラや他作品のキャラと同じ声と言うことに驚く意見が見られました。シルバーズ・レイリーが渋くてかっこいい声であることから他とのギャップがより感じられるようです。

『ワンピース』の”冥王”シルバーズ・レイリーは単行本の3巻から存在があり、実際にシャボンディ諸島で名前が明かされた後はルフィに覇気を教える重要な存在になっていきました。未だに覇気の全貌や懸賞金は明らかになっていませんが、その強さや関係性は多くの人気を集めています。今後も新たな情報が出てくる可能性があるので、『ワンピース』を見る際はシルバーズ・レイリーにも注目してみてください。