【ワンピース】ゲルズは新巨兵海賊団の船医！人物像やリンリンとの関係も

ゲルズとは、『ワンピース』に登場する海賊の1人です。巨人の国であるエルバフ出身の巨人族の女性で、現在ではハイルディンが船長を務めている新巨兵海賊団の船医をしています。ここではゲルズのプロフィールや『ワンピース』のあらすじなどを紹介していきましょう。

『ワンピース』のゲルズは、エルバフ出身の巨人族の女性です。プラチナブロンドの長い髪を一部おさげにしており、大きな斧を武器にしています。作中ではエルバフに住んでいた少女時代から登場しており、シャーロット・リンリンとも交流があったことが描かれています。故郷を失った後は傭兵として働いていたようですが、幼馴染であるハイルディンが船長を務めている新巨兵海賊団の船医を務めるようになりました。

『ワンピース』のゲルズは巨人族の女性であるため、外見は20代半ばに見える美女です。しかし実年齢は75歳であるため、人間であれば老婆の年齢となっています。巨人族の寿命は300歳前後であることから、実年齢が75歳であっても人間に換算するとまだ25歳相当の若者となっています。

『ワンピース（ONE PIECE）』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載している尾田栄一郎さんによる少年漫画です。主人公のモンキー・D・ルフィは海賊王を目指して仲間とともに冒険する海洋冒険ロマン作品となっており、世界的な人気を誇ります。現在、単行本は106巻まで発売しており、国内累計発行部数は4億1000万部を突破しています。日本国内での多数の出版関係の最高記録を保持しており、同じ作者の単一のコミックシリーズの最高記録として現在ギネス記録を更新中です。

世界は、多くの猛者たちが海賊王「ゴール・D・ロジャー」の遺した財宝を手に入れるため、海での覇権を争う大海賊時代を迎えていました。フーシャ村で暮らす少年・ルフィは、海賊王を目指して旅に出ます。ルフィの元にはさまざまな仲間達が集まり、ルフィは船員たちと共に「麦わらの一味」として名前を知られる存在になっていくのでした。そしてマリンフォード頂上戦争という戦いから2年後、それぞれ修行を終えた仲間たちは再集合し、最後の海「新世界」へと突入します。

『ワンピース』に登場するゲルズは、一見して20代半ばに見える巨人族の美女です。少女時代は心優しい少女でしたが、成長してからは傭兵として活躍していた経歴を持つため、戦士としても高い実力を備えていると推測できます。ここでは『ワンピース』のゲルズの人物像や能力などを紹介していきましょう。

『ワンピース』のゲルズは新巨兵海賊団に加入するまでは、バギーズデリバリーの傭兵として働いていました。そのため、戦士としての戦闘能力も高いと考察できます。作中での戦闘シーンはないため具体的な能力や強さは不明ですが、武器として巨大な斧を携えています。

『ワンピース』のゲルズはエルバフ出身であり、エルバフには孤児院「羊の家」がありました。ゲルズは羊の家の主催であるカルメルを慕っていたため、羊の家で暮らしている子供達とも交流がありました。また、当時羊の家で暮らしていた5歳のシャーロット・リンリン（ビッグ・マム）のことも、彼女の怪力を怖がりながらも邪険にせず、「リンリンちゃん」と呼んで仲良くしていたようです。

リンリンにとっても、ゲルズは一番仲の良かった友達でした。しかし冬至祭での断食の際に、ゲルズが「セムラ」という、断食前の美味しいお菓子の存在を教えてしまったことから、セムラを食べたリンリンは食い患いを発症してしまいます。さらにリンリンが村を破壊し、エルバフの英雄に致命傷を与えてしまったことから、リンリンは村を離れることになります。そしてそれ以降、ゲルズとリンリンは疎遠になってしまいました。

『ワンピース』のゲルズはハイルディンとは幼馴染の関係性です。故郷を失ってからは傭兵として働いていましたが、ハイルディンがルーキー海賊として新巨兵海賊団を結成した際には、彼の仲間になっています。それ以降は船医として仕事に従事しているようです。

『ワンピース』のゲルズは作中では脇役のポジションのキャラクターとなっていますが、さまざまなキャラクターと関りがあります。脇役であっても緻密な人間関係が構築されている点も、『ワンピース』という作品の魅力です。ここでは『ワンピース』のゲルズと関係するその他のキャラを紹介していきましょう。

ゲルズに関係するキャラとして、かつてエルバフで「羊の家」を主催していた「マザー・カルメル」が挙げられます。カルメルは身寄りのない子供達を引き取って育てていたことから、聖母と呼ばれていた人物です。しかし実際には子供達を政府に売り飛ばしており、怪力を持つリンリンのことも売り渡すつもりでした。リンリンが暴走して以降、行方不明になっています。

ゲルズに関係するキャラとして、「スタンセン」が挙げられます。スタンセンは新巨兵海賊団の船大工を務めているキャラクターで、ハイルディンとは幼馴染です。そのため、ゲルズとも幼馴染の関係となっています。シャボンディ諸島で奴隷として売り出されていましたが、麦わらの一味によって解放されてからはバギーズデリバリーで傭兵として働き、その後は新巨兵海賊団に加入しました。

ゲルズに関係するキャラとして、「ロード」が挙げられます。ロードは新巨兵海賊団の航海士を務めているキャラクターです。リンリンが暴走した62年前の冬至祭の少し前に生まれました。大人になってからはバギーズデリバリーで傭兵として働き、ハイルディンが組織した新巨兵海賊団に加入しました。

ゲルズに関係するキャラとして、「ゴールドバーグ」が挙げられます。ゴールドバーグは新巨兵海賊団のコックを務めているキャラクターで、ロードと同様に62年前のエルバフでの冬至祭の少し前に生まれました。ゴールドバーグもバギーズデリバリーで傭兵として働いていましたが、脱退し、新巨兵海賊団に加入しました。

『ワンピース』は連載開始の2年後の1999年からフジテレビ系でテレビアニメが放送されています。ゲルズもアニメで登場しており、作中ではセリフもあります。ここではテレビアニメ『ワンピース』でゲルズの声を担当している声優を紹介していきましょう。

テレビアニメ『ワンピース』でゲルズの声を担当しているのは「桑谷夏子（くわたになつこ）」さんです。桑谷夏子さんは『涼宮ハルヒの憂鬱』の「朝倉涼子」や『ローゼンメイデン』の「翠星石」などの多数の人気キャラクターを演じた経歴のある声優です。ここでは桑谷夏子さんについて紹介します。

桑谷夏子さんの主な出演作品としては、『シスター・プリンセス（可憐）』、『ローゼンメイデン（翠星石）』、『魔法先生ネギま！（綾瀬夕映）』、『涼宮ハルヒの憂鬱（朝倉涼子）』、『LAST EXILE（アリスティア・アグリュー）』、『戦国BASARA（かすが）』などがあります。

X（旧Twitter）上には、『ワンピース』のキャラクターの中でもゲルズが好きとコメントしている人が多数確認できました。また、ゲルズが好きという読者の中には、「ゲルズちゃん、単体でもCPでpixivにイラストがない」と嘆いている人もいます。

X（旧Twitter）上には、『週刊少年ジャンプ』での『ワンピース』の扉絵になっていたゲルズに関してコメントしている人がいました。ゲルズは幼少期にリンリンの暴走によって食べられたと考えていたようですが、無事に生きていたため、「実はビッグマムは人喰いはしてない説が出てきた」ともコメントしています。

X（旧Twitter）上には、「大人ゲルズちゃん楽しみだわ」とコメントしている人がいました。ゲルズは少女時代から可愛らしく、大人になっても美人に成長しているため、アニメでの登場にも期待していた人が多いようです。

『ワンピース』のゲルズは、新巨兵海賊団の船医を務めている巨人族の女性です。傭兵として活躍していたことから、高い能力を持っていると推測できます。幼馴染だったハイルディンが海賊団を組織したことから、傭兵を辞めて船医として加入することになりました。少女時代にはリンリンとも仲の良い友達でしたが、ゲルズがセムラの美味しさを伝えてしまったことがリンリンの暴走に繋がります。ゲルズに興味が湧いた人は、ぜひ『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。