【ワンピース】ギアサード(ギア3)はルフィの技!能力や強さを徹底紹介
ギアサード(ギア3)は、ワンピースの主人公ルフィが使う技の一つです。ルフィは悪魔の実の一つ「ゴムゴムの実」の能力者で、ワンピース作中ではその能力を活かし戦っています。ギアサードもその能力から生まれたもので、本記事ではその強さや能力について紹介します。
目次
【ワンピース】ルフィとは?
ルフィのプロフィール
モンキー・D・ルフィは、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れ海賊王になることを夢見る少年です。ルフィは悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、体がゴムのように変化する特殊能力を持っています。戦闘では、その能力を活かした格闘術と多種多彩な技を駆使しています。その中でもギアセカンド(ギア2)、ギアサード(ギア3)、ギアフォース(ギア4)、ギアフィフス(ギア5)などのギアシリーズはルフィの代名詞となっており、敵に対して猛威を振るっています。
ワンピースの概要
ワンピースは、週刊少年ジャンプに20年以上にわたって連載されている長期連載作品です。2023年10月現在では単行本106巻まで発行され、累計発行部数は全世界で5億1000万部を誇り、ギネス世界記録に認定されています。ワンピースはアニメ化・映画化もされていますが、特に「FILMシリーズ」以降は大きな人気を誇っており、最新の「FILMRED」は邦画歴代5位となる興行収入197億円を記録しています。
ワンピースのあらすじ
主人公である少年ルフィは海賊王になるため、様々な個性的なメンバーを仲間に入れて海賊「麦わらの一味」を結成し、海を冒険しています。その過程で様々な強敵達と渡り合い、七武海などの大物海賊を打ち破り悪名を挙げていきました。そして遂に世界最強と言われる四皇「百獣のカイドウ」を破り四皇の一角に数えられる程に成長し、夢である海賊王に大きく近づきました。
【ワンピース】ギアサードとは?能力や強さを考察
ギアサード(ギア3)とは?
ギアサード(ギア3)はルフィのゴムゴムの実の能力から編み出した技・戦法の一つで、自分の手の指から骨に空気を送り込み、骨を中心に自分の体を巨大化させます。ルフィは全身ゴム人間のため骨もゴムであり、空気を送り込まれた体の一部は巨人族並みの大きさにまで巨大化し、「骨風船」と呼ばれています。
ギアサードの初登場は何話?
ワンピースの作中でギアサード(ギア3)が初登場したのはエニエスロビー編が収録されている単行本42巻421話(アニメ304話)です。場面としては、世界政府直下の諜報機関であるサイファーポール・ナンバー9(CP9)の最強エージェント、ロブ・ルッチと戦っている時でした。
ギアサードの能力や強さ
ギアサード(ギア3)では骨に空気を送り込み体を巨大化させますが、巨大化させた体の一部(骨風船)は非常に硬度が高く、銃弾程度であれば難なく弾き返します。また、巨大かつ高硬度の体躯から繰り出す攻撃は非常に破壊力があり、軍艦や建物などの巨大なものを粉々に破壊するほどです。実際にルフィのギア3による攻撃を受けたルッチも大ダメージを受けていました。
ギアサードの副作用やデメリット
ギアサード(ギア3)による攻撃技は非常に強力ですが、体躯を巨大化させるが故にルフィ本来の俊敏性が失われるデメリットがあります。また、ギア3を解除した後は巨大化していた時間と同じくらいの時間、体が二頭身程度の小人サイズまで小さくなる副作用もありました。ルッチとの戦闘では、実際にこれらのデメリット・副作用により攻撃を受けたり窮地に陥っていました。なお、2年間の修行で、体が小さくなる副作用は克服しています。
【ワンピース】ギアサードの技一覧
技①ゴムゴムの巨人の銃
ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)は、ギアサード(ギア3)で巨大化させた腕で繰り出すパンチで、ゴムゴムの銃(ピストル)の強化版です。パンチというシンプルな攻撃ですが威力は絶大で、ワンピースの作中では建物の一部を粉々に破壊し、ルッチに大ダメージを与えていました。
技②ゴムゴムの象銃
ゴムゴムの象銃(エレファントガン)は、武装色の覇気を纏わせ硬化した巨大な腕から放つパンチで、ゴムゴムの銃(ピストル)や巨人の銃(ギガントピストル)の強化版です。作中では、魚人島に行く航路の海中でクラーケンという巨大タコにこの技を繰り出しましたが、海中で威力が落ちているにもかかわらず船の何十倍も巨大なクラーケンを一撃で倒しており、その凄まじい威力がうかがえます。
技③ゴムゴムの象銃乱打
ゴムゴムの象銃乱打(エレファントガトリング)は、エレファントガンを連続で何十・何百発も繰り出す技で、ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)の強化版です。ただでさえ一発で強力なエレファントガンを無数に繰り出す強力な技であり、ワンピースの作中では魚人島の巨大方舟・ノアを粉々に破壊する寸前までいきました。
技④ゴムゴムの雷将象銃
ゴムゴムの雷将像銃(トールエレファントガン)は、ルフィ自身が上空に跳び上がり、上から撃ちおろすゴムゴムの象銃(エレファントガン)のことです。作中では、ドレスローザ編のコリーダ・コロシアムにて、ドン・チンジャオ相手に繰り出しKOしています。技名にあるトールは北欧神話に登場する雷神のことです。
技⑤ゴムゴムの灰熊銃
ゴムゴムの灰熊銃(グリズリーマグナム)は、ギアサード(ギア3)+武装色硬化状態で放つゴムゴムの巨人のバズーカ(ギガントバズーカ)の強化版です。作中ではこの技でシーザー・クラウンをKOしたり、ピーカの巨大な石像の顔を粉々に破壊しています。ただでさえ強力なゴムゴムのギガントバズーカの強化版であるため、その威力も絶大なものでした。
技⑥ゴムゴムの巨人の斧
ゴムゴムの巨人の斧(ギガントアックス)はゴムゴムの戦斧(オノ)の強化版の技で、ワンピース作中ではロブ・ルッチ戦で初登場しました。技自体はルッチにかわされて不発でしたが、この技によって巨大な軍艦を真っ二つにしており、その威力・破壊力は十分に示していました。
技⑦ゴムゴムの巨人の鞭
ゴムゴムの巨人の鞭(ギガントウィップ)は、ゴムゴムの鞭(ムチ)の強化版です。ワンピース作中では、ルッチ戦で初登場しましたが、攻撃自体はルッチに難なく回避され、逆に隙を突かれてルフィはルッチから手痛いダメージを喰らっていました。
技⑧ゴムゴムの巨人のバズーカ
ゴムゴムの巨人のバズーカ(ギガントバズーカ)はゴムゴムのバズーカの強化版です。ワンピース作中での初登場はスリラーバーク編で、ルフィの影を入れられゾンビとして復活した古代巨人族・オーズにとどめを刺す際に使用しました。その威力は凄まじく、通常の巨人族より何倍も巨大なオーズの背骨を粉々に砕き、完全に行動不能にしてしまうほどでした。
技⑨ゴムゴムの巨人の回転弾
ゴムゴムの巨人の回転弾(ギガントライフル)は、ワンピースの作中ではシャボンディ諸島編や頂上戦争編などで登場した、ゴムゴムの回転弾(ライフル)の強化版となる技です。ルフィはこの技をシャボンディ諸島ではパシフィスタに対し、頂上戦争編では巨人族の海軍将校に対して使用し、それぞれこのギガントライフルの一撃でパシフィスタと巨人を倒しています。
技⑩ゴムゴムの巨人のスタンプ
ゴムゴムの巨人のスタンプ(ギガントスタンプ)は、ルフィの蹴り技の一つであるゴムゴムのスタンプの強化版です。ワンピース作中での使用はそれほど多くないものの、インペルダウン編ではMr.3と連携し、監獄署長マゼランの巨大な毒攻撃を押し返す活躍を見せました。
技⑪ゴムゴムの巨人のJET砲弾
ゴムゴムの巨人のJET砲弾(ギガントJETシェル)は、ギアサード(ギア3)状態でのゴムゴムの風船+ギアセカンド(ギア2)の重ね掛けによって繰り出す大技です。ギア3の破壊力+ギア2のスピードが組み合わさった強力な攻撃技であり、作中では七武海ゲッコー・モリアに対し繰り出し大ダメージを与えていました。ただし、ギア3とギア2の重ね掛けは体への負担は極めて大きく、ルフィはギアを解除した後すぐ気絶し戦闘不能になっていました。
技⑫ゴムゴムの巨人の風船
ゴムゴムの巨人の風船(ギガントフーセン)は、ギアサード(ギア3)の骨風船を胴体に集中させて繰り出すゴムゴムの風船の強化技です。ワンピース作中では、エースを守るために海軍元帥・センゴクのパンチを防ぐ際に使用しました。
【ワンピース】ギアサード以外のギアを解説
ギア2とは?
ギアセカンド(ギア2)は、血管をポンプのように収縮させて血流を加速させることで身体能力を強化する技です。ギア2発動時は血流加速の影響で体温が上昇し、全身から蒸気が噴き出す蒸気機関のような状態になります。この状態のルフィはパワー・スピードともに大幅に強化されますが、血流加速により全身の血管や臓器に負担が掛かり、体力を激しく消耗します。新世界編では、修行前よりも素早くギア2を発動することが出来るようになり、体への負担も低減させています。
ギア4とは?
ギアフォース(ギア4)は2年間の修行で会得した技で、骨に空気を送り込み「骨風船」を作るギアサード(ギア3)とは異なり、筋肉に空気を送り込み「筋肉風船」を作り出し身体能力を強化します。筋肉を膨らませることで身体能力が強化されることに加え、全身に常時武装色の覇気を纏わせることでゴムの弾力性と武装色の硬度の両立を実現させ、ゴムゴムの実の能力の斬撃に弱いという弱点を無効化させることが出来ます。
ギア4の形態はかなりの強さであり、ワンピース作中では七武海ドフラミンゴやビッグマム海賊団の将星カタクリ(懸賞金10億5700万ベリー)をも打ち破っています。しかし、覇気の使用量が非常に大きいため、ギア4の形態は短時間しか維持できず、しかもギア4が時間切れで解除された後は10分間も覇気を使用できなくなるという非常に大きなデメリットもあります。
ギア5とは?
ギアフィフス(ギア5)は、ゴムそのものの体質を持ち、人々を笑顔にしたと伝えられる太陽の神「ニカ」を宿した形態です。ゴムゴムの実の真の名称は「ヒトヒトの実モデル太陽の神ニカ」であり、能力が覚醒することで真の姿(ギア5)を現すものでした。ギア5の形態では、能力者(ルフィ)は常に笑みを浮かべ笑っており、非常にふざけた戦い方をしますが、その実力は桁外れの強さであり、ワノ国最終決戦では四皇カイドウを破り、ルフィは新たな四皇として君臨しました。
【ワンピース】ギアサードに対する世間での評判や人気
ワンピースの読者には、ギア3の副作用で小さくなってしまったルフィを可愛く思う人もいるようです。このチビルフィ形態が初登場したのはエニエスロビーでの戦闘中というシリアスな場面でしたが、その中でコミカルな見た目をしたチビルフィを可愛く思った人もいるようです。
今のギア4やギア5以上にギア2やギア3を好む読者もいるようです。ギア2やギア3は、ワンピースの作中で始めて登場したルフィの強化形態であり、それに対し愛着を感じる読者もいるようです。
また、ギア2とギア3への愛着が強く、最新のギア4やギア5の形態を好まない読者もいるようです。ギア4や5はギア2やギア3でできたことが殆どでき、なおかつ能力も大幅に強化された形態ですが、それによってギア2やギア3の登場が減っており、そのことを嘆いてこのような気持ちになる読者もいるようです。
【ワンピース】ギアサードはルフィのかっこいい技だった
本記事では、ルフィが使うギアサードの能力や強さなどについて紹介しました。ルフィはゴムゴムの実=ヒトヒトの実モデルニカの能力により多種多彩な技を駆使しています。特にギアの能力は様々なデメリットを抱えているものの、その強さは凄まじく、ワンピース作中では四皇カイドウを破って新たな四皇の一角として君臨し、海賊王に大きく近づきました。
この記事のライター
tera_yuuki56
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