【ワンピース】ルフィの所有する覇王色覇気とは?能力や持ち主を一覧で紹介
ワンピースにて地獄のような修行を経て覇王色の覇気が覚醒するまでに成長したルフィ。そんなルフィの使用する覇王色の覇気とは具体的にどういったものなのでしょうか?本記事では覇王色の覇気について解説すると共に、使用できるキャラ、カイドウ戦での覚醒について紹介します。
目次
【ワンピース】覇王色の覇気とは
ワンピースに登場する覇王色の覇気についてまとめていきますが、それに先立ってまずはワンピースという作品についておさらいをしていきます。国民的人気漫画として台頭しているワンピースですが、中には名前とちょっとのキャラしか知らないという方もいることでしょう。ワンピースという作品について詳しく解説していきます。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって連載されている漫画作品です。掲載誌は週刊少年ジャンプでありジャンルは海賊を題材にしたファンタジーバトルものです。主人公ルフィのお気楽ながら誰よりも仲間思いな性格がドラマを生み出していくと、とても感動的な物語だと話題を呼び瞬く間に大人気漫画の仲間入りを果たしました。累計発行部数は国内最高の4億部を突破しておりギネス記録にも登録されています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世のすべてを手にした海賊王ゴールド・ロジャー。彼はひとつなぎの大秘宝『ワンピース』をどこかに置いてきたと言うと、その言葉が世界中の海賊たちを海へと駆り立てました。ゴムゴムの実を食べゴム人間になったモンキー・D・ルフィもワンピースを探しに海に出た1人でした。彼はワンピースの在り処を探りながら仲間を集め果てしない大海原の冒険へ立ち向かっていきます。
覇気には3つの種類がある
ここからは3つある覇気の種類についてそれぞれ解説していきます。覇気の種類は武装色、見聞色、覇王色の3つに分けられており、それぞれ『〇〇色の覇気』という呼び方をします。全人類の中に潜んでいる隠された力としてワンピース上では扱われていますが、いずれも厳しい修行を重ねなければ覚醒、進化させることができません。
武装色
見えない鎧を身に纏う感覚に近い覇気と定義されており、身体の一部を硬化させたり武器に纏わせ強くすることができます。武装色の覇気を使えば悪魔の実の能力者の実体を捉え攻撃を通すことも可能になり、自然系への有効な対抗策にもなります。効果時間や覇気の質は使用する人によって変化し、基本的に強者であるほど時間も質も高水準のものになります。
見聞色
相手の感情や気配をより強く感じることができる覇気と定義されており、目に見えない相手の気配を察知したり生物の心の声を聞き思考を読むことができるようになります。熟練の使い手であればその人の過去を見ることも可能で、その人の内なる力量や弱点を見破ることが。更に極めた人に至っては未来予知を行うことまでできるようになります。
覇王色
相手を威圧する覇気という定義がされており威圧感や殺気を放つだけで敵を気絶させることすら可能な覇気です。覇王色だけは異質な覇気と呼ばれており、数百人に1人しか素質を持たないとされています。その希少さから『王の資質』とも呼ばれており、武装色と併用して使えば天災を呼び起こすような力にまで効果が増幅します。
覇王色の覇気を使えるキャラ一覧
ここからは覇王色の覇気を使えるキャラを一覧にしてまとめていきます。バトル漫画であるワンピースは戦闘力の高いキャラクターが数多く登場しています。その上20年以上も続いている長寿作品であることも相まって、数百人に1人という覇王色でも一挙に並べてみると意外と多くの人数が揃いました。
ルフィ
ルフィはワンピースの主人公であり麦わら海賊団の船長です。初めて覇王色の覇気を使ったのはシャボンディ諸島編で、危機的状況になった途端に無意識に発動しています。その後、義兄であるエース救えなかったことから力をつけようと決意すると、レイリーから2年間の修行をつけてもらい覇気を自在に操れるようになります。魚人島編では5万の敵に囲まれた状況で覇気を使用しすべての敵を気絶させました。
ゾロ
ルフィの右腕とも呼ばれる剣士のゾロはワノ国にて覇王色の覇気の片鱗を見せています。カイドウの攻撃から身を挺してルフィを助けに入るシーンがあると、その後ゾロは渾身の一撃をお見舞いします。そこでカイドウは思わずひるんでしまうと、ゾロの攻撃に覇王色の気配を感じていたのです。それまでゾロは武装色しか使っていませんでしたがワノ国編にてゾロは覇王色も会得していた可能性が浮上しました。
カイドウとの戦いで覚醒?
それまで覇王色を使えるとは一言も言っていなかったゾロでしたが、カイドウとの戦いで発動したものが意図的なものだったのか、それとも無意識なものだったのかはまだはっきりしていません。読者の間でも議論の的になっているゾロの覇王色ですが、それまで傷痕がついた左目が開眼するのではと噂も立っており、ゾロは既に覇王色に覚醒していて自覚していると予想する人の方が多いようです。
エース
ルフィの義理の兄であり海賊王の血を引いている火拳の男エース。彼は幼少期の頃に覇王色の覇気を使用しておりブルージャム海賊団にルフィが殺されそうになった瞬間に発動しています。少年の頃から使用できていたことから海賊王の血を強く引いていることを示しています。非常に人気のあるキャラクターではありますが、その後マリンフォード編にて命を落とす結果となってしまい覇王色の覇気を使うシーンが描かれることは叶いませんでした。
シャンクス
赤髪海賊団の船長で四皇の1人でもあるシャンクスは、作中で誰よりも先に覇気を使用した人物です。それも使用したのは単行本1巻の第1話。海に溺れ巨大魚に食べられそうになったルフィを助けるために覇気を使っていました。当時はまだ覇気の存在が説明されていなかったため殺気か何かで巨大魚を脅かしたような描写でしたが、物語の進行によりシャンクスの存在が明かされていくとそれが覇王色の覇気だったと証明されました。
レイリー
元ロジャー海賊団副船長で冥王とも呼ばれているレイリー。ルフィが天竜人の人身売買からハチとケイミーを助けようとした場面にて初めて登場すると覇王色の覇気を使用し衛兵たち全員を気絶させました。登場から強いインパクトを読者に与えたレイリーはその実力も本物で、海軍大将の黄猿の攻撃を受け止めるなど海賊王の副将だっただけの強さと存在感があります。
白ひげ
白ひげ海賊団船長で最も『ワンピース』に近い男とも言われた伝説の海賊である白ひげ。マリンフォードにて満を持して戦闘シーンが描かれましたが覇王色の覇気を使用している瞬間は描かれませんでした。ただ白ひげが覇王色を使えることは明かされており、それはルフィが初めて覇気を使用した時に白ひげ海賊団15番隊隊長のフォッサが「オヤジと同じ覇王色の」と喋っていました。
ハンコック
九蛇海賊団の船長でかつ王下七武海の1人にも数えられている海賊女帝ハンコック。作中にて直接覇王色の覇気を使用している場面は描かれていませんが、ハンコックも白ひげ同様誰かのセリフから覇王色を持っていることが分かっています。ルフィがアマゾン・リリーにて覇気を使用した時、サンダーソニアが「これを使える人間は姉様以外に見たことがない」と語っています。
ドフラミンゴ
ドンキホーテファミリーの船長で王下七武海の1人に選ばれているドフラミンゴ。悪のカリスマとも呼ばれている彼はルフィと直接対決しておりそこで覇王色同士の衝突などを披露しています。ドフラミンゴは悪魔の実の能力を覚醒段階まで使いこなしている強者の中の強者でした。
チンジャオ
花の国ギャング発砲水軍の第12代棟梁で今は隠居人であるチンジャオ。ドレスローザにてメラメラの実をかけた闘技大会に参加するとそこで覇王色の覇気を使用し他の参加者を気絶させました。その後もルフィと戦うことになると互いに覇王色を発動して衝突しています。かつては5億ベリーの懸賞金をつけられるほどの海賊でそれだけの実力を持っていることが納得できます。
ビックマム
四皇の1人であるビッグマムは非常に冷徹な独裁者で知られています。彼女が覇王色の覇気を使用したのはファイアタンク海賊団のカボネ・ヘッジのセリフで明らかにされています。その時は奇声と共に覇気を発動させ周りにいる船員を気絶させました。いずれルフィとの勝負が予見されていますがそこで覇王色が衝突するかもしれません。
カタクリ
カタクリはビッグマム海賊団の最高戦力3将星の1人でありその3人の中でもカタクリは筆頭でした。ホールケーキアイランドにてルフィと戦っておりそこで覇王色の覇気をぶつけ合った激しい戦闘を繰り広げました。悪魔の実の能力を覚醒させている強者でもあるとその戦いぶりはとても隙がなくルフィを幾度となく追い詰めていました。
キッド
キッド海賊団の船長で最悪の世代の1人であるキッド。シャボンディ諸島ではルフィたちと共闘し覇気を使わずともその実力を読者に見せつけました。新世界編ではカイドウと直接戦っており結果的には敗北してしまいましたが、後にカイドウの口からキッドも覇王色を使っていたと言っています。
センゴク
センゴクは海軍の元元帥であり仏のセンゴク、智将とも呼ばれる海軍を代表する存在です。作中で覇王色の覇気を使ったことはなくその存在を誰かがほのめかすようなこともないのですが、『VIVRE CARD~ONEPIECE図鑑~STARTER SET vol.2』にて使えることが明らかにされました。白ひげやロジャーと対等に渡り合えたとされていることから覇王色を使えていてもおかしくないでしょう。
バレット
バレットとは劇場版映画に登場したオリジナルキャラです。登場作品は第14作目の「ONEPIECE STAMPEDE」。ロジャーを越えるために海賊になったバレットはロジャーが処刑されてしまうと目標を失ってしまい、代わりの目標として四皇や海軍将校を倒し最強を名乗って海賊王と名乗ろうとしていました。作中では脅威的なまでの覇気を纏いルフィやその他の海賊たちを制圧しようとしていました。
カイドウ
カイドウは今の時代の海賊の中で最強と呼び声の高い海賊です。百獣のカイドウとも呼ばれている彼もやはり覇王色を使用することができ、ルフィとの戦闘で雷鳴八卦という黒い雷を発生させるとそれこそが覇王色の覇気を纏った攻撃でした。カイドウは最強を名乗る海賊に覇王色はつきものであることを示したキャラとも言えるでしょう。
光月おでん
モモの助の父親でありワノ国の九里の大大名である光月おでん。白ひげを魅了しロジャーが惚れた男でもある彼は作中で覇気を使ったところが描かれたわけではなく、酒天丸がルフィの覇王色を見た際に発した「おでん様と同じ術」というセリフから使えることが判明しています。かつては白ひげ海賊団の2番隊隊長だったおでんはそこで実力を培っていたのかもしれません。
ロジャー
この世のすべてを手にした男ロジャー。海賊王として名を馳せた彼は海賊たちの間では伝説と呼ばれておりグランドラインの最果てに唯一たどり着いた海賊です。前にも後でもそこにたどり着いた海賊団はロジャー海賊団だけでありそれだけで相当の実力を持っていることが分かります。覇王色に関する情報は劇場作品フィルムZの小説版にてロジャーが使用したと書かれています。
覇王色の覇気を使えそうなキャラ一覧
ここからは実際に作中などで公開されてなくとも覇王色の覇気を使えるであろうキャラクターを一覧にしてまとめていきます。20年以上も連載を続けているワンピースには数えきれないほどのキャラクターが登場しており、1人1人に設定が煮詰まっていると読者の間でも覇王色の覇気を使えそうなキャラの推察で盛り上がっています。ここではそこで出てきた予想を元に最も可能性のあるキャラをピックアップして紹介していきます。
ガープ
海軍本部中将でありルフィの祖父でもあるガープ。ガープは海賊王ロジャーと何度か戦った経験があり海軍の英雄とも呼ばれている強者です。ロジャーと渡り合えるほどであれば覇王色を使えていてもおかしくないですし、孫であるルフィが実際に覚醒していることから同じ血を持っているガープもその潜在能力があるだろうと推察されています。
ドラゴン
革命軍の総司令官であるドラゴンは、本名がモンキー・D・ドラゴンとルフィの実の父親です。上述したガープ同様覇王色を使っているルフィの血筋であることが根拠の1つであり、その他にも革命軍として世界中でクーデターを起こし政府からは世界最悪の犯罪者の烙印をつけられており相当な手練れであることが予想できます。未だ謎に包まれたドラゴンですが今後の展開で過去や能力が明かされるのを多くのファンが期待しています。
サボ
ドラゴン率いる革命軍の参謀総長のサボ。ルフィの義理の兄弟としても知られておりお気楽で自由人かつお人よしな性格でファンからの人気も高いキャラクターです。革命軍ではNo.2の実力者と語られており戦闘時にも武器の鉄パイプと自身の腕に武装色の覇気を纏って戦いその実力を証明していました。現状苦戦を強いられた場面はなく、まだ本当の実力を隠しているのではと考察されています。
ティーチ
四皇の1人であるティーチは黒ひげと言うとピンと来る人もいるでしょう。黒ひげ海賊団船長でヤミヤミの実とグラグラの実の両方の能力を1つの身に宿している異例の存在である彼は、最強と呼ばれた白ひげと対を成す存在として描かれておりそれだけの実力があることが予想されています。作品のラスボス候補の1人にも数えられておりその内側にどれだけの強さを隠しているのか期待されているキャラクターです。
モモの助
モモの助はワノ国編にてその正体が光月おでんの跡取りであり本名も光月モモの助であることが明かされました。おでんと同じ血筋であることもそうですが、ロジャーやルフィと同じく万物の声を聞くことができたり、覇王色の定義が王の資質であり次代の王になることが決まっているところと共通点があることなどが根拠として挙げられています。今後の展開次第では初めて覇王色に覚醒する瞬間が描かれる存在になるかもしれません。
ルフィの覇王色の覇気に対する世間での評判や人気
これまで覇王色の覇気について使用できるキャラや既に覚醒してるであろうキャラなどをまとめてきました。いずれも強者の絶対条件と言わんばかりに備わっていた能力でしたが、ルフィやその他のキャラたちが覇王色の覇気を使えることに世間ではどういった感想が語られているのでしょうか?ここではルフィやゾロたちの覇王色に対する世間での評判や人気を見ていきます。
覇王色の覇気は作中でも圧倒的な力として描かれており威圧や殺気のみで敵を気絶させるという強さがカッコイイと評判になっていました。覇王色を受けて立っていられるのも同じく強者でなければならないというところも高評価で、不思議な力でありながらも少年漫画としてのロマンを追求したような存在は大変人気です。
ワノ国編にてゾロが覇王色に覚醒したのかどうかについても大きな話題となっていました。元々ルフィの右腕として活躍しておりクール系で武闘派なことからキャラ人気もあったゾロでしたが、そこに覇王色もついてくるとなると驚嘆するファンが多かったそうです。
覇王色の覇気を持つ2人が同時に発動すると覇王色の衝突が発生します。その衝突は威力が拮抗していれば空気の押し問答のようにぶつかり合い、場合によっては天地を揺るがすほどのものになります。実際に空に浮かぶ雲が地上にいる2人を中心に真っ二つに分かたれた場面が描かれているとそれがカッコイイと思う読者が続出しました。
覇王色の覇気は数百万人に1人しか会得できない
覇王色の覇気は幾千万もの敵を一瞬で気絶させることができる超能力で真の強者にしか使用できないものでした。気迫だけで敵を圧倒するような光景は王の資質と呼ばれるに相応しく、それを扱えるルフィやカイドウたちがカッコイイと言われるのも納得です。覇王色は新世界編以降の戦闘シーンの代名詞になっており、ゾロのように覚醒する場面が訪れる可能性もあるので今後の展開に期待です。
この記事のライター
zeile
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