【ワンピース】ルフィの夢の果てのヒントとは？聞いたときの反応も紹介

『ワンピース』のルフィは物語の初期から海賊王になるために冒険していると描写されていましたが、その海賊王になった後に叶えたい”夢の果て”が存在することが明らかになっています。そんな『ワンピース』のルフィについて、まずはプロフィールを紹介します。

『ワンピース』のモンキー・D・ルフィは、東の海出身で5月5日うまれの17歳（2年後の世界で19歳）の少年で、麦わらの一味の船長かつ最悪の世代の1人、現四皇の1人です。祖父に海軍のガープ、父に革命軍のドラゴンがおり、ポートガス・D・エースとサボは盃を交わした義兄弟になっています。また、育ての親はガープの知人である山賊のカーリー・ダダンでした。

『ONE PIECE（ワンピース）』は、作者・尾田栄一郎先生が1977年から『週刊少年ジャンプ』に連載中の少年漫画です。2023年2月時点で単行本が104巻まで刊行され、ジャンプの中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に次いで長期間の連載になっています。日本のみならず海外でも人気を集め、コミックスとしてギネス世界記録に認定されるなど、世界的に有名な漫画です。

モンキー・D・ルフィは、海賊王になる目標を掲げる少年で、小さい頃に悪魔の実を食べたことで体がゴムのような性質を持っていました。そんなルフィは様々な街に訪れて、そこで起こっている事件を解決しながら、仲間を増やしていきました。麦わらの一味と呼ばれるようになったルフィ達は、様々な困難に立ち向かいながら、かつての海賊王・ロジャーが遺したとされる”ひとつなぎの大秘宝”を目指していきます。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、マリンフォード頂上戦争編中のエースの最期や戦争後の過去回想で存在がほのめかされており、ワノ国編が終わった台1060話に麦わらの一味全員に明かしています。そんな『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いた時の各キャラの反応とそこから考えられる考察を紹介します。

『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いて笑ったキャラは、幼少期に聞いたシャンクスとサボ、麦わらの一味として聞かされたサンジ、ブルック、ジンベエでした。いずれのキャラを笑い泣きしており、ジンベエについては他人事ではないという反応を見せていました。

『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いて驚き・戸惑ったキャラは、幼少期に聞いたエース、麦わらの一味として聞いたゾロ、ナミ、ウソップ、ロビンでした。どちらかといえば現実的な視点を持つメンツで、ウソップはかなり否定気味な反応を見せる一方で、ナミはルフィらしいと称していました。そして、エースは死に際に、ルフィの夢の果てを見てみたかったこと、ルフィなら必ず夢を叶えられると言っています。

『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いて喜んだキャラは、チョッパーとフランキーでした。笑いに近い反応ですが、チョッパーに関してはいいなとかなり喜んでおり、フランキーも最高と言っています。それに加えて、フランキーは海賊王くらいにならなければ叶えられないような夢だとも言っています。

『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いて泣いたキャラはヤマトでした。ルフィから直接聞いたのではなく、エースがワノ国編を訪れてつい言ってしまったという状況でしたが、ヤマトは一度驚きつつも、おでんが遺した手記の中に書かれた海賊王と同じ夢だと知って涙していました。笑い泣きしていたキャラは他にもいましたが、ヤマトは感動の方が前面に出ています。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、エースとサボと過ごした7歳の時に初めて口にしたものであり、そのことから子どもが憧れるような内容ではないかと予想されています。ルフィはどこか子どもっぽい部分があり、少年のロマンがわかるサンジやチョッパー、フランキーが良い反応で、ナミがルフィらしいと称しているところからも子どもじみた夢である可能性が高いと考察されているのです。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、エースが最期に見れない事を悔やんでいたことから、誰もが見てみたいものではないかという予想もあります。最初こそ唖然としたエースですが、ヤマトに話した際はルフィの夢に対して笑わないようにと言って応援する姿勢を見せています。そのことから、少なくとも私利私欲の願いではなく、周りを巻き込んでも良いような夢である可能性が高いと考えられています。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、フランキーが海賊王になってからようやく叶えられるかもしれないと口にしています。そして、ルフィの夢の果てがかつての海賊王であるロジャーが同じことを言っており、それが叶えられたか定かではないことから、海賊王レベルの富や名声でも叶えられない可能性があると推測されます。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、ズバリそのものは言及されていませんが、各キャラの反応や作中の描写からヒントになりそうなシーンは多数出ています。そんなヒントを元にした予想を紹介します。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、宇宙に向かうことではないかという予想があります。子どもが憧れる夢の1つで、夢の果てを聞いた後のフランキーが、最終目的地であるラフテルには行けてしまうと発言したことをヒントに、ルフィの目指す場所が現状の海賊船や技術では行けない場所と考えることもできます。ただ、扉絵連載においてエネルが宇宙に到達しているため、現状叶えられる可能性は高い夢です。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、世界中の人で大宴会をすることではないかという予想もあります。麦わらの一味は大きな戦いが終わった後に、いつも宴を開いており、ルフィが仲間を集めている時にコックや音楽家を加入させることを重視していました。その他にも周りのキャラから麦わらの一味がどこでも宴にしてしまう雰囲気があるというヒントから、ルフィその輪を全世界に広げたいのではないかと考察されているのです。

『ワンピース』のルフィの夢の果ては、世界を買うことだという予想もあります。初期の方で出会ったガイモンとの会話がヒントと言われており、ワンピースを見つけた際は世界を買ってしまえという発言に同意する返事を返しています。ワンピースが莫大な財宝でも世界を買うには足りない可能性もあることからフランキーのヒントとも繋がりがあり、買った上で何か大きなことをするという考察も出ています。

『ワンピース』のルフィの夢の果ての大きなヒントとして、生前の海賊王ロジャーが言った「あの言葉」があります。そんな『ワンピース』のロジャーの「あの言葉」について紹介します。

『ワンピース』のルフィの夢の果てを聞いた者の中で、シャンクスとヤマトは海賊王のロジャーが言った「あの言葉」と同じであると示唆するシーンがあります。「あの言葉」についても何と言ったのか明かされていませんが、かつてロジャー海賊団に所属していたシャンクスが同じだと言って、元副船長のレイリーに話していることから、夢の果てと「あの言葉」が同じであるのはほぼ確定だと考察されています。

『ワンピース』のロジャーの「あの言葉」は、ルフィの夢の果てと同じように他キャラが聞いた時の反応が描かれています。その相手は”白ひげ”エドワード・ニューゲートと光月おでんで、喜々として言ったロジャーに対して2人は困惑した反応を見せています。この反応は幼少期のルフィがエースとサボに夢の果てを聞かれた時の反応とそっくりであり、そこからも同じである可能性が高いと予想できます。

『ワンピース』のロジャーの「あの言葉」が叶ったかどうかについては、シャンクスやレイリーからは言及されていません。ルフィの夢の果てが途方もないものだとしたら、海賊王になったロジャーでも叶えられなかった可能性があります。ただ、ロジャーの「あの言葉」を聞いたおでんは、ロジャーの生き様を賞賛するような台詞があり、このことから叶えていた可能性もゼロではないと予想できます。

ここでは『ワンピース』のルフィの夢の果てについて世間での評判や人気を紹介します。『ワンピース』が最終章の突入と共に明かされたルフィの夢の果てですが、作中のキャラと同様に読者やファンから様々な反応が出ていました。

『ワンピース』のルフィの夢の果てについて、麦わらの一味が様々な反応を見せた点が面白かったという感想が出ていました。仲間であってもそれぞれ反応が違うのは、麦わらの一味らしい空気で、そこで敢えて読者には明かさないのも色々想像できて楽しいという人もいました。

『ワンピース』のルフィの夢の果てに関する予想は、人によって千差万別な意見が出ていました。ヒントから考えても予想は難しいと感じる人も多いですが、世界規模で何かを起こそうとするという予想が多くなっています。

『ワンピース』のルフィの夢の果てとロジャーの「あの言葉」が同じである点について、エースとの繋がりから感傷的になる人もいました。義兄弟であるルフィとエースですが、エースの父親であるロジャーとルフィの夢が同じであると考えると、親の夢を肯定していたことになります。そのような関係性も含めてルフィとロジャーがどんな夢を抱いているのか、気になる人は多いようです。

『ワンピース』のルフィがワノ国編が終わった直後に麦わらの一味へ語った”夢の果て”は、幼少期にシャンクスやエース、サボに語っており、かつてロジャーが語った「あの言葉」と同じ内容であると言われています。しかし、各キャラの反応や台詞のヒントからでは答えはわからない状態です。ここまでのヒントを元に考察しながら原作漫画で明かされる時を待ちましょう。