【ワンピース】クロコダイルの弱みとは?イワンコフとの関係についても
元王下七武海クロコダイル。強い悪魔の実の能力を持つ冷酷な人物ですが、完璧に見えるクロコダイルにも実は弱みがありました。その弱みとはイワンコフが知っている模様で、様々な憶測がされています。この記事ではクロコダイルの弱みとイワンコフの関係について考察します。
目次
クロコダイルとは?
クロコダイルは、ワンピース「アラバスタ編」に登場した元王下七武海、バロックワークスの元社長です。ロギア系悪魔の実「スナスナの実」の能力者で、自らの身体を砂に変化させたり、触れた物の水分を吸収し干からびさせてしまう驚異的な能力を持っています。アラバスタ王国に眠る古代兵器・プルトンを手中に収め国を乗っ取り軍事国家を築こうと画策しますが、麦わらの一味により阻止され、大監獄インペルダウンへ投獄されました。その後脱獄に成功し、ルフィと共に頂上戦争へ参加しています。
クロコダイルのプロフィール
- 本名:クロコダイル
- 異名:サー・クロコダイル、砂漠の王
- コードネーム:Mr.0
- 年齢:44歳→46歳
- 身長:253㎝
- 懸賞金:元8800万ベリー
- 肩書:元王下七武海
- 所属:秘密犯罪組織会社「バロックワークス」元社長
- 悪魔の実:スナスナの実
- 覇気:不明
- 出身地:偉大なる航路
- 誕生日:9月5日
- 星座:おとめ座
- 好きな食べ物:ワニ肉、トマト
- 嫌いな食べ物:ケチャップ
- 声優:大友龍三郎
ワンピースの概要
ワンピースは、週刊少年ジャンプにて連載中の国民的人気漫画です。大航海時代が物語の舞台となっており、「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」と呼ばれる世界一の宝を巡り、海賊達が鎬を削るアクションバトル漫画です。現在連載25周年を迎え、2022年夏にはシャンクスの娘が主人公の劇場版が公開される予定であり、ワンピース熱が世間を席巻しています。
ワンピースのあらすじ
主人公のルフィは友人である赤髪海賊団・シャンクスに憧れ、自らも海賊になる夢を持ちます。シャンクスの船にあった「ゴムゴムの実」を食べた事により、脅威のゴム人間となってしまいますが、実はこのゴムゴムの実に大きな秘密があり、ワンピース世界への核心へと物語が進みだしています。作者の尾田先生がワンピースが最終章に入ったと声明を出した事により、今後の展開について熱い議論がされています。
クロコダイルの弱みやイワンコフとの関係
ワンピース「アラバスタ編」で圧倒的な「スナスナの実」の能力により麦わらの一味を苦しめたクロコダイル。王下七武海、秘密犯罪組織の元社長として冷酷で頭の切れる一面を見せた彼ですが、実は弱みがあるとの噂があります。そしてその弱みを知っているとされるのが、大監獄・インペルダウンで登場したイワンコフです。クロコダイルの弱みとは一体何なのか、弱みを握るとされるイワンコフとの関係を考察していきます。
イワンコフはクロコダイルの弱みを握っている
投獄された義兄・エースを助けるべくルフィは大監獄インペルダウンへと潜入します。そこで再開したのがアラバスタでの一件で元王下七武海の称号を剥奪されたクロコダイルでした。クロコダイルとイワンコフは旧知の仲らしく、イワンコフはクロコダイルに「こいつの弱みを知っている」と発言しています。その言葉を聞いたクロコダイルは取り乱し焦ったような様子で描かれていました。一体、どんな弱みをイワンコフは握っているのでしょうか?
クロコダイルとイワンコフの出会い
大監獄・インペルダウンで遭遇したクロコダイルとイワンコフですが、出会いはクロコダイルがルーキーだった時代に遡ります。投獄時のクロコダイルの年齢は44歳ですから、2人の関係は20年以上も前からの仲だと言う事が分かります。詳細は不明ですが、その際に何かしらの因縁があり、クロコダイルは弱みを握られた可能性があります。
クロコダイルの弱みとは?
元王下七武海、犯罪組織バロックワークスの社長でもあったクロコダイル。裏で静かにアラバスタを手中に収めようとしていたクロコダイルの能力や手腕、優秀な頭脳を考えると、そう易々と自分の弱みを握られる様な人物には見えません。そんなクロコダイルがイワンコフに握られた弱みとは一体何だったのでしょうか?後述に考察していきます。
イワンコフの能力で男性になった?
イワンコフは「ホルホルの実」と呼ばれる悪魔の実の能力者で、人体を内側から変化させてしまう人体のエンジニアであり、人間の性別を変える事も容易い事がインペルダウン編で判明しています。過去にクロコダイルは女性であり、イワンコフの能力によって男性に変化したという噂があります。プライドの高いクロコダイルの事ですから、女性から男性になった過去をルフィに知られたくないと言うのも可能性としては有り得ます。よって男性になった過去がクロコダイルの弱みとも考えられます。
クロコダイルはゲイだった?
イワンコフが握っている弱みとは、クロコダイルが同性愛者(ゲイ)である事ではないかという予想です。前述では女性から男性になる事をイワンコフに願ったのではないかと考察しましたが、今回はその逆で、同性愛者だからこそ、イワンコフに女性にして貰いたかったのではと考察します。しかし、現在のクロコダイルの姿は男性のままなので、ルーキー時代に会ったイワンコフにその願いを断られた可能性があります。
クロコダイルの元女性説の理由や過去を考察
イワンコフが知るというクロコダイルの弱み。その弱みとは、クロコダイルが女性だったという噂が起因するものなのでしょうか?クロコダイルの元女性説やその理由、過去のエピソードと一緒に考察します。
元女性説の理由①ピアス
クロコダイルは右耳にピアスを付けていますが、男性は左の耳に、女性は右耳に付けるのが一般的と言われており、その証拠に、ゾロは左耳にピアスを付けています。男性である筈のクロコダイルが右耳にピアスを付けている理由を考えると、元々女性だった頃の名残があるからという考察が出来ます。
元女性説の理由②扉絵のタイトル
ワンピース「ワノ国編」での938話での扉絵が、クロコダイルの砂で砂遊びをする小鳥たち、という何ともほのぼのとした扉絵になっています。そのタイトルは’’女の秘密’’となっており、ここでのエピソードはゾロが助けた女性が、実は光月モモの助の妹・光月日和だったという秘密が明かされます。確かに女性の秘密ではありましたが、わざわざクロコダイルを扉絵に持ってくるのも意味深な気がします。
元女性説の理由③BAROQUE WORKSに隠された意味
クロコダイルが結成した秘密犯罪組織「バロックワークス」。実はこのバロックワークスの名前にもクロコダイルが元女性だったのではないかと言われる理由があります。バロックワークスの「バロック」には「歪んだ真珠」という意味があり、真珠は女性、純潔の象徴です。女性、歪んでいるという意味を考えると、元々女性だったが、男性の身体に変わった状態を指しているとも解釈出来ます。
元女性説の理由④子供の頃の姿
クロコダイルの子供の頃の姿は、黒髪にワンレンの短髪で、腰にピストルを下げて手を組んでいる姿が描かれていました。その表情は生意気そうですが、中性的な顔立ちをしています。また、大人の頃と違い、体格も華奢で女性の様にも見えます。
元女性説の理由⑤白ひげに憧れを抱いていた?
クロコダイルと白ひげの関係には旧怨があり、ワンピース「頂上戦争編」では過去の決着を付ける為か、白ひげの首を狙おうと戦争に参加します。しかし、最強と呼ばれた白ひげがスクワードの凶刃に掛かった際、クロコダイルは今までに無い程感情を爆発させました。いつも冷静なクロコダイルがここまで感情を露わにするとは、白ひげを恨む気持ちだけでなく好意や憧れがあったのではないかと言われています。
元女性説の理由⑥ルーキー時代の素顔が不明?
ワンピースストロングワールド0巻にて、ローグタウンにて降りしきる雨の中、海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑を目にする王下七武海の面々が描かれています。しかし、クロコダイル以外の七武海はしっかり表情が見えるのに対し、何故かクロコダイルだけは後ろ姿で表情が見えません。クロコダイルだけ不自然な描かれ方をしている事から、ルーキー時代は女性だったのではないか?と推測されています。
クロコダイルの頂上決戦での活躍や白ひげとの関係
ワンピース「頂上戦争編」で大活躍したクロコダイル。白ひげが赤犬の策略に陥りスクワードに刺された際、クロコダイルは珍しく感情を露わにしていました。過去にクロコダイルと白ひげの間に何があったのか?クロコダイルの頂上戦争での活躍や白ひげとの関係を考察していきます。
クロコダイルが白ひげに負けた過去
クロコダイルはルーキー時代、白ひげに挑んで敗北した過去があります。クロコダイルは若かりし頃から強く、20歳前半で七武海に加入する程の実力者でした。彼は海賊王になるという夢を持っていた為、’’ワンピースに一番近い男’’と呼ばれる白ひげに挑戦したのかも知れません。その敗北が原因かは不明ですが、その後クロコダイルは大人しくなり、アラバスタに眠る古代兵器プルトンに目を付けるのです。
クロコダイルの頂上決戦での活躍
クロコダイルは怨恨関係にある白ひげの首を討ち取ろうとしますが、最強であった筈の白ひげがスクワードに刺された時、クロコダイルの感情が爆発します。「そんな弱い男に負けた覚えはねえぞ」と叫び、ここからクロコダイルは白ひげを守る事に徹底します。自分と同等か格上である猛者・鷹の目のミホークやドフラミンゴ、赤犬と戦い健闘しますが、遂に白ひげは頂上戦争で戦死してしまいます。
クロコダイルは白ひげにあこがれていた?
前述しましたが、クロコダイルは白ひげに恨みを抱きながらも憧れていたのではないか、という一説です。白ひげがスクワードに刺された時、クロコダイルの中で信じていた「最強の男白ひげ」という事実が揺らいだ事や、長い間宿敵関係にあった存在が死ぬかもしれないという現実から、「そんな弱い男に負けた覚えはない」と鼓舞する様なセリフが出たのかもしれません。この事から、クロコダイルは怨恨だけでなく「尊敬」や「憧れ」の感情もあったのではないかと考察します。
クロコダイルに対する世間での評判や人気
元王下七武海、そしてバロックワークスの元社長であり能力、頭脳ともに優れた悪役・クロコダイル。物語が進むにつれ、アラバスタ編で見せた冷酷で傲慢な一面は鳴りを潜め、彼の新たな一面も見られています。そんなクロコダイルの世間での評判や人気について紹介していきます。
アラバスタ編で初登場した時と、2年後に登場した時では随分クロコダイルの印象は違って見えます。今後もクロコダイルの様々な一面を見せてくれる事に期待です。
クロコダイルは強力なスナスナの実の能力者であり、用意周到にアラバスタを手中に収めようとしていた頭脳は、悪役の中でもピカイチのカリスマ性を放っています。そんな彼の魅力に惹かれる読者も多く見られました。
クロコダイルが悪役ながら人気がある理由について述べている意見も見られました。クロコダイルは敵キャラクター人気ランキングでは2位にランクインする等、悪役の中でも一目置く存在です。
クロコダイルの弱みは元女性説が有力とされていた
イワンコフが知るクロコダイルの弱みは、元女性説が有力ではないかという考察でした。弱み等なさそうなクロコダイルですが、本当に女性だったとしたら素晴らしい伏線の張り方です。今後物語の展開から真実が明かされる日は来るのでしょうか?クロコダイルの再登場が待たれます。
この記事のライター
木戸里香
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