【ナルト】登場人物を一覧で紹介!主要キャラの相関図や名前の由来も
忍者とファンタジーを融合させた大人気漫画『ナルト』。個性的な忍術や独特な世界観が世界的にも受け入れられている本作品は、魅力的な登場人物とそれぞれの相関図が豊富なことでも有名です。本記事ではナルトの登場人物を一覧でまとめていきます。
目次
【ナルト】とは?
ナルトの登場人物について見ていく前に、まずはナルトという作品についてまとめていきます。ナルトを描いた作者の情報や作品の概要、あらすじなどを見ていき本作のおさらいをしていきましょう。
ナルト(NARUTO)の作者
ナルトを手掛けた作者は岸本斉史先生です。1974年11月8日の岡山県生まれ。性別は男性で1996年から漫画家活動を始めています。幼い頃から絵への関心が強く、中学生時代に映画『AKIRA』のポスターを見つけた時に火がついたと語っており、この真っすぐな人間性が主人公のうずまきナルトにも表れていると言われています。
ナルト(NARUTO)の概要
ナルトは岸本斉史によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。忍の生きる世界を題材にしたバトルアクションもので、忍術を使った巧みな戦闘描写や主人公と仲間の友情や家族の絆をテーマにしたストーリーが多くのファンに評価されています。1999年から2014年にかけて連載が続けられ、全世界の累計発行部数は2億5000万部を突破しました。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
体内に九尾の妖狐を封印されたうずまきナルト。彼は忍アカデミーの中では落ちこぼれの問題児でしたが、将来は里一番の火影になりたいと願っていました。その努力を影でしていたことを評価され、晴れて下忍になったナルト。彼ははたけカカシが率いる第七班に配属されると、そこで出会った仲間と共に数々の試練を乗り越えることになります。
【ナルト】登場人物のプロフィールや能力一覧~第七班~
ここからは第七班のプロフィールや能力をまとめていきます。第七班は主人公とその仲間たちによって構成されている部隊であり、作中で最も登場頻度が高いキャラクターたちです。作中でも特に成長が描かれたキャラクターたちであり、ファンからの人気も高いです。
登場人物一覧①うずまきナルト
うずまきナルトはナルトの主人公です。誕生部は10月10日、年齢は12歳→16歳、血液型B型、負けず嫌いでかつ目立ちたがり屋な性格をしています。得意な忍術は影分身の術や螺旋丸など。物語が進んでいくと仙人モードや九尾チャクラモードなどを会得していきました。口癖の「だってばよ」はナルトの代名詞にもなっています。
登場人物一覧②はたけカカシ
はたけカカシは第七班担当の教官です。誕生日は9月15日、年齢は26歳→30歳、血液型O型、異名として写輪眼のカカシ、コピー忍者と呼ばれています。子どもの年齢にして上忍まで昇進した実力派な忍であり、ナルトやサスケたち下忍を指導する教師を務めています。得意忍術は写輪眼や雷切です。
登場人物一覧③うちはサスケ
うちはサスケはナルトの親友でありライバル関係でもあります。誕生日は7月23日、年齢は13歳→16歳、血液型AB型、普段はクールですが時々強がりな性格を見せます。忍者学校を首席で卒業するほどの才能を持っており、火遁や雷遁、口寄せの術といった基本忍術はほとんど会得しており、千鳥はサスケの代表的な忍術として知られています。
登場人物一覧④春野サクラ
春野サクラは第七班唯一のくノ一です。誕生日は3月28日、年齢は12歳→16歳、血液型O型、物語初期では自分本位な性格が目立っていましたが成長するにつれ穏やかな性格になっていきました。また、かなりの努力家で成績優等生でもあり、精密なチャクラコントロールを活かした医療忍術や百豪の術を得意としています。
【ナルト】登場人物のプロフィールや能力一覧~木ノ葉~
ここからは木ノ葉隠れの里のプロフィールや能力をまとめていきます。木ノ葉隠れの里はうずまきナルトの故郷であり、物語の序盤から後半まで常に描かれている里です。そこにはうずまきナルトの同期やストーリーに深く関係してくるキャラクターたちが登場しています。
登場人物一覧①猿飛アスマ
猿飛アスマは第十班の担当上忍です。常に煙草をくわえていおり、ははたけカカシに見劣りしない実力を持っています。三代目火影の猿飛ヒルゼンの実の息子であり、その忍術の才能は精鋭部隊『守護忍十二士』に選ばれるほどでした。
登場人物一覧②奈良シカマル
奈良シカマルは第十班に所属している奈良一族の少年です。「めんどくせぇ」が口癖の怠惰な性格ですが、知能テストではIQ200を超えるほどの切れ者です。奈良一族秘伝の影真似の術を得意としており戦い方もとても頭脳派なのが特徴。また、里から迫害されていたナルトに疑問を抱いていた数少ない理解者でもあります。
登場人物一覧③山中いの
山中いのは第十班の紅一点です。山中一族に伝わる心転身の術を得意にしており、敵や動物の肉体の精神に入り込み操ることができます。サクラとはアカデミー時代に知り合った関係であり誰よりも大事にしている友達です。試験では互いに好敵手として認めており、度々サクラとの共闘、もしくは対戦しています。
登場人物一覧④秋道チョウジ
秋道チョウジは第十班所属で秋道一族の1人です。秋道一族に伝わる倍化の術によって身体を巨大化させることができます。普段はおっとりとした性格ですが、「デブ」と言われるとすぐに怒りを露わにします。その割には自身の口から「ぽっちゃり系忍者」と自称しており、さほどコンプレックスに感じてはいないそうです。
登場人物一覧⑤マイト・ガイ
マイト・ガイは第三班の担当上忍です。カカシとは同期で一方的に永遠のライバルだと思っています。どのナルトキャラクターに比べても感情表現が豊かで非常に涙脆い性格をしていますが、冷静や判断力を持っていたりと上忍らしいところもあります。忍術が苦手な分体術に長けており、八門遁甲の術はマダラから評価されるほど強力です。
登場人物一覧⑥ロック・リー
ロック・リーは第三班所属のガイの愛弟子です。ガイとそっくりな髪型をしており勤勉で熱血的な性格をしています。忍術と幻術の才能がなかった代わりにガイの指導から体術を極め、八門遁甲禁術の蓮華や酒に酔いながら繰り出す酔拳など、高等体術で戦うのが得意な忍です。
登場人物一覧⑦日向ネジ
日向ネジは日向一族の分家出身の少年です。日向一族の血継限界の白眼を受け継いでおり、それを利用した柔拳を駆使した近接戦闘を得意としています。忍として才能を持って生まれましたが、従妹のヒナタとわだかまりの過去が影響して自分よりも劣っていると思った人には見下すような態度を取ります。
登場人物一覧⑧テンテン
テンテンは第三班に所属しているくノ一です。チャイナ服とお団子頭が特徴的で、巻物から忍具や暗器を口寄せして戦います。第三班のまとめ役であり少々世話焼きな性格。無茶しがちなリーのブレーキ役にもなることも多いです。個人的に綱手に対する憧れが強く、医療忍術の他に飲酒や博打に挑戦しています。
登場人物一覧⑨サイ
サイは木ノ葉隠れ里の暗部養成機関『根』の所属している忍です。年齢はナルトたちより1つ上で、コミュニケーションが下手なところから度々サスケに似ていると言われます。得意な能力は忍法・超獣偽画で、描いた絵を実体化させて操ることができます。
登場人物一覧⑩ヤマト
ヤマトは第二部から第七班に配属された忍です。ヘッドギアが特徴的で普段は温和ですが、時折厳しい対応を見せることがあります。木遁を活かした特殊な封印術を使うことができ、ナルトの九尾の力の暴走を止めるためのストッパーとして第七班に配属されました。
登場人物一覧⑪夕日紅
夕日紅は第八班の担当教官です。木ノ葉隠れでもトップの幻術使いで、アスマとは恋人関係を築いています。指導者として厳しい性格をしていますが、その裏では1人ひとりの成長をしっかり見定めようとする思いやりがあり、ひたむきに努力する人には何があろうと味方になろうとします。
登場人物一覧⑫犬塚キバ
犬塚キバは第八班所属の犬塚一族の少年です。頬に赤い逆三角形のペイントをしているのが特徴的。気性が荒くもリーダー気質があり、引っ込み思案なシノとヒナタをしっかり引っ張っていく仲間思いな一面があります。嗅覚と野生の勘に優れており、忍犬の赤丸との連携を得意としています。
登場人物一覧⑬油女シノ
油女シノは第八班に所属している油女一族の少年です。寡黙で物静かな性格であり「なぜなら~」と回りくどい話し方が特徴的です。蟲使いの一族から継承した奇壊蟲を自在に操る能力を得意としており、攻撃や防御、捕縛に治癒など、奇壊蟲1つで様々な戦闘方法を展開できます。
登場人物一覧⑭日向ヒナタ
日向ヒナタは日向一族のくノ一です。白眼と体術・柔拳の使い手で高い戦闘能力を秘めていますが、内気な性格なため戦うことがあまり好きではありません。幼少期の頃から家族に認められない環境に置かれ、孤独で消極的な生活を強いられてきましたが、自分と似た境遇のナルトとの出会いに心を動かされ次第に恋心を抱くようになります。
登場人物一覧⑮エビス
エビスは特別上忍であり家庭教師でもある忍です。サングラスがトレードマークでとても自信家です。初めは九尾の妖狐が封印されているナルトを敵対視していましたが、木ノ葉丸の一件から彼を認めるようになり馴染んでいきました。
登場人物一覧⑯猿飛木ノ葉丸
猿飛木ノ葉丸は三代目火影のヒルゼンの孫です。青いスカーフを常に巻いており「~コレ」という個性的な口癖をしています。火影の孫として扱われることに不満を持っており、周囲の人に反抗的な態度を見せていましたが、初めて自然に接してくれたナルトをきっかけに次第に心を開くようになります。
登場人物一覧⑰モエギ
風祭モエギは木ノ葉丸軍団の1人で、非常に活発的で明るい性格をしたくノ一です。ナルトとは師弟のような関係を築いており、前向きな姿勢を見習ってリーダーと呼び慕っています。第二部では下忍となり木ノ葉丸とよくコンビで動いています。
登場人物一覧⑱ウドン
ウドンは木ノ葉丸軍団の1人です。本名は伊勢ウドン。眼鏡をかけて呆けたような顔をしているのが特徴的で、木ノ葉丸たちと同様にナルトのことを強く信頼しています。第二部になって下忍になり、忍として順当な成長を見せています。
登場人物一覧⑲リン
リンは医療忍術に長けているくノ一です。本名はのはらリン。オビトから好意を寄せられていますが、本人はカカシに想いを寄せています。その2人とは基本的にスリーマンセルで行動を共にする仲でした。
登場人物一覧⑳千手柱間
千手柱間は初代火影であり木ノ葉隠れの里を創設した1人でもあります。木遁忍術の才能が桁外れであり、当時の忍界では『最強の忍』『忍の神』とまで呼ばれていました。本編では死亡したキャラクターとして扱われていますが、穢土転生によって甦りを果たします。
登場人物一覧㉑千手扉間
千手扉間は二代目火影であり忍者アカデミーや木ノ葉警務部隊を創設した張本人です。千手柱間とは兄弟関係にあり、兄とは違い水遁の術や時空間忍術に秀でていました。目的のために熱量を持って挑む性格で猿飛ヒルゼンを弟子にしたことがあります。
登場人物一覧㉒猿飛ヒルゼン
猿飛ヒルゼンは三代目火影です。二代目火影の千手扉間とは師弟関係でありアスマの実の父親にあたります。木ノ葉の里に存在する全ての忍術が使える最強の忍で、指導能力もかなり高く発案したカリキュラムは今でも採用されているほどです。ナルトの良き理解者でもありますが、ムッツリスケベな一面もあります。
登場人物一覧㉓波風ミナト
波風ミナトは四代目火影で自来也の弟子、カカシの師匠、うずまきナルトの実の父親にあたる人物です。現役時代は木ノ葉の黄色い閃光と謳われた天才忍者で、第三次忍界大戦などで戦果を残しています。
登場人物一覧㉔綱手
綱手は五代目火影であり、初代火影の千手柱間の初孫にあたります。ナルト本編において現役の火影として登場しており、伝説の忍の紅一点として周囲に知られています。得意な能力は医療忍術であり、百豪の術で溜めたチャクラを解放して発動する創造再生の術は瀕死レベルの傷をも完治できます。
登場人物一覧㉕シズネ
シズネは綱手の秘書を担当している上忍です。黒髪に黒基調の装いが特徴的。綱手が信頼している数少ないくノ一の1人であり、使用する高等な医療忍術も綱手から教わったものです。驚いた時には「あひぃー」と変な叫び声をあげる癖があり、感情表現が分かりやすい性格をしています。戦闘時には毒系の術と暗器を組み合わせて戦います。
登場人物一覧㉖油女シビ
油女シビは木ノ葉隠れの里の上忍です。シノの実の父親であり、毒煙にやられたシノを治療したことがあります。どんな時でも冷静でいられる性格で、ペイン襲撃時には息子と共に小南と対峙しました。
登場人物一覧㉗秋道チョウザ
秋道チョウザは秋道一族の15代目です。チョウジの実の父親であり息子以上の食いしん坊。全身を肥大化できる倍化の術を得意としており、ペイン襲撃時には息子とカカシによる3人の共闘シーンが描かれました。
登場人物一覧㉘奈良シカク
奈良シカクは木ノ葉隠れの里の上忍でシカマルの父、ヨシノの夫にあたります。若い頃はチョウザといのいちと共に『フォーメーション猪・鹿・蝶』として行動を共にしていました。将棋で相手を圧倒できるほどの頭脳派であり、影縛りの術や影首縛りの術を得意としています。
登場人物一覧㉙山中いのいち
山中いのいちは山中一族の1人です。一族に伝わる心転身の術を得意としており人や動物の精神に入り込んで自由に操れます。第四次忍界大戦では情報部隊隊長に任命され全部隊の通信報告を担当しました。
登場人物一覧㉚自来也
自来也は伝説の三忍の1人でナルトの師匠にして名付け親でもあります。白い長髪と目元の赤い隈が特徴的で、背中に巨大な巻物を背負っています。大蛇丸や綱手とは同期で修行時代は三代目火影ヒルゼンの下で修業していました。また、ナルトの得意技である螺旋丸を教えた張本人でもあります。
登場人物一覧㉛志村ダンゾウ
志村ダンゾウは木ノ葉の暗部養成部門『根』の創設者です。顎に残った傷と右目につけた眼帯、常に杖をついて歩いているのが特徴的で、里を守るためなら汚い手段でも厭わないような強い自我を持っています。写輪眼の消費と引き換えに禁術のイザナギを使用することができます。
登場人物一覧㉜うずまきクシナ
うずまきクシナは波風ミナトの妻でありナルトの母親です。幼い頃は少年のようにお転婆で、語尾に「ってばね」とつけるのが口癖になっています。母親としては愛情深い人柄をしており、九尾の封印の器にしてしまったことを悔いている様子を見せています。
【ナルト】登場人物のプロフィールや能力一覧~その他の里~
ここからはその他の里出身の登場人物のプロフィールや能力をまとめていきます。初めは木ノ葉隠れの里から始まるナルトですが、物語が進んでいくとその他の里が描かれるようになり、更に多くのキャラクターが登場するようになります。
砂隠れの里の登場人物一覧
砂隠れの里は風の国に位置する隠れ里であり、風影が代々里を治めています。全体的に土地が砂ばかりで資源が少なく困窮な地域ではありますが、その分忍たちの競争力が高く1人1人の実力が高いです。
登場人物①我愛羅
我愛羅は五代目風影を務めている忍です。四代目風影の羅砂の次男でありカンクロウとテマリの弟でもあります。両目の隈と人並みに大きいヒョウタンを背負っているのが特徴的で、周囲の砂を操る能力を持っています。産まれた境遇から冷徹な性格に歪んでしまい、言動も無感情な雰囲気を漂わせています。
登場人物②テマリ
テマリは砂隠れのくノ一で風遁の使い手です。羅砂の長女であり我愛羅とカンクロウの姉にあたります。金髪を4つに分けて縛っているのと背中に大きな扇子を背負っているのが特徴的で、戦闘時にはその扇子で風を起こし忍術と組み合わせて利用します。
登場人物③カンクロウ
カンクロウは砂隠れの里の忍でテマリの弟、我愛羅の兄にあたる人物です。歌舞伎役者のような化粧と「~じゃん」という口癖が特徴的で、傀儡人形を操って戦う能力を持っています。性格は短気気味で挑発に乗りやすく、我愛羅のことも最初は苦手意識を持っていました。
登場人物④バキ
バキは砂隠れの里の上忍です。右頬に化粧を施し左側は布で覆っている中年男性で、里の中の上役を務めています。テマリからは先生と呼ばれ慕われており、知勇兼備の実力者として活躍しています。本編中では主に木ノ葉崩し編にて我愛羅たちと隠密行動をしていました。
登場人物⑤チヨ
チヨは砂隠れの里の相談役で周りからはチヨバアと呼ばれています。同盟国や里と繋がりのある組織と連絡を通すパイプ役としての立ち位置におり、老齢でありながら里の中で随一の傀儡師として知られています。
音隠れの里の登場人物一覧
音隠れの里は大蛇丸によって統括されている隠れ里です。名目上は田の国に治められていますが、その実態はどこにも属さない独立勢力であり、事実上大蛇丸一派と言い換えられます。
登場人物①薬師カブト
薬師カブトは大蛇丸の側近についている医療忍者です。銀色の髪と眼鏡をつけた見た目をしており医療忍術に長けています。表向きは温和でお人好しな性格を見せていますが、その裏では大蛇丸をも凌駕する分析力ですべてを計算し対応していく二面性を持ち合わせています。
登場人物②赤胴ヨロイ
赤胴ヨロイは音隠れの里の忍です。頭巾に黒いレンズをつけているのが特徴的で、大蛇丸の配下の1人に数えられています。チャクラを吸いとる能力を持っており、本編中ではスパイとして木ノ葉隠れの里に潜り込みサスケとの戦闘描写が描かれました。
登場人物③剣ミスミ
剣ミスミは音隠れの里の忍で頭巾に丸眼鏡を装着しています。肉体に特殊な改造を施されており、あらゆる関節を自由につけ外しして腕を自在に曲げたり更に伸ばしたりすることができます。
登場人物④左近と右近
左近と右近は音の五人衆の1人に数えられている忍です。身体が同化しているため基本的に2人で1人の扱いをされています。普段は左近の方が表に現れ活動していますが、ピンチの状態に陥ると右近が目覚めて手助けをします。兄弟揃って残虐な性格をしていますが、左近の方が感情の起伏が激しく言動も乱暴です。
登場人物⑤多由也
多由也は音の五人衆の1人に数えられている忍で通り名は北門の多由也です。赤い長髪に黒帽子がトレードマークで、基本的に口が悪いです。戦闘では魔笛を使って物質化霊を操ったり幻術を発動したり、三匹の怒鬼を口寄せすることもできます。
登場人物⑥鬼童丸
鬼童丸は音の五人衆の1人であり東門の鬼童丸という異名を持っています。「~ぜよ」が口癖で6本の手と額当てに3つの目を持っているのが特徴的です。口から蜘蛛の糸を吐きだすことができ、特殊なチャクラを混ぜた糸は象2頭が引っ張っても切れないほどの強度を誇ります。
登場人物⑦次郎坊
次郎坊は音の五人衆の1人に数えられている忍で南門の次郎坊の異名を持っています。モヒカン頭と肥満な体格が特徴的で、敵のチャクラを吸いとることを食事の一環としています。冷静沈着な性格をしていて多由也の躾け役になっていますが、敵を前にした時は口が悪さが目立ちます。
登場人物⑧君麻呂
君麻呂は音の五人衆のリーダーです。地の君麻呂という通り名を持っており、音の五人衆の中でも最強の存在として恐れられています。幼い頃に一族が滅んだという悲惨な過去があり、拾ってくれた大蛇丸には忠誠を誓っています。本編ではうちはサスケを音隠れに引き入れるための作戦に起用されうずまきナルトと戦闘しています。身体の骨を自由に操る血継限界・屍骨脈は君麻呂だけが使える強力な忍術です。
霧隠れの里の登場人物一覧
霧隠れの里は水の国に位置する隠れ里です。水影と長老によって統括されており、里の周りが山々に囲まれていることから天然の不落要塞と呼ばれています。里には秘密主義が浸透しており、水影に関する情報を知らない忍すら存在するほどです。
登場人物①やぐら
やぐらは三尾の人柱力で四代目水影でもあります。子どものような見た目をしており、年齢は不明なものの厳密には大人とされています。水影として霧隠れの里を恐怖で治めていましたが、その裏にはうちはマダラの存在があり彼に洗脳されていました。
登場人物②照美メイ
照美メイは五代目水影になったくノ一です。ロングの茶髪で右目を隠した美女で、火と水と土のチャクラと熔遁と沸遁という2つの血継限界を有しているという凄腕の忍です。才色兼備な人柄をしていますが、独身であることを気にしており結婚や婚期といった思わせぶりな発言をするとその人に脅しをかけることがあります。
登場人物③青
青は霧隠れの里の上忍です。眼帯で覆い隠した右目に白眼が宿っており、両耳に下げている札には特殊な結界忍術が仕込まれています。霧隠れの中では古株忍者で、若い忍に対して説教くさいことをすることがしばしばありますが、その度にメイに八つ当たりされていつもへこんでいます。
岩隠れの里の登場人物一覧
岩隠れの里は土の国に位置する隠れ里です。代々土影が里を治めており作中ではオオノキがその座についています。岩山が多い土地に作られた里であり、第三次忍界大戦では木ノ葉隠れの忍たちと敵対関係にありました。
登場人物①オオノキ
オオノキは三代目土影で、黒ツチの祖父であり黄ツチの父にあたります。団子のような鼻が特徴的な小柄な老人で、若い頃は両天秤のオオノキと恐れられる存在でした。とても頑固な性格をしており、土遁系忍術を得意としています。
登場人物②赤ツチ
赤ツチは岩隠れの里の上忍です。団子鼻で巨漢、「~ダニ」という口癖が特徴的。岩隠れの忍の中でも歴戦の猛者として知られており、戦闘時には口の中からゴーレムを吐きだし、それを操って戦います。
登場人物③黒ツチ
黒ツチは岩隠れの里の忍でオオノキの孫娘でもあります。黒髪ショートで乱暴な言葉遣いが特徴的で、得意な忍術は水遁系です。抜け忍であるデイダラのことを慕っており、性格もどことなくデイダラに似ています。
雲隠れの里の登場人物一覧
雲隠れの里は雷の国に位置する隠れ里です。雷影によって統括されており、高山や山脈地帯が多い地形をしています。隠れ里の中でも国力が強大なものとして知られており、多種多様な肌色や人種が織り交ざっているのも特徴的です。
登場人物①エー
エーは四代目雷影です。筋トレが趣味で見た目が筋骨隆々、好物もプロテインになっています。里を守るために軍備拡張をしていますがその政策は粗い部分が多く要領の悪さが目立っています。戦闘では雷遁のチャクラを鎧のように纏いパワーを活かしたプロレスのような戦い方をします。
登場人物②キラービー
キラービーはエーの義弟であり八尾・牛鬼を宿した人柱力です。黒い肌と左頬の牛の角、右肩には『鉄』の刺青を入れています。普段からダジャレを交えたラップで話をしており陽気な人物のように見えますが、雷影であるエーの補佐役の立ち位置におり高い分析力を隠し持っています。
登場人物③マブイ
マブイはエーの秘書をしているくノ一です。色黒に青い瞳をしているのが特徴的。物質を光の速さで転送できる術を得意としており、その能力を買われて秘書に任命されています。度々見せるエーとのやり取りでは暑苦しい振る舞いに困惑しがちです。
登場人物④ダルイ
ダルイは雲隠れの里の上忍です。「ダルい」と「すみません」が口癖で性格もめんどくさがり屋。その反面雷影のエーの右腕に数えられるほどの実力者でもあり、雷遁系と水遁系に加え、血継限界の嵐遁を使用することができます。
登場人物⑤モトイ
モトイは雲隠れの里の中忍です。キラービーとは親友関係でしたが小さい頃に起きた事件をきっかけに刃を向け合うほど険悪な関係になっています。そのわだかまりを理解した後に謝罪をすると、キラービーが大して気にしていなかったことを明かされ関係が修復しました。
登場人物⑥サムイ
サムイは雲隠れの里の上忍くノ一です。金髪のボブと色白の肌をした美女であり、小隊長としてオモイとカルイを従えています。任務を的確にこなすクールビューティーであり、正反対の性格をしているオモイとカルイに対して忍者ならもっとクールに、と諭すことも多いです。
登場人物⑦オモイ
オモイは雲隠れの里の中忍です。色黒の肌に銀の短髪という見た目をしており、常にネガティブな思考になってしまうのが特徴的です。エーの指示によってプロテインを買いに行かされるパシリの常連であり、サムイとは小隊の部下という関係であり普段はそこにカルイを含めた3人で活動しています。
登場人物⑧カルイ
カルイは雲隠れの里の中忍くノ一です。サムイの小隊メンバーの1人であり、行動を共にしているオモイとは対照的で常にポジティブ思考です。本編中では敬愛していたキラービーがサスケによって連れ去られたことに、彼に対して憎悪を抱くようになります。
雨隠れの里の登場人物一覧
雨隠れの里は大国に囲まれた小国に位置している隠れ里です。雨が多い気候で忍の衣装もゴーグルやシュノーケルマスクがついていたりしています。国に囲まれていることから戦場になることも多く、晴れが少ないことから花が高級品として扱われているのも特徴的です。
登場人物①弥彦
弥彦は雨隠れの里の忍で暁の創設者でもあります。幼い頃に戦争によって家族を失った戦災孤児であり、自来也に拾われたことで忍の道を歩むようになったという過去を持っています。見た目も性格もうずまきナルトに似ており、前向きで明るい人柄をしています。
登場人物②半蔵
半蔵は雨隠れの里の忍です。かつては雨隠れの里長を務めたことがあり、山椒魚の半蔵と呼ばれ恐れられていました。シュノーケリングマスクをつけた装いが特徴的。鎖鎌を活かした高い戦闘力と、口寄せの術で口寄せした山椒魚のイブセを操れる能力を有しています。
登場人物③シグレとバイウとミダレ
シグレとバイウとミダレはそれぞれ雨隠れの里の下忍です。3人は通称カラ傘組という小隊で行動を共にしており、リーダー的立場にいるのはシグレです。本編中では中忍試験に送り込まれた刺客として登場しましたが、我愛羅に勝負を挑まれ呆気なく敗北してしまいます。
【ナルト】登場人物のプロフィールや能力一覧~暁~
ここからは暁に所属している登場人物のプロフィールや能力をまとめていきます。暁とは10人の忍によって構成された謎の組織で、作中では主にテロリスト組織として描かれていますが、過去には慈善団体と知られていたり構成員が全員抜け忍びであったりと、魅力的な要素を多く持っています。
登場人物一覧①ペイン(長門)
ペインは暁のリーダーを務めている忍です。所属は雨隠れの里で輪廻眼を所有しています。ペインという名前で示しているのは1人の人間ではなく、橙色の髪と金属の棒がピアスのように刺さった輪廻眼を持つ6人の忍、通称ペイン六道によって構成されています。
登場人物一覧②小南
小南は暁の紅一点です。青紫の髪と紙で作った花のコサージュがトレードマーク。戦争孤児だった幼少期に自来也の弟子となり忍の修行を始めたという過去を持っています。また、ペインとは昔からの付き合いであるためペインの仕組みを唯一理解している人物です。
登場人物一覧③うちはイタチ
うちはイタチは木ノ葉隠れの里の抜け忍であり、うちはサスケの実の兄でもあります。うちは一族の中でも随一の幻術使いとして知られていますが、うちは一族の結束に対し『己の器を制約する物』と忌み嫌っていたことから里を抜けています。
登場人物一覧④干柿鬼鮫
干柿鬼鮫は雲隠れの里の抜け忍です。霧の忍刀七人衆の1人に数えられ、雲隠れの怪人、または尾のない尾獣と呼ばれ恐れられています。出身地である水の国では大名殺しとしてその名が知られていますが、その性格は経歴とは裏腹に紳士的で礼儀正しいです。
登場人物一覧⑤デイダラ
デイダラは岩隠れの抜け忍です。年齢が19歳と暁の中で最年少であり、プライドが高く好戦的な性格をしています。芸術は爆発だ、という思想を第一にしており暁に入った理由もその芸術を形にするためでした。
登場人物一覧⑥サソリ
サソリは砂隠れの抜け忍です。砂隠れに所属していた頃は傀儡(くぐつ)の天才造形師と評され、赤砂のサソリという異名をつけられていました。永遠に残る悠久の美こそ芸術という思想を持っており、デイダラとはツーマンセルで動く芸術コンビとして知られています。また、自身の肉体を傀儡に変えているため身体が老けることはなく永遠に歳をとることがありません。
登場人物一覧⑦ゼツ
ゼツは暁に所属している構成員の1人です。左右の体色が異なり黄色い目と緑の髪、そして全身がハエトリグサのようなものに包まれているという人間離れした見た目をしています。草隠れの抜け忍と言われていますが、その正体はある細胞を遣って生み出された人造生命体です。
登場人物一覧⑧飛段
飛段は湯隠れの里の抜け忍です。赤紫の目に銀色の髪をオールバックにした外見をしています。ジャシン教の『汝、隣人を殺戮せよ』という教えをモットーとしており、殺人に一切の躊躇を見せないような人格をしています。
登場人物一覧⑨角都
角都は滝隠れの里の抜け忍です。年齢が91歳とナルトの登場人物の中で最高齢で、初代火影の暗殺任務に失敗したことで里から迫害され、その憎しみから上役の命を奪って里を抜けたという経歴を持っています。普段は冷静沈着ですがトラブルが起こると殺意が起こり仲間に対しても容赦しなくなるという二面性をしています。
登場人物一覧⑩トビ(うちはオビト)
トビは作中で暁に加入した新人です。独特なデザインをした面で顔を隠しているのが特徴的。加入直後はお調子者なキャラを徹底していましたが、その裏でペインたちに裏から指示を出している謎の人物であり、うずまきナルトの両親を殺害した張本人でもあります。
登場人物一覧⑪大蛇丸
大蛇丸は音隠れの里を創設した忍です。出身は木ノ葉の里であり、自来也、綱手と並べて伝説の三忍と呼ばれています。実力は誰もが認めるほどの猛者であり、目的のためにはどんな犠牲も厭わない残虐性を秘めています。また、サスケの才能を未来の自分の器と思っており、事実上の弟子として接しています。
【ナルト】登場人物・主要キャラの相関図や名前の由来
ここからは登場人物・主要キャラの相関図や名前の由来についてまとめていきます。ナルトには数多くのキャラクターが登場していますが、本作の主人公であるうずまきナルトと関わりを持っているキャラが数多く登場しています。ここではその相関図と関係を詳しく紹介します。
ナルトの主要キャラの相関図や関係
キャラクター | 関係 |
---|---|
うずまきナルト | 主人公 |
波風ミナト | 父 |
うずまきクシナ | 母 |
うちはサスケ | 同僚 |
春野サクラ | 同僚 |
サイ | 同僚 |
ヤマト | 同僚 |
奈良シカマル | 同僚 |
はたけカカシ | 師匠 |
自来也 | 師匠 |
うみのイルカ | 師匠 |
長門 | 兄弟子 |
小南 | 姉弟子 |
弥彦 | 兄弟子 |
ナルトのキャラの名前の由来
数多く登場しているナルトのキャラクターたちですが、彼らの名前にはそれぞれ由来があるとされています。ここでは作者が明言したものや公式ファンブックに記載されていた内容、ネット上の考察などをまとめていきます。
第七班のキャラの名前の由来
キャラクター | 由来 |
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うずまきナルト | ラーメンのナルト |
うちはサスケ | 三代目の父、猿飛サスケから |
春野サクラ | 春の桜 |
はたけカカシ | 畑に案山子 |
サイ | 猿飛佐助のライバル、霧隠才蔵の才 |
ヤマト | 大和 |
木ノ葉隠れの里の班のキャラの名前の由来
キャラクター | 由来 |
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奈良シカマル | 鹿と言えば奈良 |
秋道チョウジ | 蝶 |
山中いの | 猪と山の中 |
夕日紅 | 紅色の夕焼け |
犬塚キバ | 犬とキバ |
マイト・ガイ | might=力、実力 |
ロック・リー | ブルース・リー |
テンテン | キョンシーのヒロイン、テンテン |
他の木ノ葉隠れの里のキャラの名前の由来
キャラクター | 由来 |
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千手柱間 | 千手観音と柱 |
千手扉間 | 千手観音と扉 |
猿飛ヒルゼン | 岡山県の蒜山高原から(作者が岡山県出身) |
波風ミナト | 波と風と港 |
綱手 | 縄樹から寺の一部の注連縄から連想 |
自来也 | 児雷也豪傑譚に登場する人物 |
うみのイルカ | 海のイルカ |
他の里のキャラの名前の由来
キャラクター | 由来 |
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我愛羅 | 我を愛する修羅 |
カンクロウ | 中村勘九郎(歌舞伎役者) |
テマリ | 手鞠 |
大蛇丸 | 大蛇 |
薬師カブト | 薬剤師と薬草トリカブト |
照美メイ | TEL ME MY NEED(私の必要性を教えて) |
青 | 五代目をブルーにさせる存在 |
オオノキ | 土の上の大きい木 |
赤ツチ・黒ツチ・黄ツチ | 赤土・黒土・黄土から |
エー | A |
キラービー | B |
雲隠れ忍者 | 熱い・寒い・重い・軽い・怠い |
長門 | ナルトの兄弟子であるため |
小南 | 小南神社 |
半蔵 | 服部半蔵 |
尾獣のキャラの名前の由来
キャラクター | 由来 |
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一尾・守鶴 | 茂林寺の住職の名前 |
二尾・又旅 | マタタビ |
三尾・磯撫 | 西日本に伝わる怪魚 |
四尾・孫悟空 | 西遊記の孫悟空 |
五尾・穆王 | 周朝第5大王に与えられた称号 |
六尾・犀犬 | 中国の地中に潜む妖怪 |
八尾・牛鬼 | 西日本に伝わる妖怪 |
九尾・九喇嘛 | 九本の尾を持つ狐の妖怪 |
ナルトはラーメン漫画になる予定だった?
それぞれのキャラの名前の由来を紹介してきましたが、うずまきナルトだけラーメンの具材が由来になっています。このことについて、実は作者の岸本先生はインタビューで「当初はラーメン漫画を描くつもりだった」と語っています。当時の原稿は編集者によってボツにされたそうですが、そこでの設定が現在知られているナルトに引き継がれているそうです。
【ナルト】登場人物に対する世間での評判や人気
これまでナルトに登場する人物を紹介してきました。1つの作品に対してかなり大勢のキャラクターが登場している本作ですが、この登場人物たちに対してファンたちはどのように思っているのでしょう?ここでは登場人物に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ネットやSNS上ではナルトファン同士がどのキャラが一番好きかという話題で大いに盛り上がっていました。ファンによってそれぞれ好みが異なっていましたが、中でも人気があったのはうずまきナルトやうちはサスケ、うちはイタチや我愛羅といったキャラたちが多く見受けられました。
それぞれ好きなキャラを思い思いに語っている中、暁のデイダラが好きだと語るファンがとても多かったです。実はデイダラの人気はとても高く、ファン投票による人気ランキングではナルトを抑えて3位になったこともあります。
好きなキャラについて語るファンの中には、2人以上のキャラクターをセットで好きだという人もいました。ナルトにはうずまきナルトとうちはサスケのようなコンビ組織が多く、その2人で見せる掛け合いや言動が愛おしいと感じているそうです。
【ナルト】登場人物は魅力的なキャラばかりだった
ナルトのキャラクターたちはそれぞれ独自の個性を持っていたり、つい感情移入してしまう過去を抱いていたりと魅力的なキャラばかりが揃っていました。多くのファンに愛されたナルトのキャラクターたちですが、彼らの今後の活躍は次作の『BORUTO』に描かれているので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
この記事のライター
zeile
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