【ナルト】自来也は最後に死亡する?復活の可能性やペインとの戦いを考察
『NARUTO-ナルト-』に登場する伝説の三忍の一人・自来也は、ペインとの戦いで凄絶な最後を迎えます。本記事では自来也の最後と復活の可能性、そしてペインとの戦いについて考察すると共に、アニメ『NARUTO-ナルト-』で自来也役を務めた声優情報をまとめました。
目次
自来也とは?
『NARUTO-ナルト-』に登場する「自来也」の生き様がファンの間で話題となり、原作が終わった現在でも人気を集めています。そんな自来也とはどんな人物なのでしょうか。先ずは、自来也の人物像に迫ると共に自来也が活躍した『NARUTO-ナルト-』の概要とあらすじについて紹介します。
自来也のプロフィール
- 誕生日:11月11日
- 年齢:50歳→53歳
- 血液型:B型
- 身長:191.2cm
- 体重:87.5kg
- 所属:木の葉隠れの里
自来也は、第三次忍界大戦において同期の大蛇丸や綱手と共に多大な戦果を挙げた、木の葉隠れの「伝説の三忍」の一人です。長い白髪に「油」の文字が書かれている額当てが特徴な自来也は、忍蝦蟇(カエル)と口寄せの契約を結んでいる事から「ガマ仙人」とも呼ばれています。そんな自来也には作家というもう一つの顔があり、カカシの愛読書でもある「イチャイチャシリーズ」は映画化される程の人気作品です。
自来也の性格
「伝説の三忍」の一人である自来也ですが、下忍時代は無鉄砲な性格で師匠であったヒルゼンが仕掛けた分かりやすい罠にもすぐ引っ掛かる劣等生でした。しかし、日々努力を重ね火遁や土遁、そして仙術までも習得した努力家でもあります。そんな優秀な自来也はドが付く程の変態で、温泉に行けば必ず女湯を覗いてしまう事から、弟子のナルトからは「エロ仙人」と言われていました。
自来也の強さ
自来也は「伝説の三忍」と謳われるだけあって、戦闘力の強さはとても高いです。自来也と交戦したうちはイタチも一人では倒せないと、その強さを認めています。しかし、そんな自来也にも幻術が苦手とされており、幻術の技を使う事はほとんどありません。
自来也と綱手の関係
自来也と同じく「伝説の三忍」の一人である綱手は、自来也と共にヒルゼンを師匠に持つかつての同期であり、幼馴染の関係です。少年の頃の自来也は大蛇丸に協力してもらい、暴漢から綱手を守る芝居をして綱手の気を引こうとするくらい好意を抱いていました。この計画は失敗に終わり、思いは届かなかったものの、成人して別々の道を歩んでもお互いの強さや人柄を認め合い信頼し合う親友のような関係でもありました。
ナルトの概要
『NARUTO-ナルト-』は集英社「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画です。漫画家・岸本斉史氏による本作品は、1999年の連載開始から忍の世界観やバトルシーンが話題を呼び、国内のみならず海外でも「ナルトブーム」が沸き起こりました。2014年にファンから惜しまれつつ連載終了し、現在でも愛されている人気作品です。
ナルトのあらすじ
『NARUTO-ナルト-』の主人公である「うずまきナルト」は、木の葉隠れの里で身寄りのない孤児として暮らしていました。生まれた直後に「尾獣」の九尾を体内に封印され、里の人間達にとって忌むべき存在だったナルト。そんなナルトは、里の長「火影」になる事を目指しアカデミーに入学しますが、術もまともに使えない落ちこぼれでした。しかし、困難や逆境にもめげず直向きに修行し、仲間や師との出会いや別れを乗り越え火影になるべく前進していく物語です。
自来也は最後に死亡する?ペインとの戦いを考察
『NARUTO-ナルト-』の重要キャラクターでもある自来也。ペインと戦った自来也は最後に死亡してしまいます。自来也は本当に最後死亡してしまったのでしょうか。ここからは、自来也の最後とペインとの戦いについて考察していきます。
自来也の最後のシーンは何話?
自来也の最後は『NARUTO-ナルト-』コミックス42巻、アニメでは『NARUTO-ナルト-疾風伝』第133話「自来也豪傑物語」に描かれています。
自来也はペインとの戦いで死亡した?
自来也はペインとの戦いで死亡しました。それでは、自来也はどのような最後を迎えたのでしょうか。ここからは、自来也の最後までの経緯をネタバレ形式で紹介します。
最後ネタバレ①小南に見つかる
自来也は雨隠れの里に「暁」のメンバーがいる情報を入手し、独自調査をしていました。雨隠れの里では「ペイン」という人物が神と崇められている事を耳にすると、忍を捕縛し詳細を聞き出します。その忍の話によると、雨隠れの里の長「山椒魚の半蔵」がペインに殺され、そして里の者達はペインの正体も知らずにいるというものでした。話を聞いた自来也は、捕縛した忍を使いペインの拠点へ潜入するも、ペインの命令で侵入者を忍術で監視していた小南に見つかり戦う事になります。
最後ネタバレ②ガマケンさんと共に戦う
小南と交戦する自来也。その最中、交戦中の2人の元にペイン六道の1体が姿を現します。口寄せの術を使い、多種な口寄せ獣で自来也に攻撃するペイン。ペインの攻撃に追い詰められながらも、自来也は仙人モードになるためにチャクラを練り始めます。しかし、妙木山の二大仙人のフカサクとシマを呼び出すまでは時間が必要です。そこで、ガマケンさんを呼び出しペインと戦いますが、ペインと互角に戦うもガマケンさんは力尽きてしまいました。
最後ネタバレ③仙人モードへ
ペインとの戦いで力尽きてしまったガマケンさんに変わり、自来也は仙人モードになるまで口寄せ獣と戦い時間を稼ぎます。そして、いよいよ時は満ち、自来也は仙人モードになりました。
最後ネタバレ④輪廻眼が使えるペインが3人に
仙人モードになった自来也ですが、それを予見していたかのように口寄せの術を使って3人となったペイン。3人全員が輪廻眼を持っている事に自来也は驚きを隠せません。しかし、ペインの輪廻眼について違和感を覚えた自来也は、その違和感の正体について考えます。
夕食時に呼び出された事に怒る二大仙人のシマに対し、フカサクが注意した事で口論へと発展します。その隙を狙ってペインは攻撃しますが、自来也の咄嗟の反応で防ぐ事ができました。しかし、ペインの猛攻は止まらず自来也達を追い詰めていきます。
最後ネタバレ⑤一度はペインを倒す
ペイン攻略法を探っていた自来也達に一筋の光明が差します。フカサクが輪廻眼のカラクリに気付いたのです。そのカラクリを自来也とシマに伝え、一旦戦線離脱して対ペインの戦略を立てます。忍術・体術の両方が通用しないペインには幻術を使うしかないと告げるフカサク。幻術はフカサクとシマのペアで行うため、シマは恥ずかしがってそれを拒否します。
幻術の使用を拒むシマをどうにか説得したフカサクは、やっと幻術を掛ける事に成功。精神を縛られる金縛りの術に掛けられ身動きが取れなくなった3人のペインを、見事倒す事ができました。
最後ネタバレ⑥ペインが6人に増える
苦戦を強いられたペインを倒し、安堵していたのも束の間、自来也は背後からペインに襲われ左腕を失ってしまいます。焦る自来也の前に突如として現れた6人のペイン。その中に、自来也のかつての弟子「弥彦」らしき姿を見つけました。しかし、その目はもう一人の弟子「長門」の輪廻眼であり、自来也は困惑しながらもペイン達と戦います。
痛手を負った自来也にシマは撤退するよう説得しますが、戦闘を続けた自来也はどうにかペインの1人を結界に閉じ込め螺旋丸で倒し、そのペインが以前戦った事がある相手だと分かりました。残った5人のペインの正体を掴もうと戦い続けた自来也は、ペインの正体に気付きますが、猛攻撃で喉を潰されてしまいます。瀕死状態になった自来也は最後の力を振り絞り、フカサクの背中に暗号を残して海へと沈んでいきました。
最後ネタバレ⑦自来也の死後にペインは木ノ葉を襲撃する
自来也の死後、木の葉隠れの里を襲撃したペイン。カカシやシズネが攻撃を受け死亡し、木の葉隠れの里は壊滅状態になってしまいました。妙木山で修行中だったナルトも仙人モードで戦いますが、危機的状況に陥ります。そこへヒナタが駆け付け、ペインと一対一で戦いますが力の差は歴然で、満身創痍となってしまいました。 それを見たナルトは、我を失い九尾に心身を乗っ取られそうになりますが、どうにか覚醒して螺旋丸でペインを撃破します。
ナルトは、ペインを操っていた兄弟子でもある長門の所へ向かい、直接話をして自分の思いを伝えました。真っ直ぐなナルトを信じた長門は「外道・輪廻天生の術」を使い、自身の命と引き換えにカカシやシズネ、そして犠牲になった木の葉隠れの里の者達を蘇らせ死んでいきます。小南も「暁」から抜ける事を決め、長門や弥彦の夢であった平和をナルトに託し去っていきました。
自来也の正体や復活の可能性
ペインと戦った最後、自来也は死亡しましたが『BORUTO-ボルト-』に自来也らしき人物が登場し、ファンの間では自来也が復活するのではないかと話題を呼びました。ここからは、自来也の正体と復活の可能性について考察します。
自来也の正体はボルトの果心居士?
『BORUTO-ボルト-』に登場したキャラクター「果心居士(かしんこじ)」の正体が自来也ではないかと囁かれています。死んだはずの自来也がなぜ、果心居士と言われているのでしょうか。自来也の正体について触れる前に、果心居士について紹介します。
果心居士とは?
「果心居士」とは、ボルト達と敵対する組織「殻(から)」に所属している人物です。果心居士が木の葉隠れの里に現れ、木の葉丸が螺旋丸で攻撃した時に同じ螺旋丸で技を相殺します。意表を突かれた木の葉丸は追い詰められますが、ボルトに現れた「楔(カーマ)」によって全チャクラを奪われました。楔を見た果心居士は満足げに立ち去ります。
自来也の正体は果心居士と言われる理由
自来也の正体が果心居士と言われる理由は、自来也との共通点があるからです。螺旋丸はミナトが考案したもので、使用できるのは自来也、ナルト、ボルト、木の葉丸に限られています。果心居士はマスクを着けていますが、髪色は白髪で口寄せの術で蝦蟇(ガマ)を呼び出し、木の葉隠れの里に入る際にチャクラを登録が無ければ侵入者として感知されてしまうのですが、果心居士は問題なく入ったので自来也だと考察されました。
しかし、果心居士の正体は自来也ではありません。正確には自来也のクローンです。そのため、木の葉隠れの里に侵入する事が出来、自来也が使っていた術や仙人モードになる事も可能で能力は自来也より上回ります。違うのは性格で、情熱ド根性な自来也とは正反対で果心居士は冷酷です。
自来也が今後復活する可能性
自来也が今後復活する可能は、ほぼ無いと考えられます。アニメ『BORUTO-ボルト-』ではボルトがタイムワープして生前の自来也に会うシーンがありました。アニメでは原作のストーリーが殆ど描かれていないので、今後どのような展開になるのかは不明ですが、ボルトが過去の自来也に出会った事からも自来也の復活は無いのではと言われています。
自来也の弟子キャラ一覧
自来也と弟子達には多くのエピソードが存在します。ここからは自来也の弟子キャラ紹介とその関係に迫りましょう。
弟子キャラ①小南と弥彦と長門
雨隠れの里に住む小南と弥彦と長門は、自来也にとって初めての弟子でした。第三次忍界大戦で木の葉隠れの忍に両親を殺された3人は、憎しみを抱きます。自来也と出会い、弟子になった3人は3年間共に暮らし修行を付けてもらいました。自来也と別れた3人は「暁」を結成して、平和な世界を目指し雨隠れの里の長・半蔵に対話を求めますが、騙し討ちに遭い弥彦が死んでしまいます。弥彦を失ったショックと恨みで弥彦をペインとして操り復讐へと向かう事になるのです。
弟子キャラ②波風ミナト
自来也の弟子である波風ミナトは、自来也を父親のようにとても尊敬していました。四代目火影でもあったミナトは第三次忍界大戦で「木の葉の黄色い閃光」の異名が付けられる程の実力者です。ミナトの息子・ナルトの名前も自来也の著書「ど根性忍伝」の登場人物から取りました。その後、生まれたばかりのナルトに九尾を封印して死亡しますが、第四次忍界大戦での穢土転生で復活しています。
弟子キャラ③うずまきナルト
師弟関係以上の強い絆で結ばれていたと言っても過言では無い、弟子・うずまきナルトはチャクラのコントロールのやり方から口寄せの術まで、忍にとって必要な要素を自来也から教えてもらいました。ナルトの代名詞となった螺旋丸も自来也に伝授してもらい、木の葉隠れの里の忍として立派に成長したナルト。ナルトにとって自来也は、師匠であり父親でもある大切な存在なのです。
自来也の声優
『NARUTO-ナルト-』の人気キャラである「自来也」。アニメでは誰が自来也の声を担当したのでしょう。自来也の魅力を存分に引き出した担当声優を紹介します。
自来也の声優は「大塚芳忠」
自来也の声を担当したのは、声優の「大塚芳忠(おおつかほうちゅう)」さんです。自来也そのものと思える程、漢気溢れる雰囲気や優しさ、自来也の最後に至るまで見事に演じています。
大塚芳忠のプロフィール
大塚芳忠さんは、1954年5月19日生まれで岡山県出身の声優・ナレーターです。バリトンの声質を持っている大塚さんは、アニメキャラの声優や洋画の吹き替えの他にも、報道番組やバラエティー番組でナレーションも務めるなど第一線で活躍されています。
大塚芳忠の主な出演作品
声優・大塚芳忠さんの主な出演作品は『SLAM DUNK』仙道彰、『亜人』佐藤、『銀魂』阿伏兎、『ゴールデンカムイ』鶴見中尉、『鬼滅の刃』鱗滝左近次など、数多くの人気作品に出演している演技派声優です。
自来也の最後に対する世間での評判や人気
自来也の最後に対する世間での評判や人気について迫っていきます。自来也の最後のセリフに感動して泣けたという声が沢山上がっていました。最後までナルトを思う自来也の優しさに心打たれた人が多くいるようです。
最後まで自来也には生きていて欲しかったという声も多くありました。自来也にナルトが火影になった姿を直接見て欲しかったと、原作が終わった現在でも辛い思いをしているファンは沢山います。
自来也と綱手の関係が好きだったからこそ、自来也の最後を見て悲しくなったと言った声もありました。自来也の綱手に対する気持ちや自来也と綱手の関係がどう変わっていくのか見届けたいファンも多く、自来也とナルトの師弟関係も大好きだという声も沢山上がっていました。
自来也の最後には謎が多かった
『NARUTO-ナルト-』の人気キャラ「自来也」の最後は謎が多く、復活説も浮上する程話題になりました。しかし、果心居士の正体が明るみになった事で自来也の復活は無い可能性が高いと考えられています。自来也の復活に関しては賛否両論がありますが、それだけファンにとって自来也の存在は大きいのでしょう。
この記事のライター
rymamimo
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