【ナルト】木遁・真数千手が強すぎる?使用者や技の強さを徹底調査
ナルト作中で2人しか会得していない木遁使いの1人は千手柱間で、真数千手という術がナルト作中で一番最強だと話題になりました。柱間の木遁・真数千手や特に強いとされている技・頂上化仏や仙術の能力について、柱間を担当した声優についてまとめました。
木遁・真数千手とは
木遁・真数千手(しんすうせんじゅ)は、ナルトに登場する大筒木アシュラと初代火影である千手柱間の2人のみ使用する術です。木遁・真数千手には“頂上化仏(ちょうじょうけぶつ)”という技があり、頂上化仏を使用するには木遁と仙術を会得していないと不可能です。仙術はうずまきナルトもナルト作中で使用していますが、柱間の仙術は桁違いの強さです。
木遁とは
柱間の使用する木遁(もくとん)は、ナルト作中で登場する血の繋がりによって得られる特殊能力である“血継限界(けっけいげんかい)”の能力の1つです。血継限界は2種類あり、写輪眼のような特異体質タイプと複数のチャクラを合わせて新たな属性のチャクラに変化させる性質変化タイプで、木遁は後者のタイプです。血継限界の上位種である“血継淘汰(けっけいとうた)”にも、木遁は近いとされています。
千手柱間の木遁忍術
木遁の会得には、水遁と土遁と更には“陽遁”が必要です。陽遁を会得するには、忍の祖先である六道仙人の息子であるアシュラの子孫の千手一族の血とアシュラのチャクラが必須となります。柱間は千手一族の当主でもあったので、ナルト作中でも木遁・真数千手を使えるのはアシュラと柱間だけとなります。柱間は印を結ばず術を使用したり仙術も掛け合わせているので、マダラも柱間の強さは桁違いだというほどです。
仙術とは
ナルト作中の忍の戦いの手法の基本であるチャクラは、身体エネルギーと精神エネルギーを練り上げることで生成されます。仙術は、身体と精神エネルギーに加え自然エネルギーも組み込むことで使用できるようになる能力です。仙術を使用すると、全ての術が大幅に強化され桁違いの力を手にできます。更にはチャクラの感知能力や危険の察知能力も飛び抜けて向上します。
ナルトの概要
「NARUTO-ナルト-」は岸本斉史による忍者バトルの少年漫画で、1999年から週刊少年ジャンプで連載開始し2014年で完結しました。単行本は72巻まで刊行され、人気の高かったナルトは2002年にアニメ放送し海外人気も高まりました。完結後にはノベライズや外伝を刊行し、池本幹雄にバトンタッチしてナルトの続きとなる「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS-」がVジャンプで連載され、ボルトも2017年からアニメ放送されています。
ナルトのあらすじ
木ノ葉隠れの忍者アカデミーに通ううずまきナルトには、かつて木ノ葉隠れの里を襲った妖狐が封印されているため、里中の人に遠ざけられていました。卒業試験に3回も落ちるほどの落ちこぼれでしたが、ある事件に巻き込まれたことで多重影分身の術を習得し担任に認められ下忍となります。下忍となったナルトは第七班に配属され、カカシ、サスケ、サクラと共に任務をこなしていきます。忍として成長したナルトは、中忍試験に挑みますが世界を揺るがす出来事に巻き込まれていきます。
木遁 真数千手の使用者やの強さ・能力
木遁・真数千手の術の技である頂上化仏が披露されると、ナルトファンの間で木遁・真数千手と頂上化仏はチート級の強さだと話題になりました。何もかもが規格外な木遁・真数千手を使用できる数少ないキャラクターや木遁・真数千手の強さや頂上化仏がどういった技なのか簡単に紹介します。
木遁 真数千手を使用するキャラ
木遁の使用者は柱間細胞の移植などによりマダラやダンゾウなど9人存在しますが、その中でも木遁・真数千手の術を使用できるのはアシュラと柱間の2人だけです。木遁・真数千手を使用するには仙術が使えることが必須なので、使用者は限られます。ナルトが生まれる前、マダラに操られた九尾が木ノ葉隠れの里を襲った際に、柱間が木遁・真数千手を使用して解決しました。
アシュラは六道仙人と呼ばれる大筒木ハゴロモの息子で、インドラという兄がいます。アシュラは千手一族の始祖ですが、インドラの子孫は後にうちは一族となります。インドラが悪の手を取ったことで対抗すべく生まれたのが木遁なので、威力が極端に強い木遁・真数千手はアシュラ以外には、アシュラの血を濃く受け継いでいる柱間しかいなかったのではとも考えられています。
強さ・能力①最高峰の威力
ナルト作中でも最強クラスの強さの木遁・真数千手は、万華鏡写輪眼を両眼発動させられた者のみが会得できる術である“須佐之男(すさのお)”の完成体よりも強い術です。木遁・真数千手が最強となったのは、頂上化仏という技が影響しています。柱間が頂上化仏を使用すると、一発で須佐之男を纏った九尾から須佐之男を剥がすことが可能なほどに威力が強いです。
強さ・能力②応用力
柱間はマダラとの戦いで木遁・真数千手を応用して勝利していました。柱間の後ろに現れていた千手観音がマダラにより倒されてしまいますが、咄嗟に真ん中の千手観音で九尾の捕獲を柱間は成功させています。捕獲の際に使用した術が“火影式耳順術 廓庵入鄽垂手”で、木遁・真数千手を応用して柱間が編み出した術です。柱間は咄嗟に廓庵入鄽垂手を使用することで、九尾を捕らえました。
“火影式耳順術(ほかげしきじじゅんじゅつ)廓庵入鄽垂手(かくあんにってんすいしゅ)”という術は、封印術の1種で尾獣専用に編み出された術です。廓庵入鄽垂手を発動させると、術者の掌に“座”の文字が浮かび上がりその手で押さえつけることで封印します。柱間は廓庵入鄽垂手の術により九尾を押さえつけ、九尾の膨大なチャクラを吸い取ることで弱体化させたと考えられています。
頂上化仏
木遁・真数千手は柱間の切り札的な術で、巨大な木で出来た千手観音を出現させます。九尾が千手観音の足元くらいの大きさしかない描写だったことから、千手観音の規格外な大きさが分かります。巨大な千手観音の無数の手により繰り出される拳撃が“頂上化仏”という技で、完全体の須佐之男を一撃で破壊しました。対尾獣用に編み出された技で、莫大なチャクラの持ち主である柱間も頂上化仏の使用には莫大なチャクラを消耗していました。
木遁 真数千手の使用者「千手柱間」の声優を担当したのは
アニメ版ナルトではベテラン声優から駆け出しの声優まで幅広く出演されていることでも有名です。千手柱間は、ナルトらが青年期の話であるナルト疾風伝の586話で穢土転生により登場し、判明したアニメ版ナルトで柱間の声優は菅生隆之さんです。菅生隆之さんのプロフィールや出演作品を簡単に紹介していきます。
千手柱間の声優は「菅生隆之」
菅生さんは千葉県の高校卒業後は、ギターの語り弾きに憧れギター教室に通っていましたが、才能が無いと感じ新聞に載ってた募集がきっかけで演劇を学びます。恩師が演出していた舞台に出演したり劇団にも入団しますが演劇に熱心になれませんでした。再度恩師から勧められ文学座に合格し入所して多くの舞台に出演するようになりました。
声優としては映画でデビューし、伊武雅刀さんの多忙により担当声優を引き継いだことで声優としての活動を広めていきました。声優活動は吹き替えがメインでアニメ声優は自ら避けていた時期がありました。きっかけは不明ですがアニメ声優の仕事も受けるようになり、2000年代に入るとアニメ声優としての活動も活発になっていきました。
菅生隆之のプロフィール
名前 | 菅生 隆之(すごう たかゆき) |
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生年月日 | 1952年8月1日 |
年齢 | 69歳 |
身長 | 172cm |
職業 | 俳優、声優、ナレーター |
所属事務所 | フクダ&Co. |
出生地 | 千葉県飯岡町(現・旭市) |
菅生さんは高校時代に陸上部でハードルの選手で、菅生さん曰く千葉県で一番速かったそうです。同じく俳優兼声優である壤晴彦さんとは長年交友関係にあります。吹き替えでは数多くの俳優を担当されており、逝去した有本欽隆さんや坂口芳貞さんらの役を一部引き継いでいます。また、代役を担当した際は快く思わないものの、自他ともに納得できる芝居をしたいという誠意の気持ちを話していたこともあります。
菅生隆之の主な出演作品
- BLEACH
- 地獄少女
- ONE PIECE
- テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
- バキ
菅生さんはアニメ作品の出演数は、芸歴に対し少ないですが重要なキャラクターを担当されることが多いです。また「課長 島耕作2 香港の誘惑」や「古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者」「太陽にほえろ!」などのドラマにも出演されています。吹き替え声優として担当されている俳優には、アル・パチーノさん、アレック・ボールドウィンさん、ウィリアム・ハートさん、キーファー・サザーランドさんなど多数います。
木遁 真数千手に対する世間での評判や人気
ナルトはアニメ版と原作で違う描かれ方をすることもありますが、アシュラが使用した木遁の術が真数千手であったり、スケールの大きさに言葉が出ないナルトファンが多くいました。アシュラだけでなく柱間も使用していたこともあり、規格外な設定に驚きや戸惑いの声が当初は多く聞こえました。
柱間とマダラの戦いを目にしたナルトファンは、もし須佐之男と木遁・真数千手を合わせた術があったら無敵に近いのではと想像を膨らませる声もあります。真数千手の見た目のインパクトや威力に、ナルトファンも圧倒されていました。
ナルトが完結しファンも落ち着いてくると、同じく週刊少年ジャンプの作品である「HUNTER×HUNTER」に登場するネテロも似たように千手観音モチーフの技を使うことから、比べられるようになります。また規格外な木遁・真数千手は、SNSでネタとしても扱われ強さが評価されるというよりも、飛び抜けて強いので反対に強いと興奮するファンは少ない印象があります。
木遁 真数千手は木遁の中でも最強の技
木遁・真数千手は数名しかいない木遁使いの中でも、会得する者が限られており桁違いな威力のある術でした。バトル漫画にはありがちなものでもありますが、木遁・真数千手は会得の条件が厳しくナルトたちの時代には使用できる者がいなかったほど貴重な能力でした。ナルトの子供の話であるボルトでの関係性は分かりませんが、大筒木関連のキャラクターがアニメ版で登場しているので今後も出てくるかもしれません。
この記事のライター
m0naka
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