【無職転生】ロキシーは死亡する？寿命はどれくらい？登場シーンまとめ

ロキシーとは、『無職転生』に登場するかわいいヒロインの一人です。主人公であるルーデウスの家庭教師として登場した魔族の女性で、寿命の長い種族であるため見た目は14歳程度の少女に見えますが、実年齢は30代です。本作の中でも人気の高いヒロインであるロキシーは、作中で死亡したという噂もあります。ここでは『無職転生』に登場するかわいいヒロイン、ロキシーについて紹介していきましょう。

『無職転生』のロキシーは、ミグルド族と呼ばれる魔族のかわいい女性です。A級冒険者の魔術師で、ルーデウスの家庭教師としてグレイラット家に招かれました。見た目は長い青い髪の毛を三つ編みにしたジト目気味のかわいい少女ですが、寿命の長い種族であるため、実年齢は30歳を超えた大人の女性です。勤勉で真面目な性格をしており、前世のトラウマによって家から出られなかったルーデウスを救ったことで、ルーデウスから神と崇められています。

『無職転生』とは、小説投稿サイト『小説家になろう』で掲載されていたWeb小説です。MFブックスから書籍として刊行され、全26巻が発売されています。なろう系のパイオニアとも言われている作品で、現在の転生モノの先駆けとなった作品です。シリーズの累計発行部数は1300万部を突破しており、アニメは第2期が放送中となっています。

過去のトラウマから34歳引きこもりのニートになっていた主人公は、親の葬儀にも出なかったことから兄弟に家を追い出され、トラックにはねられて死亡します。しかし気づいた時には、赤ん坊となって剣と魔法の異世界に転生していました。ルーデウスという名づけられた主人公は、前世での後悔を振り返り、この世界では本気で生きていくことを決意するのでした。

『無職転生』のロキシーはミグルド族という長命の魔族で、人間よりも長い寿命を持っています。しかしロキシーには死亡する未来が存在しており、最後には死亡するという噂もあります。ここでは『無職転生』のロキシーは最後に死亡するのかどうかや、ロキシーの寿命について紹介していきましょう。

結論から述べると、原作の『無職転生』ではロキシーは最後まで死亡していません。しかし作中にはロキシーが死亡する未来のルートが存在しており、ロキシーの死亡によってルーデウスは最悪の事態を迎える可能性がありました。ここでは、ロキシーが死亡するルートについて解説していきます。

ロキシーが最後に死亡するルートとして、まずルーデウスがヒトガミに利用されていたという事実があります。ヒトガミには未来を見る力があり、ルーデウスとロキシーの子孫によって自身が殺される未来を知っていました。そのため、ヒトガミはロキシーを殺害しようと考えます。ヒトガミがこれまでルーデウスに協力していたのも、ロキシーを殺害してルーデウスとの子供を作らせないためです。

魔石病とは身体が魔石化していく病気です。ヒトガミに利用された未来では、ロキシーは魔石病となって最後には死亡するルートとなっていました。ヒトガミから「地下室へ行くように」との助言を受けたルーデウスが地下室に行くと、そこには魔石病を持ったネズミがいました。ルーデウスに驚いて台所へ逃げたネズミは、そこにあった食べ物を食い漁ります。そしてその後、ロキシーがネズミの食べた食事を口にしてしまい、魔石病に感染してしまうのでした。

ロキシーが死亡したルートでは、ルーデウスはロキシーを助けるために奔走します。そして神級解読魔術を手に入れるのですが、ロキシーの身体は結晶化が進んでおり、死んでしまいました。そしてルーデウスは心を病んでしまいます。

ロキシーが死亡するルートは別の世界線での話です。老人となった未来のルーデウスが現在のルーデウスの前に現れ、地下室へ行こうとするルーデウスにこれから起こる未来を話したことで、これまでに紹介した死亡ルートは回避することができました。そのため、『無職転生』の原作ではロキシーは死亡していません。ここではロキシーが生存するルートを紹介していきましょう。

ヒトガミからの助言を受けて地下室へ行こうとするルーデウスの前に、未来から来たという老人のルーデウスが現れます。老人ルーデウスからヒトガミの正体やこれから起こる最悪の事態を聞いたルーデウスは、地下室へ行かずに地下室の内部を魔法で凍らせました。そして中でネズミが死んでいることを確認し、老人が言っていたことが事実であったことを知ります。

死亡ルートを回避したロキシーは、ルーデウスとの間に「ララ」という女の子を設けます。ララはヒトガミにとっては都合の悪い存在であることから、ヒトガミはララの誕生を妨害しようとさまざまな助言を与えてきます。

『無職転生』の物語の結末では、74歳となったルーデウスは家族に見守られて寿命をまっとうします。ルーデウスが亡くなるまで、ロキシーは傍にいました。また、ロキシーは長命なミグルド族であるため、ルーデウスが老人になってもロキシーの見た目は若いままでした。

ロキシーは魔族のミグルド族です。寿命は200歳ほどと言われており、10歳から150歳までは見た目がほとんど変わりません。そのため、ルーデウスが亡くなるときにもロキシーの見た目は出会ったときと同じ少女のままとなっていたのでした。

『無職転生』のロキシーは、物語の序盤から登場するかわいいヒロインです。ルーデウスの家庭教師として雇われたロキシーは、ルーデウスが家庭教師を卒業してから、長い間再会することはありませんでした。ここでは『無職転生』のロキシーの登場シーンを紹介していきましょう。

ロキシーは幼いながら独学で魔術を使っていたルーデウスの師匠としてグレイラット家に招かれます。ルーデウスには2年間魔術を教えていました。また、引きこもりだった前世の記憶から家の敷地の外へ出られなかったルーデウスを外へ連れ出してくれたため、ルーデウスに神と崇められるようになります。

フィットア領転移事件によって、ルーデウスはエリスと共に魔大陸に飛ばされてしまいます。魔大陸は恐ろしい場所でしたが、ルーデウスは地道に帰ろうとします。一方、ロキシーもルーデウスが転移に巻き込まれたことを知り、ルーデウスを捜索していました。2人はウェンポートという町でニアミスしますが、すれ違ってしまい、再会することはできませんでした。

転移事件によって行方不明になっていたゼニスがベガリット大陸にある迷宮都市ラパンにいることがわかったため、ルーデウスはベガリット大陸へ向かいます。ロキシーもベガリット大陸へ捜索へ向かっており、そこでようやく2人は再会することができたのでした。

『無職転生』は原作のヒットによってテレビアニメ化しており、可愛いヒロインであるロキシーもアニメに登場しています。ここではテレビアニメ『無職転生』でロキシーを演じている声優について紹介していきましょう。

テレビアニメ『無職転生』でロキシーを演じているのは、「小原好美（こはらこのみ）」さんです。小原好美さんは『魔法陣グルグル』のククリ役などさまざまなアニメで人気キャラクターを演じています。ここでは小原好美さんのプロフィールを紹介していきましょう。

小原好美さんの主な出演作品として『スター☆トゥインクルプリキュア（羽衣ララ／キュアミルキー）』、『魔法陣グルグル（ククリ）』、『あそびあそばせ（野村香純）』、『はねバド！（藤沢エレナ）』、『月がきれい（水野茜）』、『やがて君になる（叶こよみ）』、『ドメスティックな彼女（葦原美雨）』、『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～（藤原千花）』、『まちカドまぞく（吉田優子／シャミ子）』、『映画大好きポンポさん（ポンポさん）』などが挙げられます。

『無職転生』の原作を読んでいる人の中には、「ヒトガミの指示で扉を開けたら魔石病のネズミが出てきてロキシー死ぬとかふざけんな」とコメントしている人がいました。未来の別ルートであっても、ロキシーがこのような死に方をすることに納得がいかないという人もいるようです。

アニメの『無職転生』を視聴していた人の中には、転移事件でロキシーも死んでしまったのではないかと心配している人がいました。ロキシーは生存しているため、この後またアニメでも登場しています。

『無職転生』を読んでいた人の中には、「ロキシーがネズミで死ぬところまでは見たけど再会するまでが長すぎてイライラしてた」というコメントを呟いている人もいました。ルーデウスが卒業試験に合格してロキシーと別れてからは、ゼニスを捜索しに迷宮都市へ行くまでロキシーに再会することはありませんでした。

『無職転生』のロキシーはかわいいヒロインの一人です。ルーデウスの家庭教師として登場し、その後はルーデウスとの間に子供をもうけることになります。しかしロキシーには最後死亡するルートも存在していました。かわいいロキシーに興味が湧いた人は、ぜひ『無職転生』を読んでみてはいかがでしょうか。