【無職転生】ロキシーの結婚は何話で見られる？相手は？子供についても

『無職転生』に登場するロキシー・ミグルディアはどのようなキャラクターなのでしょうか。ロキシーは、『無職転生』でのヒロインの1人です。性格や見た目の特徴、強さや能力といったロキシーの実力を紹介します。

『無職転生』に登場するロキシー・ミグルディアは、ルーデウスの家庭教師をしていました。冒険者でもあるロキシーは、ミグルド族のため見た目が14歳程度にしか見えません。しかし、ルーデウスと最初に出会ったときには、すでに37歳でした。青い色をした長い髪を三つ編みにして、眠そうな眼をしているのが特徴です。

ロキシーは初登場で水聖級魔術師でした。魔術には7段階の強さがあり、「低級・中級・上級・聖級・王級・帝級・神級」です。ロキシーはルーデウスの家庭教師として、最初に「水弾（ウォーターボール）」の魔術を見せ、大木をあっさり半分に折ってしまう威力を見せています。水系魔術が得意なロキシーは、水王級魔術師に昇格し、通常よりも詠唱を短くした「短縮詠唱」に成功しました。

『無職転生』は、理不尽な孫の手が原作のライトノベルです。小説投稿サイト「小説家になろう」にて、2012年11月から2015年5月まで連載され、MFブックスから小説版も発売されました。本編完結後のストーリーも「小説家になろう」や小説版として連載されています。また、漫画版も発売している人気の作品です。

20年以上引きこもりをしている34歳無職の主人公は、両親を亡くします。兄弟によって家を追い出された主人公は、トラックにひかれそうな高校生を助けるために飛び出しました。目を覚ますと、そこは異世界でルーデウス・グレイラッドという赤ん坊に生まれ変わっています。前世の記憶を残しながら、この世界で後悔しないよう本気で生きていこうと心に誓うのでした。

『無職転生』に登場するロキシーの結婚相手は誰で、そして何話で結婚、出産をしているのでしょうか。出産や2人の子供について、他の嫁との修羅場はあったのかを紹介します。

ロキシーの結婚は小説12巻の12話です。ロキシーは、迷宮で危ないところを助けてもらうというのが理想の出会いでした。ロキシーは、理想の場面に出合い、助けてくれた相手に一目惚れします。エリナリーゼの協力もあり、ロキシーは結婚することが出来ました。

ロキシーの結婚相手は、ルーデウスです。ルーデウスは、迷宮で父親のパウロを亡くし、母親のゼニスが廃人となったことにショックを受けてしまいます。ルーデウスを元気づけようとロキシーは、自身の体で慰めようと一夜を共にしました。ロキシーは、ルーデウスがすでにシルフィエットと結婚していることを知っていたため身を引きます。しかし、エリナリーゼの協力でルーデウスの2番目の妻になることが出来ました。

ロキシーと他の嫁の修羅場はありませんでした。1番目の嫁であるシルフィエットは、迷宮から帰ってきたルーデウスに2番目の嫁ができたことを告げられても反対することなく、ロキシーを迎え入れてくれました。3番目の嫁であるエリスとも修羅場になることはありません。ルーデウスの3人の嫁は、大変良い関係を保っています。

ロキシーの出産は、ルーデウスと結婚して3年後で、小説版では18巻です。WEB版では、190話でルーデウスがパウロに宛てた手紙のような日記で近況報告として描かれていました。大雪の日に、出産直前のロキシーが不安そうな表情をしていました。ロキシーはミグルド族のため体が小さく、人族とのハーフの子供を産むのに難産になってしまいます。しかし、リーリャの腕前やアイシャの天才肌、産婆さんたちによって母子ともに問題もなく無事に第一子を出産できました。

ロキシーとルーデウスの間には、2人の子供がいます。2人とも女の子で、見た目は2人ともロキシーに似ているようです。2人の子供がどんな性格なのかを紹介します。

ロキシーとルーデウスの1人目の子供で、グレイラット家では2人目の女の子、次女にあたります。ロキシーにそっくりの目元や髪色を持っており、口元はルーデウスに似ています。マイペースな性格で、ロキシーが使えない「念話」が使えます。念話によって、廃人となって話すことも出来なくなったゼニスとの会話が可能になりました。念話の力でララはゼニスになついています。ララは、約80年後に世界を滅ぼすヒトガミを殺す救世主と言われています。

ロキシーとルーデウスの2人目、グレイラット家の5人目の子供で、三女にあたります。活発で好奇心旺盛な性格をしており、魔術よりも魔道具開発に興味を持っています。ロキシーのミグルド族の血のため、外見はかなり幼く見えますが、「念話」の能力は持っていません。

ロキシーとルーデウスは結婚するまでどのような関係だったのでしょうか。2人の関係や結婚までの経緯を解説します。また、ロキシーがルーデウスの家庭教師を終えた後のことやルーデウスとの再会シーンについて詳しく紹介します。

ロキシーは、ルーデウスが3歳の頃に家庭教師を2年間務めていました。家庭教師になる前は、冒険者として活躍しており、その後ラノマ魔法大学へ入学し水聖級魔術師になります。大学卒業後は、職を求めて放浪していた際に、ルーデウスの家庭教師として住み込みで働きます。ロキシーとルーデウスは師弟の関係になりました。ロキシーは魔法以外にも、恐怖心で家の外に出られなかったルーデウスに、手助けをして外出の楽しさを教えます。

家庭教師を終えたロキシーは、冒険者として迷宮を単独で探索したり、結婚相手を探したりしていました。その後、シーローン王国のパックス王子の家庭教師を勤めます。家庭教師をしながら自身の魔術訓練も行い、水王級魔術師へと昇格しました。ルーデウスとは手紙のやりとりをする関係で、ルーデウスを助けてくれています。ルーデウスが魔神語を勉強したいと相談した際には、直筆の教科書を送っていました。

転移事件で行方不明になっていたゼニスの居場所を突き止めた際に、ロキシーもパウロ達と一緒に迷宮都市ラパンにある「転移の迷宮」へ向かいます。「転移の迷宮」では、さまざまな転移魔法の罠がありました。ロキシーは、ルーデウスたちと合流して、ゼニス奪還のためにさまざまな知識や魔法で魔物を倒していきます。

ルーデウスとロキシーの再会は「転移の迷宮」の中でした。「転移の迷宮」でロキシーは、転移魔法陣の罠にかかってしまい、パウロ達とはぐれます。水王級魔術師であるロキシーですが、魔物を倒しても転移の魔法陣で次々と現れる大量の魔物に体力と魔力が底をつきてしまいます。魔物に襲われ死にそうになるロキシーの前に、ルーデウスが強力な魔術で大量の魔物を一瞬で凍らせました。ルーデウスは、ロキシーが無事だということに安心し、抱きしめます。

ロキシーは「転移の迷宮」で命を助けられた際に、ルーデウスに一目惚れします。成長したルーデウスに初めは気がつかなかったロキシーは、ルーデウスを見て理想の男性と言っていました。ロキシーはもともと迷宮での出合いに期待していたため、理想のシチュエーションで理想の男性に出会えて胸が高鳴ったのです。ゼニスを奪還するまでは、自分の気持ちを伝えていません。しかし、「転移の迷宮」で探索中は、控えめながらルーデウスにアタックしていました。

ルーデウスは、父パウロが自分を庇ったことで亡くなり、母ゼニスは記憶喪失で話すことも出来ない廃人となったことにショックを受けて、何日間も部屋から出てこない状態になります。前世の両親が死んだ後に葬式にも出なかったことでも悩み、なかなか立ち直れずにいました。ロキシーは、エリナリーゼたちの会話で、一夜を誰かと共にすれば立ち直るのではと聞き、ルーデウスの部屋へ行きます。ロキシーは、ルーデウスを元気づけるために一夜を共にしました。

『無職転生』に登場するロキシーには、多くの可愛い魅力があります。頑張り屋な性格やロキシーの期間限定の師匠の影響など、ロキシーの魅力を4つ紹介します。

ロキシーは頑張り屋な性格をしています。礼儀正しく、誰にでも丁寧な言葉遣いをし、勤勉で努力家です。ルーデウスの家庭教師の時点で、すでに水聖級魔術師としての地位にいて優秀な人物です。ルーデウスの魔術の才能を見て、ロキシーは、もっと学ばなければと思いました。魔術の力を上げて、その後、水王級魔術師となり、短縮詠唱もあみだすなど頑張り屋な性格をしています。しかし、度々ミスをしてしまうドジな一面も持っています。

ロキシーは、外見にコンプレックスを抱いています。ミグルド族のロキシーは、見た目が変わらず14歳のままです。体が小さい事にコンプレックスを抱いており、ルーデウスと初めて会った時に小さいと言われて速攻で、「あなたに言われたくない」と言い返していました。ロキシーは、10代と間違われるより自分の身長の低さにコンプレックスがあります。出産の際は小さな体のため難産になってしまいました。

ロキシーは夫婦の営みに興味があります。ロキシーは恋愛経験がなく、恋人もいませんでした。家庭教師としてグレイラット家に住み込みで働き始め、師匠としてルーデウスの前では真面目な態度で接しています。しかし、毎晩のようにパウロとゼニスの夫婦の営みを部屋の外からこっそりと覗き込み、赤面して興奮しているシーンがありました。ルーデウスには目撃されていましたが、ロキシーは見られていたことを知りません。

カントとロキシーは、期間限定の師弟の関係でした。13歳だったロキシーに助けられたカントは、ロキシーに旅の話をしたり、魔術を見せたりします。カントの魔術に感動したロキシーは、カントに頼み、期間限定で魔術を教えてもらうことになります。ロキシーに手紙と手作りロッドを置いて、カントは何も言わずに去りました。ロキシーはカントの影響を強く受けており、ルーデウスに初めて見せた魔術や手づくりロッドをプレゼントするなど、カントをと同様なことをします。

ロキシーとルーデウスの結婚を希望していたファンも多かったようです。ロキシーの結婚は、シルフィエットの心の広さとエリナリーゼの友達を幸せにしたいという思いから叶いました。ロキシーも理想の旦那様を見つけられ、出産もして、幸せに暮らしているでしょう。

ロキシーの結婚までの話が好きだというファンもいました。アニメではまだ放送されていないロキシーの結婚や出産ですが、今後アニメで放送されるのか期待しているファンもいるようです。

ロキシーは50歳、ルーデウスは16歳で結婚していて、年齢だけ聞くと年の差が34歳もあります。しかし、前世は34歳で亡くなったとなると同い年です。偶然の可能性もありますが、ファンが感心してしまうほどしっかりと創られたストーリーのようです。

ロキシーの結婚は小説12巻12話で見られます。相手は、ルーデウスで2人の間には2人の女の子が生まれます。先にルーデウスと結婚していたシルフィエットとは、修羅場はありません。シルフィエットは2番目の嫁としてロキシーを快く迎え入れてくれました。ロキシーの結婚は小説版12巻12話で、WEB版では第13章青少年期「迷宮編」で楽しめます。