【無職転生】主要登場人物の声優を一覧で紹介！第2期の新キャラクターも

「なろう系」の金字塔として絶大な人気を誇る『無職転生』は、アニメ版も高い支持を得ており、現在第2期が絶賛放送中となっています。ストーリーの面白さはもちろんのこと、少なからずファンの関心を引いている要素が、出演する声優陣の豪華さです。個々の登場キャラの担当声優が気になるところですが、まずは作品の基礎情報を紹介しておきましょう。

声優が豪華なことが話題となっている『無職転生』の作者は、「理不尽な孫の手」です。本名などの個人情報はあまり明かされていませんが、誕生日が4月3日であることと、出身が岐阜県であることはわかっています。大学卒業後に作家を志すものの結果が出ずあきらめていたところ、「小説家になろう」の存在を知り同サイトに作品を投稿、たちまち評判となって人気作家の仲間入りを果たしました。

『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』は、「異世界ファンタジー」と呼ばれるジャンルの作品です。発表の場は最初小説投稿サイト「小説家になろう」でした（2012年～2015年）が、その後2014年から2022年までMFブックスで書籍化されています。また、2015年から2017年にかけて「小説家になろう」上で番外編が連載され、こちらも書籍化されました。シリーズの累計発行部数は、現在1300万部を突破しています。

登場キャラの声優が豪華な『無職転生』の主人公は、現代日本に暮らす34歳の引きこもり男性です。親の死をきっかけに家を追い出された彼は、トラック事故に巻き込まれて死亡したはずが、なぜか再び目を覚まします。その姿は赤ん坊となっており、しかも周囲に広がるのは剣と魔法の世界でした。こうして異世界で「ルーデウス・グレイラット」に転生した彼は、前世の後悔をばねに、新たな人生に挑んでいくこととなります。

アニメ第2期の放送も始まりますます注目を浴びている『無職転生』は、キャストの豪華さも特徴となっています。ここからは、アニメ版で主要登場キャラを演じている声優について詳しく紹介していきます。

『無職転生』の登場キャラの声優紹介、1人目は主人公のルーデウス・グレイラットを演じる内山夕実（うちやまゆみ）です。内山氏は東京都出身、現在35歳の女性声優になります。15歳から日本ナレーション演技研究所でレッスンを受けた後、2005年にデビュー（別名義）しました。その後事情により一旦引退・就職しますが、3年後に現在の名義で再デビューを果たしています。

本作以外の主な出演作品には、『咲-Saki-』（鷺森灼）、『オーバーロード』（マーレ・ベロ・フィオーレ）、『Re:ゼロから始める異世界生活』（パック）、『ニセコイ』（宮本るり）などがあります。

『無職転生』の登場キャラの声優紹介、2人目はルーデウスの前世の男を演じる杉田智和（すぎたともかず）です。杉田氏は埼玉県出身の現在42歳で、声優のほかに作家としての活動も行っています。高校在学中から声優活動を開始し、予備校生だった頃にテレビアニメの初レギュラーを獲得します。

2006年には『銀魂』と『涼宮ハルヒの憂鬱』の2作品で主役を務めたことで、一躍有名声優の仲間入りを果たしました。そのほかの主な出演作品には、『ジョジョの奇妙な冒険』（ジョセフ・ジョースター）、『鬼滅の刃』（悲鳴嶼行冥）、『暗殺教室』（烏間惟臣）、『七つの大罪』（エスカノール）などがあります。

続いてのアニメ版『無職転生』における登場キャラの声優は、ロキシー・ミグルディア役の小原好美（こはらこのみ）です。神奈川県出身、現在31歳の小原氏は、高校卒業後数年の女優経験を経た後、声優事務所の大沢事務所に入所しました。2017年のアニメ『月がきれい』で初のヒロイン役を獲得、さらに同年『魔法陣グルグル』でククリを演じて話題をさらいます。ほかの出演作品には、『あそびあそばせ』（野村香純）などがあります。

アニメ版『無職転生』の登場キャラの声優を紹介していますが、続いてはエリス・ボレアス・グレイラットを演じる加隈亜衣（かくまあい）です。彼女は福岡県出身の35歳で、高校卒業後4年間のOL勤務を経て上京、2011年にゲーム作品でデビューしました。翌年にテレビアニメでもデビューを果たしています。ほかの主な出演作には、『ひろがるスカイ!プリキュア』（ 虹ヶ丘ましろ／キュアプリズム ）、『D.Gray-man HALLOW』（リナリー・リー）、『このはな綺譚』（櫻）などがあります。

アニメ版『無職転生』の登場キャラを担当する声優、5人目はシルフィエット役の茅野愛衣（かやのあい）です。彼女は東京都出身、現在36歳の女性声優で、声優になる前は美容関係の仕事をしていたという経歴の持ち主になります。仕事をしつつ養成所に通い、2010年にデビューしました。翌年には『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でヒロイン本間芽衣子を演じています。ほかの代表作には、『この素晴らしい世界に祝福を！』（ダクネス）などがあります。

6人目に紹介する声優は、森川智之（もりかわとしゆき）です。演じるキャラは、ルーデウスの父パウロになります。森川氏は東京都生まれの現在56歳で、元は体育教師志望だったのがケガで断念、声の仕事を薦められたこともあって声優を目指すようになりました。アニメだけでなく吹き替えやナレーションなど活動範囲は多岐にわたり、代表作も『犬夜叉』（奈落）や『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』（吉良吉影）など枚挙にいとまがありません。

続いてのアニメ版『無職転生』キャラの声優紹介は、ルーデウスの母ゼニスを演じる金元寿子（かねもとひさこ）になります。金元氏は岡山県出身の現在35歳で、2009年公開オーディションへの参加をきっかけにデビューしました。歌手として音楽活動も行っています。主な出演作品には、『侵略！イカ娘』（イカ娘）、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』（アトラ・ミクスタ）、『スマイルプリキュア！』（黄瀬やよい／キュアピース）などがあります。

8人目に紹介するアニメ版『無職転生』のキャラの声優は、グレイラット家のメイド・リーリャを演じるLynn（りん）です。彼女は神奈川県生まれ、新潟県出身の声優で、日本ナレーション演技研究所を経てアーツビジョンの所属となりました。テレビアニメのデビュー作は、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』です。ほかの主な出演作品には、『君の膵臓をたべたい』（山内桜良）、『ぼくたちは勉強ができない』（桐須真冬）、『ウマ娘 プリティーダービー』（マルゼンスキー）などがあります。

アニメ版『無職転生』のキャラの声優紹介を続けましょう。9人目はルーデウスの妹ノルンを演じる会沢紗弥（あいざわさや）です。彼女は埼玉県出身の現在24歳で、2016年にスターダストプロモーション声優部のオーディションで最終審査に合格したことで、同事務所への所属を果たしました。本作以外の代表作は、『アイドルマスター シンデレラガールズ』（関裕美）、『ウマ娘 プリティーダービー』（メジロアルダン）などがあります。

アニメ版『無職転生』の登場キャラの声優紹介、10人目まで来ましたが、続いてはルイジェルド・スペルディア役の浪川大輔（なみかわだいすけ）です。浪川氏は東京都出身の47歳で、小学生の頃から『ネバーエンディングストーリー』などの洋画吹き替えの仕事で名を馳せました。アニメにおける主な出演作品には、『君に届け』（風早翔太）、『ルパン三世』（石川 五ェ門 ）、『BLEACH』（ウルキオラ・シファー）、『HUNTER×HUNTER』（ヒソカ・モロウ）などがあります。

アニメ版『無職転生』で猫系獣族キャラのギレーヌ・デドルディア役を演じている声優は、豊口（とよぐち）めぐみです。豊口氏は東京都出身の45歳で、高校時代にラジオ番組オーディションに合格したことがきっかけで声優事務所に所属しました。主な出演作品には、『BLACK LAGOON』（レヴィ）、『スイートプリキュア♪』（セイレーン／黒川エレン／キュアビート）などがあります。

アニメ版『無職転生』に登場する女戦士キャラ、エリナリーゼ・ドラゴンロードを演じている声優は田中理恵（たなかりえ）です。彼女は北海道出身の44歳で、代々木アニメーション学院声優科在学中に歌手としてデビューしました。事務所所属後のデビューは、『デュアル!ぱられルンルン物語』の真田三月役になります。ほかの主な出演作品としては、『機動戦士ガンダムSEED』（ラクス・クライン、ミーア・キャンベル）などが挙げられます。

酒好きの老魔術師で男色家というキャラのタルハンドを演じているのは、ベテラン声優の大塚芳忠（おおつかほうちゅう）です。大塚氏は岡山県出身の69歳で、上京後に芝居の道を志し、やがて声優業で名を成すようになりました。2017年に第11回声優アワードで助演男優賞を受賞、主な出演作品は『NARUTO -ナルト-』（自来也）、『ゴールデンカムイ』（鶴見中尉）、『機動戦士Zガンダム』（ヤザン・ゲーブル）など多数となっています。

アニメ版『無職転生』でギース・ヌーカディアを演じている声優は、上田耀司（うえだようじ）です。上田氏は兵庫県出身の52歳で、大学卒業後に文学座付属演劇研究所などを経て声優の道に入りました。2001年にデビューし、その後『ジョジョの奇妙な冒険』（ロバート・E・O・スピードワゴン）、『おそ松さん』（デカパン）、『王様ランキング』（ベビン）など数多くの作品に出演しています。

「魔眼の魔帝」と呼ばれる魔族キャラのキシリカ・キシリスを演じているのは、女性声優の井口裕香（いぐちゆか）です。井口氏は東京都出身の35歳で、2002年にゲーム会社ブロッコリーの主催する声優オーディションに合格してデビューしました。主な出演作品には、『とある魔術の禁書目録』（インデックス）、『〈物語〉シリーズ』（阿良々木月火）、『宇宙よりも遠い場所』（三宅日向）などがあります。

アニメ版『無職転生』で世界最強の異名を持つキャラ、「龍神」オルステッドを演じているのは声優の津田健次郎です。津田氏は大阪府出身の52歳で、大学時代から演劇の道に入り、その後声優業で名を成しました。現在は映像系の仕事も活発に行っており、人気・実力ともにトップクラスの存在となっています。主な出演作品には、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』（海馬瀬人）、『テニスの王子様』（乾貞治）、『呪術廻戦』（七海建人）などがあります。

こちらも龍族のキャラ、「甲龍王」ペルギウス・ドーラを演じているのは、小山力也です。小山氏は京都府出身の59歳で、大学在学中から芝居の道を志し、やがて劇団俳優座に入団します。その後声優活動も行うようになり、『ER』や『24 -TWENTY FOUR-』などの仕事で名を知られるようになりました。アニメ作品の出演も数多く、代表作には『名探偵コナン』（毛利小五郎）や『はじめの一歩』（鷹村守）などがあります。

12の使い魔の1人、光輝のアルマンフィを演じているのは声優の河西健吾（かわにしけんご）です。河西氏は大阪府出身の38歳で、2006年にデビューしました。2015年の10月には、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』で初の主演となる三日月・オーガス役を獲得しています。ほかの主な出演作品には、『3月のライオン』（桐山零）、『Dr.STONE』（あさぎりゲン）などがあります。

シーローン王国第三王子のザノバ・シーローンを演じているのは、鶴岡聡（つるおかさとし）です。鶴岡氏は神奈川県出身の45歳で、声優の三ツ矢雄二との出会いを機に彼の劇団に入団、以後7年間舞台を中心に活動しました。声優としての主な代表作は、『テニスの王子様』（樺地崇弘）、『PSYCHO-PASS サイコパス』（金原裕治）などとなっています。

アニメ版『無職転生』で謎のキャラ・ヒトガミを演じているのは、女性声優のくじらです。彼女は東京都出身の63歳で、大学4年の就職活動で躓いたのをきっかけに演劇の道に入っています。芸名は、声優の千葉繁によって名付けられました。主なアニメの出演作品には、『CHAOS;CHILD』（百瀬克子）、『銀魂』（お登勢）などがあります。

上でも触れたように、アニメ版『無職転生』は2023年7月から第2期の放送が始まっています。第1期と同じく分割2クールとなる予定ですが、新キャラクターもすでに続々登場しています。ここからは、第2期から新たに顔を見せるキャラの一覧を紹介していきましょう。

『無職転生Ⅱ』で新キャラとして登場するサラは、冒険者パーティー「カウンターアロー」に属する少女の弓使いです。「放浪編」で一時的にパーティーへ加わったルーデウスとともに、依頼や闘いをこなしていくこととなります。

続いての第2期の新キャラは、やはり「カウンターアロー」に属するスザンヌです。彼女はパーティーの副リーダーに相当し、パーティーのまとめ役を務めています。ドレッドヘアが特徴の女剣士ですが、実力のほどはそこまで高くありません。

アニメ『無職転生』の第2期の新キャラ紹介、続いてはティモシーです。彼は「カウンターアロー」のリーダーで、魔術を得意とするキャラになります。温厚な性格で気前もよいものの、パーティーを実質的にまとめているのは前述のスザンヌになります。

アニメ『無職転生』第2期に登場するミミルは、「カウンターアロー」におけるヒーラー役を務めているキャラです。治癒魔術（中級）、解毒魔術（初級）とともに、神撃魔術を使うことができます。

『無職転生』第2期のキャラ紹介、5人目はパトリスです。こちらも「カウンターアロー」のメンバーで、魔法戦士のキャラになります。風魔法（初級）を操ることができます。

アニメ『無職転生』第2期の新キャラを紹介していますが、最後はS級冒険者パーティー「ステップトリーダー」のリーダー、ゾルダート・ヘッケラーです。立場通り確かな実力の持ち主で、はぐれ赤竜討伐をきっかけにルーデウスと知り合いました。彼との出会いは、ルーデウスにとって小さくない転機をもたらすことになります。

以上がアニメ版『無職転生』第2期の新登場キャラですが、これらの面々を演じる声優についても気になるところです。ここからは上で取り上げた新キャラの担当声優を紹介していきますが、やはり豪華なメンバーが顔をそろえました。

『無職転生』第2期の新キャラ、サラを演じる声優は白石晴香（しらいしはるか）です。白石氏は東京都出身で現在28歳、舞台女優としての顔も持ちます。声優としての主な代表作には、『干物妹！うまるちゃん』（本場切絵）、『ゴールデンカムイ』（アシリパ）、『ぼくたちは勉強ができない』（古橋文乃）などがあります。

『無職転生』第2期の新キャラ、スザンヌ役を務める声優は小林ゆうです。小林氏は東京都出身、現在41歳の女性声優で、モデルを経てこの道に入りました。2008年に第2回声優アワードで新人女優賞を受賞、主な出演作品には『進撃の巨人』（サシャ・ブラウス）、『銀魂』（猿飛あやめ）などがあります。

『無職転生』アニメ版第2期の新キャラ、ティモシーを演じているのは羽多野渉（はたのわたる）です。羽多野氏は長野県出身の41歳で、2001年に声優として本格的にデビューしました。主な出演作品には、『黒子のバスケ』（実渕玲央）、『僕のヒーローアカデミア』（心操人使）、『アルスラーン戦記』（ジャスワント）などがあります。

アニメ『無職転生』第2期の新登場キャラ、ミミル役を務めているのは声優の沢城千春（さわしろちはる）です。沢城氏は東京都出身の35歳で、実姉である沢城みゆきの影響で声優の道に入りました。主な出演作品には、『A3!』（摂津万里）や『MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang』（滝丸アルト）などがあります。

続いての『無職転生』第2期の新登場キャラの声優は、パトリス役を務める山本格（やまもといたる）です。山本氏は新潟県出身の男性で、文学座付属演劇研究所、映像テクノアカデミアを経て声優の道に入りました。『転生したらスライムだった件』（ベルヤード）、『Re:ゼロから始める異世界生活』（トン）などの作品に出演しています。

第2期『無職転生』の新キャラ、ゾルダートを演じているのは、鳥海浩輔（とりうみこうすけ）になります。鳥海氏は神奈川県出身の50歳で、1996年に『家なき子レミ』のアンリ役でTVアニメデビューを飾りました。主な出演作品には、『弱虫ペダル』（今泉俊輔）、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』（グイード・ミスタ）などがあります。

豪華声優陣以外にも『無職転生』の魅力はたくさんありますが、登場キャラが発する印象的なセリフもその1つでしょう。ここからは、そうした名セリフにスポットを当てていきたいと思います。まずは主人公ルディのそれについて見てみましょう。

アニメ第1期3話でのセリフです。ルーデウスがいじめっ子を傷つけたことを、事情も聞かず叱ろうとする父パウロに向けて言い放ちました。正論ながら子供らしからぬ辛辣なセリフで、ヒヤリとした視聴者は多かったでしょう。

アニメ第1期4話でのルーデウスのセリフです。メイドのリーリャを妊娠させたパウロから「俺のようなカッコいい男になりたいか」と聞かれた際に発しました。あまりに直球ですが、反論の余地のない名言です。

こちらのセリフは原作10巻で登場したものです。作中直接ルーデウスが発する場面はありませんが、この巻は彼とシルフィとの結婚が主題として扱われることから、その関係上出てきたものと思われます。ファンにとってはいろいろな感慨を呼び起こす名言です。

こちらはアニメ第1期12話で、魔眼を手に入れエリスとの勝負に勝ったルーデウスが、自分を戒めるように言ったセリフです。彼の精神的な成長がうかがえます。

こちらはアニメ第1期5話でのセリフです。エリス誘拐を企む使用人らから仲間に誘われた際、ルーデウスが放ちました。ツンの極致と言うべきエリスを意識したような言い回しが非常に印象的です。

こちらは原作8巻で「ルーデウス・グレイラットの著作より」という形で登場したもので、本編中のセリフではありません。なかなか含蓄のある警句で、ファンの間でも特に人気の高い名言の1つとなっています。

こちらはアニメ16話にて登場したルーデウスのセリフです。パウロとの再会時、お互い感情をぶつけ合うことになって思わず発したものになります。誰にも言えなかった正直な気持ちを爆発させたせつないシーンです。

上ではルーデウスの名セリフについて見ましたが、『無職転生』ではそのほかのキャラも味わい深い名言をたくさん発しています。ここからはそれらのセリフを紹介していきましょう。男女の機微を伝える言葉から、死にゆく者の後悔の言葉までさまざまです。

こちらはパウロによるセリフで、アニメ第1期3話で登場しました。シルフィとの仲直りで悩む息子のルディに諭すように言った言葉で、あまり子供向けとは思えませんが経験の重みは感じられます。

こちらは第1期11話、ノコパラの脅しに対し必死にエリスを守ろうとするルーデウスに、ルイジェルドが言ったセリフになります。「戦士」に対する誇りが人一倍強い彼らしい名言で、以後2人の間には強い信頼関係が結ばれることになります。

こちらは第1期13話でロキシーが発したセリフです。エリナリーゼに対し自分の理想の男性像を語ったもので、頬を赤らめながら言う様がかわいらしく少女らしいセリフとなっています。

続いての『無職転生』の名セリフは、第1期19話でのアイシャによるものです。正体を隠したルーデウスに兄について聞かれた際、きっぱりとこう言ってのけました。これにはさすがにルーデウスもかなりのショックを覚えています。

アニメ版『無職転生』第1期22話でエリスが言ったのが、こちらのセリフになります。彼女らしい直球の言葉で、この後ルーデウスとエリスは結ばれるのですが、さらにその後意外な展開が待ち受けていました。

原作の第百九十話でオルステッドが発したセリフが、上記のものです。ルーシーを肩車しつつ、髪を引っ張られる様子を心配したルーデウスに答えた言葉になります。とんちんかんな答えですが、ほほえましさが印象的な一場面です。

『無職転生』第百七十四話で、アリエルがペルギウスに向けて放ったセリフがこちらです。ペルギウスに助力を請う場面なのですが、信念を曲げない彼女の毅然とした態度が爽快な名セリフとなっています。

第二百五十一話において、ガルがエリスに向けて言ったセリフです。「剣神」と呼ばれる彼が、最後に自由へのあこがれと後悔を語った言葉には、胸にしみるものがあります。この後ガルは、自分の剣をエリスに譲って絶命しました。

原作第百八十六話でのシルフィのセリフです。アリエルとルーデウスのどちらの命を取るか選択を迫られたらどうするか、と聞かれた彼女が答えたもので、即答に近いほどの迷いのなさが印象的です。

原作の第二百五十八話で、自分を打ち破ったルーデウスに対しギースが残した言葉になります。相手にかつての自分を見て言葉が濁るルーデウスに、却って胸を張れというくだりが胸に迫ります。

『無職転生』のキャラの声優陣をまとめて紹介しましたが、世間ではこのキャストをどうとらえているのでしょうか。ここからは世の中が『無職転生』のアニメ版キャストに対して抱いている印象などを掘り下げていきます。

まず最初は、声優の豪華さで「力の入れぶりがわかる」という意見です。なろう系の代名詞ともいえる作品だけに、相当の気合を入れて制作されたことは間違いなく、キャスティングからもそれが伝わってきます。

アニメに対する印象の大部分は声優の実力に左右されるといっても過言ではありませんが、その点これだけのキャストなら安心して見られるという人も多いでしょう。この方は、特にロキシー役の小原好美の声がツボだったもようです。

一方こちらは、声優陣で知っているのが杉田智和のみという意見です。かなりの有名声優ぞろいのはずですが、中にはこういう人もいるもようです。やはり「誰でも知っている」というレベルまで行くのは相当難しいのかもしれません。そうした現実を思い知らされるツイートです。

『無職転生』の声優について紹介してきました。このように、アニメ版の『無職転生』の主要キャスト陣は非常に豪華な顔ぶれとなっています。人気・実力ともにトップクラスの面々が集っており、それぞれのキャラになりきった演技が堪能できます。第2期は現在好評放送中ですが、ストーリーはもちろん、声優に興味ありという方もぜひアニメをチェックしてみてください。