【BLEACH】涅ネムまとめ!涅マユリとの関係や復活まで!能力や斬魄刀は?
『BLEACH』には涅ネムという死神が登場します。涅ネムは涅マユリの「眠計画」によって誕生した人造人間です。この記事では涅ネムと涅マユリとの関係や戦闘能力について紹介します。またザエルアポロとの戦いでの最期や復活シーン、アニメの声優などもまとめています。
目次
涅ネムとは
涅ネムは「週刊少年ジャンプ」で2001年から2016年まで連載された『BLEACH』という漫画のキャラクターです。『BLEACH』は死後の世界を舞台としたバトルアクション漫画で、涅ネムも戦うシーンがあります。ここではまず涅ネムとはどのような人物なのかプロフィールを紹介します。
涅ネムのプロフィール
『BLEACH』に登場する涅ネムとは、3月30日生まれで身長167cm、体重52kgの女性です。護廷十三隊十二番隊の副隊長です。ぱっつんに切りそろえられた前髪と長い黒髪が特徴的です。死覇装は袴ではなくミニスカート丈を着用しています。おとなしい性格で、ほとんど喋ることはありません。
涅ネムの斬魄刀や能力は?
『BLEACH』の涅ネムは護廷十三隊に所属していますが、厳密には死神ではありません。その涅ネムの斬魄刀や能力はどんなものなのか、ここでは涅ネムの斬魄刀について紹介します。
涅ネムの斬魄刀は不明
『BLEACH』の劇中で涅ネムが斬魄刀を使って戦うシーンはありません。そのため、そもそも斬魄刀を持っているのかも不明です。戦闘シーンではほとんど涅マユリの後ろにつき、戦う時のサポートをしています。
卍解も不明
『BLEACH』では涅ネムが斬魄刀を使うシーンがなく、卍解も明らかになっていません。檜佐木修兵や平子真子は本編終了後に発売された小説で卍解が詳しく書かれましたが、涅ネムの卍解については不明のままです。
涅ネムの能力
『BLEACH』の涅マユリの戦闘シーンでは涅ネムも登場します。主にサポートが中心ですが、『BLEACH』の千年血戦篇で霊王の左手であるペルニダ・パルンカジャスを相手にした時は能力を使って戦いました。
ペルニダとの戦いでは涅マユリが麻酔薬を散布し、その間に涅ネムに神経凝固剤を打つように命じていました。しかしそれでも急速に成長するペルニダを止めることはできませんでした。そしていよいよ涅マユリがペルニダの大きな手に襲われそうになった時、涅ネムはその能力を使いました。
涅ネムの身体能力は高い
『BLEACH』の642話では涅ネムが襲われそうになった涅マユリを抱えながらペルニダの手を大破するシーンがあります。この身体能力の高さには涅マユリも驚いていました。この時涅ネムは死神としての肉体の能力を組織破壊の0.8%手前まで引き出して超人的な身体能力を得ていたのです。
そして魂魄の6%を削って直接打ち出す「義魂重輪銃」を使ってペルニダの手を再び破壊しました。このように涅ネムは義骸や魂魄を犠牲にして能力を発動することができます。
涅ネムの戦闘シーン
涅ネムは『BLEACH』の尸魂界篇では滅却師である石田雨竜と戦うシーンがあります。ここでは石田雨竜との戦闘シーンをまとめています。
vs石田雨竜
石田雨竜と戦ったのは尸魂界篇です。『BLEACH』の尸魂界篇では、朽木ルキアを助けるために黒崎一護達が瀞霊廷に侵入します。その時に離ればなれになった石田雨竜と井上織姫は、死覇装を奪って死神のふりをしながら行動していました。しかしすぐに涅マユリに正体がバレてしまいました。
その時、涅ネムは涅マユリの後ろに控えていました。石田雨竜は井上織姫を側にいた死神に任せ、涅マユリと戦いました。涅マユリの目的は井上織姫の研究だったので、早く決着をつけるために始解します。涅ネムは相手の様子を探っている石田雨竜の前に詰め、臆することなく矢を素手でつかみ、地面に押し倒しました。
このように、石田雨竜との戦いでは前線で戦うというよりも、涅マユリの戦闘のサポートをしていました。この戦闘シーンでは、涅ネムの強さよりも涅マユリとの異常な関係性が目立っていました。涅ネムは石田雨竜と戦っていましたが、受けた傷は涅マユリによるものがほとんどです。
まるで涅マユリの道具のように扱われており、石田雨竜もその扱いには同情していました。ただそれでも涅ネムは涅マユリのことを慕っていたのです。他人から見るとなぜここまで信頼しているのか不思議ですが、ここでの伏線は千年血戦篇で明らかになります。
石田雨竜とは
『BLEACH』に登場する石田雨竜とは、11月6日生まれで身長171cm、体重55kgの滅却師(クインシー)です。ちなみに死神代行消失篇では身長は177cm、体重は57kgに成長しました。死神に滅ぼされたといわれていた滅却師の生き残りで、祖父から滅却師としての戦い方を学びました。
祖父の仇である死神のことは嫌っていますが、黒崎一護とは良きライバルのような関係を築いています。尸魂界篇後は魂魄のバランスが乱れないように、浦原喜助からの要求があった時のみ虚退治をしています。
涅ネムと涅マユリの関係
『BLEACH』の涅ネムと涅マユリの関係はとても特殊です。石田雨竜との戦いを見ても分かる通り、仲間でありながらも涅マユリは涅ネムを切り捨てたり殴ったりと酷い扱いをしていました。しかしそんな扱いを受けながらも、涅ネムは涅マユリのことを慕っています。ここでは涅ネムと涅マユリの関係について詳しくまとめています。
涅マユリとは
『BLEACH』に登場する涅マユリとは、護廷十三隊十二番隊隊長をしている人物です。また十二番隊の技術開発局の局長も務めています。マッドサイエンティストで非道な性格をしているので、かつては犯罪する可能性のある者が収容される「蛆虫の巣」という場所にいました。
「蛆虫の巣」では施設内であれば基本的に自由に暮らせるのですが、涅マユリは一人だけ檻に入れられていました。それだけの危険人物なのですが、技術者としての能力や戦闘力に優れているので、一部の隊長からは一目を置かれています。
涅マユリとは親子関係にあたる?
『BLEACH』の涅マユリと涅ネムは親子関係です。なぜなら涅マユリが涅ネムを作ったからです。涅ネムは人間ではなく、人造人間で涅マユリの細胞を使って作られています。そのため、基本的に涅マユリの毒は効きません。
そして涅マユリは自分が作ったものだから涅ネムを自分の好きなように扱ってい良いと考えています。だから石田雨竜との戦いでは自ら囮になって斬られたり、ミスがあれば殴られたりしていたのです。
上司と部下の関係も
涅マユリは十二番隊隊長で涅ネムは十二番隊副隊長なので、上司と部下の関係でもあります。ただ涅ネムはほとんど涅マユリの指示でしか動きません。
そのため、実質涅マユリが不在の時にその場を仕切っているのは技術開発局副局長で十二番隊三席の阿近です。ちなみに『BLEACH』の終盤では涅ネムの死亡後に阿近が副隊長に就任したことが判明しました。
涅ネムはマユリのことを父としても愛した?
涅マユリは涅ネムの事を親子関係と言っていますが、その扱いは酷いものでした。しかし『BLEACH』の石田雨竜との戦いで涅ネムは、涅マユリの頭を撃ち抜かなかったことに対して感謝していました。
その時は石田雨竜もなぜそんなに慕うのか理解できないという様子でしたが、涅ネムはどんな扱いを受けたとしても涅マユリが生きていたことにホッとしたと語っていました。
涅ネムはいつも涅マユリの言いなりで感情がなさそうにも見えますが、やはり親として大切な存在であると認識しているようです。ただ予測不能な行動をする涅マユリを見た綾瀬川弓親から、「相変わらずだね」と言われたことには同意しており、その異常性は分かっているようです。
涅ネムと「眠」計画
『BLEACH』の千年血戦篇では、涅ネムがどのようにして作られたのかその計画に携わった阿近の口から語られます。涅ネムは涅マユリによる「眠計画」という実験によって生まれた人造人間でした。ここでは涅ネム誕生のきっかけとなった「眠計画」についてまとめています。
「眠」計画とは
『BLEACH』の「眠計画」とは、涅マユリによる無から新たな魂を作る被造魂魄計画のことです。涅マユリと阿近は義骸技術と魂魄技術を駆使して人造人間を創り出しました。
失敗続きの「眠」計画
実は「眠計画」は何度も失敗しています。「眠計画」の実験体は「眠○號」と呼ばれ、丸の部分には創造した順番によって番号が入ります。涅ネムは「眠七號」なので、これまでに失敗作が6人いたことになります。「眠計画」の失敗作については『BLEACH』の642話で描かれています。
642話では「眠計画」の壱號から参號までの遺財が発見され、それについて阿近が説明するシーンからはじまります。遺財とはつまり実験に失敗して死んでしまった遺体のことです。遺体といっても最初はほんの小さな肉片でした。四號でようやく脳髄を作ることができ、この技術は治療面でも活かされています。
五號は胎児にまで進化し、これが涅マユリの斬魄刀の改造に活かされました。六號は2歳まで成長することができましたが、そこから細胞分裂が停止してしまい寿命がつきてしまいました。
涅ネムは「眠」計画の成功作品「眠七號」
『BLEACH』の「眠計画」で涅マユリがようやく成功させたのが「眠七號」でした。この「眠七號」こそが涅ネムなのです。ようやく被造魂魄が完成した時には涅マユリも大喜びしました。
「眠」計画は涅マユリの夢
被造魂魄計画は涅マユリの夢を叶える計画でもありました。なぜ「眠計画」なのかというと、起きたまま見る夢は馬鹿げているという皮肉からつけられた名前だからです。涅ネムの名前も「眠」に由来しています。
マユリがネムのことを「眠七號」と呼ばない理由
『BLEACH』では幼い頃の涅ネムが、どうして涅マユリが自分のことを「眠七號」という正式名称ではなく「ネム」と呼ぶのかと阿近に質問するシーンがあります。涅ネムが成長している間、涅マユリはずっと夢の中にいられます。そのことを恥ずかしがっているから「眠七號」と呼ばなくなったと阿近は語りました。
涅ネムの最期と復活
『BLEACH』の涅ネムは体を張って戦うことが多いので、命の危機に晒されることが何度もあります。ここでは涅ネムの最期のシーンと復活の仕方についてまとめています。
ザエルアポロ戦で敗北
『BLEACH』の破面篇では石田雨竜と阿散井恋次が相手にしていたザエルアポロ・グランツと戦うシーンがあります。ザエルアポロは涅ネムを捕まえ、人質にしました。涅マユリは卍解してザエルアポロを食べさせましたが、涅ネムの体内からザエルアポロが細胞分裂をしながら復活しました。
ザエルアポロは復活のために敵の霊子を全て吸い取り、新しい体を作ることができるのです。こうして最期はザエルアポロに霊子を吸い取られてしまい、戦闘不能になってしまいました。
ザエルアポロとは
『BLEACH』に登場するザエルアポロとは6月22日生まれで身長185cm、体重67kgの破面・No.8です。ピンクの髪が特徴的で自信過剰なところがあります。
霊性兵器開発の科学者で、クローンや自分自身の生まれ変わりを作ることができます。最期は数秒が何百年にも感じてしまう超人薬によって動くことができなくなり、涅マユリに刺されました。
涅ネムはマユリの手により復活
『BLEACH』のザエルアポロ戦では最期、霊子を全て吸い取られて死亡したかに見えた涅ネムでしたが、涅マユリの手で復活することができました。復活シーンは詳しく書かれていませんが、それを見ていた石田雨竜と阿散井恋次は顔を赤らめています。
復活はマユリの接吻?
『BLEACH』で涅ネムの復活シーンは詳しく描かれませんでしたが、涅マユリの接吻によって復活できたのではないかといわれています。ただ千年血戦篇で最期にペルニダによって体を吸収された時は流石に接吻での復活はできませんでした。
涅ネムの声優は?
『BLEACH』はアニメ化されており、涅ネムも原作通りアニメでは尸魂界篇から登場します。また涅ネムはバウント篇など『BLEACH』のアニメオリジナルストーリーにも登場しています。ここでは涅ネム役を演じた声優について紹介します。
涅ネムの声優は釘宮理恵
『BLEACH』のアニメで涅ネム役を演じた声優は釘宮理恵です。ちなみに声優の釘宮理恵は涅ネムの他に主人公・黒崎一護の妹の黒崎夏梨と井上織姫が使う「盾舜六花」のメンバーの一人のリリィ役を演じています。
釘宮理恵のプロフィール
釘宮理恵は1979年5月30日生まれの女性声優・歌手です。アイムエンタープライズという声優事務所に所属しています。2008年には声優アワードでサブキャラクター女優賞を受賞し、翌年には声優アワードで主演女優賞を受賞しました。1998年から声優デビューし、高い声質からツンデレの女の子のキャラクターを演じることが多くあります。
釘宮理恵の主な出演作品
声優の釘宮理恵の主な出演作品には、『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリック役、『マリア様がみてる』の松平瞳子役、『灼眼のシャナ』のシャナ役、『銀魂』の神楽役、『ハヤテのごとく!』の三千院ナギ役、『たまごっち!』のまめっち役、『イナズマイレブン』の宇都宮虎丸役、『東京喰種トーキョーグール』の鈴屋什造役などがあります。
涅ネムの世間での評判や人気
『BLEACH』の女性キャラクターの中でも涅ネムはかわいいと人気です。男性ファンの中には、涅ネムと結婚したいという方もいました。しかし涅ネムと結婚する場合は涅マユリが義父になるのでハードルが高いといわれています。
Twitterでは『BLEACH』のファンの間で眠い時に「眠すぎて涅ネムになる」とよく書き込まれています。『BLEACH』のファンの間では「涅ネム=眠」というイメージが強いようです。
『BLEACH』では涅マユリと涅ネムのエピソードが泣けると評判でした。普段は涅ネムを虐げている涅マユリが、実は涅ネムの誕生を一番喜んでいたことなどが知れて良かったという声もありました。
もしも涅ネムが〇〇だったら
ここではもしも『BLEACH』の涅ネムが〇〇だったらと仮定して、会社の部下・学校の先輩・母親の三つのシチュエーションで考察していきます。
涅ネム会社の部下篇
『BLEACH』の涅ネムがもしも会社の部下だった場合は、とても優秀な働きを見せると考えられます。少しのミスはあるかもしれませんが、教えればしっかりと成長していくタイプなので、自ら考えて動くことができる部下になるはずです。
涅ネム学校の先輩篇
『BLEACH』の涅ネムがもしも学校の先輩だった場合は、可愛がってくれるかもしれません。『BLEACH』の「死神図鑑」では自分よりも幼い見た目をしている草鹿やちるに対して甘いところがありました。そのため困った時には先輩としてサポートしてくれると考えられます。
涅ネム母親篇
『BLEACH』の涅ネムがもしも母親だった場合は、優しい母になると考えられます。ただ表情が変わることがほとんどなく感情が分かりにくいので、それによってすれ違いが起こる可能性もあります。
涅ネムはマユリの最高傑作
『BLEACH』に登場する涅ネムは涅マユリと親子関係で、「眠計画」の最高傑作でした。『BLEACH』の千年血戦篇では最期ペルニダに吸収されてしまいますが、唯一残った涅ネムの大脳から新たに「眠八號」が作られます。涅ネムは『BLEACH』の尸魂界篇から登場するのでぜひ活躍シーンをチェックしてみてください。
この記事のライター
rg4yd
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