【BLEACH】伊勢七緒の斬魄刀や能力は？京楽春水との関係や過去も調査

久保帯人さんによる大人気アニメ『BLEACH』に登場する伊勢七緒とは、メガネをかけてキチッと整えた髪型に紫色の瞳をした真面目な女性死神です。伊勢七緒は『BLEACH』作中で登場回数は少ない脇役のキャラクターでしたが「可愛い」とBLEACHファンの間で人気があります。ここからは伊勢七緒のプロフィールや鬼道について紹介します。

BLEACHキャラクターである伊勢七緒(いせななお)とは、護廷十三隊一番隊副隊長に属している死神です。元々は八番隊副隊長でした。特徴としては、黒い髪を一つに束ねた髪型をしていて、メガネをかけたクールな印象の女性です。7月7日生まれの身長164cm、体重48kgの華奢な体型をしています。好きな食べ物は羊羹で、嫌いな食べ物は抹茶です。伊勢七緒は斬魄刀を元々持っていなく、鬼道を使って戦っています。伊勢七緒は鬼道の達人で鬼道を使って戦う事が得意なお陰で、副隊長の座に上り詰めています。

八番隊副隊長の頃に伊勢七緒は、一番隊隊長の京楽春水が自由気ままでだらしないということもあり、真面目な性格の伊勢七緒は常に秘書のようにサポートしてあげています。京楽春水に対して叱ったり縛りつけたり素っ気なく接していたりとツンデレなキャラクターと言われています。伊勢七緒の母親は京楽春水のお兄さんの結婚相手で、伊勢七緒は京楽春水の姪に当たります。趣味は読書で、同じように読書好きの元八番隊副隊長を勤めていた矢胴丸リサと毎月１回一緒に読書を共にしていました。

伊勢七緒は『BLEACH』の作品中で「鬼道の才のみで副隊長に任命された」と言っているシーンがあります。鬼道とは死神が扱える技で、特定のセリフを唱えることで発動が可能になります。伊勢七緒は副隊長になるまで斬魄刀を使っていなく、鬼道を得意としています。副隊長になれたのも鬼道の使い手の達人ということが理由です。伊勢七緒は自身の能力で、鬼道衆に入ろうと考えていたくらい鬼道の才能に溢れています。そして、護廷十三隊で斬魄刀なしで副官にまで上り詰める死神はなかなかいないと言われています。しかし、斬魄刀持っていなかった為斬魄刀を持っている死神には敵わず、戦闘能力の低い死神とも言われています。

『BLEACH』の死神は皆、斬魄刀という刀を持っています。この斬魄刀は解号を唱えることで能力が発動できる仕組みになっています。ここからは、護廷十三隊一番隊副隊長である伊勢七緒の斬魄刀についてや、京楽春水の斬魄刀との関係について紹介します。

伊勢七緒は『BLEACH』のストーリーが始まってから長い間戦闘シーンはありませんでした。元々伊勢七緒は斬魄刀を持っておらず、過去に斬魄刀を持っていない時はかなり戦闘能力の低い死神でしたが、斬魄刀を獲得してからは戦闘能力が格段に上がり他の隊長を上回る程の能力を持ちます。『BLEACH』の作品中で斬魄刀を使った戦闘シーンが見られたのは、作品中の終盤辺りです。

BLEACHに出てくる死神は皆持っている斬魄刀ですが、伊勢七緒は養成学校である霊術院に在籍していた頃、全員に支給された斬魄刀を自分のモノのすることができなかった為、過去に斬魄刀を持つことができませんでした。

伊勢七緒の斬魄刀は隊長兼、叔父である京楽春水から貰っています。京楽春水が持っている理由として、過去に伊勢七緒の母親が京楽春水に娘である伊勢七緒の斬魄刀を託したことが原因となっています。伊勢家の男性はすぐに死ぬと思い込んでいた伊勢七緒の母親はそんな家系の呪いに嫌気がさし、伊勢家を出て違う男性と結婚しましたが、結局すぐに結婚相手は死んでしまいます。呪いの原因が代々伝わる神剣による呪いなのではと伊勢七緒の母親は疑い、娘である伊勢七緒から呪いを遠ざける為に過去に義弟である京楽春水に神剣を託します。

『BLEACH』に登場する京楽春水とは、護廷十三隊元八番隊隊長で今は護廷十三隊一番隊隊長を務めています。特徴は、隊長の羽織りの上に女物の着物を羽織っていて女物の長い帯を袴の帯として使っています。お酒と女を好み、争い事や仕事を嫌います。京楽春水が持つ斬魄刀は、花天狂骨（かてんきょうこつ）といい、卍解はずっと披露していませんでしたが、2015年10月19日発売の「週刊少年ジャンプ」の647話にて遂に披露しています。不真面目でいい加減な性格をしていますが、実は他の誰よりも冷静に物事を判断していて、真実を見通す力があります。戦いになるとシビアに判断し、結果主義なキャラクターです。

『BLEACH』のストーリーが始まってからずっと斬魄刀を持っていなかった伊勢七緒ですが、叔父であり同じ部隊に務めている隊長の京楽春水から斬魄刀を貰います。京楽春水が霊王宮でのリジェ・バロとの戦いで絶体絶命の危機にされされていた時に京楽春水は伊勢七緒に斬魄刀を手渡します。伊勢七緒の斬魄刀は恐ろしいほどの能力を持っていた為、初めて斬魄刀を使うことになった伊勢七緒ですが、リジェ・バロを倒すことができました。こうして伊勢七緒は、神剣・八鏡剣をようやく返してもらい伊勢家の呪いを受けようとも神剣・八鏡剣を持つことを決意しました。

『BLEACH』に登場する死神は皆持っている斬魄刀ですが、伊勢七緒の母親により叔父の京楽春水に託されていた斬魄刀は、京楽春水とリジェ・バロとの戦いで明らかになりました。その伊勢七緒の斬魄刀は、神剣・八鏡剣 (しんけん・はっきょうけん)と言います。神道一族の伊勢家に代々伝わる斬魄刀で、神に祭る行事に用いるための剣です。

伊勢七緒の斬魄刀の神剣・八鏡剣 とは、刃の部分に鏡が四つ埋め込まれている羽子板のような形をしている特徴があります。伊勢七緒の代々伊勢家に伝わる斬魄刀で、刃のない剣で祭事に用いる為とされています。その為、神剣・八鏡剣で人を斬ることは不可能ですが、神と対峙し神の力をその身に受け、八方に振りまく力を持つ斬魄刀です。伊勢家は代々に渡り斬魄刀を引き継いでいく為、個々に斬魄刀を所有していません。伊勢七緒の斬魄刀である神剣・八鏡剣の解号は作中で明かされていません。

伊勢七緒の斬魄刀の能力が明らかになったのは『BLEACH』の連載が始まってから少し経ってからでした。京楽春水とリジェ・バロとの戦闘シーンで登場します。霊王宮に京楽春水と突入した後リジェ・バロとの戦いに京楽春水一人で戦いに挑みますが、京楽春水の戦闘能力の高い卍解である「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」でも傷を付けることすら難しい相手を倒す事ができませんでした。

しかし京楽春水が苦戦した相手である神の如き強さを誇る完聖体のリジェ・バロを伊勢七緒の神剣・八鏡剣で倒すことが出来ました。卍解でなく、始解にも関わらずリジェ・バロの腕を一撃で切り落とします。京楽春水の力を借り、リジェ・バロの攻撃を鏡のように跳ね返し戦いに勝利します。神剣・八鏡剣は敵の攻撃を跳ね返すことにより、攻撃をするという凄まじい能力を持っています。

『BLEACH』作中で何かと関わりの多い伊勢七緒と京楽春水ですが、ここからは、二人の関係性を紹介していきます。

伊勢七緒と京楽春水は同じ護廷十三隊一番隊に属していて、副隊長と隊長という関係です。隊長の京楽春水が自由気ままでだらしないということもあり、真面目な性格の伊勢七緒は常に秘書のように隊長の副官として京楽春水をサポートしてあげています。いい加減な京楽春水に腹を立て、縛りつけたり叱ったり厳しくしています。しかし京楽春水の事を尊敬もしている為ついて行っています。京楽春水も総隊長を任命された時から自分のことを理解してくれている伊勢七緒に副官を任命することを決めていました。このことにより二人には深い信頼関係があることが伺えます。

伊勢七緒と京楽春水は同じ護廷十三隊一番隊の副隊長と隊長という関係でもありますが、それ以外にも二人の関係が明かされています。それは、伊勢七緒の父親の弟が京楽春水ということです。つまり、伊勢七緒と京楽春水は、姪という関係にあたります。このことにより二人はより信頼関係があるパートナーということが分かります。また、伊勢七緒の母親が旦那の弟に娘の斬魄刀を託すほど、信頼を受けていることも伺えます。

『BLEACH』の死神でありクールな印象をした伊勢七緒の家系である伊勢家の過去をこちらで解説していきます。

伊勢家の過去に起こっていた事は、伊勢家は元々女性しか生まれてこない家系でした。その為伊勢家は婿を迎えるのが一般でした。しかしなぜか伊勢家に迎えた婿は、皆んなすぐにこの世を去ってしまいます。その為、伊勢七緒の母親はそんな家系に嫌気がさし、伊勢家を飛び出します。その後違う男性に嫁入りしますが、結局その結婚相手も死んでしまうと言う過去がありました。

その次に呪いの原因を代々伝わる神剣による呪いなのではないかと伊勢七緒の母親は疑います。そして娘である伊勢七緒から呪いを遠ざける為、義弟である京楽春水に神剣を託します。伊勢七緒の母親が京楽春水に娘である伊勢七緒の斬魄刀を託したことにより、伊勢七緒は斬魄刀をずっと持っていませんでした。

伊勢七緒の母親は神剣に呪いがあると疑っていることから、義弟である京楽春水に斬魄刀を託していました。神剣を託された京楽春水は、伊勢七緒の斬魄刀である神剣・八鏡剣を隠します。京楽春水の斬魄刀である「花天狂骨」は八鏡剣を隠すために狂骨を産んだと言っている台詞があります。京楽春水の斬魄刀である「狂骨」はかくれんぼが好きで、姪の「八鏡剣」を隠すためにできたと言われています。

『BLEACH』は2004年にアニメ化されて2012年まで放送されました。自分の好きなキャラクターの声優はどんな方が担当しているのかは気になるところです。ここからは、真面目キャラの伊勢七緒の声はどの声優が担当しているか紹介します。

『BLEACH』の死神である伊勢七緒の声優は、生天目仁美(なばためひとみ)さんです。生天目仁美さんは伊勢七緒以外に『BLEACH』キャラの越智美諭、国枝鈴、伊勢七緒、狩矢神役の声優を務めていました。「劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」でも伊勢七緒の役を演じています。

伊勢七緒の声優を演じた、生天目仁美さんのプロフィールは、日本の声優、女優、歌手として活躍されています。1976年の８月４日に神奈川県で生まれ、新潟県で育っています。賢プロダクションの事務所に所属しています。専門学生の時に、さまざまなオーディションに参加し「ドリカンクラブ」の一員として、堀江由衣・田村ゆかり・浅川悠らと短期間活動し、卒業した後は劇団東京乾電池に入団し、女優として活動します。退団後、賢プロダクション直属の声優養成所である「スクールデュオ」に4期生として入って声優になる道を進んでいます。

声優である生天目仁美さんのBLEACH以外の主な出演作品は、ふたりはプリキュア中川弓子役、『わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう』カメリ役、『ハチミツとクローバー』蝶子役、『のだめカンタービレ』多賀谷彩子役、『ヤッターマン』テツト役、『オオカミさんと七人の仲間たち』村野雪女役、『たまごっち!』ツララ女王役、『RAIL WARS!』門田さくら役、『ブラック・ブレット』椎名かずみ役、『CHAOS;CHILD』蒼井セナ役、『フルーツバスケット』白木繭子役など多数の作品で声優として活躍しています。

ここからは、『BLEACH』のキャラクターである伊勢七緒の世間での評判や人気を紹介します。

伊勢七緒は、メガネ姿が印象のキャラクターです。怒ってる姿も笑ってる姿も可愛いとBLEACHファンの間で評判です。

友達同士で伊勢七緒のファンになっているBLEACHファンもいました。それほど、世間から人気のある容姿をしていることが伺えます。

隊長である京楽春水のだらしない面だったり不真面目さを、副官として任命された伊勢七緒は真面目に隊長の京楽春水をサポートしています。この姿に優秀で素晴らしい二人の相性だという声も上がっていました。

『BLEACH』の伊勢七緒がもしも〇〇だったらと仮定して、母親、学校の先生、彼女の三つのシチュエーションごとに考察していきます。

BLEACHキャラ伊勢七緒がもしも母親だったら、真面目なので子供にも厳しい母親になるでしょう。受験シーズンには付きっきりで指導をし、成績が上がるようにサポートしてくれると考えられます。なぜなら『BLEACH』の作中でも一番隊隊長の京楽春水が自由気ままでだらしないところを伊勢七緒は叱ったり縛りつけたりと厳しくサポートしてあげています。

BLEACHキャラ伊勢七緒がもしも学校の先生だったら、メガネをかけてキチッとした雰囲気から、怖い先生と生徒から恐れられる存在になると考えれられます。しかし、面倒見がよくて生徒想いなことから段々と生徒たちから好かれると想定できます。実際に伊勢七緒は怒ると怖いが、笑顔は可愛いところがあります。

BLEACHキャラ伊勢七緒がもしも彼女だったら、普段は真面目な彼女ですが、彼氏と二人になると甘える彼女になるかもしれません。しかしツンデレな為、素っ気無い態度を取るときもあり、彼氏から疑われてしまう事があるかもしれません。

伊勢七緒は、メガネをかけた真面目で可愛い雰囲気の女性で「可愛い」と人気のキャラクターです。京楽春水が戦闘に負けそうなシーンで、伊勢七緒の斬魄刀である八鏡剣が登場し、八鏡剣の強さが明らかになっています。八鏡剣は凄まじい戦闘能力を持っていて、京楽春水の卍解では倒せなかった敵を倒す程の強さがあります。

伊勢七緒は元々斬魄刀を持っていなかった時は、鬼道の才のみで副隊長に任命された程の実力を持っていましたが、斬魄刀を持っている死神と比べると、かなり戦闘能力の低い死神と言われていました。斬魄刀を獲得してからは戦闘能力が格段に上がり他の隊長を上回る程の能力を持ちます。

『BLEACH』の作品中で斬魄刀を使った戦闘シーンが見られたのは、作品中の終盤辺りです。この記事で紹介した伊勢七緒の活躍を『BLEACH』のアニメや小説で見られますので、是非チェックしてみてください。