【キングダム】昌平君は最後に裏切るのか考察!理由は史実が関係している?
キングダムにて呂不韋に仕える四柱の1人にして秦国の右丞相にまで上り詰めた昌平君は最後に秦国を裏切りラスボスになるのではないかと噂され話題になっています。本記事ではキングダムの昌平君が最後に裏切るのかについて、史実を基に理由を考察していきます。
目次
【キングダム】昌平君とは?
キングダムは秦の始皇帝・政が天下統一するまでの物語が描かれており、政を内側から侵略しようとする呂不韋が現れると昌平君は彼の部下として初登場しました。ここでは昌平君のプロフィールやキングダム作中での立ち位置をまとめ、キングダムの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
昌平君のプロフィール
昌平君(しょうへいくん)は呂不韋四柱の1人です。茶色の長髪端正な顔立ちをしたイケメンなルックスが特徴的で、知略を重んじる軍略家として活躍しています。本来呂不韋は政と対立する立場にいる存在ですが、昌平君は秦の命運を握る戦において類稀なる軍才を発揮して国を救うために尽力しました。そして政と呂不韋の政争決着後、呂不韋の元を離れ正式に政に仕えることになります。
昌平君の実力や能力
キングダム作中にて秦国は幾度となく壊滅の危機に追い込まれており、そのピンチを昌平君の策略によって脱することがありました。合従軍編では函谷関の戦いで蒙武に楚の総大将・汗明を討ち取らせる策を提案し、その後の蕞の戦いでは呂不韋の言葉に背いてでも政に策を授け戦場へ送り出しました。
キングダムの概要
キングダムは原泰久によって週刊ヤングジャンプに連載されている漫画作品です。中国の戦国時代を舞台に天下統一を目指す始皇帝とそれを傍で支えた武将・信の物語が描かれたオリジナル戦記で、2022年9月時点で単行本66巻刊行し、累計発行部数9200万部以上を記録しています。この人気に伴いアニメ化や実写映画化といったメディアミックスも複数展開されています。
キングダムのあらすじ
中華最西の国・秦にて下僕として暮らしていた信は友人の漂から天下の大将軍になることで下僕から抜け出せることを知り、2人で日夜修行を続ける日々を送るようになりました。そんなある日、漂だけが大臣に呼ばれると仕官を果たしますが、わずか1ヶ月後に漂が信の元に戻ってくると彼は地図と大将軍の夢を託して命を落としました。思いを託された信は漂の言いつけ通り地図の場所を目指すと、そこには後に天下統一を果たす始皇帝・政の姿があったのでした。
【キングダム】昌平君は最後に裏切る?理由や史実を考察
秦や政を何度も救う働きを見せている昌平君はキングダムにおいて欠かせないキャラクターとなっていますが、読者の間ではそんな彼が最後に秦を裏切るのではないかと噂されており、その理由は史実に記された内容にあるとされています。ここでは史実の内容を紹介し実際にキングダムの昌平君が裏切るのか、また読者の間で囁かれているラスボス説についてまとめていきます。
昌平君の史実における裏切り
史実に記されている昌平君はキングダム同様秦に仕えており、軍事面において目覚ましい活躍を残したことから若くして秦国の相国(大臣の最高責任者)に出世したとされています。ただしその後の記述には、昌平君の真の正体が明かされ秦を裏切る展開が描かれています。
ネタバレ①昌平君は楚の皇族の血縁
戦国時代だった当時の中国では、国同士が同盟を結ぶ際は人質交換を行うことが当たり前でした。昌平君は元々楚の皇族に生まれた公子で、当時赤子だった彼はその同盟の人質にされ秦国へ渡ることになります。
ネタバレ②嫪毐の反乱で功績が称えられる
キングダムでは呂不韋の側近として活躍していた昌平君でしたが、史実では昌平君の活躍を記したものがあまり残されておらず、唯一明確にされているのが嫪毐(ろうあい)の反乱を鎮圧したことです。この嫪毐の反乱にて昌平君は叔父とされている昌文君と共に鎮圧し、その功績が称えられると右丞相に任命されました。
ネタバレ③昌平君は楚の王になる
政は秦の将軍や昌平君を集めて楚を攻めるために必要な兵数について議論すると、信と蒙恬の発言を受けて2人に20万の兵を与えて出陣させることを決めました。しかし、昌平君がそれに異論を唱えると政の怒りを買ってしまい、昌平君は右丞相の爵位を剥奪されてしまいます。そうして信と蒙恬が楚を攻略している時を見計らって昌平君は反乱を起こします。信が反乱を止めるために昌平君の元へ向かいますがそれを楚の項燕が奇襲して撃退し、その後昌平君は項燕によって楚王に立てられました。
ネタバレ④昌平君は王翦と蒙武に敗れ戦死
楚王になったことで秦を完全に裏切った昌平君でしたが、その後王翦と蒙武の軍に敗れ戦死する結末を迎えました。当時七国の勢力図として秦は最も天下に近い国でしたが、それを知ってもなお昌平君が秦に背いた理由は楚攻略の会議で政と意見が食い違い、そこで怒りを露わにした政に失望したからではないかと言われています。
昌平君は今後キングダムでも裏切りラスボスになる?
キングダムの昌平君は呂不韋との関わりを除き、現在のところまで史実とほぼ同じ経歴を辿っています。この様子であればキングダムの昌平君がいずれ秦を裏切り楚王になるかもしれませんが、読者の間では王翦・蒙武軍との戦いで昌平君が戦死しないオリジナル展開が描かれ、最終的にラスボスになって帰ってくるのではないかと考察されています。昌平君は知略もさることながら武勇においても高い実力を持っているとされているため、ラスボスとして相応しい風格があると言えます。
【キングダム】昌平君の名言
昌平君はキングダム作中にて数々の名言を残しており、ファンの間でもカッコイイと評判になっています。ここではキングダムにおける昌平君の名言について、特に人気がある3つのセリフを解説していきます。
昌平君の名言①「取るに足らぬ…」
取るに足らぬ小事です
出典: renote.net
合従軍編は秦国にとってかつてない危機に見舞われた大戦でした。戦いは秦の最後の砦・蕞にまで及んでおり、大王・嬴政は自ら戦場に立つことを決意し蕞へ向かいましたが、その際に昌平君は政に助言を伝えていました。その後政の出陣を知った呂不韋は昌平君について「何か助言をしたのではないか?」と問い詰めましたが、それを昌平君は上記のセリフで一蹴してみせ、政争よりも秦壊滅を防ぐことを優先する意思を見せました。
昌平君の名言②「昌文君は昭王のとき…」
昌文君は昭王のとき長きに渡り最前線で弓矛を振るった生粋の武人だ
出典: renote.net
韓攻略時に留守を狙った奇襲を受けてしまうと、政は緊急で兵10万を立ち上げその総大将を呂不韋四柱の1人・蒙武に任命しようとしました。ただし、政側についている昌文君はそれを反対し、呂不韋に意見を求めると呂不韋は昌平君に答えるよう流します。そこで昌平君は上記の通りに語っていき、上長の顔色を気にするよりも現実に起きていることの対処方法を実直に提案したのでした。
昌平君の名言③「世話に…」
世話になった
出典: renote.net
大王・嬴政が正式に秦王になるための式典として加冠の儀が執り行われると、呂不韋は政の母である太后と嫪毐が建国した毐国に反乱を起こすよう伝えていました。しかし、事前にそのことを知っていた昌平君は河了貂にそれを伝え反乱を阻止します。この行為は昌平君が完全に呂不韋から政側につくことを示した瞬間で、呂不韋に対する最後の言葉として昌平君は上記のセリフを口にしました。
【キングダム】昌平君の声優
キングダムはアニメ作品としても盛況しており、魅力的なキャラクターを人気声優が演じているところには特に大きな注目が寄せられています。ここからはアニメ版キングダムにて昌平君の声を担当した声優についてまとめていきます。
昌平君の声優は「諏訪部順一」
昌平君を演じた声優は諏訪部順一(すわべじゅんいち)さんです。特徴的なバリトンボイスで少年役から渋く老齢な男性キャラまで演じ分けられる実力派であり、アニメ声優以外にもナレーションや洋画吹き替え、キャラクターソングの作詞・作曲などに携わることもあります。元々は映画監督を志望していたそうですが、俳協ボイスアクターズスタジオでの経験を理由に声優へ転向したと明かしています。
諏訪部順一のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:東京都
- 生年月日:1972年3月29日
- 血液型:A型
- 身長:173cm
- 事務所:東京俳優生活協同組合
- デビュー時期:1996年
諏訪部順一の主な出演作品
- 青峰大輝(黒子のバスケ)
- 葉山アキラ(食戟のソーマ)
- 相澤消太(僕のヒーローアカデミア)
- 店主(異世界食堂)
- ユリアス(Shadowverse)
【キングダム】昌平君に対する世間での評判や人気
キングダム作中での昌平君の活躍には多くの読者から反響が寄せられています。また、昌平君が裏切る考察の理由やラスボス説などについてもSNS上で議論が盛り上がっています。ここでは昌平君に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
昌平君は見た目や作中に残した活躍シーンがカッコイイと評判でファンの間でとても人気あるキャラクターのようでした。綺麗に整った顔は男性から見てもイケメンで、それでいて狡猾で頭脳派な人柄には魅力を感じる他ないでしょう。
史実の昌平君が秦を裏切ったことはSNS上でも話題になっており、キングダムでも同じような展開になるのか議論されていました。議論には様々な考察や意見が唱えられており、鋭い人は既に裏切る伏線が作中に描かれていると力説していました。
昌平君が裏切るかどうかについて盛り上がっている中で、昌平君のラスボス説も同時に語られていました。史実通りであれば昌平君が秦を裏切ることは確定ですが、王翦・蒙武軍での戦いが昌平君のその後の結末を左右することになるでしょう。
【キングダム】昌平君は最後に裏切る可能性があった
キングダムに登場する昌平君は最後に裏切ると考えられており、史実に記された内容がその理由を裏付けていました。もしも今後のキングダムにて昌平君は楚王になって秦を裏切った時にはラスボス説も真実味を帯びることでしょう。今後のキングダムでも引き続き昌平君の動向や活躍に期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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