【キングダム】王騎の能力値は?死亡理由やシーンについて解説
キングダムにはたくさんの強い将軍達が登場しますが、その中でも大将軍と呼ばれた王騎(おうき)の強さと能力値について考察します。キングダムの主人公・信(しん)が最も尊敬するキャラクター王騎がなぜ死亡したのか、その理由やシーンについても解説していきましょう。
目次
【キングダム】王騎とは
キングダムに登場する王騎将軍とは、主人公の信が目指す偉大な存在です。オネェ口調で冗談を言う、不思議なキャラクターですが、将軍としての能力はとても高く、計り知れない強さを持っています。
王騎のプロフィール
- 地位:秦の六大将軍
- 異名:秦の怪鳥
- 年齢:40代?
- 身長:2m以上?
- 話し方:オネェ口調
王騎将軍は「キングダム」で誰もが憧れる天下の大将軍ですが、物語の前半で死亡してしまい、その詳細は謎に包まれています。オネェ口調で話し、笑い方も「ココココ」と特徴的で、武人としての強さのギャップが大きいです。
キングダムの概要
キングダムは、週刊ヤングジャンプにて原泰久(はらやすひさ)により連載中の大人気漫画です。2022年9月には66巻が発刊されていて、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。テレビアニメは第4シリーズまで放送され、実写映画は2作目が放映されて、実写キャスト達の演技も話題になりました。過酷な戦乱の中で、国を一つにまとめ上げる夢を持つ王と、それを支えながら大将軍を目指す少年の物語です。
キングダムのあらすじ
紀元前の古代中国で、500年の戦乱が続いている春秋戦国時代の中、戦争孤児になり奴隷(どれい)として生活していた主人公・信が、天下の大将軍を目指していく話です。 共に奴隷生活をしていた親友・漂(ひょう)が王の影武者となり死亡した事から、漂の想いを受け継ぎ、王である贏政(えいせい)を助け、将軍となっていきます。
【キングダム】王騎の能力値や人物像
キングダムで、天下の大将軍と呼ばれる王騎の能力や強さ、性格について考察していきましょう。信や騰とはどのような関係だったのか、王騎は史実に実際に存在していたのかも考察します。
王騎の能力値や強さ
王騎の能力値はとても高く、秦の六代将軍の中でも最強と呼ばれる程でした。その強さから敵国からも一目置かれ、恐れられる存在です。
王騎の性格
王騎は自信家ですが、部下への情が厚い将軍で、大将軍として大勢の命を預かる責任感も強く持っています。しかし、オネェ口調で急に冗談を言うユーモアのある性格で、婚約者を失ってからは結婚していないようなので、一途な所があるようです。
王騎と信の関係
王騎と信は、師弟(してい)の関係です。信の戦の才能を見出した王騎は、信に厳しい修行をさせました。信も王騎を尊敬していて、王騎のような大将軍になろうと努力しています。これからも修行してもらえると思っていた矢先に、王騎は死亡してしまいますが、自分の矛を信に託しました。信の率いる百人隊に「飛信隊(ひしんたい)」と名前を付けたのも王騎です。
王騎と騰の関係
王騎と騰(とう)は、とても強い信頼関係が結ばれています。お互いに武力・戦略を認め合っていて、騰は将軍になれる程の才能を持ちながら、王騎軍の副将として王騎を支えていました。王騎は信頼する騰に、自分の軍を任せて死亡します。
王騎の史実における実在モデル
王騎の実在モデルはハッキリとは言えませんが、王騎と王齕(おうこつ)という二人の武将が同一人物ではないかという説があり、この二人がモデルになっているようです。史実上の王騎にはあまり目立った活躍は記されていませんが、王齕にはキングダムの王騎のような功績が残っています。
【キングダム】王騎の死亡理由や最期のシーン
主人公の憧れである王騎が死亡したシーンは、泣けると話題になりました。王騎ロスと言われる程、ファンにはショックな出来事でした。その最期のシーンを詳しく紹介していきます。
王騎の死亡シーンは何巻何話?
無敵かと思われた大将軍の王騎が死亡したのは、16巻第172話の「馬陽攻防編」です。李牧(りぼく)の罠にはまり、龐煖(ほうけん)との戦いで傷を負いますが、部下を連れてなんとか戦場を離脱しました。
王騎が死亡した理由
第169話「死線」にて、王騎は龐煖と一騎打ちを行います。しかし弓の名手である魏加(ぎか)が後ろから放った弓が、王騎の背に刺さった瞬間に龐煖の矛(ほこ)が王騎の胸を貫いたのが致命傷となり、死亡しました。魏加の卑怯(ひきょう)な作戦が、王騎の死亡した理由です。
王騎を倒したのは誰?
卑怯な手段もありましたが、巧妙な策師の李牧と、因縁の相手である龐煖が王騎を倒しました。龐煖は、王騎にとっては大切な婚約者の仇(かたき)だったので打ち取りたい敵でしたが、もう少しの所で負けてしまいました。
王騎の最期がかっこいいといわれる理由
王騎は最期まで愛馬「凰(おう)」の背中に乗ったまま、信や部下たちを鼓舞しました。自分がいなくなった後の事をみんなに託し、笑いながら死亡した姿が、かっこいいと言われる理由と推測されます。
【キングダム】王騎の名言
キングダムの中でも最上位ランクの将軍だった王騎は、名言をたくさん残しています。かっこいい名言が王騎の人気の理由の一つです。その中から五つの名言を紹介していきましょう。
王騎の名言①「血沸き…」
血沸き肉踊る世界!
出典: animemanga33.com
何を望んでいるのか聞かれた時に王騎が言った言葉ですが、冗談だと言って笑い飛ばします。しかし全てが冗談という意味ではなく、心の中では熱い戦いを望んでいたのでしょう。
王騎の名言②「武将への道は…」
武将への道は犠牲の道です。そこを乗り越える度に、人も隊もより強くより大きくなるのです
出典: animemanga33.com
信が率いる飛信隊が龐煖に襲われてしまい、100人いた隊が36人に減ってしまった時に、 王騎が信を励ました言葉です。しかし信はそこまで落ち込んでいなかったので、王騎も安心したようです。
王騎の名言③「果てなき漢共の…」
果てなき漢共の命がけの戦い。ンフフフ、全く、これだから乱世は面白い
出典: animemanga33.com
自分の死を覚悟した時に、「ココココ」と笑いながら言った言葉です。負けてしまったけれど悔やむ事はなく、騰や信達に後の事を任せ、次の世代に期待しながら共に戦った友達の元へ逝きました。信に自分の矛を託したのもこの時です。
王騎の名言④「全軍…」
全軍 前進
馬陽の戦いが始まる時に、歩兵達の士気が下がっている所へ王騎が騎馬隊を連れて現れます。王騎将軍が左手を挙げてこの二言を歩兵達に言っただけで、とんでもなく士気が高まりました。
王騎の名言⑤「ンフフフ 決まっている…」
ンフフフ 決まっているでしょォ
天下の大将軍ですよ
龐煖との一騎打ちの最中に、胸を矛で貫かれても力が衰えない王騎に対して、龐煖が「何者だ」と質問した時に王騎が言った名言です。大将軍である責任と誇り、栄誉が王騎を強くします。
【キングダム】王騎の声優と実写映画キャスト
とても特徴的なキャラクターである王騎将軍の声優と、実写映画のキャストを紹介しましょう。オネェ口調や大きい身体を表現するのに、どのような工夫をしたのかを調べていきます。
王騎の声優は「小山力也」
オネェ口調で話す王騎の声優は、小山力也(こやまりきや)です。俳優としてデビューしてからは、洋画の吹き替えやアニメの声優、ナレーションまで幅広く活動しています。
小山力也のプロフィール
- 出身地:京都府京都市
- 生年月日:1963年12月18日
- 年齢:59歳
- 血液型:O型
- 身長:173㎝
小山力也は立命館大学法学部を卒業後、上京して桐朋(とうほう)学園大学短期大学部芸術科演劇専攻に進み、水泳部に所属していました。卒業後は劇団俳優座に入団して、俳優になりました。声優としては洋画の吹き替えを中心に活躍していましたが、アニメやゲームにも多く出演するようになっています。
小山力也の主な出演作品
小山力也は吹き替え作品にも多く出演していて、アメリカ合衆国のテレビドラマ「ER緊急救命室」のジョージ・クルーニー役や、「24 -TWENTY FOUR-」の主人公の役が有名です。アニメの声優としては、名探偵コナンの毛利小五郎の2代目を務めています。
王騎の実写映画キャストは「大沢たかお」
キングダムの中でも、大変人気のあるキャラクター王騎の実写映画キャストを大沢たかおが演じた事は、とても話題になりました。大沢たかおは、肉体改造を行い体重を15キロも増やして、筋肉を付けました。アニメの声優のイメージもありつつ、独特の笑い方も表現した事で、ファンには絶賛されました。
大沢たかおのプロフィール
- 出身地:東京都
- 生年月日:1968年3月11日
- 年齢:54歳
- 血液型:A型
- 身長:183㎝
大沢たかおは専修大学在学中にスカウトされ、モデルとして活躍しました。テレビCMから俳優に転向して、多数のドラマに主演し、2000年以降は映画にも出演するようになり、プロデュースにも挑戦しています。
大沢たかおの主な出演作品
大沢たかおはドラマにも多数出演していて、代表作としては「星の金貨」や「JIN-仁」等で高視聴率を出しています。映画では「藁の楯(わらのたて)」や「AI崩壊」等で熱演しており、舞台では「ロミオとジュリエット」や「ファントム」等にも出演しています。
【キングダム】王騎に対する世間での評判や人気
キングダムでは、物語の早い段階で死亡してしまう人物ですが、今でも王騎が大好きなファンはたくさんいるようです。
王騎は唇も大きくオネェ口調ですが、部下をたくさん率いて戦う漢気のある将軍で、知略にも優れていて、女性から大変人気があります。もちろん、男性からの人気も高いです。
キングダムに登場した時には、個性が強すぎて変わった印象だった王騎ですが、登場する毎に人気が高まりました。これからも信の師匠として登場すると思われていた王騎が死亡してしまい、悲しすぎてその先が読めなくなったファンも多いようです。
【キングダム】王騎の能力は高かった
キングダムファンの中でも、とても評価の高い王騎ですが、その能力は作中でも最強将軍クラスです。その大柄な身体で大きい矛を振り回すという、武力だけでもとてつもない強さでありながら、戦を見通す戦略にも優れています。その上、部下達を大切に育て上げて、情にも厚く優しい一面もありました。キングダムでは死亡してしまった王騎ですが、主人公達の心には目標として輝いていて、いつまでも忘れられない存在なのでしょう。
この記事のライター
haerichan
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。