【キングダム】汗明(かんめい)は史実に実在した?最後についても徹底解説
『キングダム』には歴史上実在した人物が多数登場しています。その中で紹介するキャラは「汗明」です。今回の記事では史実上の汗明に関する情報だけでなく、『キングダム』における汗明の最後のシーンはどういったものなのかについてもまとめていきます。
目次
【キングダム】汗明とは?
汗明とは『週刊ヤングジャンプ』の看板連載作品『キングダム』に登場するキャラです。汗明は楚の国の武将であり、他国の武将を凌ぐほどの巨体を持っているため「楚の巨人」という通り名を持っています。そして汗明は、巨大な体格ならではの圧倒的なパワーを扱うことができ、秦国有力武将として名高い蒙武と互角に戦うことが可能です。そして汗明が初登場したのは合従軍戦のタイミングであり、全戦全勝という負けなしの戦歴を携えて主人公達の元へと攻めてきたのです。
汗明のプロフィール
- 氏名:汗明(かんめい)
- 性別:男性
- 年齢:不明
- 通り名:楚の巨人
- 誕生日:不明
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 出身地:楚の国
- 所属:楚国将軍
汗明は楚の国の将軍であり、持ち前の巨体を活かした重い一撃で敵を圧倒します。また汗明は普段「流星錘」と呼ばれる大勢を相手にする際の武器しか使用しませんが、強敵と認識した相手にだけ特定の武器を使用します。合従軍編にて汗明は蒙武とフルパワーで戦いましたが、最終的に蒙武の力が汗明を上回って討ち死にしてしまったのです。
汗明の性格
『キングダム』に登場する汗明の性格ですが、極度の自信家かもしくはナルシストであると考えられています。汗明は戦の際に自身を鼓舞するための太鼓部隊が存在し、敵勢に対してプレッシャーを与えるシーンが描かれています。汗明が自信家な性格を持つ理由は、今までの戦で一度も負けたことがなかったため、自分は無敵の強さを持っていると考えていたからです。しかしその考え方は蒙武の前では通用しませんでした。
汗明の部下
『キングダム』に登場する汗明の部下ですが、ある程度の強さを持った軍師兼将軍の貝満と剛摩諸、軍師の仁凸が存在します。彼らは合従軍戦にて汗明が蒙武撃破できるようサポートを行っていましたが、計画は失敗に終わり、かつ仁凸の陣営が壊滅状態になったため仁凸は死亡した可能性が高いです。また汗明の軍には蒙武並みの巨体を持った兵士を集めた巨暴大騎兵団が存在しましたが、蒙武の手によって粉砕されてしまいました。
キングダムの概要
『キングダム』は原作者・原泰久先生によって『週刊ヤングジャンプ』で連載されている人気マンガ作品です。古代中国の戦国七雄の戦乱を舞台としており、天下統一を目指す始皇帝と天下の大将軍を目指す武将・信の戦いの様子が描かれています。2006年から2022年現在まで連載が続く程の人気を誇っており、単行本累計発行部数は9200万部を記録しています。
キングダムのあらすじ
戦災孤児として下僕生活を送っていた『キングダム』の主人公・信は、友人の漂から天下の大将軍になって下僕性格から抜け出そうと提案され、木の棒を使った剣術修行に明け暮れていました。そんなある日、漂の秀でた才能が認められて信より先に仕官を果たします。しかし漂は、信に地図と大将軍の夢を託して死亡してしまったのです。信は漂の思いを受け継ぎ、後に天下統一を果たす始皇帝・嬴政と共に戦乱の世を戦い抜いていきます。
【キングダム】汗明の史実や強さ
『キングダム』に登場する汗明は、史実上でも存在していたことが記録されていました。そこで以下の項目では、汗明の史実上の情報だけでなく『キングダム』における汗明の戦闘面での強さや実力、また戦いで使用した武器についても紹介していきます。
汗明は史実で実在する人物
『キングダム』における汗明は史実上実在する人物です。汗明の史実での記録ですが、『キングダム』のような武力に秀でたパワー系武将ではなく、戦国時代の中国を渡り歩く遊説家として活躍していました。つまり史実上の汗明は、知略を巡らせて名を上げていったことが分かります。また史実上の汗明の最後ですが、記録が残されていないため具体的な死因は不明です。
汗明の強さや実力
『キングダム』に登場する汗明の強さや実力ですが、並の将軍を凌ぐ程の戦力を有しています。汗明を代表する武功ですが、過去に秦の六大将軍である王齕と一騎打ちで戦って見事撃破したことが挙げられます。また合従軍編にて秦国の武将・蒙武と互角以上に戦っていたため、汗明は相当強いと容易に想像できます。
汗明の使用した武器
『キングダム』の中で汗明が使用した武器ですが、合従軍編で様々な武器を使用していました。まず大群を相手にする時には鎖の先に錘を繋いだ流星錘を使用します。次に蒙武と一騎打ちを行った時には大錘と呼ばれる巨大な金棒のような武器を使用し、蒙武の重い一振りを受け止めていました。
【キングダム】汗明の活躍や最後
『キングダム』に登場する汗明は、圧倒的な武力を用いて多大なる活躍を見せてきました。そこで以下の項目では、『キングダム』における汗明の活躍はどういったものかだけでなく、汗明の最後や死亡したその後の情報についてもまとめていきます。
汗明の合従軍編における活躍
『キングダム』の合従軍編にて汗明は、主力部隊である蒙武軍の注意を引き付けるという活躍を見せました。蒙武軍の相手をすることで楚国軍の他の部隊がフリーとなるため、容易に進軍することが可能となります。その結果、媧燐の直下兵五千が函谷関の裏に回る計略が成功し、戦局が大きく変わることとなったのです。
汗明は蒙武との戦いで死亡
『キングダム』の合従軍編で多大なる活躍を見せた汗明でしたが、蒙武との一騎打ちに敗れて死亡してしまったのです。この時蒙武は息子である蒙恬が斬られたこともあって頭に血が上っており、勢い余って汗明の頭を大錘で潰したことで勝敗が決しました。戦いには敗れてしまったものの、汗明は蒙武に深い傷を負わせることに成功したのです。
汗明が死亡したその後
『キングダム』に登場する汗明が死亡したその後ですが、汗明と一騎打ちで大きな痛手を負った蒙武が作中にて登場しなくなります。おそらく合従軍編で受けた傷を治療するために一時的に戦線を退いているのだと考察されています。しかし今後『キングダム』に再登場する可能性は高いので続報を待ちましょう。
【キングダム】汗明の名言
『キングダム』に登場する汗明は、作中にて数多くの名言を作ってきました。そこで以下の項目では、数ある汗明の名言の中から3つ程選出して紹介していきます。どの名言にも汗明の武将としての威厳が込められています。
汗明の名言①「どちらが本物の…」
どちらが本物の漢かをな
汗明の名言①は、合従軍編で蒙武と一騎打ちをしているシーンにて、汗明が発したものです。この時汗明は蒙武と命を懸けた戦いを心の底から楽しんでおり、どちらが最強の武将かを決めたいと考えていました。上記の名言から、中華最強の武将を目指そうとする汗明の姿勢が伝わってきます。
汗明の名言②「楚の巨人…」
楚の巨人、汗明である!
出典: newstisiki.com
汗明の名言②は、秦国に対し宣戦布告するシーンにて、汗明が発したものです。この時汗明は大量の部下達を引き連れており、自分がいかに強い武将であるかをアピールしていました。上記の名言から、汗明が身体だけでなく武将としての器の大きさも巨人並みであることがうかがえます。
汗明の名言③「その武器に剣では…」
その武器に剣ではさすがに刃が欠けそうだ 十年ぶりだぞ 俺に”大錘”を持たせる者はな
汗明の名言③は、蒙武と真剣勝負をしているシーンにて、汗明が発したものです。通常の戦において汗明は大錘を使う前に敵を倒してきました。しかし蒙武相手では大錘無しで戦うことは不利だと考え、使用することにしたのです。上記の名言から汗明は、蒙武を好敵手として認めた心情が伝わってきます。
【キングダム】汗明に対する世間での評判や人気
『キングダム』に登場する汗明は、威厳ある武将だったため高い人気と知名度を獲得していました。そこで以下の項目では、汗明に対する世間での評判やどういった人気の理由が存在するのかについてインターネット上の『キングダム』ファンの言葉を参考にしながら紹介します。
『キングダム』の汗明に関する世間での評判は「自信家な武将である」ことです。汗明は蒙武と戦う以前の戦に全て勝利しているため、自分に勝てる人間はいないと考えていたのです。それ故に汗明の自信満々な姿勢を日常生活で見習いたいと感じるファンが多いです。
『キングダム』の汗明に人気が集まる理由は「武に長けている強い将軍である」からです。作中にて汗明は、持ち前の巨体を活かして大勢の敵を蹴散らしたり秦国の有力武将である蒙武と互角以上に戦っているシーンが存在します。それ故に汗明の武将としての生き様に惚れてしまうファンが多いです。
【キングダム】汗明は史実で実在したキャラだった
今回の記事では、『キングダム』に登場する汗明に関する情報について紹介してきました。汗明は史実上実在したキャラであり、史実では『キングダム』の汗明のようなパワー系将軍ではなく、知略を巡らせる頭脳派遊説家だったのです。また史実における汗明の最後に関しては記録がないため、詳細なことは分かっていません。
また『キングダム』における汗明は合従軍編にて秦国将軍の蒙武と一騎打ちで戦い、激闘の末に蒙武の攻撃を受けて敗北してしまいました。しかし蒙武に対して大ダメージを負わせることができたため、楚の国に大きく貢献したのです。汗明は戦いの中で死亡してしまったため再登場は叶いませんが、我々の心の中で汗明の勇姿は生き続けることでしょう。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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