【呪術廻戦】伏黒甚爾は無能力者なのに強い?復活と自害についても
こちらの記事では【呪術廻戦】の重要キャラクターとして登場する伏黒恵の父、伏黒甚爾は術師として能力の無い人物であるにも拘わらず強いのは何故か、伏黒甚爾は【呪術廻戦】の作中で復活しその後自害しますが、その理由はなんなのかを過去の話含め詳しく紹介していきます。
目次
【呪術廻戦】伏黒甚爾とは?
【呪術廻戦】に登場する伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の詳しい情報を知る為にも、まずはプロフィールや、作品の概要やあらすじについて紹介します。
伏黒甚爾のプロフィール
- 名前:伏黒甚爾(旧姓:禪院)
- 誕生日:12月31日
- 身長:188㎝
- 好物:肉とモツ
- 嫌いな物:酒・まったく酔わない為
- ストレス:禪院家
【呪術廻戦】に登場する伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、伏黒恵の実父で、御三家の一つである禪院家出身です。しかし呪力はゼロで、家の中でも冷たい対応をされており、幼い頃から呪霊の群れに押し込まれた事により顔にキズが出来ています。恵が産まれた後には暗殺者として賞金を稼ぐ生活を送ります。
呪術廻戦の概要
【呪術廻戦】は人間の負の感情によって現れてしまう化け物「呪霊」を呪術師や専門生が呪術を使い倒していくバトル物の漫画です。週刊少年ジャンプにて連載されている大ヒット漫画で芥見下々先生が描いています。2022年2月の時点でアニメ第2期が2023年に放送される予定です。
呪術廻戦のあらすじ
【呪術廻戦】の主人公である虎杖悠仁は、ある夜学校で発見された特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込んだ事によって、死刑宣告をされてしまいます。しかし、五条悟からの提案で、呪術高専の生徒となった虎杖悠仁は、仲間と共に呪霊を倒しながら過酷な運命を進んでいく事になるのです。
【呪術廻戦】伏黒甚爾は無能力者なのに強い?
御三家と呼ばれる禪院家出身でありながら、呪力を一切持っていない無能力者の伏黒甚爾は強いのかを詳しくまとめていきます。【呪術廻戦】内で頻繁に出てくる「天与呪縛(てんよじゅばく)」の能力を持っている伏黒甚爾は、どの程度の強さを持っているのでしょうか。
伏黒甚爾の「天与呪縛」が強い
「天与呪縛」とは呪術師として産まれながらに呪力を持ってない分、強大な力を持ち、その代わり何かを強制的に犠牲に縛られるまま産まれてくる人達や、そういった人達に架せられた縛りの通称です。作品内ではこういった運命を背負い産まれてくる人物が一定数登場します。
伏黒甚爾もその能力者の一人ですが、極めて特殊な「天与呪縛・フィジカルギフテッド」の持ち主です。常人離れした身体能力と五感が鋭く、呪霊を察知する事が出来ます。呪力がなくても呪いを認識できる鋭さを持っています。
伏黒甚爾は呪霊を武器庫として飼っている?
伏黒甚爾は見た目が芋虫の様で呪霊を武器庫替わりとし、複数の呪具を呪霊の体内に収め、更にその呪霊を小さくし体内に隠し持っています。次は伏黒甚爾が所持している特級呪具について紹介していきます。
伏黒甚爾が使った呪具
伏黒甚爾が所持している呪具は数種類あり、特級呪具「天逆鉾(あまのかさほこ)」もその一つです。この呪具の能力は、触れた者の術式効果を強制的に解除する能力があり、五条悟と戦った際に使用していました。この呪具によって五条に致命傷を与えます。他にも「万里ノ鎖」は持ち手部分を相手に認識されなければ伸び続ける能力があり、伏黒甚爾はこの鎖の先に天逆鉾を付け使用しました。
他にも刀身の大きい刀を所持し、通常はこの刀のみで戦います。詳しい能力の効果については明らかにされていません。この刀についてはSNS内でも話題になり、その理由が金銭に換算すると5億円になると言われており、特級呪具「游雲(ゆううん)」と同等の価格となっています。
伏黒甚爾は領域展開を使える?
【呪術廻戦】ではよく耳にする領域展開とは術式の極致と呼ばれ、使える術者の数は希少です。伏黒甚爾は呪力がゼロの為領域展開は使用不可能で、通常であれば使用された時点で死亡してしまいます。しかし、領域展開を使用する五条とも互角で戦っていた事を考えると、伏黒甚爾の力は非常に強いと推察されます。
【呪術廻戦】伏黒甚爾の過去や復活と自害
伏黒甚爾は過去に一度死亡するも、その後復活して自害してしまいました。ここからは、超人で破天荒な伏黒甚爾の過去や、復活から自害に至った経緯について解説していきます。
伏黒甚爾の過去や最後
伏黒甚爾は禪院家出身でありながら、呪力がゼロの為に一族内で雑に扱われ、その事が嫌になってしまい、グレて家を飛び出します。その後、恵の母親と出会い共に生活し、恵を授かりますが、母親が死亡した事により過去の様にグレてしまいます。その後呪術師専用の暗殺者となり、賞金を稼ぐようになりました。そして五条が任務で護衛している相手を暗殺する為、2人は戦う事になります。
伏黒甚爾は五条を死亡手前まで追い詰めますが、最終的に五条により伏黒甚爾は敗北し一度死亡してしまいます。その後復活するも最後は自害しました。次はどの様な理由で暗殺をする事になり、なぜ復活したのか更に詳しく紹介します。
伏黒甚爾は星漿体を暗殺する依頼を受ける
五条と夏油が任された任務は星漿体(せいしょうたい)として選ばれた「天内理子(あまないりこ)」を護衛し、天元と同化させる事でした。伏黒甚爾はこの天内理子を暗殺する事を「盤星教:時の器の会(ばんせいきょう)」の仲介役の孔時雨(こんしう)から依頼され、手付金3000万円で了承します。
伏黒甚爾は天内の暗殺に成功する
甚爾は天逆鉾を使い五条に切り付け再起不能にし、その後天内理子を暗殺して遺体を盤星教へと届けます。
伏黒甚爾は五条に敗北し死亡
天内理子の遺体を届け、去ろうとした伏黒甚爾を、死の間際で反転術式を使用し蘇生をし復活した五条によって、術式反転・赫(あか)や虚式・茈(むらさき)を使われ敗北し、死亡してしまいます。甚爾は死亡間際、五条に「2、3年もしたら俺の子供が禪院家に売られる、好きにしろ」と言い残し息絶え、これが1度目の死亡となります。
伏黒甚爾の復活の理由
渋谷事変の最中に、呪術高専の敵側の呪詛師の一人である「オガミ婆」が現れます。オガミ婆は降霊術の使い手で、霊を降ろす社となる肉体に霊を飲み込ませる事で、現世に死亡した人を降ろす事の出来る術式を使います。伏黒甚爾はこの術式により復活しました。なおこの術式は「魂のデータ」を肉体に入れると霊に肉体を乗っ取られるので、「肉体のデータ」のみを降ろす様です。
しかし、甚爾を降ろす際の肉体であるオガミ婆の孫の魂は負け、甚爾はその肉体を乗っ取る事に成功しました。それは伏黒甚爾という人物が異質であったからこそ「器の魂が負けた」のだろうと考えられています。
【呪術廻戦】伏黒甚爾と関連するキャラ
【呪術廻戦】に登場する伏黒甚爾と関連するキャラクターについてまとめました。2度も死亡した経験を持ち、【呪術廻戦】の物語のきっかけなどに関わっている甚爾は誰とどの様な関係があるのでしょうか?最も関連のある4人の人物について紹介していきます。
関連するキャラ①伏黒恵
1人目は、最愛の奥さんとの間に産まれた伏黒恵です。恵の名前は「自分とは違い、恵まれた人生を送ってほしい」という思いから、甚爾が付けたのだと作中で描かれています。最愛の妻を亡くし、恵の姉津美紀の母親と付き合いだしてからは、恵の存在を忘れ、挙句の果てには実家である禪院家に恵を売るのですが、渋谷事変の際には、恵が伏黒の名字である事に安堵して、そのまま自害します。
関連するキャラ②伏黒津美紀
2人目は恵の義姉である伏黒津美紀です。恵の実母死亡後に付き合った女性の連れ子ですが、甚爾と一緒にいた期間は短いものでした。甚爾は津美紀の母親と蒸発後、津美紀の目の前には姿を現していません。暗殺者を生業にしている甚爾に対し、津美紀は母親と一緒に帰って来てほしいと待ち望んでいる場面も描かれています。
関連するキャラ③禪院直毘人
3人目は禪院家26代目当主にして、甚爾にとっては大伯父(祖父の兄)に当たる、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)です。呪術界の世界観に対し従順な考えを持つ人物で、禪院家の一族によって酷い扱いを受けている甚爾に対し、助けるでも無く、一族が嫌になり家を飛び出した際も黙認の上、見届けています。甚爾が禪院家に恵を売る際に声を掛けた相手でもあります。
関連するキャラ④孔時雨
4人目は盤星教の仲介役を担っている孔時雨(こんしう)です。甚爾とは禪院時代のからの長い付き合いで、悪友であり、腐れ縁の様な人物です。仕事上ではビジネスパートナーとして甚爾に協力したりと、2人の仲が分かる描写があります。しかし甚爾が五条によって倒され1度目に死亡した際には、孔の想いなどが分かりやすい場面は特に無い様です。
孔時雨は「天内理子死亡」から1年後、呪詛師へと転変した夏油傑 に宗教団体を紹介する際登場するも、特に目立った動きのない謎のある人物です。
【呪術廻戦】伏黒甚爾に対する世間での評判や人気
【呪術廻戦】のファン内では「パパ黒」と愛称で呼ばれる伏黒甚爾ですが、ファンにとっての伏黒甚爾とはどの様なキャラクターなのか、SNS内での評判や人気について調べまとめました。
【呪術廻戦】アニメ2期が放送される事が決まり、やっとアニメ内で伏黒甚爾を見ることが出来る事に喜んでいる視聴者が多数いました。作中では重い話になってしまう分、見るのが怖いでも見たいと言う声も多くあります。
伏黒甚爾はファンの間でもとても人気があり、2期のアニメにて登場する事が分かり、誰が声優を務めるのかという考察や、この声優さんに演じて欲しいとの声が多数ありました。
【呪術廻戦】の重要キャラクターの成長のきっかけや、物語の展開の軸になる伏黒甚爾に対し、伏黒甚爾が可哀想で悲しんでしまうという声も多数ありました。
【呪術廻戦】の作中で2度も死亡してしまう伏黒甚爾に対し、登場しなくて悲しいけど、再度復活してくれる場面もあるから好きなのだという声も多数ありました。
最愛の妻を亡くし、恵や自分の事に対して何もかも適当になり、人として駄目になってしまった伏黒甚爾は最後の最後で息子への愛しているという想いが分かる場面には多数のファンが「よかった」と声をあげてました。
【呪術廻戦】伏黒甚爾の「天与呪縛」は最強だった
【呪術廻戦】に登場する伏黒甚爾は禪院家出身という過去を持ち、呪力はゼロでした。しかし代わりに「天与呪縛(フィジカルギフテッド)」によって類稀無い身体能力と鋭い五感を得ます。この能力によって呪力が無くても、呪を認識することが出来、本人自身は呪力が無い為、他の呪術師には存在を隠す事が出来る為、伏黒甚爾の天与呪縛は最強だという事が判明しました。
この記事のライター
タピオカん
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