【呪術廻戦】伏黒恵の強さを徹底考察!式神や領域展開も一覧で紹介
伏黒恵とは、【呪術廻戦】の主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を助ける強さを持つ、とても人気が高い登場人物です。伏黒恵の強さの理由は、禪院家の血筋にもあります。伏黒恵の家族関係や生い立ち、召喚する式神たちや領域展開についても紹介していきます。
伏黒恵とは?
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)とは、【呪術廻戦】に登場する能力の高い呪術師です。東京都立呪術高等専門学校の1年生ですが、すでに2級呪術師に認定されています。2級呪術師とは、呪霊を祓う単独任務を任せられるようになります。伏黒恵の持つ強さから、1級呪術師に推薦されました。
伏黒恵のプロフィール
- 名前:伏黒恵
- 誕生日:12月22日
- 年齢:15歳~16歳
- 身長:175cmくらい(成長中)
- 出身地:埼玉県
- 所属:東京都立呪術高等専門学校1年
- 等級:2級呪術師
- 好きな食べ物:生姜に合うもの
- 嫌いな食べ物:パプリカ、甘いおかず
- 趣味:読書
伏黒恵の性格
外見はクールで、ツンツンした黒髪にまつ毛の長い切れ長の瞳、スラっとした体格です。性格はあまり活発ではなく物静かなタイプです。自分は呪術師として人間を救うけれど、ヒーローではなく、不平等だと言っています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は、週刊少年ジャンプ(集英社)で2018年14号から連載しています。2020年10月からはTVアニメで放送が開始されました。第24話まで放送されています。2023年には第2期の放送が決定しているそうです。人間のマイナスな感情から「呪霊」が生まれ、人間を襲います。それを祓う強さを持つ呪術師たちのバトル漫画です。
呪術廻戦のあらすじ
人間のマイナスな感情から「呪い」が生まれ、呪霊となり人間を襲います。呪いの王と呼ばれる両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べて、宿儺の器となった主人公、虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は呪術高専に入学します。自分の体に宿る宿儺を制御しながら、秘匿死刑になる前に全部の指20本を取り込む決心をしたのです。人間を助ける呪術師たちと、謎の多い呪霊たちとの戦いの物語です。
伏黒恵の強さや能力・術式
伏黒恵が使用している術式は、呪術界御三家のひとつである禪院家のものです。その強さは、同じく御三家の五条家当主、五条悟にも対抗できるとも言われています。そして、心の強さが現れた領域展開についても解説していきます。
伏黒恵の強さ①十種影法術を使う
「十種影法術 (とくさのかげぼうじゅつ )」とは、禪院家相伝の術式の一つです。術師の手で式神の影絵を作り、影を媒体として召喚します。始めに2匹の玉犬を使役して、調伏の儀により他の式神たちを調伏していきます。現在伏黒が調伏しているのは6体ですが、他にもまだ謎の式神たちがいるようです。一度に2体の式神を召喚でき、拡張術式では、2種類の式神を合体できます。また、術師も影の中を移動することができ、影の中に武器等を保管しておくことも可能です。
伏黒恵の強さ②十種影法術には弱点がある?
完全に破壊されてしまった式神は、もう召喚できません。しかしその術式や能力は他の式神に引き継がれます。詳しい謎は分かっていませんが、これにはルールがあるようです。
伏黒恵の強さ③領域展開「嵌合暗翳庭」
五条先生に修行をお願いした時に、いつも恵は本気を出していないと言われてしまい、本気の強さを見せたのが領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」です。しかしまだ未完成の状態で、必中ではありませんが、伏黒恵の潜在能力を120パーセント出すことができます。式神も同時に3体以上召喚することが可能です。
伏黒恵の式神一覧
伏黒恵が召喚する式神たちの、多彩な能力や特徴を紹介します。完全に破壊された後には消滅してしまうのか、それとも別の式神に引き継がれるのか、その謎についても考察していきます。
伏黒恵の式神①玉犬「白」
玉犬(ぎょくけん)「白」とは、真っ白でフサフサの毛並みの大型犬です。額に逆三角形の印があります。「十種影法術」は最初に2匹の玉犬が術師に与えられたうちの1匹です。索敵能力が高く、呪霊を食べることもできます。虎杖たちと少年院に入った時に遭遇した特級呪霊の強さに圧倒され、破壊されてしまいました。
伏黒恵の式神②玉犬「黒」
玉犬「黒」とは、額に三角形の印がある、真っ黒でフサフサの毛並みの大型犬です。「白」と共に最初に与えられた玉犬の1匹で、能力や強さは「白」とほとんど変わりません。伏黒と釘崎たちと少年院から脱出して、まだ中にいる虎杖に、みんなの無事を遠吠えで知らせました。
伏黒恵の式神③玉犬「渾」
玉犬「渾(こん)」とは、玉犬「黒」が、玉犬「白」の呪力を引き継いで強くなった玉犬です。強靭な爪を持ち、特級呪霊にも対抗できる程の戦闘能力を持っています。レジィ・スターとのバトルでは、包丁を2本も上アゴに刺されてしまいますが、その程度では破壊されませんでした。
伏黒恵の式神④鵺
鵺(ぬえ)とは、仮面のような顔をした大きい怪鳥で、ビリビリした電撃をまとい、体当たりして攻撃します。長時間は無理ですが、人を乗せた飛行が可能です。大きな翼で攻撃から守り、高い所から落下する人を受け止め助けてくれます。その強さから、玉犬のように召喚される頻度は高いです。
伏黒恵の式神⑤大蛇
大蛇(オロチ)とは、巨大な白い蛇で呪霊に嚙みついて攻撃します。宿儺に噛みつき、大きな口で捕らえますが、一瞬で破壊されてしまいました。現時点で、他のどの式神に力が引き継がれたのかは分かっていません。
伏黒恵の式神⑥蝦蟇
蝦蟇(がま)とは、巨大なカエルで長い舌が伸びて攻撃も出来ます。口の中に人間が入るくらい大きいです。少年院から脱出する時に、釘崎を舌で捕らえ、口の中に入れて助け出しました。
伏黒恵の式神⑦不知井底
不知井底(せいていしらず)は、拡張術式を使って鵺と蝦蟇を合わせた伏黒オリジナルの式神です。カエルに翼が生えていて、蝦蟇ほど大きくはありません。大量に出せますが、弱い式神です。特徴は、何度破壊されても繰り返し召喚できることです。
伏黒恵の式神⑧満象
満象(ばんしょう)とは、象で大量の水を鼻から出します。呪力も大量に消費するため、1体しか召喚していられません。アフリカ象の重さを再現していて、3~6トンもの体重で敵を押しつぶします。
伏黒恵の式神⑨脱兎
脱兎(だっと)とは、可愛らしいウサギです。多くのウサギを召喚して、敵を錯乱させます。脱兎の勢いで敵に向かって行くので、視界をさえぎり動きを鈍らせます。何体かは破壊されても、完全にいなくなることはないようです。全部で何体いるのかは謎とされています。渋谷事変の時には、禪院甚爾に対しても召喚して戦っていました。
伏黒恵の式神⑩八握剣異戒神将魔虚羅
八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)とは、歴代の十種影法呪術師でも調伏できた人がいないという、恐ろしく強力な式神です。「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱えることで召喚できます。伏黒恵もまだ調伏できていませんでしたが、渋谷事変でピンチの際に召喚してしまいます。複数人でも調伏はできますが、その後に無効になります。
伏黒恵は、渋谷事変で召喚した魔虚羅に攻撃され、気絶してしまいます。そこに宿儺が現れて、伏黒を手当てして助けました。宿儺は、伏黒に利用価値を見出しているようです。魔虚羅は宿儺を吹き飛ばす程の呪力を持っています。頭の後ろの法陣が回転すると、傷も回復させました。しかし、宿儺の領域展開「伏魔御厨子(ふくまみずし)」と術式「開(フーガ)」により倒され、調伏の儀は無かったことになります。
伏黒恵が呪術師になった理由や謎を考察
伏黒恵が呪術高専に入学した理由や、呪術師になった経緯や謎について考察していきます。
伏黒恵が呪術師になった理由
小学1年生の頃に両親が出て行ってしまい、義理の姉の津美紀と二人きりで住んでいました。そこへ呪術高専の教師である五条悟が訪れます。五条悟が訪れた理由は、禪院甚爾から息子である伏黒恵のことを頼まれていたからです。子供だった伏黒恵は、津美紀の幸せのために、禪院家には行かず五条悟に全てを任せます。伏黒恵は呪霊も見えていたし、自分の術式にも気づいていました。津美紀の母親については、謎が多いままです。
伏黒恵と禪院甚爾の関係
禪院甚爾は禪院家に生まれましたが、呪力を全く持たない「フィジカルギフテッド」でした。呪力が全ての禪院家では良く思われず、酷い扱いを受けて育ちます。そして甚爾は伏黒家に婿入りして、息子の恵が生まれました。恵という名前を付けたのは甚爾です。ろくでなしの父親で、息子を禪院家に売り飛ばしました。しかし五条に殺される時、最期に言い残したのは息子の恵のことだったのです。
禪院甚爾は渋谷事変で、イタコのオガミ婆により降霊され、降霊された人間を乗っ取り殺戮人形となります。甚爾は、呪霊の陀昆に苦戦する伏黒恵たちのところに現れました。周りの全てに攻撃しますが、陀昆を祓ってくれたので恵たちは助かります。恵との一騎打ちに持ち込みますが、恵が息子だと気づくと名前を尋ねたのです。「伏黒」と聞いて、禪院ではないことをよかったな、と言い自害しました。
伏黒恵と津美紀の関係
父親である禪院甚爾が、津美紀の母親と再婚したので、義理の姉弟になります。恵が小学1年生の頃に、両親が家を出て行ってしまい、二人きりで住んでいました。津美紀は、すぐに喧嘩をして人を傷つける恵を、いつも心配して注意していました。しかし津美紀は突然呪いにかかり、寝たきりの状態になってしまいます。恵は、善人の津美紀に幸せになって欲しいと思っていたのです。
伏黒恵は禪院家の当主になった?
伏黒恵は、禪院家の当主は面倒だと言って断ろうとしました。しかし、禪院真希の説得により、当主を継ぐことを決意します。現在、禪院家相伝の十種影法術が使えて、当主としての強さを持っているのは伏黒恵だけです。
伏黒恵に対する世間での評判や人気
伏黒恵は、虎杖が危険な存在だと分かっていても、虎杖が人助けのために宿儺の器になったので、私情ですが助けたいとはっきり言います。自分が呪術師として人を助けても、全ては救えないことを理解しています。その心の強さも人気の理由です。
伏黒恵に自覚はなくとも、五条からは自分と同等の力があることを期待されているようです。宿儺は自分の目的のために、伏黒の力を利用しようとしています。自信過剰ではないところも、人気の理由です。
外見からは想像もつきませんが、中学生の時には不良たちを全員殴って倒していたそうです。義姉も注意するほどでした。口数は少ないけれど、本当は情熱を持っているところが人気の一つです。
伏黒恵の強さはすごい
五条悟が語る昔の話では、六眼持ちの無下限呪術を使う五条家当主と、十種影法術を使う禪院家当主が、御前試合で双方死亡したことがあるそうです。五条悟は、伏黒恵にも自分と同等の強さがあると言いたいのでしょう。伏黒恵は、宿儺からも期待されています。渋谷事変では命を助けられました。まだ式神が全種類調伏できていないので、今後の彼の活躍に期待が集まりそうです。
この記事のライター
haerichan
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