【呪術廻戦】禪院直哉の強さや人物像まとめ!死亡理由についても解説
禪院直哉は、その性格故に呪術廻戦読者からクズと評されることが多いキャラクターです。しかし、ファンも多く人気投票では10位にランクインしています。この記事では、禪院直哉の性格や強さ・術式、呪術廻戦作中での活躍や死亡理由等について解説していきます。
目次
【呪術廻戦】禪院直哉とは?
禪院直哉はその言動や行動からファンからは『直哉くん』と呼ばれ、「画面に出るだけで面白い男」とネタキャラとして愛されています。呪術廻戦作中で行われた人気投票では10位にランクインをする快挙を成し遂げ、登場した後早々に呪術廻戦の単行本の17巻の表紙を飾っています。まずは、禪院直哉のプロフィールを紹介していきます。
禪院直哉のプロフィール
- 名前:禪院直哉
- 年齢:27~28歳(五条悟の一つ下)
- 階級:特別1級術師
- 父:禪院直毘人
禪院直哉の顔は美形と言えるほど整っていて、毛先以外を染めた金髪とピアスでチャラチャラした容姿の人物です。素行は悪く弱者を見下し男尊女卑の発言を繰り返していて、クズとしか言えないような性格をしているため禪院家内でも人望は全くありません。弱者を見下す一方で幼少期の出来事から強さには真摯で公平な評価を下しています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は、芥見下々によって週刊少年ジャンプにて連載されている漫画作品です。2022年8月時点では単行本20巻までが刊行され、2023年にはアニメ第二期が放映予定となっています。アニメ化後に発売された15巻でコミックスのヒットの指標である初版150万部を達成しました。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は呪物にかかわる事件に巻き込まれてしまい、呪物を回収しにきた伏黒恵と共に窮地に追い込まれてしまいます。虎杖は力を得るために特級呪物「宿儺の指」を食べました。窮地を脱出した虎杖ですが、宿儺の指を食べた事で「宿儺の器」とされ呪術師に捕らわれて死刑を宣告されてしまいます。しかし、五条悟の力で宿儺の指をすべて食べるまで死刑の猶予が与えられました。都立呪術高専に入学した虎杖は、呪術師として活動し始めます。
【呪術廻戦】禪院直哉の術式や強さ
禪院直哉は、呪術廻戦作中で呪術師の名門である禪院家の次期当主の有力候補です。禪院直哉はその性格から全くと言っていいほど人望がありませんが、次期当主の有力候補になれた理由は禪院家が実力主義であるためです。呪術廻戦の中で呪術師の名門である禪院家で、実力だけで次期当主となれた禪院直哉の強さや術式を紹介していきます。
禪院直哉の強さ
禪院直哉の呪術師としての階級は、1級術師相当の実力を持っていると認められている特別1級術師です。呪術廻戦作中の直哉は何度も負けていてあまり良い結果を残せていません。しかし、同じ特別1級術師である禪院扇や禪院甚壱の攻撃を簡単に避ける等、直哉の高い実力を裏付ける場面も存在します。禪院直哉は実力はどの程度なのか、立場や呪術廻戦作中での戦闘等から解説していきます。
強さ①「炳」の筆頭
「炳(へい)」とは準一級以上の術師で構成されている禪院家最強の術師軍団です。正確な人数は分かっていませんが呪術廻戦作中では少なくても12名が確認され、直哉が「炳」の筆頭を務めています。作中で「炳」に所属していたのが分かっている人物は、『禪院直毘人』『禪院扇』『禪院甚壱』『禪院長寿郎』『禪院蘭太』と直哉を含む6名です。実力主義の禪院家では筆頭も実力で決められると考えられるため、禪院家の中での術師としてトップクラスの実力を持っていると考えられます。
強さ②脹相と戦い敗北する
呪術廻戦作中で禪院直哉は脹相と戦っています。脹相は冥冥の見立てによると1級術師以上の実力を持っていると言われ、呪術廻戦作中の渋谷事変で虎杖悠仁と戦闘になった際には殺害寸前まで追い詰めています。直哉は脹相の事を普通の人間だと思っていて負けはしたものの、赤血操術を知っていた事と直哉の術式である投射呪法の超スピードを生かし脹相を一時的とは言え完封しています。
禪院直哉の術式は「投射呪法」
禪院直哉の術式は、禪院家相伝「投射呪法」です。1秒を24個のシーンに分割し、術者の視界内での24個に分割したシーンでの動きを先に決めます。動きは物理法則を無視していなければ予め決めた通りに動く術式です。投射呪法の使い手である直哉の父の禪院直毘人は五条悟を除き最速の術師と言われ、直哉は投射呪法を連続使用により亜音速に達する速度で動いています。
投射呪法のデメリットは予め決めた動きを途中で変える事が出来ない所と、1/24秒以内に動きを作れない場合は術式の使用者が1秒間意識が飛んでしまいフリーズしてしまう事です。ただし、投射呪法は他人に触れる事で触れた相手に投射呪法を発動させる事ができ、相手が動きを作れなければ相手を1秒間意識が無いフリーズ状態にする事も可能です。相手に投射呪法をかけるだけの場合は術式の開示は必要なく、並の者では術式の見極めだけでも困難で、術式の内容を知っても動きを作る事が難しいとされています。
【呪術廻戦】禪院直哉の人物像や他キャラとの関係
呪術廻戦単行本17巻で、「炳」の下部組織で術式を持たない禪院家の男子によって構成されている躯倶留隊によって「炳」レビューが行われました。「炳」に所属するメンバーは詳細のレビューが行われる中、禪院直哉は5点満点中0点という点数と「うんこ」「クズ」「うんこクズ」という単語しか書かれていないというレビューをつけられています。一族にここまで嫌われてしまう禪院直哉の性格や、呪術廻戦に登場しているキャラとの関係を解説していてきます。
禪院直哉の性格
性格は性悪で素行も悪く呪術界の負の部分を凝縮したような人物です。他人を呼ぶ時は誰に対しても「~君」「~ちゃん」とつけ、馴れ馴れしい態度で接しています。自らの本性を隠そうともせず、常に直球で物を言い体面も気にしません。「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」と述べる等、女性を見下すような態度もとっています。
弱者を見下していますが、常に上を目指し強さに対してだけは真摯に向き合っています。これは、幼い頃に興味本位で見に行った伏黒甚爾のような圧倒的な強さを持つ者が存在するという事を知ったのが原因です。この出来事から強さの評価は公平で、禪院家では評価されない伏黒甚爾の強さに憧れを持ち尊敬しています。伏黒甚爾や伏黒甚爾を倒した五条悟のいる強さの領域を「あちら側」と称し、あちら側を目指し常に上に向けて努力をしている部分もあります。
禪院直哉と禪院直毘人の関係
禪院直毘人は禪院直哉の実の父親です。しかし、普段の行いからか禪院直哉は禪院直毘人からの信頼はなく、禪院直哉も禪院直毘人が死亡した時に笑みを浮かべるなど親子の情はほとんど無さそうです。その信頼の無さから禪院直哉は禪院直毘人の遺言により当主になったとしても財産や呪具を許可が無いと使用できず、ある条件下では伏黒恵が禪院家の全てを受け継いで当主になるという禪院直毘人の遺言を残されてしまいます。
禪院直哉と伏黒恵の関係
禪院直哉は伏黒恵から見ると、いとこおじという関係になります。しかし、伏黒家に伏黒恵の父の伏黒甚爾が婿入りした事と、禪院家に父親に売られる前に五条悟によって引き取られたため、禪院直哉を含む禪院家はほとんど面識が無いと思われます。しかし、伏黒恵は与り知らないところで禪院直毘人の遺言によって禪院家当主となりました。その事に怒り狂った禪院直哉は、伏黒恵を殺害し当主となるため東京へと単身向かいましたが、結果は伏黒恵に会う前に脹相に敗北し伏黒恵に会えずに禪院家へ戻っています。
禪院直哉と伏黒甚爾の関係
伏黒甚爾は禪院直毘人の兄の息子で、禪院直哉には従兄弟になる人物です。禪院直哉は幼少期の頃、禪院家で呪力の全く無いと言われている伏黒甚爾を嘲笑うため見に行き、世の中には圧倒的な実力を持つ人物が居ると知りました。禪院家では呪力が全く無い伏黒甚爾は評価されていませんが、直哉はこの出来事から伏黒甚爾の事を非常に尊敬しています。
【呪術廻戦】禪院直哉の死亡理由や再登場
呪術廻戦の『葦を啣む』編で、禪院家は禪院真希によって皆殺しにされ禪院家はほぼ滅亡状態となりました。殺された中には禪院直哉も含まれていましたが、死滅回遊編で直哉は再び登場しました。禪院直哉の死亡理由や、死滅回遊編での復活理由を解説していきます。
ネタバレ①真希を追い詰める禪院直哉
禪院扇によって殺されかけた禪院真希は、禪院真衣の犠牲によって覚醒し伏黒甚爾と同じ境地に至りました。真希は真衣の願いでもある禪院家の皆殺しを開始し、禪院家の術師軍団の「炳」を一蹴した所で禪院直哉が姿を現します。直哉は覚醒した真希の姿を見て伏黒甚爾を思い出しますが、真希を否定するため戦闘へと突入します。直哉は過去の敗戦からの経験も生かして投射呪法を重ねがけをして真希との戦闘では優位に立ち、「炳」の中で唯一善戦をしています。
ネタバレ②真希に殴られる禪院直哉
戦闘を優位に勧めていた禪院直哉は、長期戦は不利と悟って短期決戦を挑もうとする真希に投射呪法を使用します。しかし真希は、戦闘開始時から観察し続けていた事と覚醒した事により驚異的なレベルとなった動体視力で投射呪法を見破り、フリーズを回避しカウンターの態勢に入っていました。真希の拳に突っ込む形になった直哉は憎まれ口を叩きながら顔面に拳を受け、一撃で地面へと沈む事になりました。
ネタバレ③真希の母に刺され死亡する
真希の強烈なカウンターの一撃を受け顔面が半分潰れながらも禪院直哉はまだ生存していました。真希は禪院直哉が生きている事に気づかなかったため、瀕死の状態とは言え禪院家の本邸に辿り着く事が出来ました。しかし、本邸で真希の母親に背後から包丁で刺されて死亡しました。
ネタバレ④禪院直哉は芋虫型呪霊になり再登場
死滅回遊編で、桜島結界内で加茂憲紀と活動する真希の前に芋虫型の呪霊として復活した禪院直哉が姿を見せました。ただの包丁で殺害され死亡した禪院直哉は「呪力で呪術師を殺害しないと死後呪いになってしまう」ため、呪術廻戦作中で呪術師から呪霊となった初めての人物となりました。直哉は生前の記憶や意識を持っていて、呪霊となった事で生前よりも強化されていて投射呪法も当然のように扱うだけでなく応用技も披露しています。
【呪術廻戦】禪院直哉に対する世間での評判や人気
禪院直哉はその性格は好かれる事がないクズと言える人物ですが、人気投票で10位にランクインするなど多くの呪術廻戦ファンからの人気を博し「愛されるクズ」と言えるキャラクターです。さらに「画面に出るだけで面白い男」と呼ばれ、その行動一つ一つがファンを楽しませ屈指のネタキャラとなり多くの呪術廻戦視聴者から愛されています。そのネタキャラとしての面白さは死亡し呪霊となった後も変わっていません。
単行本16巻で禪院直哉の年齢が明かされた時は、多くの呪術廻戦ファンに衝撃が走りました。直哉の年齢は、その外見や性格からはもっと若い年齢だと思っていた方が多かったです。しかし、伏黒甚爾を知っている事や過去の回想からその年齢を薄々と察しているファンもいたみたいです。
禪院直哉が真希の母親によって殺害されて死亡した直後、呪霊として復活するのではないかと一部の読者から予想されていました。また、登場時した話では直哉の名は伏せられていたものの、身につけているピアスの数から直哉と指摘していたファンも存在しています。呪霊として復活した直哉は真希のオタクやストーカーではないのかとネタにされ、呪霊の姿の直哉は『芋虫直哉』と一部から呼ばれています。
【呪術廻戦】禪院直哉は強いキャラだった
この記事では禪院直哉の術式や活躍・死亡理由等について紹介しました。禪院直哉は呪術廻戦作中での戦闘での活躍は振るわなかったものの、その理由は只々相手が悪かったの一言につきます。戦闘の内容を見ると1級以上や特級クラスと言える相手に善戦していて、一般術師の中でもかなり高位なレベルの使い手と言えます。
この記事のライター
kaewru
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