【呪術廻戦】禪院真依の初恋の相手を徹底考察！真希との関係性についても

禪院真依は足の長いスタイル抜群の美少女ですが、呪術師として才能を持たずに生まれたことから迫害されてきた過去を秘めたキャラクターとして知られています。ここでは禪院真依の具体的なプロフィールをまとめていき、同時に『呪術廻戦』の作品概要についておさらいしていきます。

禪院真依（ぜんいんまい）は呪術界御三家の1つである禪院家の生まれで、呪術高専京都校に所属している女性呪術師です。東京校の真希とは双子の関係で真依が妹に当たります。高身長でスタイル抜群な容姿をしていますが、内面はかなりの皮肉屋で穏やかな口調の中に強烈な毒舌を吐くことが多いです。術師としての才能はあまり高くなく、幼い頃から姉妹揃って雑用させられるなど冷遇されてきました。

呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪いをテーマにした世界観と奇抜な設定の組み合わせ、先の読めないシナリオ展開や呪術を駆使した戦闘描写が人気を博しており、2022年8月時点で累計発行部数7000万部を突破しています。人気に伴いアニメ化や舞台化といったメディアミックスも多数展開されており、2023年にはアニメ第2期の放送が予定されています。

高校生の虎杖悠仁はある日学校に現れた呪霊に襲われ、先輩や助けに来た呪術師を助けるために虎杖は特級呪物・宿儺の指を飲み込んで呪力を手に入れます。宿儺の呪力は圧倒的で呪霊も一瞬で撃破しましたが、宿儺の正体は呪いの王とも称される特級呪霊であると、後日呪術界から虎杖に死刑が宣告されました。そこに五条の提案が入って猶予期間が作られると、その日から虎杖は呪術師として生きていくことを決意するのでした。

姉妹校交流会にて禪院真依は真希と戦うことになりますが、その中で真依の中にあった葛藤が語られていき、初恋の相手を真希に教えたことがないと明かしました。このセリフは真依の心情を的確に表した名言ですが、ネット上では真依に初恋がいたと話題になりその相手が誰なのかと騒がれました。ここでは初恋候補に挙げられる5人とファンブックの内容について解説していきます。

初恋候補1人目は禪院直毘人です。禪院家の26代目当主である直毘人は真依や真希に非道な扱いをした禪院家の中でも比較的良心を持って接していた人物で、真希が家を出ていくと決めた時に真依にも試練を与えると言った言動には、2人を禪院家の繋がりからなるべく引き離そうとする思惑があったのではないかと噂されています。ただ、直毘人は71歳と高齢で真依の初恋にしては少し現実的ではないと反対意見が寄せられています。

初恋候補2人目は伏黒恵です。恵とは所属している地域が違いますが、恵は元々禪院家の人間であるため高校生になる前から真依と面識を持っていました。東堂が恵に好きな女性のタイプを尋ねた際は、「揺るがない人間性があればそれでいい」と回答し東堂から反感を買っていましたが、そのやり取りを見ていた真依は恵に感心する様子を見せていました。

初恋候補3人目は東堂葵です。東堂は同じ呪術高専京都校の学生で真依より1つ学年が上の先輩です。3級呪術師の真依に対して東堂は1級とかなりの実力者であり、呪術戦においては頼りになる男です。また、長身アイドル高田ちゃんのファンという共通の趣味を持っており候補の中でも濃厚かと思われましたが、禪院真依のストレスは東堂という話もあり一概に初恋相手と言い切れない状態です。

初恋候補4人目は禪院真希です。真希は真依と双子の姉妹で真依よりも男勝りで姉貴肌な性格をしています。真依とは姉妹の関係だけあって好きな食べ物、嫌いな食べ物が見事に一致しており、家から迫害されていた頃は2人で身を寄せ合って日々を乗り越えていました。交流会でもお互いに大切にしあっている描写がされたため、これがまさかの恋愛感情ではないかと噂されています。

初恋候補5人目は高田ちゃんです。高田ちゃんとは高身長を売りにしている現役アイドルで東堂の好みにピッタリ当てはまっている女性でもあります。禪院真依は過去に東堂に握手会チケットを渡され、断ったら面倒くさそうという理由から参加し高田ちゃん本人に会ったことがあります。その際に高田ちゃんから疲れてないかと言葉をかけられ、別れ際に耳元でまた来てほしいと囁かれると真依は彼女のことを気に入り、それが初恋に繋がったのではないかと言われています。

2021年3月に呪術廻戦公式ファンブックが発売されました。ファンブックに『禪院真依の初恋相手を教えてください』という質問が作者の芥見先生に投げかけられていると、芥見先生の回答は『多分伏黒、次点で知らない人、大穴で真希』と答えました。曖昧な答え方をしたのは作者が敢えてそうしたのか、それとも今後の物語で鍵を握る要素なのかは分かりませんが、有力なのは伏黒恵というのは確かでしょう。

物語が渋谷事変に突入すると、禪院真依はそこで悲劇的な死を迎えてしまいます。真依の死亡は彼女と最も密接な関係にある禪院真希に大きな影響を与えました。ここでは禪院真依の死亡シーンや真希との関係についてまとめていきます。

禪院真依の死亡シーンが描かれたのは149話『葦を啣む②』です。葦を啣むは禪院家の内政事情が描かれた短編であり、禪院姉妹に起きた救いのない物語としても知られています。

死滅回游に備えて真希が呪具を取りに禪院家に戻ると、そこには実の父である禪院扇と満身創痍の真依が待ち構えていました。真希は扇に捕らえられてしまい、真依と一緒に呪霊を閉じ込めている懲罰房に幽閉されてしまいます。そこで真依は双子によって呪力や術式が半分に分かれ、お互いに半端者になってしまったことを話すと、真依は自ら命を絶ち真希に1つの呪具と「全部壊して」というセリフを遺すのでした。

遺された呪具を持って懲罰房を抜け出した真希。手始めに扇の頭を切り落とすと、彼女は真依との約束を守るために禪院家をすべて壊すために動き出します。屋敷内にいる禪院家を次々と倒していき、禪院家の戦闘部隊に襲われようとも彼らを返り討ちにしていきました。その強さに禪院甚壱からは「伏黒甚爾と同じ存在」と言われ、甚壱も倒した真希は屋敷に現れた西宮に真依の遺体を託し、屋敷にいなかった禪院家も壊滅しに向かい復讐を果たすのでした。

ここからはアニメ版呪術廻戦にて禪院真依の声を担当した声優についてまとめていきます。呪術廻戦はアニメ作品としても注目されており、姉妹校交流会編が放送されるとそこで禪院真依が本格的に登場となり、彼女の毒舌な性格が声優の演技によってより際立ったと話題になりました。

禪院真依を演じた声優は井上麻里奈（いのうえまりな）さんです。幅広い声域の持ち主として知られており、過去に出演した作品では『デート・ア・ライブ』の夜刀神十香といったメインヒロインや『超速変形ジャイロゼッター』の轟駆流といった男主人公など、様々な系統のキャラクターを演じています。

1985年1月20日の東京都生まれ。血液型はAB型、身長は162cm、現在の所属事務所は青二プロダクションです。高校時代から演劇に精通しており女子高だったことから男役を演じていました。大学からは共学に変わって男役が回ってこなくなり、男役をできる仕事として声優を志します。その後2003年にソニーミュージック系列のオーディションでグランプリに輝くと、それをきっかけに本格的に声優として活動を始めました。

これまで禪院真依の初恋相手の候補やファンブックの情報などをまとめてきましたが、これらの情報を知っている呪術廻戦ファンたちはどのような反応を見せているのでしょうか？ここでは禪院真依の初恋に対する世間での評判や人気について、SNSに残されているコメントを参照しながらまとめていきます。

ファンの間ではファンブックに記載されていた『大穴で真希』という情報に反応している人が多く、それが本当であってほしいと願う声が大量に寄せられていました。もしも初恋相手が真希だった場合、姉妹関係を超えた禁断の恋ということになるのですが、そうなった方がドキドキして興奮するという人が割と多いようです。

禪院真依が初恋の情報を初めて出したシーンは禪院真希と戦っていた時でした。そこで真依は自分のことは好きなお姉ちゃんに知ってもらうのが普通だと考えていたのですが、その考え方が健気で愛おしく感じると感想を残している人がいました。

一部の人は禪院真依の初恋について作者から断言してほしいと懇願していました。ファンブックでは曖昧な回答をして詳細をほのめかしたわけですが、いつか本当の答えが明かされる時が来るのでしょうか。次回のファンブックに期待しておきましょう。

ファンブックの情報から、禪院真依の初恋は伏黒恵が有力、大穴で禪院真希となっていました。実際のところは禪院真依本人から訊かなければ分かりませんが、残念なことに真依は死亡してしまいそれを知る機会も失われてしまいました。いつか何らかの方法で本当の初恋相手を知れる時が来るのでしょうか。これからの呪術廻戦に期待しておきましょう。