【呪術廻戦】沙織ちゃんは釘崎野薔薇の憧れの人！人物像や再登場の可否を考察

沙織ちゃんは『呪術廻戦』に登場するキャラクターで、釘崎野薔薇の憧れの人です。沙織ちゃんは主に釘崎の過去の回想シーンで登場します。そんな沙織ちゃんはその正体や再登場の可能性を噂されています。ここでは沙織ちゃんの登場シーンや回想シーン、沙織ちゃんのプロフィールや沙織ちゃんの正体、夏油傑との関係、今後の再登場の可否や現在の生死などをまとめて紹介します。

沙織ちゃんは『呪術廻戦』の本編で釘崎野薔薇の住む村に引っ越してきた人物です。東京から引っ越してきて洋風な豪邸に住んでいました。釘崎と出会い、釘崎と同級生のふみに紅茶やマカロンなどを振る舞ってくれたりと二人をとても可愛がっていました。

『呪術廻戦』は芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載されています。2020年にはアニメ第1期として「呪胎戴天編」「幼魚と逆罰編」「京都姉妹校交流会編」「起首雷同編」が放送されました。2021年には『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』が公開され、それに合わせてアニメ第1期の再放送も放送されて賑わいを見せました。

『呪術廻戦』は並外れた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁を主人公にした物語です。虎杖は特級呪物「宿儺の指」を食べることになってしまい、呪いの王と言われる両面宿儺を受肉してしまいます。虎杖は人の負の感情から生まれた呪霊を祓う呪術師として東京都立呪術高等専門学校に入学することになります。呪術師として活躍している伏黒恵と、田舎から高専に入学してきた釘崎野薔薇が虎杖の同級生となり、呪術師として呪霊や呪詛師と戦うことになります。

『呪術廻戦』で登場する沙織ちゃんは釘崎の憧れの人として登場します。そんな沙織ちゃんと釘崎の出会いや、憧れていた理由、村を追放された理由をまとめて紹介します。

沙織ちゃんは釘崎が小学校1年生のとき、釘崎の住む盛岡まで4時間かかる田舎に引っ越してきました。沙織ちゃんが引っ越してきた日、車を降りて階段を登る沙織ちゃんの姿を見た釘崎は、お人形のような顔をした沙織ちゃんに釘付けでした。ほどなくして、釘崎は同級生のふみを連れて沙織ちゃんの家に遊びに行くようになります。

釘崎は男子を圧倒するほどのやんちゃ女子で、清楚な振る舞いなどは一切見られないような子でしたが、沙織ちゃんと遊ぶようになってからは品のようなものが身についてきたと、同級生のふみはいいます。沙織ちゃんは釘崎とふみを可愛がり、都会の話をしたり、マカロンや紅茶を振る舞って歓迎してくれていました。沙織ちゃんの家にはソファーがあり、暖炉があってまるで外国にいるような気分になった釘崎は、沙織ちゃんのことが大好きになり、憧れるようになります。

釘崎は沙織ちゃんをとても慕っていましたが、村の人間は沙織ちゃんの一家をよく思わない様子でした。はじめは村八分で仲間外れのようなことをしていましたが、次第にエスカレートしてゴミを投げ入れられたり車に落書きをされたり、家の周りに出入りができないほど雪を積み上げられていたりと散々な様子でした。

沙織ちゃんの一家が嫌われていた理由には2つあると言われています。1つ目はお金持ちであること、2つ目は父親の仕事が関係していると言われています。村に似つかわしくない豪邸を建て、高い車を使っていたことに村人はやっかみを感じていたと言われています。アニメ化されたときには釘崎の回想シーンに合わせて沙織ちゃんの父親の仕事にまつわる映像が流れます。おそらく沙織ちゃんの父親は道路工事を推進する立場で、村の反感を買ったのではないかと言われています。

東京から釘崎の住む田舎に引っ越してきた沙織ちゃんですが、夏油との関係や正体についてさまざま考察がされています。ここでは沙織ちゃんと夏油との関係性、沙織ちゃんの正体や年齢、生死や現在の様子について紹介します。

『呪術廻戦』の0巻では夏油傑の元に女性と母親が除霊をしてもらうエピソードがあります。そのエピソードに登場する呪霊にとりつかれた女性が沙織ちゃんの容姿に似ているとのことで、夏油と関係を持っていると言われています。もし本当にあの女性が沙織ちゃんであれば、夏油との接点を作ったことになり、死滅回遊に参加となってしまうかもしれません。0巻の女性と母親は「斎藤さん」ですが、沙織ちゃんの名字はわかっていないので名前で判断することはできません。

沙織ちゃんは釘崎が小学校1年生のときに引っ越してきました。沙織ちゃん自身が釘崎のことを7つ下と言っているので、引っ越してきた当時は中学2年生いうことになります。釘崎が16歳になり高専に入ったときは沙織ちゃんは23歳前後ということになります。

沙織ちゃんは単行本で2回登場していますが、その時点では生きています。もし今も生きているのであれば、死滅回遊に参加という形で再登場するかもしれないと言われています。渋谷事変の際に巻き込まれて死亡している可能性もありますが、そういった描写はまだ描かれていません。

釘崎が高校1年生の現在、沙織ちゃんは23歳で出版社に勤めているようです。会社の先輩と徹夜をして、締切に追われている様子が描かれています。その際に別れを泣いて惜しんでくれた釘崎のことを思い出しています。沙織ちゃんは自分を慕ってくれる釘崎を可愛いと思っていましたが、今の自分を見られるとがっかりするだろうなぁと言っています。

沙織ちゃんは主に釘崎の回想シーンでの登場になりますが、本人が登場したときもあります。ここでは単行本の沙織ちゃんの登場シーンと、今後の再登場の可否を紹介します。

『呪術廻戦』の単行本では沙織ちゃんは2回登場しています。その2回を紹介します。

沙織ちゃんが初めて登場したのは単行本の5巻41話の「京都姉妹校交流会ー団体戦⑧ー」です。釘崎と京都校の西宮の戦いで、釘崎の回想で1コマのみの登場でした。西宮は真依達が生い立ちでどれだけ苦労しているかと釘崎に説教をしていますが、釘崎は不幸なら何しても許されんのかよと激怒しています。「そうやって沙織ちゃんは・・・」というセリフと共に、駅で立っている沙織ちゃんの姿が描写されています。

沙織ちゃんの2回目の登場は単行本15巻の125話「あの子の話」です。釘崎が渋谷事変で戦っているときの回想シーンで、沙織ちゃんとふみの顔が初めてちゃんと登場した回です。釘崎は同級生のふみを連れて、秘密基地に行くと言い沙織ちゃんの家に遊びに行きます。回想シーンが終わると現在の沙織ちゃんのシーンになります。沙織ちゃんは出版社で働いている様子で、締切に追われていました。徹夜で仕事をし、にきびができたことを憂いています。

沙織ちゃんの今後の再登場の可否はまだわかっていません。釘崎が戦線離脱しているので、釘崎が復活しない限りは再登場は望めないと言われています。もし沙織ちゃんが今後再登場するとなると、死滅回遊で参加という形になるのではとも言われています。

釘崎は沙織ちゃんに憧れていつか東京に行きたいとずっと思っていました。アニメ『呪術廻戦』のEDでも東京で楽しそうにショッピングしている釘崎を見ることができます。このEDの映像で、同級生のふみと東京に戻ってきた沙織ちゃんと3人でショッピングしてほしいというファンの声がありました。3人が再会する場面を見てみたいと思うファンも少なくありません。

釘崎が真人にやられるとき、回想で「沙織ちゃん　私東京に来たよ」というシーンがあります。最期のシーンでの言葉となり、どれだけ釘崎が沙織ちゃんに憧れたいたかということがわかります。この後真人に顔を触れられて大怪我を負い、戦線を離脱してしまいます。釘崎の生死はいまだ不明ですが、この沙織ちゃんの回想シーンと釘崎の死亡シーンはくるものがあったというファンの声もありました。

『呪術廻戦』本編の渋谷事変では、現在の沙織ちゃんが登場しました。沙織ちゃんは仕事に追われて顔にニキビができてしまいます。夜更かしや無理をするとすぐにホルモンバランスが崩れてニキビが出てしまうのは普通のことなのですが、あえて描写しているということはなにか伏線になっているのではないかと言う読者もいます。ニキビが羂索が死滅回遊に引き入れるための目印、予兆となっている説もあります。

『呪術廻戦』に登場する釘崎野薔薇の憧れの人である沙織ちゃんのプロフィール、釘崎との出会いや別れ、夏油との関係や沙織ちゃんの正体や年齢、今度の再登場の可否を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。沙織ちゃんはニキビができたというシーン以来登場していないので、死滅回遊に巻き込まれているかどうかはまだわかっていません。未だ正体不明ですが、釘崎のエピソードがなにかの伏線になっているとの説がたくさんあります。今後『呪術廻戦』を見るときは沙織ちゃんやその正体にも注目してみてください。