【呪術廻戦】禪院甚壱の強さや術式を紹介!禪院家の関係性についても
呪術廻戦に登場する禪院甚壱は御三家の一つである禪院家の幹部で、伏黒恵の父である伏黒甚爾とは全く似ていませんが兄弟という関係です。この記事では、禪院甚壱の強さや術式の紹介と、呪術廻戦本編での活躍や禪院家の一族のキャラクター達との関係を解説していきます。
目次
【呪術廻戦】禪院甚壱とは?
禪院甚壱は、呪術師の御三家である禪院家の幹部を務めている人物です。禪院直哉に「顔がアカンわ」と挑発される場面や呪術廻戦作中での行動からファンからは「心もブサイク」と言われ、甚壱の術式は「ブサイクメテオ」と呼ばれてしまっています。まずは禪院甚壱がどのような人物か、プロフィールを紹介していきます。
禪院甚壱のプロフィール
- 本名:禪院甚壱(じんいち)
- 階級:特別1級呪術師
- 術式:名称不明
- 所属:禪院家
禪院甚壱は御三家である禪院家の幹部の1人で、準1級呪術師以上の呪術師達で構成されている禪院家の精鋭部隊「炳」に所属しています。甚壱は禪院甚爾(婿入り後、伏黒に改姓)の兄にあたりますが、容姿は全く似ていません。額の傷痕と筋骨隆々の肉体を持ち、寡黙ですが部下からの人望は厚く「炳」の下部組織である「躯倶留隊」の隊員達からはかなり慕われています。呪術廻戦作中での戦闘では武器を使わず拳打で戦っています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は週刊少年ジャンプで連載されているダークファンタジーバトル漫画です。原作は芥見下々さんで、2018年から連載を続けています。呪術廻戦の単行本は2022年8月時点では20巻と呪術廻戦の前日譚の話が収録されている0巻が刊行されています。呪術廻戦の前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』は「ジャンプGIGA」2017vol.1からvol.4に連載されていました。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ虎杖悠仁は宮城県仙台市の高校に通う高校生です。ある日「呪物」が関わる事件に巻き込まれてしまい、呪物を回収しに来た呪術師の『伏黒恵』と共に窮地に陥り、虎杖は力を得るため呪物「宿儺の指」を食べました。窮地を脱出する事に成功しますが虎杖は宿儺の指を食べた事で「宿儺の器」となってしまい、呪術師に捕らえられて処刑される事が決定します。五条悟によって宿儺の指を全て食べるまで処刑の猶予が与えられた虎杖は、呪術高専に入学し呪術師として活動を始めました。
【呪術廻戦】禪院甚壱の強さや術式
実力主義を敷いている禪院家の幹部を務め、禪院家最強の術師部隊「炳」に所属し、1級呪術師相当の実力者に与えられる特別1級呪術師という階級を持つ禪院甚壱は禪院家の中でも高い実力を持っていると考えられます。禪院甚壱の強さや、呪術廻戦作中で披露した術式を解説していきます。
禪院甚壱の術式
禪院甚壱の術式は甚壱が構えると背後に多くの拳が出現し、拳を振り下ろすと巨大化した拳が空から降り注ぎます。その破壊力は屋敷を押し潰しいくつもの巨大なクレーターを作ってしまう程で、術式の威力の規模は五条悟に次ぐ描写となっています。死滅回遊編までの呪術廻戦本編では術式の名称は明らかになっておらず、使用回数も少ない上詳しい解説も無いため術式の詳細は分かっていません。
禪院甚壱は領域展開を使える?
禪院甚壱が領域展開が使えるかどうかは言及されていません。領域展開は術式の極地であり使用できる術師は少なく、当主の禪院直毘人も渋谷事変で領域展開は使用していません。禪院直哉も脹相や禪院真希との戦闘時には使用していないため、禪院甚壱も二人と同様に領域展開は使えない可能性は非常に高いです。御三家には領域展開対策の術式の「落下の情」が伝わっていて、同じ幹部である禪院扇も使用している事から甚壱も使用できると考えられ、領域展開に対抗する術はあります。
禪院甚壱の階級や強さ
禪院甚壱の戦闘描写は少なく、詳細な強さは分かっていません。呪術廻戦作中で甚壱の強さ判断できる要素は、特別1級術師という甚壱の階級です。特別1級術師は1級術師の相当の実力を持つ者に与えられる階級であり、甚壱は1級術師クラスの実力者で持っています。また、実力主義の禪院家で幹部という立場を努めていて、呪術師の名門である禪院家でも指折りの実力者であると考えられます。
禪院家の中でも当主の禪院直毘人に次ぐ実力である禪院直哉は、力の無い者を見下しますが実力に対しては非常に公平な評価を下す人物です。直哉は甚壱に対しては顔を揶揄したものの、実力に関しては言及しておらず甚壱の実力を認めていると考えられます。直哉は一時的とは言え特級レベルと戦える強さであり、甚壱の強さは直哉より少し劣る程度と考えられます。
【呪術廻戦】禪院甚壱の初登場や禪院家との関係
渋谷事変の終了後、禪院甚壱は禪院直哉・禪院扇等の禪院家に所属するキャラ達と一緒に登場しました。作中での甚壱の活躍や最後、所属する禪院家とはどのような関係なのかを解説していきます。
禪院甚壱の初登場
呪術廻戦で禪院甚壱が初めて登場したのは原作の138話(単行本16巻に収録)です。渋谷事変に負った傷で当主の禪院直毘人が彷徨っている最中に禪院直哉・禪院扇ともに招集されました。3人が集まった後に直毘人の死亡が告げられ、その場で遺言状が読み上げられました。直毘人の遺言により伏黒恵が当主に決まりましたが、甚壱は扇と共に静観の姿勢を見せています。
禪院甚壱と禪院家の関係
禪院甚壱は他の御三家や総監部との関係を気にする等、基本的には禪院家の家のために行動をしています。また、甚壱は戦闘時には「炳」の指揮を執り、「炳」の下部組織の「躰倶留隊」には話しかけたり差し入れする等禪院家所属の組織に深く関わっていて、「躰倶留隊」の隊員からも慕われています。
禪院甚壱は死亡した?
『葦を啣む』編で禪院真希により禪院家は皆殺しにされてしまい壊滅しています。その中には禪院甚壱も含まれていて、「炳」の一人である禪院蘭太がその身を懸けて真希の動きを止め甚壱が術式で仕留めようしますが、真希に首を落とされ甚壱は死亡しました。その後、真希は甚壱の首を池に投げ捨てています。
【呪術廻戦】禪院甚壱と関係するキャラ
呪術廻戦作中では呪術高専東京高に通う『禪院真希』や禪院家26代目当主の『禪院直毘人』、父親が婿入りしたため名字は違うが禪院家の血を引いている『伏黒恵』等、禪院家の血を引くキャラクター達が登場しています。甚壱と登場した禪院家のキャラ達との関係や、作中でのどのような関係だったのかを解説していきます。
関係するキャラ①禪院扇
禪院甚壱の父親は3兄弟の長男で、禪院扇は甚壱の父親の兄弟の中の3男になるため甚壱の叔父となります。呪術廻戦作中では、当主の禪院直毘人の遺言を聞いた時にはその場で甚壱と同じく静観していました。しかし、裏では当主候補である伏黒恵と扇の娘の禪院真希と真衣を呪術師にとっての合法的な手段で殺害する事を画策し、甚壱に計画を持ちかけていて甚壱もこの計画に乗っています。
関係するキャラ②禪院真希
禪院真希は禪院甚壱から見ると父の弟の娘で、甚壱にとって真希は従妹になります。真希が呪術高専に進学する前は躯倶留隊に所属していたため、躯倶留隊と親交のある甚壱とは親交があった可能性はあります。しかし、甚壱は扇の計画に乗ったため真希を殺そうとする扇を見てみぬ振りをしました。結果、扇は覚醒した真希に返り討ちにあった上に真希が禪院家の皆殺しを始め、真希を止めるため甚壱は「炳」と共に真希に挑みましたが真希により皆殺しにされています。
関係するキャラ③伏黒甚爾
伏黒甚爾は禪院甚壱の兄弟です。呪術廻戦作中ではどちらが兄か名言されていませんが、作中での書き方から甚壱が兄だと思われます。呪術廻戦本編では会話しているシーンは存在しておらず、仲が良かったかどうかは分からずじまいです。
関係するキャラ④伏黒恵
伏黒恵は禪院家の血を引いていて、禪院甚壱からは甥にあたります。伏黒恵は伏黒家で育ち、小学生の頃に五条悟に引き取られたため甚壱を含め禪院家とはほぼ面識はありません。しかし、禪院直毘人の遺言によって伏黒恵が禪院家の財産を継ぐことになり、甚壱は禪院家の財産を守るため禪院扇が提案した伏黒恵の殺害計画に乗っています。
関係するキャラ⑤禪院直哉
禪院直哉は禪院甚壱の従弟という関係になります。直哉は27代目当主候補ですがその性格や普段の行いから人望はなく、甚壱も直哉は当主の器とは思っておらず伏黒恵が当主になった方がましと発言しています。直哉も甚壱に対して「(当主になるには)顔がアカンわ」と発言しておりお互いが当主の器だとは思っていません。
関係するキャラ⑥禪院直毘人
26代目当主の禪院直毘人は禪院甚壱の父親のすぐ下の弟で、甚壱にとっては叔父に当たる人物です。しかし直毘人は渋谷事変で生死を彷徨う大怪我を負い甚壱が登場した回で死亡してしまっため、甚璽と同じく甚壱とどのような仲だったのかは分かっていません。
【呪術廻戦】禪院甚壱に対する世間での評判や人気
禪院家の財産を守るため、禪院甚壱は禪院扇の伏黒恵を殺害する案に乗りました。しかし、その案はほとんど関係の無い禪院真希や真衣を巻き込む計画であったため、ファンからは甚壱は「心までブサイク」と言われるようになってしまいます。しかし甚壱の視点から見ると禪院家と接点が無い人間が当主になることに対して不安を覚える事や、宿儺の器であり渋谷事変で多くの一般人を殺害した虎杖悠仁の事を匿っている伏黒恵は、呪術師としても警戒するのも当然と思われます。
ですが伏黒恵は禪院家に興味が無く、他の五条悟や加茂憲紀の御三家の人間とも仲が良い人物がいる等当主に据えた場合のメリットもあります。甚壱が何かしらの手段で伏黒恵と連絡を取っていれば甚壱は伏黒恵の暗殺という案には乗らず、さらには禪院家の壊滅という自体も避けられたのでは無いのかと意見もファンの中から出ています。
呪術廻戦の作者・芥見下々さんの絵について、読者の間では「冨樫義博さんの絵に近い」との意見が出ています。実際に、呪術廻戦作中には、冨樫義博さんの作品であるハンターハンターと構図が近いコマも少なくありません。 禪院甚壱については、その見た目から、ハンターハンターの『ウヴォーギン』がモデルになっているのではないかと言われています。
禪院甚壱の術式は呪術廻戦作中では名前や詳細が明らかになっていません。甚壱の作中での行いから「心もブサイク」とファンから言われるようになり、術式の名称が不明なままだったためか甚壱の術式は「ブサイクメテオ」と呼ばれるようになってしまいました。
【呪術廻戦】禪院甚壱は特別一級術師の強いキャラ
この記事では、呪術廻戦に登場した禪院甚壱について紹介してきました。特に戦闘では目立った活躍が無いまま出番は終わってしまった甚壱ですが、階級は特別1級呪術師であり実力主義である禪院家では幹部を務め、呪術廻戦作中で披露した術式の威力は大規模で五条悟に次ぐ破壊力です。活躍できなかったのは相手が悪かっただけであり、呪術師としての実力はかなり高いと思われます。
この記事のライター
kaewru
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