【呪術廻戦】真人の術式はチート級?無為転変の強さや技を一覧で紹介
『呪術廻戦』に登場する、特級呪霊の真人は主人公・虎杖悠仁の宿敵とされています。子供のように無邪気ですが、人間に対しては冷酷無情です。特級を冠する真人の術式はチート級と評されることもあります。術式「無為転変」の強さや真人の技について詳しく紹介します。
真人とは?
呪術廻戦で、主人公である虎杖悠仁たち呪術師が戦うことになるのが呪霊です。真人は階級分けされている呪霊の中でも最上位にあたる特級呪霊です。虎杖悠仁は最大の宿敵同士であり、「虎杖悠仁を何度でも殺したい」という願望を抱いています。そんな真人について詳しく追っていきましょう。
真人のプロフィール
- 階級:特級呪霊
- 発生源:人
- 趣味・嗜好:嫌がらせ、人間
- 嫌いなもの:人間
- 声優:島崎信長
薄いグレーの長髪を下の方で束ねている真人は端正な顔立ちですが、皮膚はつぎはぎが目立ちます。子供のような無邪気な言動が多く、七海建人曰く「発生したばかりの呪霊」ゆえ幼いように感じます。人間を駆逐してしまい、呪いが繁栄する新世界創造のため、夏油傑と手を組んでいる未登録呪霊達のリーダー格です。同族の呪霊たちには家族のように優しく接しており、兄のように諭す場面も見られます。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプに現在も連載中の芥見下下作の人気少年漫画です。2018年からジャンプに掲載され、単行本は累計7000万部を超え現在20巻まで発売されています。2023年にTVアニメ第2期の放送も決定、『劇場版 呪術廻戦 0』の興収収入135億円突破、舞台化などさまざまな媒体で展開しています。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁は、ある日学校で呪霊に襲われたことがきっかけで、封印されていた呪物の両面宿儺の指を飲み込んだことで死刑宣告を受けます。特級呪術師五条悟のおかげで条件付きで死刑を延期、呪術高専専門学校に入学し呪術師となり、同級生となる伏黒恵や、釘崎野薔薇、先輩たちに出会い、葛藤や奮闘しながら呪霊を祓っていくというストーリーです。
真人の術式はチート級?強さや技・能力を考察
真人の能力である生得術式は「無為転変」です。「無為転変」の性質上、真人の肉体は自由に形を変えることができます。また術式を応用し強力な技を使用しています。チート級と評される真人の術式や、真人の強さ、技や能力について考察していきます。
真人の術式は「無為転変」
「無為転変」は魂に触れ、その形を操作し肉体を思いのままに変形したり改造しすることが可能な術式です。発動条件は真人が素手で対象を触れることのため、躱すことができれば防御が可能。ただし少しでも触れることができれば、対象は魂の形が変形した時にショック死させることができます。しかし真人自身にも「無為転変」で自身の肉体を自由に変形可能なため、真人を避けるのが難しいという点が弱点をカバーしています。自身の変形は限度がほぼないほどで、武器作り出す、動物の形状を模し、空を飛ぶ、水中を高速で移動も可能など多岐に応用できる能力です。
真人の技
真人は自由度の高い術式である「無為転変」をうまく応用した技を繰り出しています。悪意に隙がない、容赦ない攻撃が多い真人。一体どのように応用しているのでしょうか?各技を詳しく紹介していきます。
技①多重魂
「多重魂」は術式「無為転変」により魂の形を変えられ、外見も大きく変えられてしまう改造人間2体以上の魂を無理矢理に融合させ圧縮し、新しいものを生み出す技で、「撥体」へ繋がります。改造人間について詳しく後述します。
技②撥体
「多重魂」からつながる技「撥体(ばったい)」。「撥体」は「多重魂」で二つ以上の魂を無理矢理合わせた魂同士の拒絶反応を利用。爆発力を上げ、対象に向けて放ち攻撃する技です。
真人の改造人間とは?
「無為転変」で魂を改造され、見た目も怪物のようになり操られた者たちの総称です。呪霊にされた訳ではないので、普通の人間にも見ることができ、数分の命しか持ちません。「無為転変」で魂を触れられると即死するはずですが、改造人間にされたものは即死させてもらえなかった上、無理矢理に戦わせられる・元に戻す術はないという凶悪な技です。真人は戦闘員、武器や足場など利便性が高いものとして応用しています。
真人の遍殺即霊体とは?
「遍殺即霊体(へんせつそくれいたい)」は黒閃を経て本当の自分の剥き出しの魂を理解した真人が、己に向けて「無為転変」を発動し、自分自身を改造した真の姿です。人に近かった外見は不気味でより呪霊らしい姿に変貌しており、一番硬度の高い原型より200%硬く、首元のブレードは変形しないという縛りを与え、攻撃力を爆上げしています。手のひらは原型を残しており、「無為転変」も使用可能です。
真人の領域展開は「自閉円頓裹」
真人は領域展開することができる呪霊です。真人の領域展開は「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」といい、真人の術式「無為転変」が領域内では手のひらで触れずとも必中になります。領域展開を防ぐ術のないものは回避不能という恐ろしい技です。
真人の黒閃
虎杖との激戦の中、呪霊である真人は「黒閃」を発動させました。呪力を持つものであれば発動可能な「黒閃」、発動させたものは呪力の核心に近づき「領域展開」もできるようになります。発生して間もないとされる真人は短期間でその能力を急成長させています。
真人の天敵は虎杖と釘崎?
呪霊の中でも相当な強さを誇る真人。その理由はやはり術式の「無為転変」が対象に触れるだけで即死に追いやれるというチート級の能力を持っているからでしょう。しかし、主人公・虎杖悠二と、虎杖悠仁の同級生である釘崎野薔薇は自ら天敵と見なしています。どういった経緯で天敵としたのか、経緯を詳しく紹介していきます。
真人の天敵は虎杖?
真人の強さは、匹敵する呪術師が少なく、ほぼ無敵状態と言っても過言ではありません。そんな真人は、虎杖悠仁と対戦し、虎杖悠仁のことを宿敵と見なしました。一体どのような理由があるのでしょうか。
考察①虎杖は無意識に自分の魂の輪郭を知覚している
虎杖悠仁の体には虎杖悠仁本人の魂、そして取り込んだ両面宿儺の魂も入っています。常に自分の中に他人の魂のある状態の虎杖悠仁は無意識下で「自分の魂の輪郭」を知覚しています。真人の術式「無為転変」で虎杖悠仁の魂に触れても、虎杖悠仁は自分の魂の形を維持できるため、真人の強さの根幹と言っても過言ではない術式「無為転変」が無効化されてしまいます。
考察②虎杖の魂に触れると宿儺の魂にも触れてしまう
虎杖悠仁は「魂の輪郭」を知覚可能であり、真人の魂にも直接攻撃することができます。真人の「無為転変」は無効化されてしまうため、真人の能力では自身の体で攻撃をするしか虎杖悠仁に攻撃できないのです。さらには無闇に虎杖悠仁の魂に触れると両面宿儺の魂にも触れてしまいます。さらに真人の能力を極めた領域展開もまた、術式「無為転変」が必中になるというもののため、虎杖悠仁相手には使用することもできません。
真人の天敵は釘崎?
真人は釘崎野薔薇と対峙した際、「虎杖悠仁と違って、形を変えれるから余裕」と目算していました。ところが釘崎野薔薇は芻霊呪法を駆使し、「共鳴り」で真人の肉体を通し、魂を打ち抜こうとしました。しかし、実際「共鳴り」は真人の分身を通り越して、本体にダメージを与えました。しかも真人の術式的に身体全部が魂と結びついているため、どこに技を食らってもクリティカル状態になります。このことに釘崎野薔薇にも気づかれ、「天敵は虎杖悠仁だけではなかった!」と気を引き締めるのでした。
真人の攻撃で釘崎が死亡?
渋谷事変にて、真人と対戦しています。黒閃を経験してきた釘崎野薔薇は特級呪霊の真人(の分身)と好戦。真人と芻霊呪法の相性は、真人にとって最悪であり押していましたが、一瞬の隙をつかれ真人の術式「無為転変」に倒れました。しかし、明確に作中で死亡が伝わっているわけではなく、その場に新田新が到着していることや反転術式の使える家入硝子のところへ行くことが示唆されており、一縷の望みがある状態です。
真人の活躍シーンや最後
「呪術廻戦」では絶対的悪として登場している真人は物語でどのような活躍を見せているのでしょうか。アニメでは声優・島崎信長さんが真人を演じており、より真人の無邪気さやその奥にある悪意を感じさせる演技で恐ろしさを増した真人を表現されています。原作漫画ではアニメ第1クール以降の話でも活躍しており、アニメ化を楽しみに待つ真人ファンも多いです。その活躍を振り返ってみましょう。
活躍シーン①幼魚と逆罰編
幼魚と虐罰編では、両面宿儺復活を画策する夏油傑と共に行動しています。吉野順平と出会い、手駒にしようと甘く囁き、呪術を指南し、吉野順平を追い込んでいきます。さらに、自身の強さを知るため、実験を繰り返し犠牲者を多く出す中で七海建人と遭遇し、激戦の中で自身の能力への理解を深め更なる成長を遂げます。その後、吉野順平の母親を死に至らしめ、精神的に追いやられた吉野順平を欺き、学校内で呪霊を用い虐殺行為を引き起こしました。
吉野順平の暴走は虎杖悠仁により制圧、虎杖悠仁の説得に応じ和解に向かいます。そこに現れた真人は、吉野順平の説得に聞く耳は持たず、吉野順平は無為転変の餌食になり死亡します。吉野順平と交流を深めていた虎杖悠仁はこれに激昂、激戦の中、七海建人との共闘に押され、領域展開を習得するも領域展開で必中となった無為転変で宿儺の魂に触れてしまい敗北します。
活躍シーン②京都姉妹校交流会編
幼魚と逆罰編で敗北後は、回復のため療養し、その後は裏方に回った真人。姉妹校交流会で花御が暴れている間の混乱に乗じて、高専に保管されていた宿儺の指6本と特級呪物「呪胎九相図」の1番〜3番の奪取、逃走に成功しています。
活躍シーン③宵祭り編
宵祭り編では内通者であり自分達を裏切った内通者・メカ丸もとい与幸吉と対峙します。 与幸吉の「究極メカ丸 絶対形態」と相対するも、肉体を変幻自在させ翻弄し与幸吉を押しますが、与幸吉の第二の奥の手である三輪霞の技「簡易領域」で想定外のダメージを負いました。 最終的に死んだふりをし、隙を突き傀儡の操縦席を破壊し侵入し、「無為転変」によってそのまま与幸吉を即死させました。
活躍シーン④渋谷事変で死亡?
夏油一派の最終目的だった渋谷事変では、大量の一般人を改造人間化するなど暴虐を尽くします。夏油の働きもあり、五条悟の封印に成功後は、己の欲望のまま虎杖悠仁を殺すため、捜索に出ます。七海建人の殺害、釘崎野薔薇の殺害(現在生死不明)が虎杖悠仁の逆鱗に触れ、戦闘は激化するもテンションの上がった真人は黒閃を成功させます。東堂葵と新田明が参戦し東堂葵の左手を奪うも、虎杖悠仁と東堂葵のコンビネーションに苦戦し、逆に黒閃を受けダメージを残していきます。
さらに激化する戦闘の中で、自身に無為転変を発動した真人は「遍殺即霊体」に変貌。激闘の結果、地面に大穴を開けながら虎杖悠仁と共に落下した真人は、東堂葵のブラフにかかり、虎杖悠仁の最大出力の黒閃をまともにくらい、敗北。その後は夏油傑(偽)が呪霊操術極ノ番「うずまき」で吸収し死亡します。
真人に対する世間での評判や人気
真人の領域展開は領域内で「無為転変」が必殺必中するものです。領域を展開するときは真人の口腔内に腕を出現させ、印を結びます。人間のなせる技では無く、呪術師とは一線を画す真人の領域展開の姿は、衝撃的ですがこの姿が大好き!という真人ファンもいます。
真人の声優の演技が好きだという感想もありました。真人というキャラは嫌いだけど、声優の演技が好きだから好きになったという方も多いようです。
真人の能力である次々と出てくる改造人間たち、領域展開の悍ましさ、そして術式「無為転変」を応用し、次々と攻撃を繰り出す真人の戦いのスピードはアニメーションにマッチしているとのツイートが。特に真人の領域展開は迫力があり、人の形に近い真人が呪霊だったと思い知らされます。まさに死の象徴となる真人のアニメ2での活躍に期待が高まります。
真人の術式は「無為転変」だった
真人は自身を変身させたり、改造人間を作ったりと上手く自分の自由度の高い術式を応用して戦います。呪霊にもかかわらず物語中に成長し領域展開を習得、もとより強力だった「無為転変」を領域内で必中にしました。絶対的な悪である存在の真人の術式「無為転変」はチート級に強い術式でした。
この記事のライター
mer0_co
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