【呪術廻戦】蝗GUYはバッタの呪霊?術式や虎杖との戦闘結果まとめ
『呪術廻戦』に登場するバッタの姿をした呪霊・蝗GUY(こうがい)について解説します。呪術廻戦作中に描かれた主人公・虎杖悠仁との戦闘シーンから、蝗GUYの術式や強さについて考察しました。また、虎杖との戦闘結果についても紹介します。
目次
【呪術廻戦】蝗GUYはバッタの呪霊?
蝗GUY(こうがい)は『呪術廻戦』渋谷事変編で、主人公・虎杖悠仁と戦った呪霊です。トノサマバッタのような見た目が特徴のキャラクターですが、バッタとどのような関係があるのでしょうか?ここでは蝗GUYのプロフィールや『呪術廻戦』について解説します。
蝗GUYのプロフィール
蝗GUYは、人々の蝗害(バッタ類の大量発生によって起こる災害)に対する恐れや憎しみから生まれた呪霊です。準一級相当の実力を持っていると言われていますが、術式が使えないため2級呪霊に分類されています。トノサマバッタのような姿をしていますが、4本の手と2本の足は人型で、2足歩行で歩きます。特級未満の呪霊としては珍しく、片言ではあるものの人の言葉を話すことが可能です。『呪術廻戦』作中では「俺は賢い」など知性をアピールする発言をしていますが、実際には自慢するほど知能が高い訳ではありません。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は芥見下々氏によるダークファンタジー・バトル漫画です。人間の負の感情によって生まれる呪霊と、それを祓う呪術師との戦いを描いた作品となっています。2018年から週刊少年ジャンプにて連載を開始、2020年10月から2021年3月にはアニメ版が放送されました。アニメ化の影響もあって人気が爆発し、2022年8月時点でのコミックス累計発行部数は7000万部を突破しています。2023年にはアニメの第2期も放送されるとのことで注目を集めている作品です。
呪術廻戦のあらすじ
平穏な高校生活を送っていた虎杖悠仁は、ある日、呪霊に襲われている先輩を助けるため、呪物「宿儺の指」を飲み込んで呪力を手に入れます。先輩を救うことはできたものの、特級呪物・両面宿儺を復活したことで、虎杖は「宿儺の器」となりました。虎杖は呪術師から死刑宣告を受けてしまいますが、五条悟の計らいで、全20本の「宿儺の指」を集めるまで刑の執行が猶予されることになります。その後、呪術高専に編入した虎杖は呪術師としての道を歩み始めました。
【呪術廻戦】蝗GUYの術式や強さ
バッタのような身体的特徴を持つ蝗GUYですが、その強さはどの程度のものなのでしょうか?呪術廻戦作中で描かれた蝗GUYの登場シーンをもとに、その術式や強さについて考察します。
蝗GUYは術式が使える?
前述の通り、蝗GUYは術式を使うことができません。しかし、バッタの呪霊である蝗GUYは、バッタの特徴である強靭な顎や優れた脚力などを持ち合わせています。呪術廻戦作中では、蝗GUYが自身の身体能力を武器に戦う様子が描かれており、その威力の高さは対戦相手の虎杖悠仁が関心するほどです。
蝗GUYの強さ
蝗GUYは2級呪霊の中ではトップクラスの強さを持ち、実力だけで言えば準一級以上とも言われています。その理由は、バッタ由来の身体能力の高さです。蝗GUYは4本の腕を素早く動かして攻撃を繰り出したり、看板を噛み砕くほどの強靭な顎で噛みついたりと、近接戦での強さを見せています。さらに、下腹部から先端が尖った産卵管を通常時の3倍近く伸ばして攻撃することも可能です。しかし、1級呪術師に推薦されるほどの実力者である虎杖悠仁には呆気なく倒されています。
蝗GUYは人間を食べる?
呪術廻戦では蝗GUYが人間を食べている姿が描かれています。その強靭な顎で頭蓋骨ごと噛み砕いたのか、食べられた人間の頭部はありませんでした。蝗GUYは人間の味に対する好みがあるようで、「真人の呪力によって形を変えられた人間は味が落ちる」という内容の発言をしています。さらに、味の違いがわかる自分自身について「賢いからだ」と自慢する様子も見せています。
【呪術廻戦】蝗GUYの虎杖との戦闘結果
真人によって渋谷に連れてこられた蝗GUYは、帳を守る役割を任されていました。そこで虎杖悠仁と遭遇し戦闘を繰り広げます。ここでは蝗GUYと虎杖の戦闘シーンについて詳しく解説します。
蝗GUYは渋谷事変で登場
蝗GUYは『呪術廻戦』渋谷事変編に登場します。蝗GUYの登場回は、原作漫画の86話、87話です。蝗GUYは真人の命により、明治神宮前駅の地下2階で嘱託式の帳を守っていました。蝗GUYは登場シーンで終始、賢さアピールを繰り返しており、戦闘相手の虎杖悠仁に対して片言の人語で「俺は賢い」「お前賢くないな」といった内容の発言をしています。
しかし、蝗GUYはそれほど賢い呪霊ではありません。呪術廻戦作中には「ツギハギ」の意味が分からず虎杖に説明されたり、虎杖に自分がバッタの呪霊であることを言い当てられ「こいつ賢いぞ」と焦るシーンが描かれています。また、虎杖に「賢い奴はあまり自分のことを賢いと言わない」と言われた際には、「そーなの?」と驚愕する様子も見せています。
蝗GUYは虎杖と遭遇し戦いを仕掛ける
人間を食らいながら帳を守っていた蝗GUYは、真人を探しに来た虎杖悠仁と遭遇しました。虎杖は蝗GUYと会話をしながら、その実力を推し量ります。会話の内容に違和感を抱いた虎杖は、蝗GUYに帳を張るほどの実力が無いことを見抜き、蝗GUYの傍らにある怪しげな杭を破壊しようと考えます。また、蝗GUYが人を食っていたことにも怒り、攻撃を仕掛けました。
蝗GUYはそんな虎杖を賢くないと判断し「自分が何の呪いだかわかるか?」と問います。それに対し、虎杖が「バッタの呪霊」と答えたため蝗GUYは驚きを隠せません。「こいつは賢い」と考えを改め、本気で虎杖に噛みつくも、その攻撃は虎杖にかわされてしまいます。
蝗GUYと虎杖の戦いの結果
蝗GUYの身体能力の高さに驚いた虎杖は、最初蝗GUYの攻撃をひたすらかわしながら様子を伺っていました。蝗GUYは4本の腕で次々と攻撃を繰り出します。それを見て小細工が無いと判断した虎杖は、蝗GUYとの手数勝負に持ち込みます。虎杖は、4本腕の蝗GUYに、スピードで上回り一撃を食らわせました。追い詰められた蝗GUYは下腹部から鋭い産卵管を伸ばして攻撃しますが、それを見切った虎杖に素手で産卵管を破裂させられてしまいます。小細工を封じられた蝗GUYは、為す術もなく虎杖に倒されてしまいました。
蝗GUYは死亡した?
最終的に蝗GUYは虎杖に敗北し、そのまま死亡しました。虎杖と蝗GUYの戦闘直後に、真人が「蝗GUYが祓られたか」と述べていることからも、蝗GUYの死亡が確定していることがわかります。虎杖は蝗GUYに勝利し、嘱託式の帳を上げることに成功しました。
【呪術廻戦】蝗GUYがもしも〇〇だったら
蝗GUYはバッタの呪霊ですが、拙いながらも人の言葉でコミュニケーションを取ることが可能です。そこまで知能が高いわけではありませんが、自分のことを賢いと思い込んでいたり、敵の言うことも素直に信じたりとツッコミどころ満載な性格をしています。ここでは、そんな蝗GUYが身近な人物だった場合について考えてみます。
蝗GUY「弟」篇
舌足らずな喋り方をする蝗GUYは、兄姉にとって可愛らしい弟となるでしょう。呪術廻戦作中では真人の指示に従いしっかりと帳を守っていたことから、兄姉の言うことも素直に聞くタイプだと考えられます。知ったかぶりをしたり、自分の賢さを自慢したりと、精一杯背伸びする姿にも可愛らしさを感じることでしょう。しかし、そういった賢さアピールも度が過ぎると少々鬱陶しくなるかもしません。
蝗GUY「上司」篇
蝗GUYが上司だった場合、部下にとっては扱いづらい存在となるかもしれません。蝗GUYは部下に対しても事あるごとに賢さアピールをするものの、実際はそこまで頭脳明晰ではないため部下たちはリアクションに困ってしまうでしょう。また、自分より賢い部下から正論をぶつけられた際には、本気でショックを受けてしまうかもしれません。素直な面もあるので、部下の正論を認めつつも不機嫌になってしまうでしょう。
蝗GUY「友達」篇
蝗GUYが友達だった場合、最初は実力が伴っていない自慢話にウンザリしてしまうかもしれません。しかし、呪術廻戦作中では虎杖に正論をぶつけられ「そうなんだ」と納得するなど、素直かつ天然な一面があるのも事実です。友人たちがそういった憎めない部分に気付いた場合、グループ内で天然キャラとして受け入れられていく可能性もあります。
【呪術廻戦】蝗GUYに対する世間での評判や人気
呪術廻戦本編ではあっという間に死亡してしまった蝗GUYですが、Twitterでは「蝗GUYが好き」というコメントが多く見られました。蝗GUYの少し残念な性格が一部の呪術廻戦読者から愛されているようです。
蝗GUYの外見が好きだという意見も少なくありませんでした。呪術廻戦には数多くの呪霊が登場しますが、蝗GUYの強烈なビジュアルは、その中でも異彩を放っています。
蝗GUYの外見について魅力を感じる人がいる一方で、「どうしても受け入れがたい」と感じる人が多いのも事実です。良くも悪くも癖が強いため、人によって好き嫌いがハッキリ別れるキャラとなっています。
蝗GUYと虎杖の戦闘シーンは渋谷事変の中でも人気が高いシーンとなっています。蝗GUYの間の抜けたキャラクターに加え、虎杖の圧勝ぶりが見ていて気持ちいいとの声が目立っていました。虎杖が準一級呪霊以上の強さを持つ蝗GUYを一人で倒したことに対し、「虎杖の成長を感じた」とのコメントもありました。
呪術廻戦作中には蝗GUYより等級が上の準一級呪霊も複数登場していますが、その中で人語を理解できる呪霊は一体もいませんでした。そのため、2級呪霊の蝗GUYが人語を理解できることに違和感を抱いた呪術廻戦読者もいるようです。
【呪術廻戦】蝗GUYはバッタの呪霊だった
『呪術廻戦』渋谷事変編に登場する蝗GUYは、人々のバッタに対する憎しみの感情から生まれた呪霊でした。虎杖悠仁に呆気なく祓われてしまったため、作中での出番はごく僅かでしたが、個性的な見た目や天然なキャラクターから「蝗GUYが好きだ」というファンも少なくありません。また、蝗GUYは術式は持たないものの、身体能力が高く、準一級呪霊以上の強さを持つ呪霊でもあります。そんな蝗GUYに、呪術師として実力をつけた虎杖が圧勝するシーンは、多くの呪術廻戦ファンにとって印象的なものとなっています。
この記事のライター
まつこ
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