【呪術廻戦】黒閃の発動条件や経験キャラは?威力や経験するメリットを紹介
大人気作品の『呪術廻戦』に登場する現象の1つである黒閃。この黒閃を発動できる人物は登場人物の中でも一部の人間のみです。『呪術廻戦』で黒閃を発動する条件や経験キャラを一覧で紹介します。また黒閃の威力や経験するメリットもあわせて紹介します。
目次
【呪術廻戦】黒閃(こくせん)とは?
『呪術廻戦』の作中の戦闘シーンで登場する黒閃(こくせん)という現象。発動できればかなり強力な攻撃となる現象ですが、誰にでも発動できるというものではありません。まずは黒閃(こくせん)がどのようなものなのかを紹介します。
黒閃とは?
黒閃(こくせん)とは、呪力を使った戦闘の際に稀に起こる現象のこと。主に呪力を使った打撃の際に発動します。黒閃(こくせん)が発動すると通常時の約2.5乗の威力を持つ打撃を繰り出すことが可能となります。黒閃(こくせん)を発動するには条件があり、誰でも発動できるというわけではありません。黒閃(こくせん)を経験した者としていない者とでは呪力の核心との距離に雲泥の差が出るほどです。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』にて2018年より連載中の少年漫画です。呪術や呪霊がテーマのダークファンタジーバトル漫画。2022年8月発売の単行本20巻の発売を含め、累計発行部数7000万部を突破しています。2020年にはアニメ放送が開始となり、その映像力からさらに人気が高まりました。2021年には劇場版が公開され、最終興行収入137億円を記録する大ヒットとなりました。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁は宮城県仙台市に住む高校生。ある日、虎杖が親しくしている先輩たちが学校に隠されていた呪物の封印を解き、呪霊に取り込まれてしまいます。先輩達を助けるため、虎杖は呪術師の伏黒恵と共に呪霊と戦いますが追い込まれてしまい、虎杖は「特級呪物」である両面宿儺の指を飲み込みます。虎杖が指を飲み込んだことで両面宿儺は復活してしまい、死刑宣告を受けますが、全ての両面宿儺の指を回収してから死ぬという猶予を与えられ、呪術師としての戦いが始まります。
【呪術廻戦】黒閃の発動条件や威力・メリット
限られた人間にしか発動できない黒閃(こくせん)。黒閃(こくせん)は技ではなく現象というのがポイントです。この黒閃(こくせん)を発動するには条件があります。そんな黒閃(こくせん)の発動条件や威力・メリットについて一覧で紹介します。
黒閃の発動条件
黒閃(こくせん)の発動条件はかなり厳しい条件となっています。その条件とは打撃と呪力の誤差をより0に近づけることです。正確には、打撃と呪力の誤差は0.000001秒以内でないと発動しません。呪霊を相手に攻撃する際は攻撃に呪力を込める必要があります。しかし、通常は打撃と呪力にどうしても誤差が生まれてしまいます。この誤差を究極まで無くし、相手にぶつけることで威力が増し、強力な一撃となるのです。
黒閃の威力や強さ
黒閃(こくせん)の威力は平均で通常攻撃の約2.5乗と言われています。2.5倍ではなく2.5乗です。2.5倍でも十分威力がアップしたように感じますが、2.5乗はその数字自体を掛けていくので何倍にも威力がアップすることがわかります。虎杖の通常攻撃を5だとすると2.5乗は約55で、10倍以上も威力がアップすることになるのです。打撃で攻撃をする者にとっては、発動できればかなり有利になる現象です。
黒閃を狙って出せる術師はいない?
黒閃(こくせん)を狙って発動できる術師はいません。しかし黒閃(こくせん)を発動できた術師はアスリートが体験する「ゾーン」状態に入ることができると言われています。「ゾーン」状態に入ると、自然と呪力操作ができ、黒閃(こくせん)を連続で出せるようになるのです。考えて黒閃(こくせん)を出そうとするのではなく、極度の集中状態に入ることが重要です。
黒閃を経験するメリット
黒閃(こくせん)を発動すると、呪力の核心に近づけるというメリットがあります。黒閃(こくせん)の発動前は何となく呪力を込めて打撃を繰り出している状態でしたが、黒閃(こくせん)を経験することで自分の呪力を理解し、扱い方がわかるようになります。さらに黒閃(こくせん)を経験することで進化を遂げるパターンも存在します。特級呪霊の真人は黒閃(こくせん)を経験したことで「偏殺即霊体」へと進化を遂げています。
【呪術廻戦】黒閃を経験したキャラ一覧
稀にしか発動することが無いと言われている黒閃(こくせん)。稀にしか発動しない現象と言われていますが、一覧にしてみると実は経験したことのあるキャラは何人もいます。発動できた際には脅威の威力となる現象の黒閃(こくせん)を経験したキャラを一覧で紹介します。
キャラ①虎杖悠仁
作品の主人公でもある虎杖悠仁は、『呪術廻戦』の単行本6巻48話、アニメ第19話にて京都姉妹校交流戦の花御との戦闘時に初めて黒閃(こくせん)を経験します。花御との戦闘までに京都校の東堂葵によって黒閃(こくせん)を伝授してもらっており、その直後に現れた花御との戦闘で黒閃(こくせん)を発動することに成功。さらに4回連続で黒閃(こくせん)を発動することにも成功し、その後の戦いでも黒閃(こくせん)を駆使しています。
キャラ②釘崎野薔薇
主人公の虎杖悠仁の同級生の釘崎野薔薇は、金槌と釘を使った術式を使用する呪術師です。釘崎は単行本7巻の61話、呪胎九相図の血塗と壊相との戦いで黒閃(こくせん)を発動しました。虎杖と共闘している際に発動し、呪胎九相図の兄弟を倒しました。釘崎は黒閃(こくせん)を発動する前に毒の攻撃を受けており、痛みが集中力を研ぎ澄ませることになったと考えられます。
キャラ③七海建人
七海建人は一級呪術師であり、「ナナミン」の愛称で親しまれるキャラです。七海が黒閃(こくせん)を発動させたことはわかっていますが、黒閃(こくせん)を発動した描写は原作にはありません。七海が黒閃(こくせん)を発動させたことがわかったのは、単行本6巻48話にてインタビュー形式で黒閃(こくせん)を連続4回発生させた最高記録保持者として登場しました。劇場版『呪術廻戦0』にて百鬼夜行のシーンの際、七海が黒閃(こくせん)を発動しているシーンが描かれていました。
キャラ④真人
特級呪霊である真人は、虎杖の宿敵存在。黒閃(こくせん)は呪霊であっても発動可能となっており、真人も黒閃(こくせん)を経験した一人です。真人が黒閃(こくせん)を発動させたのは単行本15巻126話の虎杖との戦いでのこと。七海の死や釘崎の変わり果てた姿を目の当たりにした虎杖は精神的に限界を迎えていました。そこへ追い打ちをかけるように真人が黒閃(こくせん)を発動し、虎杖は倒れてしまいます。さらに真人は黒閃(こくせん)を決めたことで進化を遂げるこことなるのです。
キャラ⑤五条悟
呪術高専東京校の1年担任であり、虎杖を呪術師の道へ導いた存在である五条悟。数少ない特級呪術師の一人で、「最強の呪術師」と呼ばれる人物です。五条が作中で黒閃(こくせん)を発動させたシーンはありませんが、単行本6巻48話にて黒閃(こくせん)を経験した者として紹介されています。五条のような最強の人物であれば黒閃(こくせん)を当たり前に経験していると考えられます。
キャラ⑥東堂葵
東堂葵は呪術高専京都校の3年生で、一級呪術師の実力者。姉妹校交流戦で虎杖に黒閃(こくせん)を伝授したことから、虎杖に出会う前には既に黒閃(こくせん)を経験していたと考えられます。東堂が実際に黒閃を発動させたのは単行本15巻128話の真人との戦闘でのことです。東堂と虎杖が真人相手に共闘する中、東堂は蹴りでの黒閃(こくせん)を発動させました。
【呪術廻戦】黒閃アミーゴや黒閃ムーブ
複雑な術式が登場する『呪術廻戦』の中でも黒閃(こくせん)は注目度の高いキーワードです。さらに、黒閃(こくせん)でネット検索すると「黒閃アミーゴ」や「黒閃ムーブ」というワードも一覧に出てきます。「黒閃アミーゴ」や「黒閃ムーブ」とは一体何のことなのか、一覧で紹介します。
黒閃アミーゴとは?
「黒閃アミーゴ」とは、『呪術廻戦』の公式Twitterにて2019年4月1日に発信された「悠仁と葵」のデビューシングルのタイトルです。もちろんこれはエイプリルフールのジョークで、実際には発売されていません。これは2005年に日本テレビ系にて放送された『野ブタ。をプロデュース』の登場人物である修二と彰が歌う「青春アミーゴ」のパロディと考えられます。虎杖と東堂の共闘シーンが多かったこともあり、このジョークがファンの間で盛り上がったようです。
黒閃ムーブとは?
「黒閃ムーブ」は実は『呪術廻戦』には関係のない言葉です。「黒閃ムーブ」が使われるのは、バトルロイヤルゲームの『荒野行動』です。約100人のオンラインで繋がったプレイヤーが最後の一人になるまで戦うバトルロイヤル形式のゲームで、「黒閃ムーブ」は負け試合を勝ちにすること、勝ち試合では爆発的なキルをする際に使用されます。
黒閃はアニメでも登場?
黒閃(こくせん)はアニメ版『呪術廻戦』にも登場します。アニメで登場するのは第19話、第20話、第24話です。第19話では虎杖が初めて黒閃(こくせん)を発動させた記念すべき回となりました。第20話では虎杖と東堂との共闘シーンで虎杖が黒閃(こくせん)を4回連続で発動させ、戦闘を盛り上げました。第24話では虎杖と釘崎の共闘シーンで虎杖と釘崎の二人が黒閃を発動させ、戦闘に勝利しました。アニメでの黒閃はさらに迫力がアップしています。
黒閃の名前の由来
黒閃(こくせん)は打撃と呪力の誤差が限りなく0に近くなった時に発動し、そこには空間の歪みができます。そこでは呪力は黒く光ります。呪力が黒く閃くことから黒閃(こくせん)と名付けられたとされています。作中では黒閃(こくせん)発動時、黒い稲妻のようなものが周囲に走っているように見えます。作中でも必殺技のように登場する黒閃(こくせん)は発動できたらかなり有効な現象であると言えます。
【呪術廻戦】黒閃に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』を読むにあたって、黒閃(こくせん)を理解するのが難しかったという声があがっていました。作者による解説もありますが、『呪術廻戦』は複雑な術式もあるので、一度で理解するのはなかなか難しいようです。
アニメ版も原作漫画でも黒閃(こくせん)のシーンや戦闘シーンの描写がすごくて見入ってしまったという方がたくさんいました。アニメと漫画では違った凄さがあり、特に黒閃(こくせん)を発動するシーンや戦闘シーンは、書き込みや躍動感に力を入れていることがわかります。アニメ、漫画それぞれどちらも魅力的な作品となっています。
黒閃(こくせん)を発動するシーンの中でも、虎杖と釘崎の共闘シーンがかっこいいという声がたくさんあがっていました。2人の息の合った戦闘は『呪術廻戦』の作品の中でも上位に入る見ごたえのある戦闘シーンと言えます。2人の黒閃(こくせん)シーンは必見です。
黒閃(こくせん)の連続記録を持っていた七海と、1日に5回発動させた虎杖。連続して発動することもすごいですが、黒閃(こくせん)を続けて発動できたことに驚かず連打できたのもすごいです。恐らくゾーンに入っている状態だったので、驚きより集中力が上回っていたと考えられます。
【呪術廻戦】黒閃はごく稀に発生する現象だった
『呪術廻戦』に登場する黒閃(こくせん)はごく稀に発生する現象。実際に呪術師の中でも黒閃(こくせん)を経験した者は少ないようです。黒閃(こくせん)を経験したキャラを一覧にしてみると、主要なキャラでも黒閃(こくせん)を発動したのはごく一部のキャラということがわかります。黒閃(こくせん)は今後も『呪術廻戦』に登場することが予想されるので、次はどのキャラがどんな風に発動させるかに期待です。
この記事のライター
yonekao
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