【呪術廻戦】虎杖仁の正体とは?虎杖悠仁の父親?偽夏油や母親との関係も
呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁には両親との記憶がほとんどなく作中でも曖昧な存在として描かれてきましたが、父親の名前が虎杖仁と判明するとその正体に関する描写が話題になりました。本記事では呪術廻戦に出てきた虎杖仁の正体や偽夏油との関係についてまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】虎杖仁とは?虎杖悠仁の父親?
呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁は幼い頃から祖父に育てられてきたため、父親と母親に関する記憶がほとんどありませんでした。ですが作中に虎杖仁という男が登場すると物語に深く関わってくる存在だったことが明らかにされました。ここでは虎杖仁の概要と『呪術廻戦』の作品情報についてまとめていきます。
虎杖仁は虎杖悠仁の父親
虎杖仁は虎杖悠仁の父親で、作中序盤で亡くなった祖父の倭助の息子に当たります。登場したシーンでは物腰柔らかな口調で生まれたばかりの悠仁に話しかけており、自分の漢字を名前にあてがうほど息子を溺愛する様子が描かれていました。
虎杖悠仁は父親のことを覚えている?
虎杖悠仁は父親との記憶がほとんど残っていません。幼い頃に両親に捨てられた悠仁は祖父の元で育った経緯を持ちます。呪術廻戦第1話にて母親に関しては会った記憶すらなく、父親に関してはうっすらとだけ残っていると語っていました。その際祖父の倭助から両親に関する話を振られますが、虎杖は興味ないとばっさり言い切って中断したため長い間両親に関する情報が描かれませんでした。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪霊が存在する世界観と呪いや術によって展開されるバトルを組み合わせたダークファンタジー作品として知られており、2018年の初掲載から瞬く間に人気を集めると2022年8月には累計発行部数7000万部を突破しました。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は祖父の逝去を看取った日の夜に呪霊に襲われます。その場にいた先輩や呪術師たちを巻き込んでピンチに陥ってしまった虎杖は、封印されていた特級呪物・宿儺の指を飲み込んで呪力を覚醒させ呪霊を祓うことに成功。しかし、虎杖の体内に特級呪霊・両面宿儺が蘇ってしまうとそれを危惧する呪術界から「すべての宿儺の指を食べてから死ぬ」という死刑宣告を下されてしまいます。かくして他に術がなかった虎杖は呪術師として生きていくことになるのでした。
【呪術廻戦】虎杖仁の正体を考察
ここからは呪術廻戦における虎杖仁の正体についてまとめていきます。長い間素性が明かされなかった虎杖仁ですが、彼の正体に関しては未だ多くの謎を残しています。作中で明かされている情報を元に虎杖仁の正体を考察していきます。
虎杖仁は一般人?
虎杖仁の姿は呪術廻戦第143話にて初めて描かれましたが、そこで明かされた情報は『虎杖倭助の息子であること』『その時点で既に死亡している香織との間に子を産んでいたこと』『縫い目の女と婚姻関係にあること』という3つの点のみで、虎杖仁本人に関する情報は描かれませんでした。見た目だけで考えるなら特別目立つ印象はなく一般人のようですが、現時点でそう断言するのは難しそうです。
虎杖仁は虎杖家の養子?
虎杖仁の登場シーンには倭助の姿もありました。2人が会話する描写が描かれていましたが、そこで仁は実の父親に対して敬語を使っていました。躾が厳しい教育方針であれば親子であっても敬語で話すという人はいるかもしれませんが、悠仁が倭助と会話する時は敬語をあまり使わずくだけた言葉で話していました。このことから虎杖仁は虎杖家の養子と考えられています。
虎杖仁の額に縫い目がある?
呪術廻戦第139話にて脹相が虎杖悠仁に話しかけると「オマエの父の額にも縫い目が」というセリフを残しました。額の縫い目とは偽夏油に刻まれているものと同じものを指していると考えられますが、虎杖仁の姿が描かれた時には額に縫い目がありませんでした。
【呪術廻戦】虎杖仁と偽夏油や香織・悠仁の母親との関係
ここからは呪術廻戦における虎杖仁と偽夏油や香織・悠仁の母親との関係についてまとめていきます。作中で呪霊のための世界を画策する偽夏油ですが、悪役である彼と虎杖仁には深い関係を持っています。
虎杖仁と香織の関係
虎杖仁と香織は夫婦の関係です。悠仁が生まれた頃に香織は既に死亡しており、2人がどのような経緯で知り合い関係を深めたのかは不明です。また、香織の死因についても一切の描写がありません。
香織の死亡に羂索(偽夏油)が関わっている?
渋谷事変にて偽夏油の正体が羂索であることが判明しましたが、その羂索と香織には関係性があると考えられています。虎杖仁は香織が死亡したにもかかわらず「まだ生きている」と信じ込まされていました。羂索には何かしらの目的があり、そのために虎杖仁及び香織は彼に利用された可能性が高いと考えられていました。
虎杖悠仁の母親と思われる縫い目の女の正体
呪術廻戦第143話にて虎杖悠仁の過去回想シーンが描かれると、そこで悠仁の母親が登場しました。その母親の額には偽夏油と同じ縫い目が刻まれており、後に母親の脳を羂索が乗っ取っていたことが判明しました。
【呪術廻戦】虎杖仁に虎杖倭助が忠告した理由
ここからは虎杖仁に虎杖倭助が忠告した理由についてまとめていきます。虎杖仁が登場したシーンにて虎杖倭助もその場に居合わせていると、倭助は仁に対してある忠告を残していました。ここではその忠告の内容と話した理由について解説していきます。
虎杖倭助は虎杖悠仁の祖父
虎杖仁が生まれたばかりの悠仁を抱き上げて喜んでいると、その後ろにいた倭助は「あの女だけはやめとけ。死ぬぞ」と忠告します。当時虎杖仁は香織が死亡しているのに生きていると勘違いしており、その状況に倭助は香織に用心深くなっていたと考えられます。
虎杖倭助が虎杖仁に忠告した理由
恐らく倭助は額の縫い目を見て香織が羂索に乗っ取られていると勘付いていたと考えられます。呪術廻戦では虎杖仁同様、倭助の正体についても不明瞭な部分が多く、ネット上では倭助が術師だったという考察が有力なものと考えられています。仮に倭助が術師であれば羂索のことを知っていてもおかしくないでしょう。
虎杖倭助の虎杖悠仁への遺言の意味
呪術廻戦第1話にて倭助は悠仁に「お前は大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」という遺言を遺して死亡します。この遺言がその後の悠仁の行動に大きな影響を与えることになりますが、倭助の遺言は意味深なものであり、ネット上では呪術師だった頃に起こした何かがきっかけして独り身になってしまった、もしくは独り身に関する縛りをかけられているのではと考えられています。
【呪術廻戦】虎杖悠仁と脹相は兄弟?
ここからは虎杖悠仁と脹相の兄弟関係についてまとめていきます。真人の手によって封印が解かれた脹相ですが、物語が進んでいくと虎杖悠仁とまさかの接点があり大きな話題を呼びました。ここでは現状発覚している悠仁と脹相の関係について詳しく解説していきます。
脹相のプロフィール
- 等級:特級呪物
- 嗜好・興味:弟
脹相は特級呪物・呪胎九相図の一番が受肉して生まれた九相図の長男です。明治時代に加茂憲倫の実験によって生まれた過去を持ち、その正体は呪霊と人間のハーフです。見た目は人間の青年らしい顔つきと無気力が漂う雰囲気を醸し出しており、何よりも兄弟のことを優先する性格をしています。
虎杖悠仁と脹相は兄弟?
脹相は人間の母親と呪霊の父親に加えて加茂憲倫の血を分け与えられています。物語が進んでいくと加茂の正体は羂索ということが発覚しましたが、それは羂索が虎杖悠仁の母親を乗っ取っていたことから脹相と悠仁が間接的な兄弟関係という新事実が判明した瞬間でもありました。悠仁と脹相は異母兄弟と言える関係で作中でも兄弟愛が強い脹相は悠仁を懸命に守ろうとしました。
脹相と偽夏油の関係
脹相は偽夏油が率いる呪詛師側について活動していました。脹相自身も「呪霊が描く未来のほうが俺たちにとって都合がいい」と話しており、偽夏油の指示にしっかり従っていました。ただし弟たちには「受肉した恩は忘れろ」と話しており、完全に彼らのことを信頼してはいない様子でした。現に偽夏油の指示に従った壊相と血塗は死亡してしまい、悠仁と兄弟だった事実を知った時は兄弟を殺させようとしたことに激怒していました。
【呪術廻戦】虎杖仁に対する世間での評判や人気
これまで虎杖仁の正体についてまとめてきました。虎杖悠仁の父親でありながら偽夏油と関わりを持っていたという事実は衝撃的なものでしたが、これに対して呪術廻戦ファンはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは虎杖仁に対する世間での評判や人気について、実際のコメントを参照しながらまとめていきます。
虎杖仁の正体が明かされると虎杖悠仁の存在しない記憶が知りたくなったという人が多く現れたそうです。存在しない記憶は元々東堂が夢見る妄想だと思われていましたが、その後脹相も似たようなものを見ていると実は何かしらの伏線ではないかと言われるようになりました。いつか存在しない記憶に虎杖仁に関係するエピソードが描かれる時が訪れるかもしれません。
虎杖仁の見た目が悠仁とそっくりだったことから作者である芥見先生の作画力に驚いている人もいました。言われてみれば虎杖仁の顔は悠仁の特徴を見事にトレースしており2人が本当に親子であることが一目で分かります。
虎杖仁の存在から羂索の正体・目的について考察している人がいました。羂索の動きには謎が多く呪術廻戦におけるラスボス候補とも言われているほど注目されています。これからの呪術廻戦では彼の動向が重要な鍵を握ることになりそうです。
【呪術廻戦】虎杖仁は虎杖悠仁の父親だった
虎杖悠仁の家族関係は未だに謎が多く、虎杖仁や母親の香織が登場した現在でも全容が見えていない状態です。これからの呪術廻戦では虎杖仁や香織を乗っ取っていた偽夏油がどのような過去を持っているのか、また倭助が残した遺言の意味に着目しながら読んでいくとより面白くなるでしょう。
この記事のライター
zeile
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