【呪術廻戦】灰原雄の術式や人物像まとめ!死亡した理由についても解説
『呪術廻戦』の灰原雄は、呪術専門高等学校時代の七海の同級生です。灰原雄は、一体どういった術式を使うのでしょうか?本記事では、灰原雄の術式や領域展開、人物像などをまとめて解説します。また、なぜ死亡してしまったのか、灰原雄の死亡理由や経緯についても紹介します。
灰原雄とは?
灰原雄のプロフィール
『呪術廻戦』の灰原雄は、本編ではすでに死亡している人物です。五条悟の過去の話に登場するキャラで、初登場時は呪術高等学校の1年生でした。死亡したときは2年生になっており、享年は17歳です。身長は公表されていませんが、七海と並んだ姿を見ると、180cm程度ではないかと推察できます。
好きな食べ物は米で、見た目によらず大食いです。灰原雄が初めて登場したのは、『呪術廻戦』70話でのことです。このとき灰原雄は七海とともに五条悟に呼び出され、はるばる沖縄までやってきました。文句を言う七海とは対象的に、やる気に満ちた表情が印象的でした。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、芥見下々さんによるダークファンタジー漫画です。2018年から週刊少年ジャンプで連載が始まり、瞬く間に人気作品となりました。渋谷や仙台など現実の地名が出てくるため、読者が親近感を持ちやすいという特徴があります。2020年から2021年にかけてはアニメも放送され、その作画力や物語の構成が高い評価を得ました。2021年の12月には劇場版アニメも公開され、2023年にはアニメ第2期が放送される予定です。
呪術廻戦のあらすじ
学校で「宿儺の指」という呪物を拾った虎杖悠仁は、それをオカルト研究会の先輩たちに渡します。その呪物の封印を先輩たちが解いてしまったことにより、学校には呪霊が現れました。虎杖はその呪霊を倒す力を得ようと、宿儺の指を食べてしまいました。宿儺を受肉した虎杖には、「すぐに処刑されるか」「宿儺の指20本すべて食べてから処刑されるか」の2択が与えられます。虎杖は宿儺の指をすべて食べることを決め、呪術師としての人生を歩みだすのでした。
灰原雄の術式や領域展開
『呪術廻戦』に出てくる呪術師たちは、それぞれ独自の術式を持っています。灰原雄も呪術師である以上、術式が使えると思われます。では、灰原雄の術式とはどのようなものでしょうか?ここでは、灰原雄の術式や領域展開、呪術師としての強さなどを解説します。
灰原雄の術式は不明?
灰原雄は呪術師ですが、登場したシーンで戦闘が描かれることはありませんでした。そのため、どのような術式を使えるかは不明です。灰原雄の術式については、公式ファンガイドでも特に触れられていません。ただ、過去編で五条悟たちの任務の補助に訪れた際、灰原雄は何も荷物を持っていませんでした。そのため、肉弾戦をメインとした戦闘スタイルではないかと考えられます。
灰原雄の領域展開は不明?
灰原雄は術式だけでなく、領域展開についても詳細は不明です。ただ、領域展開は呪術と極至ともいわれており、これを使えるキャラはほんのわずかです。呪術師で領域展開をしっかり使えているのは、五条悟だけです。例外的に伏黒恵が不完全な領域展開を使えますが、1級呪術師であっても領域展開を使えるキャラはいません。それらのことを考えると、灰原雄が領域展開を使えた可能性は低いと思われます。
灰原雄の術師としての等級や強さ
『呪術廻戦』の灰原雄は、呪術師としての等級もわかっていません。しかし、過去のエピソードでは、2級呪霊を祓う任務を与えられていたことがわかっています。『呪術廻戦』の世界では、基本的に呪術師と祓う呪霊の級は同じであることが多いです。そのため、灰原雄の等級は2級や、低くても準2級であったのではないかと思われます。
灰原雄の人物像や他の登場人物との関係
『呪術廻戦』の灰原雄とは、どのような人物でしょうか?限られた登場シーンですが、そこから彼の性格や周りの人物との関係がわかってきます。ここでは灰原雄の性格や、七海や夏油など主要キャラとの関係性についてまとめていきます。
考察①灰原雄の性格
『呪術廻戦』の灰原雄は、明るく元気で爽やかなキャラです。常に笑顔を絶やさず、前向きな性格をしています。人懐こくてお人好しですが、良い人はしっかりと見極めているようです。基本的に人の善意だけをとらえるため、皮肉なども通じません。
考察②灰原雄の好きな女性のタイプ
灰原雄は九十九由基に好きな女性のタイプを訊かれたとき、「たくさん食べる子」と即答していました。灰原雄自身も大食いであるため、自分と同じようにご飯を多く食べる女性を好ましく思うのでしょう。
考察③灰原雄の妹
『呪術廻戦』の灰原雄には、妹が1人います。灰原雄は呪術師とは関係ない普通の家に生まれましたが、生まれつき呪術師としての資質を持っています。その妹もまた、呪いが見えるという特異体質を持っているようです。しかし、灰原雄は妹に対し、呪術専門高等学校には決して来ないようにと言い聞かせていました。呪術師として辛い思いをしないようにと、妹を案じていたのではないかと思われます。
考察④灰原雄と夏油の関係
灰原雄は夏油傑や五条悟の後輩ですが、五条とはそれほど親しいわけではなさそうです。しかし、夏油のことは尊敬していて、初めて登場したときも、夏油にいいところを見せたいと言っていました。任務の前にもわざわざ夏油に挨拶に行くなど、心から夏油を慕っている様子が伝わってきます。夏油のほうも飲み物をおごるなど、灰原雄を後輩として可愛がっている姿が描かれていました。
考察⑤灰原雄と九十九由基の関係
灰原雄が九十九由基と出会ったのは、灰原雄が夏油に任務に行く前の挨拶をしているときでした。休憩スペースで2人が話していると、唐突に長身の女性に話しかけられます。「どんな女が好みか」と訊かれ、ここで灰原雄は元気良く「たくさん食べる子」と答えるのでした。ただ、九十九由基が用があったのは夏油だったため、灰原雄はここで席を外しています。そのため、灰原雄と九十九由基の間には、特に深い関係はないようです。
考察⑥灰原雄と七海健人の関係
『呪術廻戦』の灰原雄と七海健人は、同じ呪術高専の同級生です。七海は灰原雄と正反対の性格をしており、滅多に笑わないクールな人物です。同じ学年の呪術師はこの2人だけだったこともあり、2人は一緒に任務につくことが多かったようです。性格も見た目も真逆な灰原雄と七海ですが、仲は良かったと作者の芥見下々さんが明かしています。灰原雄の真っ直ぐで熱い言葉に七海が突っ込むような場面も見られ、良いコンビであったことがわかります。
灰原雄の死亡の理由や経緯
『呪術廻戦』の灰原雄は七海の回想シーンに少し登場しましたが、基本的には本編に出てこないキャラです。なぜかといえば、過去編のエピソード内ですでに死亡してしまっているからです。誰からも好かれる灰原雄の死は、周りの人物にも大きな影響を及ぼしました。ここでは灰原雄が死亡した理由や、その経緯について紹介します。
ネタバレ①七海と共同で行った任務
『呪術廻戦』の灰原雄は、2年生のときに七海と共同の任務に当たります。この任務内容は2級呪霊を祓うことで、灰原雄と七海にとっては難しくない任務だと思われていました。しかし、実はこの呪霊は1級相当であったため、灰原雄は力及ばず死亡してしまいます。
七海は死亡することはありませんでしたが、それでも重傷を負ってしまいました。この任務で灰原雄が死亡したことで、七海の心には大きな傷が残ることになります。また、灰原雄の死亡を受け、夏油の呪術師としての信念も大きく揺らいだのでした。
ネタバレ②産土神信仰とは?
産土神信仰(うぶすながみしんこう)とは、その土地を守っている産土神を信仰するものです。氏神と間違われやすい神ですが、氏神がその一族の先祖の神であるのに対し、産土神はあくまでもその土地を守っている神です。灰原雄と七海が討伐に向かった先にいたのは、この産土神でした。
灰原雄が死亡した理由もこの産土神で、とても2級呪術師が祓えるような相手ではなかったのです。七海はこの産土神を「1級呪霊相当」だと言っており、相当強い相手だったことがわかります。結局この産土神の討伐は、特級呪術師である五条悟が引き継ぎました。
ネタバレ③下半身がない状態の灰原雄の遺体
灰原雄と七海がどのように産土神と戦ったか、その詳細は描かれていません。七海はすでに死亡した灰原雄を連れて帰ってきましたが、灰原雄は下半身がない状態でした。明確な死亡理由はわかっていませんが、上半身にも傷が多くあることから、即死ではなかったと思われます。また、七海が五体満足で帰ってきたことを踏まえると、灰原雄の死亡理由は七海をかばったためであるとも考えられます。はっきりしたことはわかりませんが、相当激しい戦いであったことは確かでしょう。
灰原雄に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の灰原雄は、五条悟の過去編で少しだけ出てくるキャラです。しかし、その素直な性格や明るい笑顔に惹かれる読者も多く、出番が少ない割には人気があります。すでに死亡してしまっているため、生きている灰原雄の姿を見るだけで泣いてしまうという人もいました。
灰原雄はアニメ第1期では出番がなかったため、声優が誰になるのかはいまだ不明です。そのため、ファンの間では、灰原雄の声優について予想合戦が繰り広げられていました。それぞれ自分の好きな声優を推していましたが、小野賢章さんや入間自由さんの名前を挙げる人が多かったです。
灰原雄は登場シーンは少なくても、七海や夏油などに大きな影響を与えた人物です。その存在感の大きさに、改めて感心する人もいました。灰原雄は明るく太陽のようなキャラで、暗く沈みがちになる呪術師たちにとっては救いの存在だったのかもしれません。
灰原雄の術式は不明だった
『呪術廻戦』の灰原雄は、呪術高等専門学校に所属する呪術師でした。しかし、登場シーンが少ない上に、呪霊と戦っている様子が描かれることもありませんでした。そのため、どのような術式を使うのかはわからず、戦闘スタイルも謎のままです。すでに死亡してしまったため、この先登場する可能性も低そうです。
ただ、術式を知りたいというファンの声も多く、ファンブックなどで明かされることもあるかもしれません。灰原雄の詳細が明かされることを期待しながら、『呪術廻戦』の新たな情報をチェックしていきましょう。
この記事のライター
NR4712
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