【呪術廻戦】五条悟の過去を紹介!最強になった理由や教師までの流れも
呪術廻戦において最強の実力と飄々とした性格で人気を集めている五条悟。そんな彼の過去が描かれた『懐玉編』が本編で描かれると、その内容に大きな話題が生まれました。本記事では五条悟の過去について紹介していき、最強になった理由や高校教師になった経緯をまとめていきます。
五条悟とは?
本記事では五条悟の過去についてまとめていきますが、まずは呪術廻戦に登場している五条悟の概要をまとめていきます。彼の人物像をおさらいしていくと共に、彼の活躍が描かれている『呪術廻戦』についても概要とあらすじをまとめていきます。
五条悟のプロフィール
- 年齢:28歳
- 生年月日:1989年12月7日
- 身長:191cm程
- 所属:東京都立呪術高等専門学校一年担任
- 等級:特級呪術師
- 好きな食べ物:甘いもの
- 嫌いな食べ物:アルコール
五条悟(ごじょうさとる)は日本に4人しかいない特級呪術師の1人であり、呪術高専東京校1年の担任を務めている高校教師でもあります。澄んだ白髪と目隠しが特徴的。現代最強の呪術師と謳われるほどの実力者ですが、普段の態度はその風格を感じられないくらい軽くつかみどころがない性格をしています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。人を襲う化け物の呪霊とそれを退治する呪術師の戦いが描かれており、人の死や呪い、仏教などをテーマにした世界観や物語設定が注目を浴びています。その人気は2018年の初掲載から著しく伸びており、2022年8月時点で累計発行部数は7000万部を突破しています。
呪術廻戦のあらすじ
超人な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。彼はある日校内に出現した呪霊と遭遇し、先輩を助けるために果敢に立ち向かいました。ですが、呪霊の強さに圧倒されてしまい、力を得ようとした虎杖は呪物・宿儺の指を口にしてしまい呪いの王と称される呪霊・両面宿儺を体内に復活させてしまいます。その後、呪術界上層部から執行猶予付きの死刑を言い渡されると、他に術がなかった虎杖は呪術師としての生活を余儀なくされるのでした。
五条悟の高校時代の過去や最強になり教師になった理由
ここからは五条悟の高校時代の過去や最強になり教師になった理由についてまとめていきます。呪術廻戦初登場時、飄々とした態度で自分が最強だと語り読者に強いインパクトを与えた五条悟でしたが、それだけ強い実力を持ち癖の強い人物になった理由が五条悟の過去編『懐玉編』で明らかにされました。
過去①星漿体の護衛任務
本編から12年前の2006年。当時高校2年生だった五条悟は、親友の夏油と共に星漿体の護衛任務を任されました。護衛する対象は天内理子という女性で、彼女は2つの組織『呪詛師集団Q』と『盤星教』から命を狙われている身でした。2つの組織は天元を崇拝している教徒たちであり、忠実な信仰のために星漿体を亡きものにしようと企んでいたのです。
過去②Qを壊滅させる
五条悟と夏油が目的地の目の前までたどり着いた時、ビルから1人の女の子が放り出される場面に遭遇し夏油が呪力を使って彼女を救います。その女の子こそ護衛対象である天内理子本人で、五条悟は彼女を殺害しようとした呪詛師集団Qに挑みます。五条悟の強さは高校生の頃から最強と名高く、戦闘は呆気なく終了しました。
過去③盤星教からの依頼を受ける伏黒甚爾
呪詛師集団Qの失敗を知った盤星教は、護衛の五条悟を危険視して手練れの暗殺者を雇うことを決断します。その暗殺者は天与呪縛により超人的な身体能力を持つ伏黒甚爾でした。甚爾は天内理子の首に3000万の懸賞金をかけ、五条悟たちも必ず殺害する意志で任務を開始します。
過去④天内理子は普通の女の子
護衛任務が終わった後、天内理子は親友や家族たちと会えなくなる運命でした。残り時間が2日に迫ると、天内理子は涙ながらに親友と残り短い時間を過ごしたいと訴え、五条たちもそれを止めることができませんでした。天内理子は運悪く星漿体に選ばれてしまっただけのただの高校生だったのです。ただし、懸賞金の噂が出回っていると天内理子を狙う呪詛師が学校に徐々に近づいていきます。
過去⑤伏黒甚爾の襲撃
学校全体に呪霊を巡らせていた夏油は呪詛師たちの気配をいち早く感知し、急いで天内を連れてその場を離れようとします。しかし、連絡を怠ったことで天内の居場所を見失ってしまい、五条悟とお世話係の黒井と共に手分けして校内を探すことに。その結果、五条悟は伏黒甚爾と戦闘になり敗北。甚爾の剣によって心臓を貫かれてしまいました。
過去⑥天内理子の死亡
天内理子を見つけ先に天元のところへ向かっていた夏油と黒井。そこで天内と黒井が別れることになり、互いに最後の挨拶をします。そうして夏油は天内の手を取って共に進もうとしますが、2人の手が交わるその瞬間、一発の銃声が鳴り天内理子の頭が撃ち抜かれてしまいました。
過去⑦覚醒し最強になった五条
天内理子を殺害したのは伏黒甚爾でした。怒り狂った夏油は彼に戦いを挑むも敗北。任務を達成した甚爾は報告のために帰ろうとしましたが、それを止めたのは死んだはずの五条悟でした。五条は死に際に反転術式を会得していると、その能力で自身の肉体を治癒していたのです。更に反転術式によって戦闘力も強化された五条悟は甚爾を圧倒し勝利してみせました。
過去⑧親友・夏油との決別
任務が失敗に終わって1年後。親友だったはずの五条悟と夏油は1人になることが増えていました。天内理子を守れなかったショックから自分の力が何のためにあるのか深く考え込んでしまう夏油。そんな彼の元に九十九由基という女が現れると、彼女から呪詛師になる誘いを受け、非術師を皆殺しにすればいいという結論に至った夏油は呪詛師になることを決意してしまいます。
過去⑨教師になった理由
五条悟は「教師なんて柄じゃない」と自ら評していますが、教師になった理由は密かな野望があったからです。呪術界上層部は保身や権力に走るばかりの存在に成り下がっており、五条悟自身もその状態を忌まわしく思っていました。そんな呪術界に変革を起こそうと奮い立ち、自ら高校教師になって生徒たちと接し、強く聡明な呪術師を育てていこうとしているのです。
五条悟の過去編の登場人物
ここからは五条悟の過去編に登場した人物についてまとめていきます。五条悟と夏油の関係が大きく変化した過去編は、呪術廻戦という物語のすべての始まりと言えるほど重要なエピソードでした。そこで登場した人物をしっかり把握しておくために、ここで具体的な解説をしていきます。
登場人物①夏油傑
夏油傑(げとうすぐる)は日本に4人しかいない特級呪術師の1人であり、一般市民を大量虐殺して呪術高専を追放された最悪の呪詛師です。五条悟とは高専時代の親友でしたが、天内理子の死を目の当たりにしたことで考えが歪んでしまい、すべての非術者を殺そうとする殺戮思考の持ち主に変貌しました。
登場人物②天内理子
天内理子(あまないりこ)は呪術廻戦本編より12年前に登場した人物で、天元と同化できる特殊体質『星漿体』の少女です。星漿体であることから呪詛師集団Qと盤星教から命を狙われる身となり、それを守るために五条と夏油が彼女の護衛にあてられました。
登場人物③伏黒甚爾
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は術師殺しの異名を持つ殺し屋です。天与呪縛で強化された身体能力を活かした高い戦闘力の持ち主でもあり、作中では暗殺者としての実力と実績を盤星教から買われ天内理子の暗殺任務を命じられました。任務の途中で五条悟と戦闘を行っており、2度目の戦い敗れるとそのまま五条の手によって殺害されました。
五条悟と伏黒恵の過去や関係
ここからは五条悟と伏黒恵の過去や関係についてまとめていきます。呪術廻戦にて虎杖の同期として登場している伏黒恵ですが、彼の名前を見れば分かる通り、伏黒甚爾は彼の実の父親でした。1度は甚爾に殺された五条悟がその息子とどのような関係を築いているのか、ここで解説していきます。
伏黒恵のプロフィール
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)は呪術高専東京校に通う1年生であり、等級2級の実力を持つ呪術師です。ツンツンした頭髪と不愛想な顔が特徴的で、性格もクールで常に冷静です。呪術師として高い潜在能力があると評価されており、将来は最強の呪術師になると上層部から期待されている人材でもあります。
五条悟と伏黒恵の過去
甚爾と母親の元に生まれた恵。元々呪術師としての才能を見込まれていた彼は禪院家に売られる予定でしたが、それを五条悟が介入し禪院家に譲ることを拒みました。五条は優秀な人材を求めるために恵に手を差し伸べたとしていて、将来恵が呪術師として働くことを担保に、高専から金銭援助を通したのです。
稽古での五条悟の言葉の意味
禪院家から恵を救った後、五条悟は彼に呪術のイロハを教えていきます。2人の関係は師弟のようなものになっていくと、その中で五条は伏黒に「いつか僕を超えてよ」と話します。伏黒は「勘弁してください」と素っ気なく返事しましたが、五条が教師になった理由から考えると、この一言に深い信念が宿っているのが分かります。
五条悟に対する世間での評判や人気
これまで五条悟の過去に関する情報をまとめてきました。甚爾への敗北や豹変してしまった親友と、とても複雑な話が絡み合った過去編でしたが、この物語について呪術廻戦を愛読している人はどのように思っているのでしょうか?ここでは五条悟に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
五条悟の過去編に対して、ファンたちは誰も救われない終わり方に酷く悲しんだり心を痛めたりしていました。最強の呪術師である五条悟の経歴が明かされるのかと期待されていた分、天内の死は余計に落差があって胸が痛んだという意見もありました。
過去編は五条と夏油の関係が鮮明に描かれた物語でもあり、改めて2人の関係に魅力を感じる人もいました。かつては親友という関係だった2人が呪術師と呪詛師に行き別れた理由が明かされたのですが、それを知ってスッキリした人もいるようです。
アニメ作品としても人気な呪術廻戦ですが、2期の放送が確定していると最近になって懐玉編の公開が決定し、五条悟の過去が映像で楽しめるとファンたちは大盛り上がりしていました。アニメ版呪術廻戦では声優の演技やバトル描写が高く評価されているので、その観点で期待している人が多いようです。
五条悟の過去は悲惨だった
初登場時は深い悩みなど持ってなさそうな人柄をしていた五条悟でしたが、彼の過去は想像を絶するほど悲劇的なものでした。天内の死によって別々の生き様を目指していった五条と夏油ですが、彼らの行きつく先は果たしてどんなところになるのか、これからの展開に期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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