【呪術廻戦】天内理子の悲しい最期とは?人物像や人間関係を調査
『呪術廻戦』の天内理子は、五条悟と夏油の過去のエピソードに出てくる人物です。本記事では、『呪術廻戦』で天内理子がどのよう最期を迎えたのか、詳しく解説しています。天内理子とはどのような人物か、性格などの人物像や人間関係、名言なども紹介します。
目次
【呪術廻戦】天内理子とは?
天内理子のプロフィール
『呪術廻戦』の天内理子は、五条悟の過去のエピソードに登場した人物です。当時は14歳の中学2年生で、4歳の頃に両親と死別しています。長い黒髪を三編みにしていて、いつもヘアバンドをつけています。誕生日や身長体重などは不明です。趣味はバトミントンで、嫌いな食べ物は椎茸とゴーヤです。幼い頃から特別な存在として育てられてきたため、自由に外出することもできませんでした。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、2018年から週刊少年ジャンプで連載されている少年漫画です。作中では呪霊と呼ばれる化け物が存在しており、その呪霊と呪術師によるバトルがメインに描かれています。コミックスは2022年8月までで20巻が発売されており、シリーズの累計発行部数は7,000万部を突破しています。2020年には、『呪術廻戦』のアニメも放送されました。すでに放送は終了していますが、2023年には第2期のアニメが始まる予定です。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公の虎杖悠仁は、特級呪物である「宿儺の指」を食べてしまったことで、呪術界から死刑を宣告されます。しかし、五条悟は宿儺に精神を乗っ取られなかった虎杖を見て、残りの指すべてを食べさせてから殺すことを提言します。無期限の執行猶予がついた虎杖は、呪術高等専門学校へと転入し、呪術師となって人々を救う道へと進むのでした。
【呪術廻戦】天内理子の悲しい最期
天内理子は星漿体だった
『呪術廻戦』の天内理子は、「星漿体」として育てられてきました。星漿体とは、呪術界の要の存在である「天元」と同化できる存在です。天元は不死の術式を持っているため死ぬことはありませんが、老化は避けることができません。老化が進みすぎると天元の体は術式によって作り変えられ、進化してしまいます。
天元が進化してしまうと今までのように人としての意思を保てず、最悪の場合は人類の敵となる可能性もあります。天元は進化を防ぐためにも、自分に適合する特異体質の人間と同化し、進化を防いできたのです。この特異体質を持った人間が「星漿体」であり、天内理子は天元と同化するための星漿体として育てられてきました。
天内の暗殺を依頼した団体は盤星教「時の器の会」
若かりし頃の五条悟が天内理子の護衛についたのは、天内理子が命を狙われていたためです。天内理子を狙っていた団体は2つで、ひとつは呪術界と敵対している呪詛師集団の「Q」です。Qは戦闘員を直接送り込みますが、五条と夏油によって返り討ちにあいます。しかし、厄介なのはQよりも、天元を崇めている宗教団体の盤星教でした。盤星教の「時の器の会」は純粋な天元の存在を崇めているため、星漿体という不純物が天元と交わるのを認めていませんでした。
そのため、天内理子を殺して、星漿体との同化を防ごうとしたのです。時の器の会は天内理子を暗殺するため、伏黒甚爾という呪術師を雇います。伏黒甚爾は伏黒恵の父で、五条も苦戦するほどの能力を持った人物でした。伏黒は自らが暗殺に動くだけでなく、裏サイトで天内理子に3000万の懸賞金をかけました。これにより、まったく関係なかった呪詛師たちが天内理子を狙い始め、天内理子の護衛は困難を極めることとなったのです。
天内理子は伏黒に殺された?
天内理子は懸賞金目当ての呪詛師たちから命を狙われることになりましたが、最終的に天内理子の命を奪ったのは伏黒甚爾でした。伏黒甚爾は一同が高専の結界内に入って気が緩んだところを狙い、五条の体を刀で刺します。五条は刺されても倒れることなく、天内理子と夏油を先に行かせます。五条が伏黒の相手をしている間に天内理子は夏油と逃げますが、五条を倒してやってきた伏黒によって、夏油の目の前で頭を撃ち抜かれて死んでしまいました。
天内理子の遺体はどこに行った?
『呪術廻戦』の天内理子の遺体は、伏黒甚爾が回収して盤星教の本部へと引き渡しました。しかし、そこへ殺したと思ったはずの五条が現れ、伏黒は五条の手によって倒されました。五条は現場に駆けつけた夏油とともに天内理子の遺体を回収しましたが、その後どう葬られたかは定かではありません。
天内理子は生きている?
『呪術廻戦』の天内理子は頭を撃ち抜かれているため、生きている可能性は低いでしょう。しかし、『呪術廻戦』のファンブックを見ると、天内理子の年齢の欄に「享年:14歳?」とはてなマークがついています。この記述により、天内理子は実は生きているのではないかといわれることがあります。天内理子は一度確実に死んだはずですが、星漿体という特殊な体質を持ったキャラでもあります。そのため、今後何らかの形で再登場する可能性も捨てきれません。
【呪術廻戦】天内理子の人物像や能力・名言
天内理子の性格
『呪術廻戦』の天内理子は、学校以外では自分のことを「妾」と言うなど、高飛車でお嬢様気質なところがあります。しかし、学校では普通の喋り方をしていて、星漿体でさえなければごくごく一般的な普通の女の子です。高飛車で勝ち気に見える性格も、天元と同化することに対する心の迷いを封じ込めるためのものでした。沖縄のバカンスでは五条と大いにはしゃぐなど、14歳の女の子らしい姿を見せていました。
天内理子の能力
『呪術廻戦』の天内理子は星漿体という存在ではありますが、特別な能力を使うような描写はありません。追手からの襲撃にも能力を使う素振りがなかったため、呪術師のような能力は持っていないと思われます。ただ、分裂した追手のことを式神かと推測するなど、能力はなくても呪術に関する知識はあるようです。
天内理子の名言
天内理子の名言①「天元様は妾で...」
天元様は妾で、妾は天元様なのだ
出典: comic-kingdom.jp
こちらの名言は、自分は死ぬのではなく、同化することで天元様になるということを五条に伝えたセリフです。天内理子は五条たちと出会った当初、天元と同化することを疑問にも思っていない口ぶりでした。しかし、実はそれは強がっているだけで、後になって本当は同化したくないと思っていることがわかります。強がることで自分の運命をなんとか受け入れようとしている、天内理子の強くも悲しい名言です。
天内理子の名言②「もっと皆と...」
もっと皆と...一緒にいたい
出典: comic-kingdom.jp
天内理子は天元と同化する寸前で、夏油から「引き返して一緒に帰ろう」と誘われます。天内理子は星漿体としての自分を当然だと思って育ってきましたが、本当は普通の女の子のように暮らしたかったのです。今までの勝ち気な喋り方ではなく普通の口調に戻り、天内理子は夏油に涙ながらにこのセリフを言うのでした。このシーンで初めて天内理子の本当の気持ちが明かされますが、次の瞬間、天内理子は伏黒によって殺害されてしまいます。
【呪術廻戦】天内理子の人間関係
天内理子と黒井美里の関係
『呪術廻戦』の黒井美里は、長い間天内理子の世話をしてきた女性です。4歳の頃に両親をなくした天内理子にとっては、唯一の家族ともいえる人物です。黒井美里は呪術師ではないため、術式のような能力は持っていません。しかし、星漿体である天内理子を守るために、基本的な呪力操作や体術は会得しています。
黒井美里はもともと星漿体に仕える家に生まれましたが、その役目を嫌って一度は家を飛び出します。しかし、天内理子に惹かれるものを感じ、家に戻ります。天内理子の両親の死後は、メイドとしてずっと彼女に仕えてきました。天内理子とはお互いを大事に想っている関係で、別れのシーンでは2人で泣きながら大好きだと伝え合っていました。
天内理子と五条・夏油の関係
五条と夏油は、当時はまだ呪術高等専門学校の生徒でした。彼らが天内理子の護衛になったのは、任務として彼女を守るように命じられたからです。最初は乗り気ではなかった2人ですが、天内理子と接していくうちに仲良くなっていき、最終的には心から守るべき対象となりました。
天内理子の死亡後に闇落ちした夏油
夏油は呪術師として、これまで非呪術師を守るために任務をこなしてきました。しかし、天内理子の死を喜ぶ盤星教の非呪術師たちを見て、その正義が揺らぎます。そして非呪術師たちへの嫌悪感が徐々に膨らんでいき、最終的には非呪術師たちを殲滅して、呪術師だけの世界を作ろうと動き出すことになるのです。
【呪術廻戦】天内理子に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の天内理子に関しては、やはり公式ファンブックのはてなマークが気になる人が多いようです。他の死亡キャラに関しては享年にはてなマークがついていることはなく、何かしらの伏線だろうと推測している人もいます。生きる希望を見出した直後に死んでしまった天内理子に、生きていてほしいと願う人も大勢いました。
『呪術廻戦』には他にも女性キャラが出てきますが、中でも天内理子はかわいいと人気です。セーラー服姿も好評で、コスプレを楽しむ人も多くいました。また、「妾」や「〜じゃ」と言った、お姫様口調も人気がありました。しかし、この「〜じゃ」の口調が本心を隠すための防御壁であったと推測し、切ない気持ちになる人もいたようです。
『呪術廻戦』のアニメでは、今のところ天内理子の出番はありませんでした。劇場版『呪術廻戦0』でワンカットだけ姿が映ったようですが、アニメでしっかりとした過去編を観たいという声が多くありました。第2期のアニメはどのエピソードになるかはまだわかりませんが、天内理子の登場に期待する声が上がっていました。
【呪術廻戦】天内理子は死亡していた
『呪術廻戦』の天内理子は、星漿体という特別な存在として生まれてきた女の子でした。星漿体ゆえに命を狙われ、五条と夏油に護衛されますが、夏油の目の前で非業の最期を遂げます。ここで死亡したことは確かですが、埋葬シーンなどがないため遺体がどうなったかは不明です。主人公の虎杖も一度生き返っているように、もしかしたら今後登場することもあるかもしれません。天内理子の登場を期待しながら、今後の展開を楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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