【ジョジョの奇妙な冒険】ポルナレフのレクイエムは強い?能力や正体を考察
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するポルナレフが使用するスタンド、シルバー・チャリオッツ・レクイエムについてまとめました。作中の描写を交えながら、ポルナレフが使用するシルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力や正体などについても考察しています。
目次
ポルナレフとは?
ポルナレフとは『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するフランス人のキャラクターで、第3部では主人公の空条承太郎らと行動を共にしていました。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の内容をおさらいしつつ、ポルナレフの基本情報を紹介します。
ポルナレフのプロフィール
- 本名:ジャン=ピエール・ポルナレフ
- 生年:1965年
- 星座:射手座
- 血液型:AB型
- 身長:185cm(髪の毛込み193cm)
- 体重:78kg
- 趣味:スポーツ全般
- 好きな映画:『がんばれベアーズ』
ポルナレフのフルネームはジャン=ピエール・ポルナレフで、1964年のフランス人です。第3部初登場時では、DIOの刺客として主人公の空条承太郎らの前に立ちはだかりました。モハメド・アヴドゥルに敗れた後は承太郎らの仲間に加わります。ジョースター家以外唯一生き残ったメンバーでもあり、第3部終了時にフランスへ帰郷しました。
ポルナレフのスタンドは「シルバー・チャリオッツ」
ポルナレフが使用するスタンド「シルバー・チャリオッツ」は、全身に甲冑を纏って、レイピアで攻撃を仕掛けるシンプルなものです。ポルナレフが10年近く鍛錬を繰り返していたからこそ、シンプルな攻撃方法でありながらも剣捌きは超絶的なスピードとなり、緻密な精度を誇ります。
ジョジョの奇妙な冒険5部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』5部は、1995年から1999年にかけて週刊少年ジャンプにて連載されていたバトルアクション漫画です。サブタイトルは『黄金の風』と題され、コミックスには47〜63巻まで収録されています。2018年にはアニメ化もされていて、2019年7月まで放映が続いた人気シリーズです。
ジョジョの奇妙な冒険5部のあらすじ
イタリアに住む少年ジョルノ・ジョバァーナは、DIOの血を引く息子でした。過酷な幼少時代を過ごしたジョルノは、出会いを通じてギャングスターになることを夢見るようになります。時が流れ、ジョルノが15歳の時にギャング組織とトラブルになり、ブチャラティと対決します。戦闘に勝利したジョルノは、ブチャラティに対して野望を打ち明け、共感を得ることが出来ました。ブチャラティと手を組んだジョルノは、自身の野望を叶えるために多くの試練へ立ち向かいます。
ポルナレフのレクイエムは強い?能力を考察
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドは、いずれも強力な能力を持つものばかりです。その中でもポルナレフのスタンドでもあるシルバー・チャリオッツがレクイエム化したスタンドは作中でもトップクラスの強さを誇ります。ここでは、その強さや能力について考察してみましょう。
シルバー・チャリオッツは「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」に進化する
ポルナレフとスタンドのシルバー・チャリオッツは『ジョジョの奇妙な冒険』5部の終盤にて再登場します。ディアボロとの戦闘に敗北したポルナレフは、矢についての秘密を知りました。そのことをディアボロと対峙できる強さを持つジョルノ一行に伝えるため、コロッセオで落ち合う予定でした。しかし、ポルナレフの目論見を阻止すべくディアボロも動き出しました。それを察したポルナレフは本来ジョルノ一行に託す予定だった矢を使用して戦闘を開始します。
この戦闘でポルナレフは瀕死状態にまで陥りました。ディアボロに矢を奪われそうになったことから、最終手段として自身のスタンドでもあるシルバー・チャリオッツへ向けて矢を放ちます。この矢を受けたシルバー・チャリオッツがシルバー・チャリオッツ・レクイエムとして進化しました。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力や強さ
シルバー・チャリオッツ・レクイエムは生命の魂を支配する能力を手に入れました。これは周りにいる生き物すべてを眠らせ、魂の入れ替えまで出来てしまう強さを持っています。また、衰弱していたポルナレフではすでにスタンドの制御ができません。シルバー・チャリオッツ・レクイエムは矢を守るためだけに行動します。もし他のスタンドがシルバー・チャリオッツ・レクイエムに対して攻撃を仕掛けた場合、そのスタンドの持ち主への反撃を開始します。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの活用方法
シルバー・チャリオッツ・レクイエムは相手の魂を入れ替えができます。魂を入れ替えられた生物は今までに蓄えていた記憶や精神力をすべて失い、新たな生命として生きるようになるため、能力だけで見ると無類の強さを誇ります。しかし、衰弱したポルナレフではスタンドの制御ができません。無差別で魂を交換する能力は圧倒的な強さを誇る反面、制御ができない分使いづらさも全スタンドでトップクラスです。
ポルナレフのシルバー・チャリオッツ・レクイエムの活躍や正体を考察
ポルナレフのスタンドでもあるシルバー・チャリオッツ・レクイエムは作中でさまざまな活躍を残しています。ここでは作中での描写を参考にした上で、シルバー・チャリオッツ・レクイエムについて考察していきましょう。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムに精神力はない?
スタンドの強さや能力は、本来であれば持ち主の精神力から影響を受けることがほとんどです。シルバー・チャリオッツ・レクイエムの場合、ポルナレフが矢を守る最終手段として、自身のスタンドをレクイエム化させました。レクイエムへ進化した後は自我を持たず、敵味方問わずに矢を守るという目的だけを忠実にこなしています。このことから、シルバー・チャリオッツ・レクイエムには他のスタンドのような自我や精神力が持っていないことが推測できます。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの制御ができない理由
シルバー・チャリオッツ・レクイエムへ進化した後は、ポルナレフではスタンドの制御ができませんでした。ディアボロとの戦闘で既に致命傷を負っていたポルナレフでは戦況を覆すことが出来ず、最終手段としてシルバー・チャリオッツをポルナレフの制御を必要としないレクイエムへ進化させます。シルバー・チャリオッツ・レクイエムと進化した後は再起不能となったポルナレフが残した矢を守るという意思のみが反映され、矢を奪おうとする物全てを敵と見なすようになりました。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの活躍
シルバー・チャリオッツ・レクイエムへ進化したあとは、正体のわからない暴走スタンドとして敵味方問わずに矢を守り続けます。ディアボロよりも先に矢を奪おうとジョルノ一行も行動を起こしましたが、暴走したシルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力によって本来スタンドの持ち主でもあったポルナレフと亀の魂を入れ替えてしまいました。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの正体と最後は?
正体のわからないスタンドとして猛威を振い続けたシルバー・チャリオッツ・レクイエムでしたが、ディアボロに正体を突き止められてしまいました。本体と思われた黒い姿は影であり、シルバー・チャリオッツ・レクイエムの正体は後ろに隠れていた球体です。ディアボロはその球体に対して猛攻を仕掛け、シルバー・チャリオッツ・レクイエムは活動停止しました。その後、レクイエムの能力で魂を入れ替えられた人々の魂が元の体へ戻ることが出来ました。
しかし、ポルナレフだけは本来の体がディアボロの手によって既に滅ぼされていたため、元の体へ戻ることはできませんでした。
ポルナレフの声優
『ジョジョの奇妙な冒険』で数々の死闘を繰り返してきたポルナレフはアニメにも出演しています。ここでは、どのような声優がポルナレフを演じているのかチェックしてみましょう。
ポルナレフの声優は「小松史法」
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するポルナレフは、声優の小松史法さんが演じています。小松史法さんはフリーの声優で、過去にオフィスPACやアクロスエンタテイメントに所属していました。現在は主にアニメ声優以外にも、海外映画やドラマの吹き替えを中心に活躍しています。
小松史法のプロフィール
- 名前:小松 史法(こまつ ふみのり)
- 出身地:東京都
- 生年月日:1978年7月23日
- 血液型:O型
- 身長:172cm
- 事務所:フリー
小松史法の主な出演作品
- ダンボール戦記:山野淳一郎役
- トロピカル〜ジュ!プリキュア:バトラー役
- ヴィンランド・サガ:蛇役
- SYNDUALITY Noir:ムートン役
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー役
- テネット:アイブス役
- スターウォーズシリーズ:ポー・ダメロン役
- トランスフォーマーシリーズ:サム・ウィトウィッキー役
ポルナレフのシルバー・チャリオッツ・レクイエムに対する世間での評判や人気
ここで、ポルナレフが使用したスタンドでもあるシルバー・チャリオッツ・レクイエムに対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
ディアボロに追い込まれたポルナレフは、最終手段としてシルバー・チャリオッツ・レクイエムに全てを託しました。その結果、正体不明の暴走スタンドとして猛威をふるい、自身も生命の危機に陥ることとなりましたが、最終的に亀のスタンドにしがみつくことで一命を取り留めました。作中でも異例の生存方法だったため、ファンからは高い評価を受けています。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの能力は、魂の入れ替えを無造作に行うことです。この能力によって魂を入れ替えられた者は以前までの記憶を全て失い、新たな生命として誕生することとなります。使い方次第では恐ろしい強さを秘めていることに対して危険視しているファンもいるようです。
シルバー・チャリオッツ・レクイエムへ進化させた時、ポルナレフは既に満身創痍でとてもスタンドを制御できる状況ではありませんでした。もしこの時、ポルナレフが万全の状態で完全に制御できる状態であれば、作中でも最強のスタンドになっていた可能性を考えるファンもいるようです。
ポルナレフのシルバー・チャリオッツ・レクイエムは強かった
シルバー・チャリオッツ・レクイエムは相手の精神を支配し、魂を自由に入れ替えることが出来る能力を持っていることがわかりました。ポルナレフですら制御が出来ないことから、作中に登場するスタンドの中でも無類の強さを誇ります。このように『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターは、どれも個性が強く魅力的なものばかりです。現在でも連載が続いている作品のため、今後の動向もチェックしてみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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