【ハンターハンター】メルエムの名言まとめ!キメラアントの王のカッコいい台詞とは?
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』に登場するキャラクターの中でもトップクラスの強さを誇るメルエムは、その強さと合わせて作中での名言が人気の秘訣となっています。今回はキメラアントの王であるメルエムのカッコいい名言をまとめました。
メルエムとは?
メルエムは「キメラアント編」に敵対するキャラクターとして登場します。高い戦闘力と知性を持っており、その力は、数多く登場する『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』のキャラクターの中でもトップクラスだと言われています。
メルエムのプロフィール
- 名前:メルエム
- 年齢:討伐時は生後40日
- 身長:不明
- 体重:不明
メルエムは全身緑色の小柄な体躯に、太い尾を生やした異形の姿をしています。百式観音の打撃を受けてもほとんどダメージが無い程に体が硬く、非常に高い身体能力を有しています。
メルエムの性格
メルエムの性格として始めに挙げられるのは「誇り高い」という点ではないでしょうか。自らがキメラアントの王である、と自覚と自負を持つメルエムは、自身の命令の拒否はもちろん、虚偽や誤魔化も決して許しません。その性格は、メルエムの喋り方からも伺えます。
ハンターハンターの概要
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は冨樫義博によって描かれる冒険漫画です。週刊少年ジャンプで1998年から現在も連載中の作品で、アニメ化もされています。累計発行部数は7900万部以上と、日本を代表する少年漫画です。
ハンターハンターのあらすじ
主人公、ゴン=フリークスは、ある日死んだと思っていた自分の父親が生きていることを知ります。父親であるジン=フリークスがプロのハンターであることを知ったゴンは、まだ見ぬ父親に会うため、故郷を旅立ちます。父と同じくハンターとなり、道中出会う様々な仲間達と絆を深めながら成長していきます。
メルエムの名言や名セリフ・名シーン
人類の敵として現れたメルエムは、『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の物語の中でどのようなセリフを残したのでしょうか。作中の名シーンと合わせて紹介していきます。
メルエムの名言①「余が壊してやる…」
余が壊してやる。そして与えよう。平等とはいえぬまでも理不尽な差のない世界を!!
メルエムの名言1つ目は、ネテロとの戦闘シーンでのセリフです。ネテロへ「条件付きの不戦」を呼びかけますが、ネテロは人類存亡がかかっている戦いのため、引くことはできません。しかし、メルエムは自らの存在意義に疑問を抱いていたため、一部の人間に対して「一定の価値」を見出した故に生まれたセリフです。
メルエムの名言②「やってみせよう…」
やってみせよう!!
余には叶う!!出典: twitter.com
続いての名言は、ネテロの百式観音を攻略しようとするシーンのセリフです。コムギとの軍議によって戦局を読む力を磨いており、不可避の速攻である百式観音をも攻略しようとします。
メルエムの名言③「様はいらぬ…」
様はいらぬ。二度言わすな、様はいらぬ
出典: twitter.com
コムギと再会したメルエムが、自身の名を告げたシーンです。敬称は必要ないと言うメルエムに対し、コムギは呼び捨てにはできないと恐縮しています。「自分は王である」という絶対的な自覚を持っていたメルエムが、その肩書きを必要ないと言う印象的なシーンです。
メルエムの名言④「たまらぬ…」
たまらぬ…
この味を知ってしま…っては
もう……
他の物は喰えぬ……では
ない…か出典: twitter.com
ネテロとの死闘の末、貧者の薔薇(ミニチュア・ローズ)により瀕死の重傷を負ったメルエムのセリフです。他者を食べることで強さを手に入れるメルエムが、仲間でるシャウアプフとモントゥトゥユピーを食べ復活しようとしています。
メルエムの名言⑤「起きろコムギ…」
くくく 起きろコムギ! 打つぞ!!
続いての名言は、隔離されていたコムギと再会したシーンでのメルエムのセリフです。コムギと再会できたこと、再び一戦交えることができること。その両方の喜びがセリフと口元の表情の2つから読み取れます。
メルエムの名言⑥「逢えるといい…」
逢えるといいなその者と
ウェルフィンの一言により記憶を取り戻したシーンでのセリフです。このシーンでウェルフィンは、キメラアントの王であるメルエムに対して非礼とも言える言動を取っています。以前ならば自分に対する反逆は絶対に許さなかったメルエムの心境の変化が良く分かるセリフとなっています。
メルエムの名言⑦「余と交す…」
余と交わすことが叶うのは言葉だけだ
出典: d-manga.net
続いては、ネテロとの戦闘に応じず、暴力ではなく対話による解決を望んだメルエムがネテロに向けて言ったセリフです。言い方からも、自分とネテロの間に圧倒的な力の差があることが分かっていることが伺えます。
メルエムの名言⑧「天晴れ…」
天晴れだ 誉めて遣わす
メルエムとネテロの戦闘シーンで、ネテロが百式観音を繰り出した際のセリフです。ネテロの全力の攻撃に対して、一切ダメージを負っていないメルエムが言い放ちます。相対するネテロの表情やセリフからも、両者の感覚が食い違っていることが感じ取れます。
メルエムの名言⑨「貴様に免じ…」
貴様に免じ特区を設け 人類の永住を許可しよう 食用にする人間も選定の際に数や質を考慮する
続いての名言は、ネテロの練り上げられた技を受け、感銘を受けたメルエムのセリフです。人間の生存に対して、コムギやネテロを通してその能力や才能に触れることで、以前とは違う考えを持ち始めたことが分かるシーンです。
メルエムの名言⑩「そして可能なら…」
そして可能なら人間として生きるが良い
出典: d-manga.net
王であるメルエムが、ウェルフィンに対して「人間として生きる」ということを伝えるシーンです。他でもないメルエムから伝えられるからこそ、より重い言葉となるセリフです。この後泣き崩れるウェルフィンからも、それが伝わってきます。
メルエムの名言⑪「礼を言う…」
礼を言う お主のお陰で大切なモノを想い出せた
キメラアントの王であるメルエムが、自らよりも下級のキメラアントであるウェルフィンにお礼を言うシーンでのセリフです。以前のメルエムとは思想、思考、心情が変わっていることが分かる一言です。
メルエムの名言⑫「やはり 言わねば…」
やはり言わねばならぬな…余は毒に侵され長くない
出典: twitter.com
続いての名言は、コムギとの軍議の対局中、ネテロとの戦闘で受けた毒により受けたダメージをコムギへと報せるシーンです。自分の命のタイムリミットが分かっている中でもコムギとの対局を楽しんでいたメルエムでしたが、コムギの涙を見て、自身が毒に侵されていること、そしてこのままではその毒でコムギにも被害が及ぶことを伝えます。
メルエムの名言⑬「以前の余とは…」
幾多の敗北を覚悟しておけ
ネテロとの死闘の後、再開したコムギとの軍議の対局のシーンでのセリフです。敗北=死であったこれまでの対局とは打って変わって、どれだけ互いが勝敗を期しても尚、対局を続けようという思いの見えるセリフとなっています。
メルエムの名言⑭「どこかでほんの少し…」
どこかでほんの少し…何かがほんの少し違っただけで…
出典: d-manga.net
コムギと再会するため、コムギを監禁するパームにメルエムが対峙するシーンでのセリフです。セリフ自体は一見すると普通のセリフですが、メルエムが辿って来た経緯を思うと感慨深いセリフとなっています。
メルエムの名言⑮「そうか余はこの瞬間の…」
…そうか、余はこの瞬間のために生まれてきたのだ…!!
最後に紹介する名言は、コムギとの最期の対局のシーンでのセリフです。自らの死期を悟ったメルエムが、コムギへ自身の想いを吐露します。2人の感情が読者にも伝わる名シーンです。
メルエムの念能力や強さ
作中で数々の名言を残したメルエムですが、その念能力や強さはどれ程のものなのでしょうか。ハンター協会の会長であるネテロとの死闘では、人類最強とも謳われるネテロを自爆にまで追い込んだメルエム。その強さは、数多い『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』に登場するキャラクターの中でも、最強に値すると言われています。
メルエムの念能力
メルエムの念能力は「念能力を持つ者を食べ、その能力、オーラを自分のものにする」という能力です。更に、食べた相手の能力をより強力に昇華し、自分のものとすることができます。
メルエムの円
メルエムの円の正確な数値は作中では分かりませんでしたが、東ゴルドーの王宮と王宮の外に集まった国民全てを包みこむほどの広範囲の円を作り出すシーンからも、作中でもトップクラスに大きな円を作ることができることが分かります。
メルエムに勝てるキャラはいる?
多種多様なキャラクターが登場する『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』作中でも屈指の戦闘能力を誇るメルエムですが、勝てるキャラクターはいるのでしょうか?『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』には数多くのキャラクターがいるため、もしメルエムが生きていれば他キャラクターとの戦闘が見られたかもしれません。
メルエムのアニメでの声優
アニメ『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』でメルエムを熱演したのはどんな声優だったのでしょうか?メルエムの声を担当した声優を紹介していきます。
メルエムの声優は「内山昂輝」
アニメ『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』でメルエムを演じたのは声優の内山昂輝さんです。声優以外にも俳優としても活動されています。近年話題のアニメにも数多く出演されています。
内山昂輝のプロフィール
- 名前:内山昂輝(うちやまこうき)
- 生年月日:1990年08月16日
- 身長:177cm
- 血液型:A型
- 所属事務所:劇団ひまわり
子役として幼い頃よりテレビドラマ等に出演しており、2005年にキングダムハーツのロクサス役で話題となりました。映画鑑賞が趣味で、プライベートで洋画を見る時は字幕派だそうです。
内山昂輝の主な出演作品
- 『キングダムハーツ』ロクサス、ヴェントゥス
- 『機動戦士ガンダムUC』バナージ・リンクス
- 『HUNTER×HUNTER』メルエム
- 『鬼滅の刃』累
- 『ハイキュー!!』月島蛍
- 『呪術廻戦』狗巻棘
- 『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔
アニメではどこか影があるような、声色の落ち着いた内気なキャラクターを演じることが多い内山昂輝さん。ご自身でも自分の性格について「明るい性格ではない」と評しています。
メルエムの名言に対する世間での評判や人気
敵役として登場し、作中でも屈指の熱い戦闘シーンを見せたメルエム。ファンの間でも、その強さやキャラクターとして成長する所が人気の秘訣となっているようです。
メルエムというキャラクターを語る上で欠かせない、作中に登場する数多くの台詞があります。印象的な台詞が多いためファンの間でも、どの台詞が好きかについて多くの意見が上がっています。
独特の口調と、筋の通った性格で多くの読者とアニメ視聴者を魅了したメルエム。漫画やアニメでの活躍や名言はもちろん、ネテロと繰り広げた熱い死闘、コムギとの関係性とその結末は、涙なしでは見届けられません。『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』に登場するキャラクターの中でも屈指の実力を誇るメルエムは、その人気も作中トップクラスと言ってよいのではないでしょうか。
メルエムの名言はかっこいいものばかりだった
敵キャラとして登場したにも関わらず、作中でも屈指の人気を誇るメルエム。その性格や名言もさることながら、読者を熱狂させたネテロとの死闘、コムギとの絆など、とても魅力溢れるキャラクターです。作中では死亡してしまいましたが、今後、過去編やアニメなどで再登場することもあるかもしれません。
この記事のライター
和倉
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