【ハンターハンター】もうこれで終わってもいいはゴンの名言!その他も紹介
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」は作中の印象的な名言・名シーンでありつつ、ネット上では原作を知らない人も使っている台詞となっています。そんな『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」を含めたゴンの名言・名シーンをまとめました。
目次
【ハンターハンター】ゴンはかっこいい主人公
『ハンターハンター』のゴンは作品の主人公ですが、キメラアント編で大きな変化があり、大きな話題を集めました。そんな『ハンターハンター』のゴンのプロフィールを紹介します。
ゴンのプロフィール
『ハンターハンター』のゴンは5月5日生まれの12歳で、身長154cm、体重49kg、血液型B型の主人公です。くじら島の出身で、自然に囲まれた環境で育ったことから動物と心を通わせたり、並外れた身体能力を身に付けたりしています。活発かつ何にでも興味を示す少年らしい性格でありつつも、島で大人達とも交流してきたことからどこか大人びた思考も持ち合わせています。
ハンターハンターの概要
『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』は冨樫義博の漫画作品で、1988年から『週刊少年ジャンプ』に連載が始まり、2023年4月時点では休載中です。ハンターと呼ばれる職業が存在する世界で、主人公達がハンターとなる過程や念能力によるバトルが描かれていきます。1999年と2011年の2回アニメ化もされており、2回目のアニメ化では劇場版も制作されました。
ハンターハンターのあらすじ
ゴン=フリークスは育ての親であるミトからは死んだと聞かされた父親のジンを探すため、ジンと同じ職業であるハンターを目指し始めました。そして、ハンター試験に向かう途中でクラピカやレオリオ、キルアと出会い、親しくなっていきます。その後、無事にハンター試験を突破したゴンは、ジンに出会うためのヒントを見つけていきます。
【ハンターハンター】「もうこれで終わってもいい」はゴンの名言
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」はキメラアント編で描かれた台詞ですが、原作漫画を知らない人でも知っている名言・名シーンとなっています。そんな『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」について、発言者や登場した巻を紹介します。
「もうこれで終わってもいい」の名言を言ったのはゴン
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」はキメラアント編で主人公のゴンが言った台詞です。カイトを治すために傷付けた相手であるネフェルピトーと対面した際、ネフェルピトーからカイトが既に死んでいると教えられた上で戦闘に入る前に言いました。この発言によってゴンは念能力や命をかけて急成長を遂げて、強大な敵だったはずのネフェルピトーを瞬殺しています。
「もうこれで終わってもいい」の名言が登場したのは何話?
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」が登場したのは原作漫画の第29巻のNo.305「残念」です。作中のネフェルピトーの台詞とカイトを治療できないとわかったゴンの両方の意味が込められたタイトルとなっています。一方、2011年のアニメでは第131話「イカリ×ト×ヒカリ」で該当シーンが映像化されています。
「もうこれで終わってもいい」の名言が登場したシーン
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」は、単なる台詞ではなく、主人公のゴンが二度念能力を使えなくてもいいという制約と誓約を定めた意味もあります。そのため、急成長したゴンの強さはその時点の12歳よりもはるか先の肉体と念能力を手に入れており、それ故に普通では敵わなかったはずのネフェルピトーも簡単に倒しています。
【ハンターハンター】ゴンのその他の名言や名シーン
『ハンターハンター』の主人公のゴンは「もうこれで終わってもいい」が台詞としては有名ですが、それ以外にも心に残る名言を作中で多数言っています。そんな『ハンターハンター』のゴンの「もうこれで終わってもいい」以外の名言・名シーンについて紹介します。
ゴンの名言①「キルアじゃなきゃ…」
キルアじゃなきゃダメなんだ
出典: animemiru.jp
『ハンターハンター』のゴンの名言その1は「キルアじゃなきゃ…」から始まる台詞です。グリードアイランド編のレイザーとのドッチボール対決で、ツェズゲラに対して言った言葉になります。ボールを支える役割をしていたキルアですが、その際に自身の指もダメージを受けており、そのことを隠していました。それに気付いたツェズゲラはキルアと交代するように言いますが、キルアだからこそ全力が出せるとゴンは説明します。キルアを友達であると同時に信頼できる仲間と認めているゴンの気持ちが表れた名シーンです。
ゴンの名言②「友達になるのに…」
友達になるのにだって資格なんていらない
出典: animemiru.jp
『ハンターハンター』のゴンの名言その2は「友達になるのに…」から始まる台詞です。ハンター試験の最終試験でキルアを追い詰めていた兄のイルミに対して言った言葉になります。その時点でゴンは先の戦闘で気絶しており、目を覚ました時にキルアはハンター試験会場を去っていました。そんな中でもイルミに対して腕が折れるほどの怒りを見せながら友達を思うゴンの主人公らしさが描かれた名シーンです。
ゴンの名言③「その人を知りたければ…」
その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ
『ハンターハンター』のゴンの名言その3は「その人を知りたければ…」から台詞です。ハンター試験が始まる前にクラピカとレオリオがお互いの口喧嘩から発展して決闘しそうになった際、ゴンが言った言葉になります。正確にはミトから教えて貰った言葉で、ゴンも好きな言葉として心に刻んでいました。12歳ながらも大人びた発言であり、ゴンの育てられた環境がよくわかる名シーンです。
ゴンの名言④「もちろんキルアを紹介する…」
もちろんキルアを紹介するよ!!「オレの最高の友達だって」
出典: animemiru.jp
『ハンターハンター』のゴンの名言その4は「もちろんキルアを紹介する…」から始まる台詞です。グリードアイランド編で師匠のビスケから目的であるジンと出会ってどうすのかと聞かれた際、即答した内容となっています。それまでゴンがハンターになった目的はジンに会うだけと思われていましたが、友達となったキルアを紹介するというもう一つの目的ができていたことがわかる名シーンです。
ゴンの名言⑤「弱いことがこんなに…」
弱い事がこんなに悔しいなんて思わなかった
出典: animemiru.jp
『ハンターハンター』のゴンの名言その5は「弱いことがこんなに…」から始まる台詞です。キメラアント編でキメラアント討伐部隊に参加する権利を勝ち取れなかった時に言った言葉になります。この時点でゴンとキルアをにがすために、カイトがネフェルピトーと戦って囮になっていました。そんな敗走した中で戦えるチャンスを貰いながらも念能力の力不足で届かなかった悔しさがにじみ出る名シーンとなっています。
ゴンの名言⑥「もし本当に大切な…」
もし本当に大切な二人の内一人しか助けられない場面に出会ったら・・・どうする?
どちらを選んでも本当の正解じゃないけど、どちらかを必ず選ばなくちゃならない時
いつか来るかも知れないんだ。
『ハンターハンター』のゴンの名言その6は「もし本当に大切な…」から始まる台詞です。ハンター試験のドキドキ2択クイズを突破した際に、ふと言った言葉になります。クイズの内容は悪党に囚われた母親と恋人のどちらを助けるべきかというもので、答えは沈黙でしたが、ゴンは真剣に考えており、時間切れまで答えが出ませんでした。しかし、ゴンはクラピカとレオリオに対してこの言葉を投げかけています。
【ハンターハンター】ゴンの念能力
『ハンターハンター』の主人公のゴンが制約と誓約として言った「もうこれで終わってもいい」は、あくまでゴンの念能力を引き出したもので、特別な能力を得たわけではありません。そんな『ハンターハンター』のゴンの念能力について紹介します。
ゴンは強化系能力者?
『ハンターハンター』の主人公のゴンは強化系で、後に修行する中で念能力の図式において放出系寄りの強化系であることが判明します。オーラの量は非常に多いですが、コントロールはやや苦手であり、戦闘でも主にオーラを纏った接近戦が中心となっています。
ゴンの「ジャジャン拳」
『ハンターハンター』の主人公のゴンが使う「ジャジャン拳」はじゃんけんに見立てたオーラの変化で放つ必殺技です。グーは強化系でオーラを纏った拳で殴る、チーは変化形で2本の指からオーラを伸ばして切れ味のある攻撃を行う、パーは放出系で手のひらからオーラを飛ばす技となっています。発動時には「最初はグー」と「ジャンケン」の掛け声が必要ですが、放つまでは手を隠してフェイントできるメリットがあります。
ゴンさんになると強くなる?
『ハンターハンター』の主人公のゴンが「もうこれで終わってもいい」という制約と誓約によって成長した姿はファンの間でゴンさんと呼ばれています。そんなゴンさんですが、成長しても念能力の性質は変わっておらず、オーラを纏った物理攻撃やジャジャン拳を使用しています。しかし、その威力やスピードは12歳の時を遥かに凌ぐもので、ネフェルピトーもほとんど対応できていませんでした。
【ハンターハンター】ゴンさんになったその後
『ハンターハンター』のゴンは「もうこれで終わってもいい」でゴンさんとなった後、主人公ながらも重篤な状態となってしまいます。そんな『ハンターハンター』のキメラアント編終了後のゴンについて紹介します。
ゴンさんになったその後はミイラ化した?
『ハンターハンター』のゴンはキメラアント編の事件が解決した後、「もうこれで終わってもいい」と言った通りの状況になりました。身体は骨と皮しかないような状態で病院に入り、生命維持装置を取り付けられています。この状態は念能力の反動によるものですが、念能力の効果を打ち消せる除念師でも祓えないほど、制約と誓約の影響が大きく出ています。
キルアとアルカのおかげで元に戻れたゴン
『ハンターハンター』のゴンの状態を見たキルアは、ゴンを元に戻すため、4番目のきょうだい・アルカが持つ願いを叶えられる能力を頼りにします。イルミやヒソカも絡んだゾルディック家内で騒動が起こりますが、結果的にキルアはアルカの能力を理解した上で病院へ連れ出し、ゴンを元の状態に戻すことに成功しました。
ゴンの身体能力は変わっていない?
『ハンターハンター』のゴンは、アルカの能力によって外見や身体能力が完全に戻っています。復活した後、選挙に参加していた父親のジンと再会し、2人きりで会う約束をします、その際、ジンが指定した場所は巨大な世界樹で、年に3000人が挑戦しても30人しか無事に登れないような場所でした。しかし、復活したゴンは問題なく登り切っており、以前の身体能力が戻っていることがわかります。
ゴンは念能力が使用できなくなった?
『ハンターハンター』のゴンはアルカの能力で見た目や身体能力は戻りましたが、念能力のオーラが見えない、もしくは出せなくなっていることに気付きます。アルカの能力は完璧に願いを叶えられるはずですが、ゴンが無理に念能力を引き出したことから、念能力を使えなくなった可能性を推測されています。暗黒大陸編に入った時点では、ゴンの念能力は元に戻っていません。
ゴンは故郷のくじら島に帰ることにする
『ハンターハンター』のゴンはジンと話し合った際、念能力が使えない状態でやれることを見つける機会だと言われたことで、くじら島に帰ることにします。久しぶりのミトとの再会を喜んだのもつかの間、ミトのところに送られていたハンター協会からの書類を取り出され、ゴンはそれを処理していくことになります。ハンターの活動中は書類処理が免除されていたのです。
ゴンとキルアのその後の関係も良好?
『ハンターハンター』のキルアは、アルカを連れ出す過程でアルカを守るために家出することを決めます。そのため、キルアはゴンとは別れてアルカと共に世界中を旅することになりますが、本格的に旅へ出る前に落ち合って話し合います。キメラアント編でカイトの一件から精神的に不安定だったゴンですが、キルアとアルカに救われたことで、改めて友達・仲間の存在に感謝し、再会を約束しました。
【ハンターハンター】「もうこれで終わってもいい」と言ったゴンに対する世間での評判や人気
ここでは『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」やゴンについて世間での評判や人気を紹介します。原作漫画やアニメではシリアスなシーンで多くの人の印象に残っていますが、ネット上では別の意味で広まっている部分もあり、様々な使われ方をしています。
『ハンターハンター』のゴンが言った「もうこれで終わってもいい」という名言について、日常的な場面で使っている人がいました。この台詞からゴンが急成長して念能力を発揮するところまで知っている人は同じように全力を出さなければならない時や全力を出し切った後にこの台詞を使っています。一方で、原作漫画や実際の流れを知らずに使っている人もおり、台詞のみが有名になっている部分もあります。
『ハンターハンター』のゴンの「もうこれで終わってもいい」のシーンについて、辛いシーンだという感想を抱く人もいました。急成長してネフェルピトーを圧倒することに成功していますが、全体で見ればキメラアント一匹だけを倒したに過ぎず、ゴンの力だけではカイトを救えなかった点は空しさが残ると感じる人もいたようです。
『ハンターハンター』のゴンの「もうこれで終わってもいい」について、原作漫画やアニメを見ただけでは制約と誓約だと気付かない人もいました。一方で、アルカの能力を使ったのにもかかわらず、ゴンが念能力を使えなくなっている点から、制約と誓約ではない別の能力が働いた可能性を考察している人もいました。
【ハンターハンター】「もうこれで終わってもいい」はゴンの名言だった
『ハンターハンター』の「もうこれで終わってもいい」は、主人公のゴン=フリークスの名言であり、キメラアント編のネフェルピトーとの戦闘中に言った名言・名シーンです。その結果、身体や念能力が急速に成長したゴンさんの姿になってネフェルピトーを圧倒しましたが、反動で骨と皮だけの状態になっています。現在、見た目や身体能力は戻ったものの、念能力が使えなくなっているので、今後のゴンの動向にも注目です。
この記事のライター
十文字猛
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