【ハンターハンター】クラピカの名言まとめ！かっこいいセリフや名シーンを紹介

クラピカとは、『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品である『ハンターハンター』に登場するキャラです。クラピカはクルタ族という感情が高ぶると目が赤くなる種族ですが、幻影旅団によってクラピカ以外のクルタ族は皆殺しにされてしまいました。クルタ族の仇である幻影旅団を倒すため、クラピカはハンターになりました。

上記でも述べた通り、クラピカはクルタ族の生き残りです。クルタ族の証である「緋の目」はマニアの間では高値で取引されるものであり、幻影旅団は緋の目を求めてクルタ族を襲いました。1人生き残ったクラピカは、幻影旅団を滅ぼすためハンターになることを決意しました。

『ハンターハンター』は1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった超人気マンガ作品です。テレビアニメ化も果たしました。原作者である冨樫義博先生は、『ハンターハンター』以外にも『幽遊白書』や『レベルE』といった人気作品を生み出している大物マンガ家さんとして活躍しています。

主人公ゴンは、この世には「ハンター」という世界中を旅して功績を残す仕事があり、その仕事を死んだはずの父親がやっていると耳にします。ハンターとはどういったものなのか、そして現在父親はどこにいるのかを突き止めるためにゴンは過酷な冒険の世界へと飛び込んでいきます。

ここからは『ハンターハンター』においてクラピカが発した名言や名台詞についてご紹介します。なお今回ご紹介するクラピカが原作やアニメで発した名言・名台詞は全部で15個ありますので、それぞれ以下の項目で詳しく解説します。

クラピカの名言・名台詞の①は、暗黒大陸に向かおうとするクラピカがクルタ族の緋の目のことを口にしたミザイストムに対し発したものです。この台詞からクルタ族に関する発言を誤ると、たとえ味方であったとしてもクラピカを敵に回すとになると直観的に理解できます。

クラピカの名言・名台詞の②は、レオリオがクラピカに電話をかけた際に発したものです。この台詞からクラピカは仲間と馴れ合うことを好まず、また他人からの要望に対し安請け合いをしない凛としたクラピカの姿が目に浮かびます。

クラピカの名言・名台詞の③は、クラピカが敵から情報を聞きだすときに発したものです。この台詞からクラピカの高い頭脳の前ではどのような手を使ったとしても、嘘や隠し事は不可能であることを示しています。その上クラピカには、敵の嘘を見抜く念能力「導く薬指の鎖」があるため、どのみち騙すことはできません。

クラピカの名言・名台詞の④は、ハンター試験時にレオリオに対し発したものです。この台詞から普段は単独行動をしていたクラピカが、危機的状況を乗り越えるために信頼できる仲間に心を開きつつあることを示しています。

クラピカの名言・名台詞の⑤は、クラピカがハンター試験の最終試験時に戦いたくない相手を聞かれたときに発したものです。この台詞からクラピカはヒソカのような戦闘狂のように争いを好まず、なるべく無駄な戦いを避けたいというクラピカの性格がよく表れています。

クラピカの名言・名台詞の⑥は、ハンター試験の最終試験で取り乱しているレオリオに対し発したものです。このシーンではレオリオがゴンを助けようとしますが、クラピカが止めます。この台詞からクラピカはルール上ゴンを助けられないと分かっていても、本当は助けたいという気持ちがよく表れています。

クラピカの名言・名台詞の⑦は、レオリオと喧嘩して仲直りをした際に発したものです。この台詞からクラピカは頭に血が上って爆発しても、正気に戻れば相手の気持ちをきちんと思いやることのできる心をもっていると分かります。

クラピカの名言・名台詞の⑧は、金持ちになることがハンターを目指す目的だと話したレオリオを諭すために発したものです。この台詞からクラピカは金や地位といったものには興味がなく、無欲な性格の一面ももっているのだと分かります。

クラピカの名言・名台詞の⑨は、クラピカがハンターになった目的を完遂する直前になって発したものです。この台詞から当初幻影旅団の復讐に燃えていたクラピカが、目的達成に近づくにつれて復讐に対する気持ちが和らいでいる様子を表しています。

クラピカの名言・名台詞の⑩は、レオリオと会話をしている中で発したものです。この台詞からクラピカのもっている頭の回転の早さや曲がったことを好まない真面目な性格は、噓偽りのない本物の姿であるとよく表れています。

クラピカの名言・名台詞の⑪は、幻影旅団に復讐することは危険すぎると言われたときに発したものです。この台詞からクラピカが幻影旅団に向けている復讐心は並大抵のものではなく、目的のためには自分の命もいとわないクラピカの覚悟がよく表れています。

クラピカの名言・名台詞の⑫は、レオリオからの質問内容に対し発したものです。この台詞からクラピカは常に物事を冷静に分析し、愚かな発言に対してはたとえ仲間であったとしてもキツイ返答をしてしまうクラピカの性格がよく表れています。

クラピカの名言・名台詞の⑬は、クラピカが幻影旅団の一員であるウヴォーギンと戦ったときに発したものです。この台詞から今までの悪事に対し全くの罪悪感をもたない旅団員に対し、クラピカがとてつもない怒りを露わにしている様子を表しています。

クラピカの名言・名台詞の⑭は、クラピカが幻影旅団への復讐をしているときに発したものです。この台詞から今までの人生を全て一族の仇討ちのために1人で生きてきたクラピカが、戦いの中で仲間の存在の大切さに気付いたことを表しています。

クラピカの名言・名台詞の⑮は、クラピカがクロロにかけた念能力が解かれる可能性があるのかとキルアに質問されたときに発したものです。この台詞からいかにクラピカの頭の回転が他のキャラよりも早いのかを表しています。

ここからはアニメ版『ハンターハンター』でクラピカ役の声を担当された声優さん情報についてご紹介します。なお新旧バージョンで声優さんの変更があったため、それぞれの時期に担当されていた声優さんの基本プロフィールと主な出演作品についてご紹介します。

クラピカ役を担当された1人目の声優さんは、日髙のり子さんです。日髙のり子さんは子供のころから将来は女優として活動したいと考えていたそうです。その後10歳のころから子役としてドラマ出演をスタートし、高校生からは「いとうのりこ」という名義で声優としても活動をスタートしました。因みに日髙のり子さんは、パイロット版のクラピカ役を担当しました。

クラピカ役を担当された2人目の声優さんは、甲斐田ゆきさんです。甲斐田ゆきさんは英語を話す舞台に出演したことがきっかけでディレクターから声優の仕事を紹介され、声優としての活動が始まりました。因みに甲斐田ゆきさんは、旧アニメバージョンのクラピカ役を担当しました。

クラピカ役を担当された3人目の声優さんは、沢城みゆきさんです。沢城みゆきさんは当時流行っていたテレビアニメ『るろうに剣心』を同級生達と一緒に観たことがきっかけで声優業に興味をもったそうです。因みに沢城みゆきさんは、新アニメバージョンのクラピカ役を担当しました。

ここからは『ハンターハンター』におけるクラピカのもつ念系統に応じた念能力や強さについて解説します。クラピカの念系統は具現化系と特質系の2パターンであるため、以下の項目で系統ごとに分けて詳しく解説します。

具現化系におけるクラピカの念能力は5つあります。クラピカは主に具現化系能力で生成した鎖を主体として敵と戦うスタイルをとっています。

特質系のクラピカの念能力は、「絶対時間(エンペラータイム)」です。この能力を発動すると、一定時間の間全ての系統の力を発揮することができます。しかし、この念能力は体に対する負担がとても大きいため、長時間の使用はできません。またこの念能力を1秒間使うごとに寿命が1時間縮むという最大の欠点も存在します。

クラピカは念能力を習得する前のハンター試験の段階で、高い身体能力と分析力で幾多のピンチを切り抜けてきました。その高い素質に念能力が加わったので、現在のクラピカの戦闘力や強さは作中でも高い部類に入ると考えられます。

ここからは『ハンターハンター』におけるクラピカの名言に対する世間での評判や、どういった人気をもっているのかについてファンの意見を参考にご紹介します。この記事を読むことでクラピカの魅力についての見識を深められるかと思います。

上記のツイートから分かる通りクラピカの名言に対する世間からの評判は、「とにかくカッコイイ」というものです。どの名言もクラピカの知能指数や気品の高さを物語るものが多く、作中におけるクラピカの印象を裏付けるものとなっています。

上記のツイートから分かる通りクラピカの名言に人気が集まる理由は、覚悟を決めたクラピカの生き様を感じられるからです。幻影旅団に復讐するためにハンターになったクラピカですが、「過酷な運命に立ち向かうクラピカの名言が心に響いた」と感じるファンが多いです。

最後に今回の記事でご紹介したクラピカの情報についてまとめます。クラピカは幻影旅団に襲われたクルタ族の生き残りであり、復讐するためにハンターになりました。クラピカは具現化系能力と特質系能力の持ち主だけでなく、高い身体能力と頭脳も兼ね備えているため作中でも強いキャラの部類に入ります。

そんなクラピカは、作中で数多くの名言を残しました。どの名言もクラピカの生き様や冷静沈着な性格を投影したカッコイイものが多く、ファンからの人気が高いです。今後クラピカがどういった人生を歩んでいくのか、目が離せません。