【ヒロアカ】セルキーはアニメのオリジナルキャラ!個性や能力を紹介
『ヒロアカ』のセルキーはアニメのオリジナルキャラで、プロヒーローの1人です。ヒロアカのセルキーとはどのようなキャラであるか、個性や能力、人物像について詳しく説明します。また、セルキー役の関智一さんについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【ヒロアカ】セルキーはアニメのオリジナルキャラ
セルキーのプロフィール
『ヒロアカ』のセルキーは、アニメにだけ登場するオリジナルキャラです。個性は明らかになっていますが、誕生日や年齢、身長などの細かいプロフィールは不明です。スコットランドに伝わる神話には、「セルキー」という名前のアザラシから人間に変身できる種族が登場します。
プロヒーローの「セルキー」という名前は、この神話に出てくるセルキーに由来しているようです。セルキーの顔はアザラシそのものですが、目の周りに赤い隈取のような模様が入っています。口の上には左右4本ずつの長いヒゲが生えており、顎にはフサフサの白いヒゲが生えています。
ヒロアカの概要
ヒロアカは『僕のヒーローアカデミア』の略称で、主人公がヒーロー目指して成長していく物語です。集英社の週刊少年ジャンプで連載中で、コミックスは36巻まで発売されています。堀越耕平さんによる3つ目の連載作品で、連載当初から注目を浴びていました。
日本国内だけでなく、アメリカやフランスでも人気が高い作品です。2019年には、ハーベイ賞のBest Manga部門を受賞しました。2016年にはテレビアニメの放送が始まり、2018年には劇場版アニメも公開されました。
ヒロアカのあらすじ
「個性」という能力を持った人々が普通に存在する世界で、「無個性」の緑谷出久は稀な存在でした。周りにバカにされながらもヒーローになる夢を抱き続けていた緑谷は、ある日憧れのヒーローであるオールマイトと出会います。緑谷の「人を助けたい」という強い気持ちを目の当たりにしたオールマイトは、彼を自分の後継者にすることを決めます。緑谷はオールマイトの個性を引き継ぎ、雄英高校でヒーローになるための勉強を始めたのでした。
【ヒロアカ】セルキーの個性やサイドキック
セルキーの個性「ゴマフアザラシ」の能力
ヒロアカのオリジナルキャラであるセルキーは、ゴマフアザラシという個性を持っています。その名の通り、ゴマフアザラシが持っている能力を使うことができます。アニメではゴマフアザラシのように、海中をスイスイと泳いでいました。また、1,500mの深さまで潜ることもできます。また、セルキーの舌打ちはソナーの役目を果たしており、この舌打ちで密漁船の探知などを行っています。
セルキーのコスチューム
ヒロアカのセルキーは、青を基調としたコスチュームを着用しています。胸元にはベルトのようなものをクロスさせ、腕には「S」と書かれたワッペンがついています。泳ぎやすいように、足ひれがついているのも特徴です。背中には、「アザラシ」の英語表記である「SEAL」という文字が書かれています。
セルキーのサイドキックはシリウス
ヒロアカに出てくるヒーローたちは、それぞれサイドキックという相棒を雇っています。セルキーのサイドキックはシリウスという女性で、蛙吹梅雨の教育係でもありました。シリウスは「グッドイヤー」という個性を持っており、人間が聞くことができない高周波も感知することができます。セルキーと離れてしまったときも、彼の舌打ちソナーを聞き取って意思疎通していました。
可愛らしく優しい女性で、蛙吹のことも何かと気にかけてあげていました。基本的にはセルキーを尊敬していますが、砕けた口調からは遠慮のない間柄であることがわかります。また、セルキーがボケたときには、激しく突っ込むこともあります。
【ヒロアカ】セルキーの人物像
セルキーの性格
セルキーが初めて登場したのは、蛙吹梅雨とシリウスが談笑をしていたときのことです。蛙吹が掃除をさぼっていると思ったセルキーは、2人に向かって「何してるんだ!」と怒鳴ります。この登場の仕方からは厳しく怖い人物に見えますが、2人がしっかり仕事をこなしていたことがわかるとすぐに謝っていました。後進を育てるために厳しく接することもありますが、自分の過ちは素直に認められる人格者です。
ただ、こぶしを口元に持ってきてぶりっ子ポーズをし、女の子のような口調で喋ることがあります。本人はこれを可愛いと思っているようですが、シリウスを始めとした部下たちにはひどく不評を買っていました。しかし、蛙吹だけはこのぶりっ子ポーズを気に入ったらしく、心の中で「可愛い」とつぶやいていました。
セルキーは巡視船の船長でもある
ヒロアカのセルキーは「海難ヒーロー」とも呼ばれており、海をメインとしたトラブルに出動することが多いヒーローです。巡視船「沖マリナー」の船長として、日々海の平和を守っています。アニメでは、密漁船と密漁者を捕らえるために活躍していました。他のヒーローはヒーロー名で呼ばれることが多いですが、セルキーは部下たちから「船長」と呼ばれています。
セルキーは蛙吹梅雨のインターンで登場
オリジナルキャラであるセルキーが初めて登場したのは、ヒロアカのアニメ第32話でのことです。この回はステインの事件が終わった後の話で、1年A組の面々が職業体験を行っている様子を見ることができます。他のメンバーの話はさらっと流されましたが、蛙吹梅雨の職場体験はかなり詳細に描かれていました。蛙吹が職場体験で世話になったのが、プロヒーローのセルキーでした。アニメオリジナルキャラとは思えないほどの活躍で、かっこよくヴィランを制圧する姿を見せていました。
セルキーは超常解放戦線にも登場
アニメオリジナルキャラのセルキーですが、実はその後原作にもちらりと登場することがありました。それは、超常解放戦線との戦いで、ヒーローたちが一同に介したときのことです。セリフなどはありませんでしたが、集まったヒーローの中にセルキーの姿を見ることができます。また、原作ではここで初めて姿を現しましたが、名前だけは会話の中で出てきたことがあります。
【ヒロアカ】セルキーの声優
セルキーの声優は「関智一」
ヒロアカのセルキーを演じたのは、声優の関智一さんです。関智一さんはかっこいい役だけでなくコミカルな役も上手で、お茶目な仕草をするセルキーにぴったりの声優です。普段のセルキーの声とぶりっ子ポーズをするセルキーの声を、上手に演じ分けていました。
関智一のプロフィール
声優の関智一さんは、1972年9月8日生まれのAB型です。東京都江東区深川の出身で、アトミックモンキーの名誉会長です。俳優としても活動しており、劇団ヘロヘロQカムパニーでは座長も務めています。声優としてのデビュー作は、海外アニメの『レポーター・ブルース』です。その2年後、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』のトマーシュ・マサリク役で初レギュラーを獲得しました。
関智一の主な出演作品
関智一さんは、『ドラえもん』の2代目骨川スネ夫役や、『妖怪ウォッチ』のウィスパー役として有名です。最近では、『呪術廻戦』のパンダや、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンリコ・プッチなどを担当しています。その他の主な出演作品と担当キャラは、『フルーツバスケット』の草摩來、『ふたりはプリキュア』のメップル、『のだめカンタービレ』の千秋真一などです。
【ヒロアカ】セルキーに対する世間での評判や人気
ヒロアカのセルキーは、蛙吹梅雨の職場体験で登場します。しかし、この回だけでなく、アニメ第5期に再登場しました。アニメでしか見られないオリジナルキャラだけあって、セルキーの再登場にはファンの間でも喜びの声が上がっていました。
ヒロアカのセルキーは可愛いぶりっ子ポーズが得意ですが、部下たちは可愛いとは認めてくれません。作中でセルキーを「可愛い」と評していたのは、唯一蛙吹梅雨だけでした。蛙吹は口には出していませんでしたが、セルキーがぶりっ子ポーズをするたびに心の中で「可愛い」とつぶやきます。蛙吹だけでなく、ファンの間でもセルキーは可愛いと言われているようです。
ヒロアカのセルキーは、声もかっこいいと評判です。セルキー役の声優が関智一さんだと知って、納得している人もいました。関智一さんはスネ夫などの有名キャラを多く演じているため、他のキャラが頭に浮かんでくる人も多かったようです。
【ヒロアカ】セルキーがもしも〇〇だったら
セルキー「学校の教師」篇
ヒロアカのセルキーは、職場体験に来た蛙吹梅雨に厳しくも温かく接していました。このことからも、教師としての資質があると推察できます。また、お茶目な一面があるところからも、生徒たちに人気のある教師となることでしょう。
セルキー「会社の上司」篇
ヒロアカのセルキーは、サイドキックのシリウスや部下たちから非常に信頼されていました。頼りがいがあり、リーダーシップに優れた人物であることがわかります。もしもセルキーが会社務めをしていたら、おそらく尊敬できる上司になっていたことでしょう。
セルキー「夫」篇
セルキーはプロヒーローとして働いており、常に激務であると推測できます。そのため、もしも夫となれば、奥さんには多少なりとも苦労する場面が出てくるでしょう。ただ、どのような相手でも尊重できるセルキーであるため、おそらく良好な夫婦関係を築けるはずです。子どもができれば、子どもを全力で楽しませてくれるいい父親となるでしょう。
【ヒロアカ】セルキーは強くてお茶目なヒーローだった
ヒロアカのセルキーは、アザラシの能力が使える強くてかっこいいキャラです。かっこいいだけでなくお茶目な性格でもあり、出番が少ないにも関わらず人気があります。ヒロアカの原作しか読んだことがない人も、ぜひアニメでセルキーの活躍を確認してみてください。
この記事のライター
NR4712
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