【ヒロアカ】緑谷出久のお父さんはどのような人？単身赴任中なのは本当？

『ヒロアカ』の作中だと単身赴任中である緑谷出久のお父さんについて、オールフォーワンなどの正体の候補を見ていく前に、まずは緑谷出久のプロフィールを見ていきましょう。

『ヒロアカ』の緑谷出久（みどりやいずく）は7月15日生まれの身長166cm、雄英高校ヒーロー科1年A組18番の男子です。癖毛とそばかすが特徴であり、穏やかで優しい性格ですが、芯の強さはあります。幼少期に”無個性”と診断されていましたが、「オールフォーワン」の”個性”を継承することで能力を手に入れ、使いこなすために身体を鍛えるなど様々な努力をしていきます。

『僕のヒーローアカデミア』は堀越耕平が2008年に『赤マルジャンプ』に掲載された『僕のヒーロー』を元にして2014年から『週刊少年ジャンプ』に連載されている作品です。”個性”と呼ばれる能力が存在する世界でヒーローとヴィランが戦っていくストーリーになっており、バトルや友情などジャンプらしい要素がありつつ、魅力的なキャラも多数登場することから人気を集めています。

幼い頃から平和の象徴であるヒーロー・オールマイトに憧れる緑谷出久は、自らのヒーローになりたいと思っていましたが、”無個性”であるために周りから諦めるように言われてきました。しかし、ある日にオールマイトから後継者として可能性を見出されたことから、彼の”個性”を引き継いでヒーローの道を進み始めます。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんは主人公の父親というポジションながらも、作中に姿は描かれておらず、今のところはストーリーに大きく関わっていません。その中でも作中で明かされる要素について紹介していきます。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんは緑谷久（ひさし）という名前です。名前の一部は緑谷出久にも使われていて、妻が緑谷引子であることから、緑谷出久の名前は両親の名前を関連深いものになっています。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんは「火を吹く」個性を持っていることが明かされています。緑谷出久が幼少期の時に引子が自分の”個性”と共に言及していますが、実際に披露したわけではないので、詳細な能力は不明です。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんはデザイン関係の仕事に就いており、作中では海外へ単身赴任しています。いつ頃から単身赴任しているかはわかりませんが、少なくとも緑谷出久が幼少期の時から基本的に姿が出ていないため、緑谷出久が生まれて少し経ってから単身赴任の身なのかもしれません。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんが登場してない理由については、様々な考察が上がっていますが、その1つにはストーリー的に描きづらいことが挙げられています。作中の緑谷出久にとってオールマイトは師匠でありつつも登場していない父親の代わりのような存在でもあり、仮にお父さんが登場しても役割が薄くなる可能性があるのです。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんが登場していない理由として、ストーリーに関わる重要人物であるからという考察もあります。緑谷出久が”無個性”と言われた周りには怪しい部分も多く、「ワンフォーオール」の”個性”を使いこなせるようになったところにも謎があることから、それらの謎を解決する重要な鍵として登場する可能性も考えられています。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんが作中で描かれていないのではなく、既に登場しているという考え方もあり、その正体の候補についてもオールフォーワンを始めとして様々な意見が出ています。そんなお父さんの正体の候補について見ていきましょう。

緑谷出久のお父さんの正体候補その1はオールフォーワンです。ヴィラン連合を実質的に支配している人物であり、初代「ワンフォーオール」の兄であることだけが明かされていますが、そこまで正体がわからないのは緑谷出久のお父さんであるからと考えられるのです。また、”個性”の「オールフォーワン」も他人の能力を奪う部分も緑谷出久が”無個性”であった理由に繋げられます。

緑谷出久のお父さんの正体の候補その2は志村菜奈（しむらなな）の息子です。志村弧太朗（こたろう）という名前であり、後に死柄木弔（しがらきとむら）となる志村転弧（てんこ）の父親である人物ですが、その志村転弧が緑谷出久との関係性が深いことから、腹違いの兄弟説が出てきています。そのため、緑谷出久のお父さんもこの人物ということになり、既に故人であることから登場できないと考えられるのです。

緑谷出久のお父さんの正体候補その3は根津（ねづ）校長です。雄英高校の校長であり、動物から”個性”を発現して人間以上の頭脳を持ったキャラになっています。緑谷出久との関連性としては身長の低さや性格面が挙げられています。

緑谷出久のお父さんの正体候補その4はエンデヴァーの親戚です。こちらは作中に登場していませんが、火を吹く”個性”を持つことから炎の”個性”を持つエンデヴァーと何らかの血縁関係があるのではないかと予想されています。

緑谷出久のお父さんの正体候補その5は海外赴任の研究者です。海外に単身赴任していると明かされていますが、これがデザイン関係の仕事とは直接言及されておらず、何か別の目的で海外にいるとも考えられます。その中で緑谷出久が”無個性”であったことから、その原因を調べるために”個性”を研究していて中々帰って来られないという予想も立てられています。

緑谷出久のお父さんの正体候補その6はまだ登場していないキャラです。重要人物として登場する部分とも重なりますが、ここまで描かれていないのは既存のキャラではなく、新たな展開を見せるための新キャラとして出す可能性は高いと言えます。一方で、このまま登場しないのではないかという意見も出てきています。

『ヒロアカ』では緑谷出久のお父さんは中々出てきませんが、お母さんの方は度々登場しています。そんな緑谷出久のお母さんについても見ていきましょう。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお母さんは緑谷引子（みどりやいんこ）です。優しい性格でありますが、少々引っ込み思案なところがあります。久が単身赴任の身であるため、緑谷出久を一人で育てています。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお母さんは緑谷出久が幼少期の頃だと痩せていましたが、高校生になった時には太っています。その理由は緑谷出久が”無個性”であることが判明し、ヒーローに憧れていた息子が夢を諦めざるを得ない状況になり、そこに対する罪悪感やストレスが溜まってしまったからでした。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお母さんはちょっとした物を引き付ける”個性”を持っています。作中ではおもちゃのフィギュアを引き寄せていますが、磁石のような性質なのか、実際にはどの程度の物まで影響を及ぼすのかはわかっていません。

ここでは『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんについて世間での評判や人気をまとめていきます。序盤はそれほど気にされる要素でありませんが、ストーリーが進むにつれて露骨に避けられているように見えてしまうことから、気になる人が増えてきています。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんについて、どうして登場していないのかわからないという意見がありました。作中ではヒーローとヴィランの両方の過去で親子関係が大きく取り上げられており、特に父親の存在は重要な要素になっています。それにもかかわらず、緑谷出久だけ父親が不明なままなのは、疑問を抱いてしまうようです。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんについては”個性”の「ワンフォーオール」やオールフォーワンとの関係性があるのでないかという意見も多数見られました。主人公のお父さんがラスボス的存在であることや、主人公の能力に大きく関係していることは王道の展開であり、謎の多いオールフォーワンとワンフォーオールはこの法則と一致しています。直接的でなくても血縁関係や過去での繋がりが出て来る期待はあるようです。

『ヒロアカ』では作中の展開から緑谷出久が”無個性”でなかった可能性も考察されており、その中で両親の”個性”の要素を受け継いでいた場合にどんな”個性”になっていたかも考えられています。また、仮に緑谷出久が本当の”個性”を発揮した場合、その時にお父さんの詳細も明かされるのではないか、という予想もあります。

『ヒロアカ』の緑谷出久のお父さんは緑谷久であり、デザイン関係の仕事に就いていて、作中では海外へ単身赴任している状態です。その他にも火を吹く個性を持っていることが明らかにされていますが、顔立ちや性格などは一切描写されていないため、未だに不明な点が多い人物です。今後の登場を期待しつつ、作中を読み返して緑谷出久のお父さんがどんな人物か予想してみましょう。