【ヒロアカ】ガンヘッドの強さや個性は？麗日お茶子との関係も紹介

『ヒロアカ』に登場するガンヘッドは、バトルヒーローとして活躍しているプロのヒーローです。顔面はマスクで覆われている為に素顔は不明ですが、威圧感のある見た目とは裏腹に、優しくお茶目な一面もあるキャラとして人気です。まずは、そんなガンヘッドの基本プロフィールついて紹介します。また、ガンヘッドが登場する『ヒロアカ』の概要やあらすじについても簡単におさらいしていきます。

ガンヘッドは、『ヒロアカ』に登場するプロヒーローで顔全体をマスクで覆っているのが特徴のキャラです。190㎝を超える高身長で屈強な体付きで、怖そうな印象がありますが、穏やかで優しい性格をしています。バトルヒーローの名の通り、自身で考案した格闘術「G・M・A（ガンヘッド・マーシャル・アーツ）」を駆使して戦う武闘派ヒーローです。職場体験先として麗日お茶子が自身の事務所にやって来た際には、現場で役に立つ体術を丁寧に指導しました。

ガンヘッドが登場する『ヒロアカ』は、「個性」と呼ばれる超人的な能力を持ったキャラ達が活躍するバトルアクション漫画です。週刊少年ジャンプで2014年にから連載しており、2016年1からはテレビアニメの放送も開始されました。見た目も能力も非常に個性的なキャラが多く、ヒーローとヴィランの派手なバトルが人気の作品です。原作者である漫画家の堀越耕平先生は海外のヒーロー漫画を意識して作品を作っている為、海外の読者からも多く支持されています。

世界人口の80％程度の人が、何かしらの超人的な能力「個性」を持っている世界が舞台です。この世界では、個性を利用して悪事を働く「ヴィラン」と個性を活かして人々を守る「ヒーロー」が存在していました。主人公の少年・緑谷出久は、この世界では珍しく無個性の人間でしたが、ヒーローに対して誰よりも強い憧れを持っていました。そんなある日、ヴィランの起こした事件に巻き込まれた緑谷出久は、オールマイトというヒーローに助けられて無個性ながらもヒーローになることを決意して雄英高校に進学します。

『ヒロアカ』にガンヘッドが初登場したのは、雄英高校の体育祭後に行われた職場体験です。体育祭はプロヒーローも注目する大事なイベントの1つで、見込みのある生徒にはプロヒーローから直接スカウトが来ます。スカウトされた生徒はプロヒーローの事務所を訪ね、職場体験をすることになっていました。体育祭で活躍した麗日お茶子の下には、バトルヒーローであるガンヘッドが声をかけます。

災害救助の面で活躍するヒーローを目指している麗日お茶子にとって、直接ヴィランと戦うヒーローのガンヘッドは接点がないように感じられます。しかし麗日お茶子は、様々なことを学びたいとガンヘッドの事務所を訪ねました。ガンヘッドの思惑とは一体なんだったのでしょうか。ここからは、ガンヘッドの強さや個性を紹介すると共に、麗日お茶子との関係についてもまとめていきます。

『ヒロアカ』には、超人的な能力である個性を持ったヒーローがたくさん登場します。その中で、ガンヘッドが持っている個性は「ガトリング」です。両腕に装着したガトリング砲に、硬化した自身の体の角質を弾として込めることで、銃弾として使用するという個性です。体そのものが武器となる強さを持った個性と言えるでしょう。

個性であるガトリングは、そのままでもすさまじい強さを持っています。しかし、ガンヘッドの真の強さは、ガトリングという個性だけに頼っていない部分にあります。筋肉質な体付きで判るように、ガンヘッドはマーシャルアーツを得意とする武闘派のヒーローです。その為、戦いにおいて使用するのは個性よりも接近戦による体術の方が圧倒的に多いようです。

個性は、あくまで得意な接近戦に持ち込む為や相手に隙を作る為の手段として活用しています。麗日お茶子にも「現場で最後にものを言うのは基礎体力」と説明しているように、ガンヘッドの強さはそのタフさにあるようです。

ガンヘッドは、得意なマーシャルアーツと個性のガトリングを組み合わせた独自の戦闘スタイル「G・M・A（ガンヘッド・マーシャル・アーツ）」を考案しました。そして、そのG・M・Aの基礎を災害救助ヒーローを目指す麗日お茶子に伝授しています。ガンヘッドから、体術の基本から武器を持った敵に襲われた際の対処法を丁寧に教えられた麗日お茶子は、その後、意外なところで役に立つことになります。

このことがきっかけとなり、目指すフィールドはまったく違いますが、麗日お茶子はガンヘッドを尊敬して師事しています。ガンヘッドと麗日お茶子は良い師弟関係と言えるでしょう。

『ヒロアカ』のスピンオフ作品である『僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!』にもガンヘッドは登場しています。『ヒロアカ』本編と同様に、麗日お茶子の職場体験先のヒーローとして指導にあたっています。『僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!』では、麗日お茶子の個性を利用してゲームの必殺技を再現しようと指導しました。

『ヒロアカ』には数多くのキャラが登場する為、アニメ版でも多くの人気声優が出演しています。ガンヘッドは筋肉質で顔面マスクという見た目から、低くて威圧感のある声ではないかと思われていましたが、実際はどのような声なのでしょうか。ここからは、『ヒロアカ』のアニメ版でガンヘッドの声を担当している声優のプロフィールや出演作品を紹介していきましょう。

アニメ版『ヒロアカ』でガンヘッドの声を担当している声優は、沖野晃司さんです。筋肉質な見た目とバトルヒーローという肩書きが特徴のガンヘッドですが、その見た目に反して声は非常に高めです。また、性格も優しく、初対面でも親しみやすい口調の為、職場体験で緊張する麗日お茶子もすぐに緊張を和らげていました。想像とは違った優しい雰囲気の声と口調に、『ヒロアカ』本編でも麗日お茶子は「喋り方かわいい」と感想を述べています。

沖野晃司さんは、2000年頃から芸能活動を始めた俳優出身の声優です。日本最大のミュージカルカンパニー「アメリカ・ステラアドラーアカデミー」で研修経験があり、「企画演劇集団ボクラ団義」という劇団を立ち上げています。主に舞台演劇で活躍していて、見事な殺陣を披露する舞台俳優としても有名です。『ヒロアカ』に声優として出演して以来、アニメやゲームの声優としても精力的に活動するようになりました。

舞台俳優として経験豊富な声優である沖野晃司さんは、穏やかな声ながらもハキハキとした口調のキャラを多く演じています。声に艶があるので、色っぽい大人の男性役も演じられる実力のある声優です。また、『ヒロアカ』ではガンヘッドの他に、雄英高等学校ヒーロー科1年B組のリアルスティールこと鉄哲徹鐵の担当声優もしています。

『ヒロアカ』に登場するガンヘッドは、登場シーンは少ないものの、特徴的な見た目とヒロインである麗日お茶子との師弟関係から、読者には印象に残りやすいキャラのようです。読者の中には、そんなガンヘッド好きな人も多くいました。

また、見るからに武闘派な出で立ちに反して、性格は優しく口調も穏やかなガンヘッドのギャップ感に魅力を感じるファンもいました。怖そうな見た目をしているのに仕草がかわいいという一面に魅力を感じているようです。

漫画では優しい口調とかわいい仕草で話題になっていたガンヘッドですが、アニメ版の声優を沖野晃司さんが担当したことで、そのかわいさが一段と増したようです。アニメに登場してから、ガンヘッドの人気はさらに上がっていました。

『ヒロアカ』に登場するガンヘッドが、もしも貴方の○○だったらどんな感じになるでしょうか？ここからは、ガンヘッドが作中で見せた姿や発したセリフを基に様々なシチュエーションを想像していきます。今回は、「会社の上司」「彼氏」「友達」の3つのパターンで考えてみましょう。

もしもガンヘッドが「会社の上司」だったら。部下の教育に熱心で仕事のアドバイスも的確にしてくれる頼れる上司になるでしょう。『ヒロアカ』本編でも、職場体験にやってきた麗日お茶子に丁寧なマンツーマン指導をしていたのが印象的なガンヘッド。仕事の進め方やアドバイスを積極的に行ってくれる優しい上司になりそうです。

もしもガンヘッドが「彼氏」だったら。自分の身を挺して、あらゆるものから護ってくれる頼もしい彼氏になるでしょう。G・M・Aの使い手として屈強な体の持ち主でもあるガンヘッドは、隣にいるだけで安心感が得られそうです。また、性格も優しいので、一緒にいると落ち着きそうな印象があります。

もしもガンヘッドが「友達」だったら、一緒にいて楽しくなるような友達になるでしょう。一見すると怖そうな見た目のガンヘッドですが、口調は優しくお茶目な一面もあります。話始めるとそんな一面に気付いて、いつの間にか仲良くなっていそうです。また、悩みや相談にも親身になって聞いてくれるでしょう。

『ヒロアカ』に登場するガンヘッドは、怖そうな見た目とは裏腹に優しく教え上手なプロヒーローキャラでした。恐そうな見た目とは真逆のフレンドリーな口調とかお茶目な仕草で、弟子の麗日お茶子からもかわいいと思われているところがガンヘッドに魅力の1つです。『ヒロアカ』本編では活躍が少ないガンヘッドですが、今後の展開で活躍の機会があることを祈りましょう。