【ヒロアカ】グラントリノは死亡した？正体や個性について徹底解説

『僕のヒーローアカデミア』ことヒロアカでは、メインとなるヒーローたちの中でも”プロヒーロー”と呼ばれるキャラがいます。メイン舞台である雄英高校の教員は全てプロヒーローですが、その中でも正体が分からず謎が多いとされている、グラントリノの死亡説について詳しく紹介していきます。

グラントリノは見た目は小さな老人になり、物腰が柔らかいような印象を受けます。しかし、本気モードに切り替わると誰も手がつけられない性格を持っており、アメとムチを使い分けるのが上手いキャラといえます。

また、たい焼きが好物のグラントリノはヒロアカの主人公でもある緑谷出久（みどりやいずく）にたい焼きをもらった際に、嬉しそうにワクワクしているかわいい姿も見られました。ヒーローというものに興味のないグラントリノは無名でしたが、プロヒーローだけあって実力は確かなものです。

グラントリノと切っても切れないのがオールマイトです。オールマイトはヒロアカの主人公の緑谷出久が憧れを持っているヒーローになりますが、オールマイトの師匠にあたるのがグラントリノです。グラントリノはオールマイトの指導にはとことん厳しく行なっていましたが、アメとムチを使い分ける性格が相まって褒めるときはしっかり褒めることでオールマイトの技術面を磨いてきました。

元々ヒーローに興味がなかったグラントリノですが、オールマイトを育てるために教育権の資格を取ったほどです。オールマイトを育てる理由になったのが、元バディでもある今は亡き相棒の志村菜奈と約束したためです。

『僕のヒーローアカデミア』ことヒロアカは2014年より週刊少年ジャンプにて連載が開始された、堀越耕平による漫画です。ヒーローを目指す少年にスポットを当てたヒーロー作品になり、切磋琢磨する姿に感動するシーンも多く存在しています。作者にとってヒロアカは三作品目になり、読み切りで掲載された『僕のヒーロー』を基にして構成されています。

2015年にはテレビアニメ化が決定され、翌年2016年よりアニメ放送が開始しました。その後第5期までの放送が完了しており、第6期も2022年10月より放送が開始されています。アニメでは有名な声優陣が名を連ねていることでも有名で、アニメ放送も相まって注目されている作品といえるでしょう。

ヒロアカの世界では人口の八割が個性と呼ばれる特異体質を持っており、中には個性を悪用した行為もあります。悪用する者に制裁を与えるのが、ヒーローと呼ばれる者たちです。主人公の緑谷出久は個性を持っていない無個性になりますが、ヒーローの中のヒーローと呼ばれるオールマイトに認められたことで、オールマイトが持つワンフォーオールという個性を継承することになりました。

ヒーロー専門の学校へ入学した緑谷出久は仲間と手を取り合い、個性を悪用する者やヴィランと呼ばれる敵に立ち向かっていくストーリーです。

オールマイトを育てたグラントリノですが、死亡説が出た理由はあるのでしょうか。なぜグラントリノが死亡したといわれているのか、理由を踏まえて解説していきましょう。

グラントリノに死亡説が出た理由として挙げられるのが、超常解放戦線との戦いにて死柄木弔（しがらきとむら）が復活したためです。死柄木はヴィランのリーダーにあたる人物になり、改造手術を受けていました。謎の多い死柄木ですが、超常解放戦線との戦いでパワーアップし、個性の「崩壊」を使用したのです。

グラントリノは緑谷と爆豪勝己（ばくごうかつき）が崩壊されそうになったところを、間一髪で助け出します。その後、死柄木の暴走を止めようと何名かのヒーローが立ち向かいますが、なかなか止めることができませんでした。その最中に、グラントリノも死柄木から攻撃を受けて、地面に叩きつけられるシーンが登場します。このシーンから、グラントリノは死柄木の攻撃を受けて死亡したのではないか、と予想されたのです。

死柄木に攻撃されたグラントリノに死亡説が浮上しましたが、結論からいうとグラントリノは生存しています。強めの攻撃を受けたにも関わらず死亡せずに生存していた理由として、セントラル病院に運び込まれた後に最先端の治療を受けたためです。

死柄木との戦いはヒロアカのコミック27から30巻で見ることができ、30巻ではグラントリノが死亡したかのような演出がされていたため、死柄木からの攻撃で死亡したというフラグが立ちました。その後、治療をして生存が確認できたのが、ヒロアカのコミック31巻でした。

超常解放戦線との戦いでは死柄木に多くのヒーローが攻撃をされ、死亡するキャラもいました。グラントリノ含めて負傷したキャラはオリエンタル病院に搬送をされましたが、惜しくも命を落としたキャラもいます。グラントリノの他に病院へ搬送されたキャラとして、エンデヴァーやホークス、イレイザー・ヘッドが挙げられます。

グラントリノは死亡説が挙がっていましたが、結論的には生存が確認できています。グラントリノはヒロアカのキャラ内でも謎が多く、正体が分かっていないという点があります。ここからはグラントリノの個性や正体について、詳しく解説していきましょう。

ヒロアカでは特異体質の個性と呼ばれる能力を、世界人口の八割の人が持っています。グラントリノも個性を持っているヒーローになり、「ジェット」という個性の持ち主です。俊敏性の高い個性になり、吸った呼吸を足の裏から噴出させることで飛び回ることが可能となります。

速力は壁やコンクリートを割ることができる勢いを持っており、吸った空気量によって飛距離が伸びるという仕組みです。空気をかなり多く吸うと飛び回るだけではなく、空を飛ぶことができるため有能な個性といえるでしょう。これまでにも、グラントリノが持つ個性に助けられた者が多いです。

グラントリノは正体があまり知られていないキャラですが、強さはどれくらいなのでしょうか。有名なヒーローであるオールマイトの師匠であるものの、名前は知られていないいわば無名のヒーローです。そのため、強さがあまり分からず、正体が掴めないキャラでもあります。

しかし、実力は確かにある人物で、敵連合との戦いでも活躍する姿が見られています。オールマイトを育て上げたほどのため、強さはある程度持っていると予想できるでしょう。

グラントリノは元々本名が出ておらず、ヒーロー名だけの登場でした。過去に相棒であった志村菜奈が作中で、グラントリノを空彦と呼び掛けていたことで名前が発覚します。その後、苗字は酉野であることも公開されたことで、酉野空彦という本名が判明しました。

グラントリノは年齢が公開されていないため、明確な年齢は不明です。しかし、今は亡き志村菜奈とバディだったため、同年代であったことが予想できるでしょう。作中では志村菜奈やオールマイトの年齢も公開されていないですが予測として挙げられる年齢はおおよそ60代後半ではないかといわれています。

グラントリノは元々ヒーローに興味を持っていなかったため、オールマイトを育て上げて引退をした後は悠々自適な生活を送っていました。好物であるたい焼きを食べながら、オールマイトの活躍を気にかけている様子が伺えます。ヒーローを引退していますが、緑谷の育成に手をかけたり、死柄木との戦いに参戦したりなど協力的な姿勢を見せています。

グラントリノの声優は、声優界でも有名な緒方賢一さんが担当しています。緒方賢一さんはこれまでに代表作も多く、有名人気キャラを担当しています。年配の男性キャラを担当することが多く、キャラにマッチする声が魅力的といえるでしょう。

緒方賢一さんの担当するキャラは幅が広いため、同じ声優とは思わなかったという声も多く挙がります。中でも有名なのが、『名探偵コナン』の阿笠博士でしょう。メインに近いキャラになるため、声を想像できる人も多いです。この他にも、緒方賢一さんが担当したキャラは多くあります。

グラントリノは正体があまり分からないキャラだからこそ、どのような感情で動いているのかなど憶測で予想するのが面白いという声が挙がります。また、立ち振る舞いがかっこいい、たい焼きを食べる姿がかわいいなど、さまざまな声が挙がっています。

その他には、オールマイトの師匠であることに対しての声があり、師匠のあり方こそがグラントリノという声もありました。オールマイトとグラントリノの関係性を、ほほえましく思うファンも多いでしょう。

グラントリノの死亡説の理由は、作中でダメージの大きい攻撃を受けたことが原因でした。しかし、グラントリノは死亡をせずに治療を受けたことで、命を取り留めています。しかし、グラントリノが回復をするのかどうか、気になるところでしょう。今後の展開に注目してみてください。