【ヒロアカ】デクの本当の個性とは?超再生との関係や能力について
『ヒロアカ』のデクは作中で”無個性”と言われてきましたが、新たな事実が発覚したことで、本当の個性がある可能性が考察されています。そんなデクの本当の個性について、存在の根拠となる部分や超再生などの”個性”の候補についてまとめました。
デクとは?
『ヒロアカ』のデクが持っている可能性がある本当の個性や無敵になりつつあるワンフォーオールについて見てく前に、まずはデクのプロフィールや現在の個性の基本的な情報を見ていきましょう。
デクのプロフィール
『ヒロアカ』のデクこと緑谷出久(みどりやいずく)は本作の主人公で、雄英高校ヒーロー科1年A組18番の男子生徒です。幼少期の頃からオールマイトに憧れ、その他のヒーローにも詳しいヒーローオタクであり、「ヒーロー分析ノート」をいつも持ち歩いています。性格は少しおどおどしたところはありながらも穏やかで優しく、その心はヒーローとしての行動力にも繋がっています。
デクの個性はワンフォーオール
『ヒロアカ』の緑谷出久の”個性”は「ワンフォーオール」で、当初は筋力が増すというシンプルな能力でした。元々は”無個性”だったデクがオールマイトから継承する形で身に付けており、並外れた筋力を発揮できますが、デク自身が身体を鍛えないと使いこなせないものでした。そこから徐々に鍛錬や工夫を重ねることでデク自身の”個性”としてある程度使えるようになります。
ヒロアカの概要
堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』は『週刊少年ジャンプ』に連載及びジャンプ・コミックスから単行本が刊行されている漫画作品です。連載が始まった当初から注目された作品であり、その後はジャンプの中でも代表的な人気作品として話題になっていきました。それに伴い原作漫画のアニメ化やスピンオフ作品など、様々な展開を見せています。
ヒロアカのあらすじ
幼少期に”無個性”の宣告されながらもヒーローになる夢を諦め切れずにいた緑谷出久は、ある日の事件で人を助ける姿勢を認められたことから、憧れの存在であるオールマイトから後継者として選ばれます。それによって”個性”の「ワンフォーオール」を得た緑谷出久は、雄英高校へ進学し、鍛錬を積みながら徐々に成長していきます。
デクには本当の個性がある?
『ヒロアカ』の緑谷出久は”無個性”から「ワンフォーオール」の”個性”を得たものとして描かれていましたが、ストーリーが進んでいくうちに本当の個性があった可能性が出てきています。ここではその根拠となる要素について考察を交えながら紹介していきます。
考察①1話に出て来た医者と殻木球大はそっくり
『ヒロアカ』のデクは幼少期に医師の診察を受けて”無個性”と認定されていましたが、その診察をした医師とヴィラン連合の一人として登場した氏子達磨(うじこだるま)の姿とそっくりでした。氏子達磨の本名は殻木球大(がらききゅうだい)で、表の姿では蛇腔総合病院の創設した理事長をやっていました。その姿はまさしくデクを”無個性”と言った医師だったのです。
考察②デクの本当の個性は奪われた?
『ヒロアカ』のデクが本当の個性を持っていたとして、殻木球大が”無個性”と宣告したことには様々な理由が考えられますが、その1つにデクの本当の個性を奪った可能性があります。心酔するオールフォーワンのために脳無の生成など非人道的研究を行っていた殻木球大であれば、デクの本当の個性を価値あるモノと判断して取り除いたり、あるいはオールフォーワンを呼んだりして”個性”により奪った可能性はあり得るのです。
考察③幼なじみのツバサくんは脳無になっていた?
『ヒロアカ』の殻木球大にはツバサくんという孫がおり、デクや爆豪勝己とは幼なじみの友人として遊んでいました。そのツバサくんとは中学生になった頃には疎遠になっていましたが、実は保須市襲撃時にデクを襲った翼を持った脳無が、ツバサくんである可能性が示唆されています。ツバサくんは羽が生える”個性”を持っていたようで、その特徴は該当する脳無と一致しています。
デクの本当の個性は超再生?候補の能力を考察
『ヒロアカ』のデクが本当の個性を持っていた場合、どのような能力であるかについても作中の描写から予想が立てられています。そんなデクの本当の個性の候補についてよく挙げられているものを紹介していきます。
デクの本当の個性①両親と似ている個性
『ヒロアカ』では両親の”個性”が持つ能力や性質を引き継いだ子供が生まれることがあります。その点から考えると、デクの父親の”個性”は「火を吹く」、母親の”個性”は「ある程度の物を引き付ける」ことから、この2つの要素が合わさったものになると考えられています。よく言われるのは「火を引き付ける能力」ですが、作中でこれに近い能力がデクに発揮されたわけではありません。
デクの本当の個性②超再生
『ヒロアカ』の作中では受けたダメージから再生できる「超再生」という”個性”が登場しており、現在はワンフォーオールの能力で死柄木弔に受け継がれています。そのことに関して、殻木球大は「超再生」をあと5年早く手に入れられればと嘆いており、そこで奪った対象がデクである可能性が考えられているのです。強力な能力であるからこそ、デクを”無個性”にしてまで奪いたかったと考えれば納得できます。
デクの本当の個性③未来を変える個性
『ヒロアカ』の作中でデクはサー・ナイトアイが予知した未来を変えた実績があります。サー・ナイトアイの”個性”の「予知」は、対象人物の未来を見られる能力ですが、それは変えられないものでした。しかし、デクに対する予知は覆されており、そのことからデクの本当の個性が「未来を変える」可能性が考えられるようになったのです。ただ、サー・ナイトアイ本人はその理由には別の要因があると考えていました。
デクの成長過程と発現する6つの個性
『ヒロアカ』のデクのワンフォーオールはデクの成長に合わせてさらなる力を発揮していき、現状では無敵の能力と言えるほど強力なものに進化しています。そんなデクの成長と無敵になるまでのオールフォーワンの進化の流れについて見ていきましょう。
デクの成長①オールマイトとの特訓
『ヒロアカ』のデクが”無個性”の状態から「ワンフォーオール」は受け継ぐためにはそれを受け入れられるだけの器になる必要があり、最初はオールマイトが監修したトレーニングメニューで体を鍛えるところから始まりました。それまで本格的な肉体作りをしていなかったデクですが、10ヶ月を費やして継承に必要な最低限の肉体を完成させます。
デクの成長②雄英高校合格
トレーニングを経てワンフォーオールを継承したデクのは雄英高校の入学試験の直前でした。そのため、”個性”の使い方に慣れないまま試験へ挑むことになり、試験としての成績でみればあまり良くないものでしたが、試験の合格よりも逃げ遅れた麗日お茶子を助けることを優先したことで、それがヒーローの素質として評価されます。結果として、デクは合格を掴み取りました。
デクの成長③個性を使用するたびに大怪我
晴れて雄英高校に入学できたデクですが、試験中にワンフォーオールを使用した時には腕を骨折し、その後も”個性”を使用する度に腕を痛めてしまい、使い物にならない状態の手前までになってしまいます。強力な能力を得たからといって簡単に強くなれるわけではありませんでした。
デクの成長④ヒーローの職場体験
腕へのリスクを抱える中、デクはヒーローの職場体験へ行くことになり、そこでオールマイトの師匠であるグラントリノの元へ行きました。そこでグラントリノは直接言わずにデク自身が見つけ出せる形で”個性”の制御方法について、特訓を付けました。その結果としてワンフォーオールのエネルギーを全身に張り巡らせる「フルカウル」を習得し、この時点では5%の出力で使えるようになりました。
デクの成長⑤ワン・フォー・オールフルカウル・シュートスタイル
林間合宿後に腕への負担が限界になったことから新しい戦い方を模索していたデクは、オールマイトからの指摘や飯田と発目のやり取りをヒントにして、蹴りを主体に戦うシュートスタイルを編み出します。それまでは憧れのオールマイトが使っていた拳が戦闘の中心でしたが、足を使うことでデク独自の技になりました。
デクの成長⑥ワン・フォー・オールフルカウル20%
死穢八斎會編において、オーバーホールとの対戦時にデクはワンフォーオールフルカウルの出力を20%まで上げられるようになっていました。しかし、それでまオーバーホールは倒しきれなかったことから、身体への負担を考えずにフルカウル100%を出してオーバーホールに勝利します。
デクの成長⑦デラウェアスマッシュ・エアフォース
オーバーホールとの戦いでワンフォーオール・フルカウルを20%まで出せるようになったことから、デクは”個性”の発動状態で動くことで風圧を発生させられるようになりました。そこからオールマイトのアドバイスを受けたことで、風圧を衝撃波として相手へ飛ばす「エアフォース」を取得し、デコピンで飛ばす「デラウェアスマッシュ」などを必殺技として使うようになります。
デクの成長⑧6つの個性が発現し無敵に
デクが「ワンフォーオール」に順応していったことで、今まで「ワンフォーオール」を継承してきた者達が持っていた6つの個性についても順番に発現していくようになりました。五代目の「黒鞭」、七代目の「浮遊」、四代目の「危機感知」、六代目の「煙幕」、三代目の「発勁」、二代目の「変速」の順に発現していき、それらは当時の能力よりも強化されており、無敵と言っても過言ではない状態になっています。
デクに対する世間での評判や人気
ここでは『ヒロアカ』のデクについて世間での評判や人気を消化していきます。デクが”無個性”ではなく、本来の個性を持っている可能性が出てきたことやワンフォーオールの無敵化によって様々な意見や考察が出てきています。
『ヒロアカ』のデクの本当の個性については何かをきっかけに発現するかもしれないと期待している人は複数いました。作中の描写から本当に”無個性”だったのか怪しくなってきており、ピンチを迎えた時に本当の個性が出る可能性はないとは言い切れない状況です。
『ヒロアカ』のデクが能力が取られたことで”無個性”になったとすると、「超再生」の”個性”が有力であると考える意見が見られました。デクを”無個性”と診察した殻木球大が「超再生」に言及していることから何らかの繋がりあがると考える人は多いようです。
『ヒロアカ』のデクがオールフォーワンに順応していき、現在では無敵と言えるほどの強さになっていますが、それはデクだからこそできたものと感じている人がいます。そこには様々なヒーローを研究してきたことや”無個性”ながらもヒーローの夢を諦めなかった心が影響しています。
デクには本当の個性がある可能性があった
『ヒロアカ』のデクは”無個性”であると言われていましたが、その診察をした医師がヴィラン連合の人間であったことから本当の個性を持っている可能性が出てきました。候補としては両親から受け継いだ能力やヴィランが保持する「超再生」などが挙がっています。一方で継承したワンフォーオールは歴代の6つの個性を発揮し、無敵に近い能力へと進化しています。今後もデクの成長と本当の個性に注目していきましょう。
この記事のライター
十文字猛
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この記事へのコメント
デクの本当の個性は 個性を永久に留める だと予想してます。 個性がない状態だったので気が付かなかっただけで本当はそんな個性 9番目というのがミスリードで、永久欠番みたいな感じ、なので最後のafo戦は壊理によって戻ったオールマイト、デクからワンフォーオールを受け継いだ弔、永久にオールフォーワンを維持できるデクの3人で戦うと予想