【ヒロアカ】オールマイトはヒーローをいつ引退した?何巻何話か紹介
『ヒロアカ』に登場するオールマイトは、引退した後も人気がありヒーローを夢見る子供達の目標です。今回は、コミックス何巻何話でオールマイトがヒーローを引退したのか紹介すると共に、オールマイトが個性を継承することになった過去やオールマイトの死亡説等にも迫ります。
目次
オールマイトとは?
オールマイトは、『ヒロアカ』コミックス本1巻から登場します。Vの形をした金髪に筋骨隆々としたいかにもヒーローと言わんばかりのプロヒーローです。また、雄英高校の教師も務めていて熱血ぶりが多くの読者の心を惹き付けて放しません。現在はヒーローを引退し、雄英学校の生徒へヒーローになるための指導をしています。
オールマイトのプロフィール
- 名前:八木俊典(やぎ としのり)
- ヒーロー名:オールマイト
- 生年月日:6月10日
- 身長:220㎝
- 体重:274㎏(推定)
- 個性:ワン・フォー・オール(8代目継承者)
- 職業:プロヒーロー/雄英高校教師
- 声優:三宅健太
『ヒロアカ』に登場するプロヒーロー兼、雄英高校の教師で平和の象徴と称されているキャラクターです。しかし、プロヒーローとして戦える時間は3時間と短く、コミック本1巻では主人公・緑谷出久(みどりや いずく)に正体を見られてしまうシーンがありました。
ヒロアカの概要
『僕のヒーローアカデミア』通称・ヒロアカは、漫画家・堀越耕平が「僕のヒーロー」を基に構成し描いた少年漫画です。2014年7月7日ジャンプ・コミックス32号より連載スタートしました。これまでにコミック本既刊36巻(2022年10月時点)、2014年11月コミックス本第1巻発売時には即完売する程の超人気作品です。また、『ヒロアカ』人気は日本国内に留まらず、アメリカやフランス世界累計発行部数6500万部突破(2022年1月時点)し、海外におけるMANGA市場をリードしています。
ヒロアカのあらすじ
『ヒロアカ』に登場する主人公・緑谷出久(みどりや いずく/通称・デク)は、母親と受診した病院で「無個性」であると診断されショックを受けます。ショックを受けながらもヒーローを諦めきれず過ごしていた中学生のある日、デクがヴィランに襲われオールマイトに助けらた事で一層ヒーローへの思いが強くなるのです。クラスメイトから「無個性がヒーローになれる訳がない」とからかわれながらも、雄英高校に入学し仲間と共にプロヒーローへの道へと突き進みます。
オールマイトはヒーローをいつ引退した?何巻何話?
常に最前線で戦ってきたオールマイトも、ついに引退を迎えることとなりました。引退は本当にしたのか、また引退の理由は何だったのでしょうか。『ヒロアカ』コミック本の何巻何話で引退となったのか紹介します。
オールマイトが引退したのはいつ?
『ヒロアカ』に登場するオールマイトがヒーローを引退するのは、コミックス本11巻96話になります。平和の象徴とまで言われたオールマイトを引退にまで追い詰めたのは、オール・フォー・ワンとの最後の激戦により、個性を使い切ったことでした。オールマイトは世界へ向けて引退会見を開いたことで、ヒーロー引退となりました。
オールマイトが引退した最後の戦いのシーン
『ヒロアカ』に登場するオールマイトが、引退した理由は最後の戦いがあります。それは、オール・フォーと戦いのシーンです。オール・フォー・ワンとの戦いでは、オールマイトの様々な思いが込められ、いつも笑顔を忘れなかった彼が怒りに身を任せてしまうシーンが見られました。ここからは、オールマイトが引退した最後の戦いのシーンについて解説します。
ネタバレを含みますので、まだ読んでいない方やアニメを見ていない方はご注意ください。
ネタばれ①生徒を奪還するための作戦
『ヒロアカ』コミックス本9巻80話で、林間合宿中にヴィランからの攻撃を受けるシーンで、生徒の爆豪勝己(ばくごう かつき)がMr.コンプレス(ヴィラン)によって誘拐され、生徒の多くが負傷してしまいます。爆豪勝己を奪還する方法を模索する中、オールマイトの携帯に親しい中にある塚内(警察官)から、ヴィランのアジトについて情報が入りました。
記者からの情報を基にプロヒーロー達は、警察や雄英高校OBと共に爆豪勝己を奪還する為、ピザの宅配を装いヴィランが油断した隙にアジトへ突入します。この作戦がきっかけとなり引退へのカウントダウンが始まるのです。この時、爆豪勝己を連れ去った理由は、彼の暴力的場性格にヴィランが目を付けてしまった事でした。
ネタバレ②弱体化していたオールマイト
オールマイトの弱体化は、『ヒロアカ』コミックス本1巻ですでに描かれていました。デクが中学生のころヴィランに襲われ、オールマイトが救うシーンで戦いが終わった彼の進退が急激に痩せ細った場面です。5年前にオール・フォー・ワンと初めての戦いで、呼吸器官半壊し胃を全摘して以降は、個ヒーローとして活動できるのは3時間/1日とデクに話しています。
ネタバレ③全力でオールフォーワンを止めたオールマイト
爆豪勝己を奪還するために突撃したバーに、突如オール・フォー・ワンが現れオールマイトとの因縁対決へと発展するシーンがあります。互いに恨みを持ち続けている為、戦いはヒートアップし一瞬オールマイトが怒りで我を忘れそうになった時、グラントリノから冷静になるよう促され、オール・フォー・ワンに勝利しました。
また、オール・フォー・ワンと最後の戦いが長引き、オールナイトが元の姿に戻るシーンがありました。痩せ細った姿に、世間は大きな絶望に襲われていましたが、彼の諦めない姿を見て絶望から応援に声援に変わりました。
オールマイトの正体が全世界にバレてしまう
オールマイトの正体が世界中にバレたのは、ヒーロー引退会見を行った『ヒロアカ』コミックス本11巻96話です。会見には、オール・フォー・ワンとの最後の戦いで個性を使い果たしたオールマイトが立っていました。平和の象徴とまでされたオールマイトの引退に世界中が衝撃を受けた瞬間でもあります。
オールマイトの引退後
オールマイトは、引退後も雄英高校の教師を続けます。デクに対しては、特別な思いがあるようで、オールマイトは彼の育成に専念することを約束するのです。また、引退し元の姿になっていても人気は衰えず、デクの自宅へ家庭訪問した後に遠くにいた通行人から黄色い歓声が聞こえるシーンが彼の人気ぶりを物語っていました。
オールマイトの過去や継承者
『ヒロアカ』に登場するオールマイトは平和の象徴とされ、誰もが憧れる存在です。いつも笑顔を忘れないヒーローには意外な過去がありました。ここからは、オールマイトの過去や引退後の継承者について解説します。
オールマイトと志村菜奈の過去
志村菜奈は、オールマイトが師匠とする人物です。彼女自身、オールマイトが18歳の時にオール・フォー・ワンとの戦いで命を落としています。現在のオール・フォー・ワンとの戦い笑顔でいることを教え、次の世代のオールマイトにワンフォーオールを継承しました。オール・フォー・ワンとの戦いでは志村菜奈の事で挑発され、我を忘れる程激昂するシーンが描かれており、オールマイトが心から尊敬していることが窺えます。
また、オール・フォー・ワンとの戦いで、志村菜奈の孫が「死柄木弔(しがらき とむら)であるという意外な事実が明かされ、オールマイトの死柄木を探し出すと心に誓っていました。
オールマイトの後継者はデク
個性を使い切ったオールマイトが後継者に選んだのは、『ヒロアカ』の主人公・デクでした。デクは、無個性ながらヒーローになる夢を諦めず雄英高校に入学した努力科の少年です。デク自身がオールマイトに相応しい素質があるのと、過去のオールマイトに重なる部分が継承へと導いた理由だと推測されます。
オールマイトの「次は君だ」の意味
次は…君だ…。
出典: live-the-way.com
オール・フォー・ワンと最後の戦いで、力尽きる寸前にテレビカメラに向かって発した言葉です。この言葉は、デクに向かってオールマイトの継承者であると伝えたかったと推測されます。
オールマイト死亡説の理由
死亡説①ナイトアイの個性で判明した未来
サー・ナイトアイの個性・予知能力で、オールマイトが凄惨な最期を迎えると言ったことが理由で死亡説が浮上したと推測されます。元々は、オールナイトに強い憧れを抱きヒーローになったサー・ナイトアイが、オールマイトと5年程ペアを組んでいました。オールナイトとのペアを解消する際に、6~7年後に起こりえる命の危機に対して伝えますが拒否されてしまいます。
死亡説②オールマイトは個性を使い切ってしまった
オール・フォー・ワンと最後の戦い個性を使い切ってしまったオールマイトは、元の姿に戻り力尽きました。痩せ細った体で、オール・フォー・ワンと一騎打ち吐血しボロボロになった体が死亡説の理由になったと推測されます。
死亡説③オールマイトは死への覚悟がある?
サー・ナイトアイの個性により、凄惨な最期を予知されたオールマイトはヴィラン達と戦う以上、死に対する覚悟は出来ていたと考えられています。死を覚悟しているシーンは様々なところで見ることが出来、例えばデクの家庭訪問時「命に代えてでもデクを守る」と言ったセリフがありました。このことから、死亡説が浮上した理由は死を覚悟している=死亡説に繋がったとされます。
オールマイトに対する世間での評価や人気
オールマイトが引退後も、人気があり彼の戦う姿が人々の心に焼き付いています。人々の心にいつまでも残り続けるオールマイトは、強いだけではなく人柄もあるのだと感想を述べていました。
オールマイトは、引退のキッカケとなったオール・フォー・ワンとの戦いで、世界中に正体がバレてしまうヒーローとして悲痛な運命を辿りました。しかし、どのような姿になってもオールマイトが生きていてくれるだけで良いと願うファンは多くいます。
オールマイトが、デクの母親に土下座するシーンは多くの涙を誘い、デクの母親がオールマイトにかけた言葉で涙腺崩壊した読者は多くいたようです。いつも笑顔で時に突っ込みを入れるオールマイトが一人の人間として、デクに「自分の身をささげる覚悟」かっこいいと感動していました。
『ヒロアカ』の主人公はデクですが、主人公以上に中心となったのは何を隠そうオールマイトです。オールマイトが最後に挑んだオール・フォー・ワンとの戦いの回で漫画を読むのを一旦止めてしまった読者もいるようです。
オールマイトが引退したのは96話だった
『ヒロアカ』に登場するオールマイトが引退したのはコミック本11巻96話となります。95話でオール・フォー・ワンと戦い個性を使い切った時点で引退と思う読者もいるようですが、正式に引退会見したのは96話です。ヒーローを引退して以降も、皆のあこがれの存在でオールマイトを目指してヒーローになる子供たちも多くいます。
デクにワンフォーオールを継承するために向き合い、他の生徒の指導にもあたる優しきオールマイトの活躍に期待しましょう。
この記事のライター
ONIYOME
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