【鋼の錬金術師】エドとウィンリィは幼馴染の関係!結婚やその後について紹介
『鋼の錬金術師』に登場するエドとウィンリィは幼馴染の関係として知られています。本記事では、『鋼の錬金術師』の物語が進むにつれて変化するエドとウィンリィの関係性や最終回で結婚を約束した時の状況、その後の2人の関係についてまとめました。
目次
エドとウィンリィとは?
ハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』は、壮大な冒険を続ける主人公のエドと、それを献身的に支え続ける幼馴染のウィンリィのやり取りも見どころの一つです。『鋼の錬金術師』最終回で描かれていた、エドとウィンリィのその後の関係について触れる前に、まずは作品の内容を振り返りながらエドとウィンリィの基本情報についてチェックしてみましょう。
エドワード・エルリックのプロフィール
- 名前:エドワード・エルリック
- 年齢:15歳(連載開始時)
- 性別:男性
- 身長:不明(推定150cm半ば)
- 職業:国家錬金術師
- 二つ名:鋼の錬金術師
- 好物:シチュー
- 嫌いなもの:牛乳、ロイ・マスタング
ウィンリィ・ロックベルのプロフィール
- 名前:ウィンリィ・ロックベル
- 年齢:15歳(連載開始時)
- 性別:女性
- 身長:150cm後半
- 職業:機械鎧整備士
鋼の錬金術師(ハガレン)の概要
ハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』は、月刊少年ガンガンの2001年8月号に連載開始した作品で、2010年7月号で最終回を迎えました。作者は荒川弘先生で、錬金術が存在する架空の世界を舞台にした作品です。全世界シリーズ累計発行部数も8000万部を突破しています。これはスクウェアエニックス発行のコミックスでは最高記録で、2023年4月現在でいまだに破られていません。
鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ
幼いエルリック兄弟は、病で亡くなってしまった母親を生き返らせるために錬成しようとしましたが失敗します。禁忌とされていた人体錬成の代償で、兄のエドは右腕と左脚、弟のアルは全身を失ってしまい、鎧の体になってしまいました。2人は元の体を取り戻すために、手がかりとなる賢者の石を求めてエルリック兄弟の冒険を始めます。
エドとウィンリィは幼馴染の関係!結婚は?
ハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』は、派手なバトルアクション以外に、主人公のエドと幼馴染のウィンリィが見せる関係性も見どころの一つです。これらのやり取りを重ねていくうちに、ハガレンファンの間では2人の結婚を期待する声もあがっていました。ここでは作中の描写を元に、2人の関係性の変化やその後についてチェックしてみましょう。
エドとウィンリィは幼馴染の関係
ウィンリィは、コミックス『鋼の錬金術師』3巻で、機械鎧整備士として初登場しました。スカーの襲撃によって右腕の機械鎧を破壊されてしまったエドは、幼馴染で専属の機械鎧整備士でもあるウィンリィの元を訪れます。手荒い歓迎こそあれど、彼女とピナコの手によってエドの機械鎧は復活を遂げました。この時の2人の関係はまだ幼馴染から変化はありませんが、その後の展開で急速に進展していきます。
エドのウィンリィへのプロポーズ
『鋼の錬金術師』最終回では、最終決戦が終結したその後、エルリック兄弟は故郷のリゼンプールに帰ってきます。元の体に戻ったばかりのアルや、献身的に支えてくれたウィンリィと共に平穏な日常を送っていましたが、ある日新たな知識を得るための旅に出ることを決意しました。まだ知らない世界を見るための好奇心に加え、かつてキメラにされてしまった幼い少女のニーナを救えなかったことを今でも後悔していて、同じ悲劇が繰り返されないようにするためです。その旅立ちの日、ウィンリィも見送りにやってきました。
この時にエドがウィンリィに放った等価交換を理由につけ、自分の人生を渡す代わりにウィンリィの人生を半分寄越すよう放ったセリフは作中屈指の名シーンです。この不器用すぎる上にロマンのかけらもないプロポーズに対して、ウィンリィは呆れつつも全部あげるとさらっと答える姿もハガレンファンの間で印象に残っています。
エドとウィンリィは最終回のその後に結婚する
錬金術師として常に努力していたエドは、不器用ながらもエドらしいプロポーズをウィンリィにします。その言葉に呆れつつも、今までエドの姿をしっかり見ていたウィンリィはその申し出を受け入れました。その後のエドは、世界の広さを知るための旅を始めます。最終回の最後には、旅を終えたエドがウィンリィと結婚したと思わせる写真も描かれていました。
エドとウィンリィには子供もいる?
『鋼の錬金術師』最終回では、旅を終えたエドとウィンリィの家族写真が描かれています。そこには、小さな男の子と赤ん坊の女の子がそれぞれ抱っこされていました。実際に結婚した時の描写は原作などでは描かれていませんが、PSPソフト『鋼の錬金術師FA 約束の日へ』で結婚に関するエピソードが描かれています。
エドとウィンリィの名言
『鋼の錬金術師』では、数々の名言が生み出されていたため、たびたびハガレンファンの間でどの名言が好きかということで話題になっています。ここでは、主人公のエドと幼馴染のウィンリィが『鋼の錬金術師』が最終回を迎えるまでにどのような名言を残しているのかをチェックしてみましょう。
エドの名言
『鋼の錬金術師』の主人公でもあるエドは、さまざまな困難や強敵に対峙し、その度に数多くの名言を残しています。無論、幼馴染のウィンリィに対しても、エドらしい考え方でありながら優しさも忘れない名言を残しました。ここでは、幼馴染のウィンリィに対してどのような名言を残したのか、チェックしていきましょう。
エドの名言①「今度おまえを泣かせる…」
今度おまえを泣かせる時は嬉し泣きだ!! 絶対アルと二人で元に戻って嬉し泣きさせてやっからな! 覚えてろ!!
ウィンリィは、かつてイシュヴァール殲滅戦において両親を亡くしました。ウィンリィがセントラルにやってきた時、その両親を殺害した張本人でもあるスカーと対峙します。一時的に混乱したこともあり、しばらく号泣してしまいました。その後、落ち着きを取り戻したウィンリィは、整備士としての修行をするためにラッシュバレーに帰還することを決めます。その際、幼馴染の事情と事の顛末を見ていたエドは、ウィンリィに対して嬉し泣きさせると叫びました。どこか素直になれない2人の微妙な距離感のある名言です。
エドの名言②「ばっちゃんとデン連れて…」
ばっちゃんとデン連れて 外国に逃げとけ
出典: honcierge.jp
最終決戦を前に、エド一行はリゼンプールへ帰郷します。この先何が起こるかわからない以上、エドは幼馴染のウィンリィやピナコたちのような恩人たちのことが心配でした。ウィンリィたちにこの先も生きていて欲しいからこそ、エドは海外へ逃げるよう発言しました。これに対してウィンリィは、エドに活を入れるようにスパナで殴りつけ、信頼しているから力強く国を守って欲しいと言い返したのも印象的です。
エドの名言③「おまえの手は…」
おまえの手は人を殺す手じゃない 人を生かす手だ
出典: nan-blog.com
セントラルにやってきた際、ウィンリィは両親を殺害した張本人でもあるスカート初めて対峙します。その時、スカーに対して拳銃を向けて恨みを露わにすることはありながら、最終的には引き金を引けずに終わりました。その場で泣き崩れるウィンリィに対して、人殺しになってほしくないという思いから優しく諭します。エドは、かつてウィンリィがラッシュバレーで誰にも頼ることができない状況でありながら赤ん坊を取り上げた状況に立ち会っていたからこそ、このような名言が生まれました。
ウィンリィの名言
『鋼の錬金術師』に登場するウィンリィはエドの幼馴染の関係ということもあり、ハガレンファンの間では2人の間で生まれたやりとりも話題になることがあります。ここでは、ウィンリィからエドに対して向けられた名言についてチェックしてみましょう。
ウィンリィの名言①「エドが安心して…」
エドが安心して旅を続けられるように 力になれるように
出典: renote.net
ウィンリィは、ラッシュバレーでエルリック兄弟が過酷な冒険を続ける理由や覚悟を初めて知ることとなりました。幼馴染という関係もあり、当時の状況も知っていたウィンリィは、改めて2人の支えになれるよう覚悟を決めたのが印象的です。
ウィンリィの名言②「こんな背中…」
あれ……? こんな背中大きかったっけ……?
出典: honcierge.jp
ウィンリィが初めてエドに対して精神的に成長していることを意識したシーンです。今まで、エドの身体的特徴をいじるような描写はありながらも、2人の関係が進展するようなことはありませんでした。ウィンリィがエドに対して成長を意識するような名シーンのため、ハガレンファンの間でも大きく印象に残っています。
ウィンリィの名言③「それ預かっといて…」
それ預かっといて!
出典: honcierge.jp
ウィンリィが厳しい冷え込みで凍傷にならないよう、ピアスを外してエドに預けるシーンも、ハガレンファンの間では印象に残っています。何気ない発言のようにも見えますが、エドのことを信頼しているからこそ、お気に入りのピアスを躊躇なく預けることができました。このような小さな描写からも2人の関係が見えてきます。
ウィンリィの名言④「じっとしてる男なんて…」
じっとしてる男なんてつまんないじゃない
出典: renote.net
『鋼の錬金術師』最終回では、結婚の約束をしたエドが再び遠い地へ旅を始めました。思い人が再び遠くへ行ってしまうにもかかわらず、それでもエドのやりたいことを応援したい気持ちが今でも強く根付いているからこその発言です。最終回でエドが発言したプロポーズも印象的ですが、エドの根本にある考えを支援するウィンリィの発言も魅力にあふれています。
エドの過去や身長の謎を考察
『鋼の錬金術師』内では、たびたびエドの身長が低いことをいじられる描写がありました。エドの低身長は単なるギャグ要素ではなく、明確な理由があったことが明かされています。作中の描写を基にエドの過去や身長の謎、その後の身長の変化についてチェックしてみましょう。
エドの人体錬成の過去
子供ながら錬金術の才能を開花させたエルリック兄弟は、病の影響で母親を亡くしてしまいます。その母親を蘇られるために、錬金術では禁忌とされていた人体錬成に挑戦します。その結果、エドは体の一部、アルは全身を失うこととなりました。その後のエドは、弟を取り戻すためにそばにあった鎧に魂を定着させることで現世に引き戻すことに成功しています。
エドの身長が低い理由
母親の人体錬成に挑戦する際、エドとアルの血を混ぜたものを使用していたため、2人まとめて真理の扉へ向かうこととなりました。その時、一度分解されていることもあり、その過程で2人の精神も混線しています。その影響もあり、真理の扉側にあるアルの肉体に影響を供給しているせいで、エドの身長が低かったことが明かされました。
エドの身長は最終的に伸びた?
『鋼の錬金術師』最終回では、アルは無事に元の体を取り戻すことができています。その後のエドも肉体的に大きく成長し、ウィンリィと比べるとかなりの大柄になっていました。
エドとウィンリィの声優
『鋼の錬金術師』に登場するエドとウィンリィは、過去に放映されていたアニメ『鋼の錬金術師』や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に登場しています。ここでは、どのような声優が2人を演じていたのかチェックしてみましょう。
エドの声優は「朴璐美」
『鋼の錬金術師』や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に登場するエドワード・エルリックを演じているのは、声優の朴路美さんです。朴路美さんは1993年から活動している声優で、2003年にはエド役で第26回アニメグランプリの西風部門賞を受賞しています。
朴璐美のプロフィール
- 名前:朴 路美(ぱく ろみ)
- 生年月日:1972年1月22日
- 血液型:AB型
- 出身地:東京都江戸川区
- 身長:161cm
- 職業:声優、女優、歌手
- 事務所:LAL
- 配偶者:山路和弘
- デビュー年:1998年
朴璐美の主な出演作品
- ∀ガンダム:ロラン・セアック役
- デジモンアドベンチャー02:一乗寺賢 / デジモンカイザー役
- BLEACH:日番谷冬獅郎役
- NANA:大崎ナナ役
- メジャー:清水大河役
- Yes!プリキュア5GoGo!:シロップ / 甘井シロー役
- 進撃の巨人:ハンジ・ゾエ役
- 僕のヒーローアカデミア:スターアンドストライプ役
ウィンリィの声優①高本めぐみ
2009年から放映されていた『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に登場するウィンリィ・ロックベル役は、声優の高本めぐみさんが演じています。高本めぐみさんは2005年に第1回シグマ・セブン公開オーディションでグランプリを受賞したことをきっかけに声優デビューを果たしました。
高本めぐみのプロフィール
- 名前:高本めぐみ
- 生年月日:1985年10月3日
- 血液型:AB型
- 出身地:千葉県
- 身長:152.4cm
- 職業:声優
- 事務所:シグマ・セブン
- 配偶者:あり(2020年〜)
- デビュー年:2006年
高本めぐみの主な出演作品
- ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜:苺原桃子役
- WHITE ALBUM:澤倉美咲役
- SKET DANCE:丹生美森役
- 咲-Saki-:安河内美子役
- 機巧少女は傷つかない:シャルロット・ブリュー役
- 六畳間の侵略者!?:桜庭晴海役
- ヘタリア:セーシェル役
ウィンリィの声優②豊口めぐみ
2003年に放映されていたアニメ『鋼の錬金術師』に登場するウィンリィ・ロックベル役を演じているのは、声優の豊口めぐみさんです。豊口めぐみさんは1997年から活動している声優で、ラジオ番組『広井王子のマルチ天国』の火星ガールズオーディションでグランプリを獲得したことをきっかけに、ラジオで共演した千葉繁の紹介で81プロデュースに所属することになりました。
豊口めぐみのプロフィール
- 名前:豊口 めぐみ(とよぐち めぐみ)
- 生年月日:1978年1月2日
- 血液型: A型RH+
- 出身地:東京都町田市
- 職業:声優
- 事務所:81プロデュース
- 配偶者:あり
- デビュー年:1997年
豊口めぐみの主な出演作品
- 機動戦士ガンダムSEED:ミリアリア・ハウ役
- 頭文字D Fourth Stage:岩瀬恭子役
- いちご100%:西野つかさ役
- ポケットモンスター:ヒカリ役
- マクロスF:クラン・クラン役
- スイートプリキュア♪:黒川エレン / キュアビート役
- Fate/Zero:ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ役
- ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生:江ノ島盾子役
- 英雄伝説 閃の軌跡:サラ・バレスタイン役
エドとウィンリィに対する世間での評判や人気
ここで、『鋼の錬金術師』に登場するエドとウィンリィの関係に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
作中ではエドの身長の低さがいじられる描写がたくさんあったからこそ、最終回ではエドの身長がウィンリィよりも高くなっていたことに感動を覚えたハガレンファンもいるようです。身長差が完全に逆転したその後の2人の関係にも注目です。
エドがウィンリィに対して行ったプロポーズの言葉に共感するハガレンファンもいるようです。エドとウィンリィが長年築いてきた関係性だからこそ、結婚に対する考え方も多くのファンを共感させることとなりました。
最終回で、エドとウィンリィが結婚する描写があったことに、驚きを隠せなかったハガレンファンもいるようです。作中では2人の関係が変化していく描写はあれど、明確に恋愛関係に発展していく描写は数少ないものでした。だからこそ、最終回で2人が結婚する描写は多くのハガレンファンを感動させる結果となりました。
エドとウィンリィは幼馴染で最終的には結婚していた
『鋼の錬金術師』に登場するエドとウィンリィは幼馴染で、最終回では結婚していたことがわかりました。壮絶な過去を抱えていた2人だからこそ、お互いの考えを理解した上で支え合っていた関係がハガレンファンに多くの感動を与えています。『鋼の錬金術師』は、このような人間関係の描写をチェックするのも楽しみ方の一つです。作品を読み返す場合、エドやウィンリィ以外に登場するキャラクターたちの人間関係もチェックしてみてください。
この記事のライター
桜井紅茶
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