【ゴールデンカムイ】杉元佐一の声優は小林親弘！代表作や交代説を調査

杉元佐一（すぎもとさいち）とは、ゴールデンカムイの主人公です。名前の由来は、作者の野田サトルの曾祖父である「杉元佐一」さんで、第七師団歩兵27連隊乗馬隊に所属しており、実際に日露戦争に出征していたようです。身体能力のモデルは、不死身の分隊長と呼ばれていた旧日本軍の「舩坂弘」で、ゴールデンカムイの杉元佐一のように驚異的な回復力を持っていたそうです。

杉元佐一は、日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれていた程、生命力の強いキャラクターです。敵意を向けてくる人間は容赦なく殺しますが、可愛い動物や子供等に対しては優しい性格をしています。顔に大きな傷が付く前は、美形だったようです。

ゴールデンカムイは、週刊ヤングジャンプで2014年38号から2022年22・23合併号まで、作者の野田サトルにより連載されていた漫画です。明治時代末期の北海道を舞台にしていて、アイヌ民族の狩猟や食生活を忠実に描写し、話題になりました。TVアニメは2018年4月から始まり、第4期を2022年10月から放送しています。アイヌが隠した金塊を命がけで奪い合う、サバイバルバトルストーリーです。

主人公の杉元佐一は、 戦争で死んでしまった親友・剣持寅次（けんもちとらじ）の妻の目の治療費を稼ぐ為に、ゴールドラッシュにわく北海道を訪れました。そこで莫大な金塊の話を聞いて、アイヌ民族の少女アシㇼパと共に、ライバル達と死闘や心理戦を繰り広げながら、必死に金塊を探す物語です。

不死身と言われる杉元佐一の声優は小林親弘（こばやしちかひろ）ですが、変更した？という噂がネットでささやかれていたようです。アニメは第4期の放送が始まっていますが、本当に変更した事実があるのかどうかを考察していきましょう。

結論から言って、杉元佐一の声優は変更されていませんでした。TVアニメの第4期の制作会社が、第3期までの制作会社から変更されたので、声優の変更も心配された為、検索履歴に上がったようです。

声優である小林親弘の声は、ハイバリトンに分類されています。趣味は映画観賞と読書で、どちらも幅広い分野を鑑賞しているそうです。時代劇にも出演出来るように乗馬スクールに通い、乗馬4級を取得しています。室内犬のチワワとミニチュアピンシャーのミックスを飼っていて、上野動物園の年間パスポートを持っている程の動物好きです。声優の津田健次郎とは、映画や演技論の話が合うようで、プライベートでも親しくしています。

小林親弘は大学時代に演劇サークルに入り、大道具を担当していましたが、役者が足りず出演する事になり、舞台に上がりました。それからは大学の演劇サークルと共に、社会人劇団にも参加して芝居に夢中になったそうです。円演劇研究所に入所する為、1年だけ就職して資金を稼いでから上京しました。韓国ドラマの吹き替えが初めての声の仕事になり、アニメのアフレコに戸惑いながらも、杉元佐一のオーディションに合格して、人生が変わったと言っています。

現在のところ、小林親弘に彼女がいるという噂や、結婚しているという話はありません。俳優としてルックスも良い彼ですが、20代の頃はかなり奥手で潔癖だったそうなので、今も彼女がいないのだろうと噂されています。しかし年齢的には結婚していてもおかしくはないので、実は既婚者だった、という話があるかもしれません。

小林親弘は俳優から吹き替えを経験して、最近ではアニメのキャラを担当する事が多くなっています。アニメのアフレコに慣れるまでは戸惑いもあったようですが、その自然な演技はとても好評で、声優の大塚明夫にも褒められたそうです。杉元佐一や、他のアニメのキャラクターも人気があります。アニメの声優に慣れてきたので演技が変化した事を、声優が変更したと思ったファンがいたのかもしれません。

アニメ鬼滅の刃では、主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）が鬼殺隊士の最終選別試験を受けた際に遭遇した、名前の出ない鬼の声を担当していました。出演した声優の名前の中に、小林親弘を見つけて驚いたファンもいたようです。

杉本佐一の声優が出演した代表的なアニメ作品と、担当したキャラを紹介していきます。狼のキャラが多いと話題になっていますが、人間のキャラの演技も好評です。

ランガ（嵐牙）は牙狼族のボスの息子ですが、牙狼族がゴブリンの村に攻め込んだ時に、主人公リムルにボスが殺されたので、一族のボスとなりました。強い者に従うという風習なので、リムルの配下となり嵐の牙で「ランガ」という名前を付けてもらい、テンペストウルフ（嵐牙狼）族に進化します。いつも大好きなリムルの影の中にいて、リムルを守っている側近です。

「BEASTARS」は、全寮制のチェリートン学園へ通う動物達を擬人化した漫画です。主人公のレゴシは、高等部2年生のハイイロオオカミで、大人しい性格をしており、演劇部の照明を担当しています。肉食獣と草食獣が一緒に生活している中で、高等部3年生のハルというドワーフウサギに出会い恋をして、肉食獣の本能に悩みますが、草食獣を守る為に強くなろうと思っています。

魚住陸生は一人暮らしで、大学を卒業しても就職せずにコンビニでバイトをしていました。片思いをしている女性がいますが、友達でいたいと言われてしまい、他の女性から猛烈なアプローチを受けています。カメラが好きで、後に写真スタジオに就職します。「イエスタデイをうたって」は、魚住陸生とその周りの人間達の恋模様を描いた作品です。

福田達也は、サッカーのエスペリオンユースの監督で、「アオアシ」主人公のアシトを見出した人物で、アシトと同じ愛媛県の出身です。日本代表のサッカー選手で、23歳の頃にはスペインで活躍していましたが、大怪我をして引退しました。飄々（ひょうひょう）としていますが、監督としても素晴らしい指導力があります。

「魔王城でおやすみ」は、魔王城に捕らわれたスヤリス姫が、安眠する為に魔族達を巻き込んで行くファンタジーコメディです。レッドシベリアン・改は、魔王に拾われた飼い犬でしたが、魔王の魔力の影響でシベリアンハスキーと人間のハーフのような姿になりました。規律を重んじる性格なので、問題を起こすスヤリス姫や粗相をした魔物達に説教をします。

不死身の異名を持つ杉元佐一の名言を紹介していきましょう。かっこいい名言から、恋愛に関する名言もあるようです。

大怪我をしても生き残る杉元佐一は、不死身の杉元と呼ばれています。日露戦争の際に、203高地での戦いを生き抜いた時についた異名です。厳しい戦闘中には、自分でも「不死身」だと叫びながら本当に生き残るので、周りの人達に不死身の印象を与えています。

第七師団の尾形に初めて会った時に、金塊探しがどれだけ危険か分かっていないと言われて、杉元佐一が返した名言です。戦死した親友・寅次の妻である、梅子の目の病気を治してあげる為に、金塊を探しています。杉元は梅子と幼なじみで相思相愛の仲でしたが、家族が結核にかかった為、病気をうつさない為にも、村を出る時に別れました。

戦闘をしている時の杉元佐一からは想像もつかないような、乙女のような瞳でアシㇼパさんに言った名言です。アシㇼパさんが、アイヌ神話の恋の話を始めた時に、杉元の乙女な部分が現れて可愛いとファンから評判でした。

杉元佐一役の小林親弘と、尾形役の津田健次郎は親しくしていて、外見もかっこいいと人気があります。二人のインタビューに感動して、SNSに投稿したファンも多かったようです。

杉元佐一の声優に、小林親弘はピッタリだという意見がとても多く、アニメでも人気が高まりました。小林親弘の声を聴く為に観たアニメがある、というファンがいる程です。自然体の演技と、コメディの演技にも定評があるようです。

杉元佐一の声優として、小林親弘以外は考えられないというファンも多い中で、ゴールデンカムイの実写化が決定しました。小林親弘はルックスが良く俳優でもあるので、実写化されても杉元佐一役は小林親弘に演じて欲しいというリクエストもあります。

ゴールデンカムイは漫画でも人気がありましたが、アニメ化してからはもっと人気が高まりました。杉元佐一の声優としてブレイクした小林親弘は、この役が似合っていると大好評です。アニメの第4期も、声優の変更はなく始まったばかりなので、これからの小林親弘の演技にも期待していきましょう。