【銀魂】強さランキングTOP10!一位はやはり?
SFギャグ・コメディ漫画『銀魂』には強いキャラクターがたくさんいます。主人公の坂田銀時も強いですが、最強ではありません。そこで『銀魂』の登場キャラの強さをランキング化しました。この記事ではキャラの強さランキングと読者からの評判をまとめています。
目次
- 【銀魂】キャラ強さランキングTOP10を徹底調査
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング10位:泥水次郎長
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング9位:高杉晋助
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング8位:阿伏兎
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング7位:神楽
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング6位:坂田銀時
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング5位:鳳仙
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング4位:神威
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング3位:星海坊主(神晃)
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング2位:江華
- 【銀魂】キャラ強さラナンキング1位:吉田松陽(虚)
- 【銀魂】もしも強さ上位のキャラが存在したら
- 【銀魂】それぞれのキャラの強さが物語を作り出す
【銀魂】キャラ強さランキングTOP10を徹底調査
『銀魂』はSFギャグ・コメディ漫画ですが、バトルシーンもたくさんあります。そのため、たくさんの強いキャラが登場します。ここでは『銀魂』の強いキャラを紹介する前に、まずは『銀魂』がどんなストーリーなのかおさらいしていきます。
漫画『銀魂』のあらすじ
『銀魂』は宇宙人と地球人が共存している江戸末期が舞台です。江戸は天導衆という者たちに支配されており、侍達は抑圧されていました。そんな江戸のかぶき町で「万事屋銀ちゃん」を経営する侍の坂田銀時が主人公です。坂田銀時と従業員の志村新八・神楽を中心にストーリーが展開し、様々な騒動に巻き込まれていく物語です。
漫画『銀魂』に登場するキャラの強さにも注目が
『銀魂』の主人公の坂田銀時は、10代の頃に攘夷戦争で活躍していたほどの強さがあります。強いのは坂田銀時だけでなく、宇宙最強クラスの三大傭兵部族も登場します。ここからは誰が一番強いのか、キャラの強さランキングトップ10を紹介していきます。
【銀魂】キャラ強さラナンキング10位:泥水次郎長
『銀魂』キャラの強さランキング10位にランクインしたのは、泥水次郎長です。泥水次郎長は黒駒勝男が登場した時にその存在だけは描かれていましたが、メインで登場したのはかぶき町四天王篇でした。
泥水次郎長とは
泥水次郎長とは、かぶき町のヤクザ「溝鼠組」を率いている組長で、かぶき町四天王の一人です。椿平子という一人娘がいます。お登勢と夫の寺田辰五郎とは馴染みで、昔はお登勢に片思いしていました。
情に厚い性格をしていましたが、寺田辰五郎が死亡してからはかぶき町とお登勢を守るために手段を選ばなくなります。その結果、椿平子のことをないがしろにしてしまいました。かぶき町四天王篇の終盤で椿平子と和解し、その後現役から退いて二人で旅を続けています。
泥水次郎長の強さ
泥水次郎長は、20年前に第一次攘夷戦争に参加し、終戦まで生き残った人物です。第一次攘夷戦争に参加したのは泥水次郎長だけでなく、寺田辰五郎や西郷特盛もいます。西郷特盛のような「白ふんの西郷」という通り名はないものの、黒駒勝男からは「黄金時代は敵無し」と評価されるほどの強さがあります。
また、泥水次郎長に勝てたのは寺田辰五郎だけだったといわれています。かぶき町四天王篇では最終的に坂田銀時に負けてしまったものの、一度退けています。そのため、黄金時代は坂田銀時以上の強さがあったのではないかといわれています。そもそも、ギャグ要素が全くない『銀魂』では珍しいキャラでもあります。
泥水次郎長の世間での評判や人気
泥水次郎長はの戦闘シーンはかっこいいと人気で、特にかぶき町四天王篇で坂田銀時と再戦するシーンと、銀丿魂篇で共闘するシーンが人気です。かぶき町四天王篇での戦いを見た人の多くが、「銀丿魂篇の二人の共闘はアツい」とコメントしていました。二人の強さを再確認できるシーンでもあります。
【銀魂】キャラ強さラナンキング9位:高杉晋助
『銀魂』キャラの強さランキング9位にランクインしたのは高杉晋助です。高杉晋助は、31話の短編で初登場し、紅桜篇から本格的に物語に関わるようになりました。劇中では坂田銀時と戦うシーンもあります。
高杉晋助とは
高杉晋助は鬼兵隊という過激派攘夷集団を率いています。劇中では春雨と手を組み、討幕を目論んでいました。坂田銀時や穏健派の桂小太郎とは争うこともありますが、二人は同門出身で第二次攘夷戦争にも一緒に参加しました。第二次攘夷戦争では左目を失明しており、吉田松陽の処刑以降左目には包帯を巻いています。
高杉晋助の強さ
高杉晋助は討幕のためなら手段を選ばないタイプです。直接手を下すことなく、転覆を目論む伊東鴨太郎や一橋喜喜に裏で協力することもあります。このように、見えないところで手を回してくるところが厄介な人物です。高杉晋助の戦闘の強さは、第二次攘夷戦争時代が描かれた時の仲間達の発言で分かります。
仲間は前線で怖気づかずに戦う坂田銀時と高杉晋助を高く評価しており、どちらが一番強いかという話で盛り上がっていました。また、坂田銀時とは松下村塾に通っていた頃から腕試しをしています。最初は戦場で育った坂田銀時に敵いませんでしたが、現在ではほぼ同等の強さがあります。
烙陽決戦篇では、奈落の手の者達をほぼ丸腰の状態で迎え撃つなどその強さを見せつけました。朧との戦いでは追い込まれるものの、なんとか勝利して朧の血を摂取しました。それから半不死の能力を得ました。
高杉晋助の世間での評判や人気
高杉晋助は『銀魂』の登場キャラクターの中でも人気があります。高杉晋助が朧に刺されて昏睡状態になった時には、安否が心配で食事ものどを通らなかったというファンもいました。『銀魂』は物語の後半になるにつれて戦いが激化し、高杉晋助も前線で戦うようになるので読んでいてハラハラしたという声もありました。
【銀魂】キャラ強さラナンキング8位:阿伏兎
『銀魂』キャラの強さランキング8位にランクインしたのは阿伏兎です。阿伏兎は春雨の第七師団の副団長です。吉原炎上篇で初登場してから度々神威と共に登場しています。主に吉原炎上篇と烙陽決戦篇で戦闘シーンが描かれています。
阿伏兎とは
阿伏兎は、まだ神威が春雨に入る前から第七師団に所属している古参の夜兎族です。他の夜兎族とは違い、共食いを嫌っています。そのため、劇中では夜兎族同士の戦いを度々仲介しようとしたり、敵である神楽と新八を救うシーンもありました。春雨の中では比較的常識的で情に厚い人物で、粛清覚悟で神威に物申す事ができる人物でもあります。
阿伏兎の強さ
阿伏兎は吉原炎上篇で初めて戦闘シーンが描かれました。晴太を奪還しようと忍び込んだ神楽や新八と戦うことになります。同じ夜兎族とはいえ、戦闘に慣れていない神楽との差は歴然で、助けに入った新八も全く手出しができませんでした。追い詰められた神楽は、夜兎族の血に支配されてしまいます。
阿伏兎は正気を失って戦い続ける神楽を相手にしても、喋り続けることができるほどの余裕がありました。またこの時の阿伏兎は神楽に神威を重ねており、本気を出してさえいませんでした。阿伏兎と神威の過去篇では、二人が戦うシーンが描かれています。
実は神威が春雨に入るきっかけを作ったのが阿伏兎で、当時の神威の実力では阿伏兎に敵いませんでした。また鳳仙に殴られそうになる神威を庇って殴られても平気そうにしていることから、フィジカルがとても強いことが分かります。そして烙陽決戦篇では、夜兎の血に支配された神威を止めるために、戦いました。
暴走した神威を止めるのは阿伏兎でも困難で、途中で神楽が加勢しなければ死んでいたかもしれません。このことから、神威が成長した現段階では神威の方が強いと考えられます。
阿伏兎の世間での評判や人気
吉原炎上篇で描かれた戦闘シーンを見て、阿伏兎の強さに驚いている読者がたくさんいました。実際に戦った神楽も、阿伏兎が去った後に「もっと強くなりたい」と泣いてしまうほどでした。また読者の間では、阿伏兎は神威にとって、父親以外で初めて強いと思った人物だったのではないかと考察されていました。
【銀魂】キャラ強さラナンキング7位:神楽
『銀魂』キャラの強さランキング7位にランクインしたのは神楽です。神楽は万事屋の一員です。『銀魂』の3話で、坂田銀時が乗っていたバイクに轢かれてもケロッとしている怪力少女として登場しました。
神楽とは
神楽は三大傭兵部族の夜兎族です。エイリアンハンターの星海坊主の娘で、春雨第七師団団長の神威は実の兄です。まだ14歳の女の子ですが、二人乗りしているバイクを片手で止めるほどの力があります。まだ赤子だった時点で星海坊主に蹴りを入れるなど、戦闘には優れた才能を持っています。
神楽は地球に一人で来て、坂田銀時と志村新八に出会いました。その後は、故郷に帰るための費用を稼ぐために、坂田銀時のもとで働きながら万事屋の押入れに住み着いています。星海坊主篇で一度帰ることになったものの、地球に残ることを選びました。
神楽の強さ
神楽は万事屋の戦闘要員でもあります。むやみに戦ったりはしませんが、大切なものを守ったり、止めたりする時に戦います。沖田総悟とは犬猿の中でよく喧嘩はしているものの、本気で戦ってはいません。そもそも、神楽の戦闘力は人並み外れているので、普通の地球人ではまず相手にはなりません。
本気の戦いを見せたのは吉原炎上篇で阿伏兎を相手にした時と、星海坊主と神威の親子喧嘩を止めた時です。阿伏兎と戦った時には手も足も出ませんでした。いくら戦闘能力が高いとはいえ、数々の戦場を渡り歩いてきた阿伏兎とは経験の差がありました。
夜兎の本能のままに戦って阿伏兎を追い詰めたものの、勝敗はつかずむしろ助けられる結果となってしまいます。そしてこの戦いが神楽が強くなりたいと思ったきっかけになりました。
神楽と神威の戦いは、最初は神威が圧倒していたものの、烙陽決戦篇では兄と戦う決心をした神楽が対等に戦うシーンもありました。その2年後には神威が神楽に修行につき、体を若返らせたり老けさせたりできる術が使えるようになり、さらに強くなりました。
神楽の世間での評判や人気
烙陽決戦篇では坂田銀時に追い詰められた神威が理性を失い、夜兎の本能で戦うシーンがありました。神楽は大切なものを神威に奪わせないために、すでに重症でありながらも神威と戦いました。そのため神威が理性を取り戻し、戦うことをやめた瞬間にホッとした読者も多かったようです。神楽と神威の戦闘シーンはファンからも人気です。
【銀魂】キャラ強さラナンキング6位:坂田銀時
『銀魂』キャラの強さランキング6位にランクインしたのは、坂田銀時です。坂田銀時は物語開始時点ですでに強く、空に浮かぶ船を木刀一本で潰したりしていました。ただ物語序盤ではなぜそんなに強いのか明らかになっておらず、ストーリーが進むにつれて過去が明らかになります。
坂田銀時とは
坂田銀時は「万事屋銀ちゃん」を経営しているなんでも屋の店主です。いつもはやる気がなさそうにしていますが、放っておけない性格をしているため、なんだかんだ依頼を引き受けます。かぶき町では顔が広く、その人柄が慕われています。
昔は第二次攘夷戦争に参加していた攘夷志士でしたが、現在はただの万事屋です。ちなみに真選組には元攘夷志士であることを知られていますが、過去や桂小太郎と交流があることについては黙認されています。
坂田銀時の強さ
坂田銀時幼少期は、明確には描かれていませんが壮絶だったようで、戦場に横たわる死体の装備品を奪って生活していました。すでにこの頃から強かったのですが、吉田松陽に拾われてから本格的に剣術を学ぶようになりました。そして高杉晋助や桂小太郎と出会い、切磋琢磨しながら松下村塾で学びます。
しかし第二次攘夷戦争勃発前に、吉田松陽が幕府に捕らえられてしまいました。吉田松陽を取り戻すために坂田銀時は仲間と共に第二次攘夷戦争に参加します。第二次攘夷戦争では攘夷四天王の一人で、「白夜叉」と呼ばれるほどの強さを見せつけています。「白夜叉」という通り名は真選組の土方十四郎も知っているほどで、この時まだ17歳でした。
攘夷戦争時代は高杉晋助が率いる鬼兵隊が道を作り、坂田銀時が特攻隊長のように前線で戦っていたようです。そのため仲間達からの評価も高く、攘夷四天王の中では一番強いのではないかと噂されるほどでした。また桂小太郎と二人で大群に囲まれた時も生き残ることができました。
夜兎族のような特別な戦闘力はなく、戦いで追い詰められて瀕死状態になることもあるのですが、ここぞというところで底力を発揮するタイプです。また坂田銀時の戦い方の特徴は、一人では戦っていないところです。志村新八など回りの人たちに助けられながら剣を振るいます。
坂田銀時の世間での評判や人気
坂田銀時の年齢は『銀魂』完結後に公表され、話題になりました。これにより攘夷戦争時代が17歳、物語開始時点で27歳、最終話では29歳だったことが判明しました。坂田銀時は強いもののどこか抜けていて、カラクリの坂田金時のような完璧な人物ではありません。
しかしそんな未完成なところが魅力的だといわれています。そのため、27歳という絶妙な年齢に納得した方も多いようです。また年齢公開により、ファンの間では完結後もさまざま考察がされるようになりました。
【銀魂】キャラ強さラナンキング5位:鳳仙
『銀魂』キャラの強さランキング5位にランクインしたのは鳳仙です。鳳仙は吉原炎上篇に登場しました。吉原の夜王として君臨している人物です。
鳳仙とは
鳳仙は春雨の第七師団を発足した人物で、第七師団団長でもありました。初登場時はすでに団長を引退して春雨の幹部を務めており、また吉原桃源郷の楼主として吉原を牛耳っていました。
鳳仙の強さ
鳳仙が現役の時は神威を育て、現役引退後もまだ神威を退けるほどの強さがありました。昔は星海坊主とも戦ったことがありますが、星海坊主が途中でトイレに行きたくなってしまったため、この時は決着がつきませんでした。吉原炎上篇では、坂田銀時だけでなく月詠率いる百華を一人で相手にしました。
坂田銀時は反撃の隙を与えず攻撃し、百華もそれに続いて大量のクナイを投げました。それでも鳳仙は立ち上がります。しかしそんな戦いの決着をつけたのは日光でした。鳳仙は夜兎族の中でも特に日の光に弱く、それが弱点だったのです。このような弱点はあるものの、鳳仙は現役引退後でも圧倒的な強さを見せました。
鳳仙の世間での評判や人気
吉原炎上篇の坂田銀時と鳳仙の戦闘シーンはとても人気です。坂田銀時の侍魂を感じさせるような戦いと、戦いの後の鳳仙と日輪のやり取りが好評です。特に鳳仙と日輪の言葉は泣けるといわれています。
【銀魂】キャラ強さラナンキング4位:神威
『銀魂』キャラの強さランキング4位にランクインしたのは神威です。神威は春雨第七師団団長を務めています。父親譲りの戦闘センスは味方である春雨の幹部からも危険視されていました。
神威とは
神威は神楽の兄で、星海坊主と江華の息子です。春雨で元第七師団団長を務めていた鳳仙の弟子でもあります。愛想は良いですがサイコパス気質で戦闘本能の塊とも言われています。しかし昔は母や妹想いで、神楽が生まれた時に江華が体調を崩したため、神楽の面倒はよく神威が見ていました。
自分も何か母の力になれないかと思っていましたが、なんとかすると言う父の言葉を信じていました。しかし神威はある時、江華の病気が母星から連れ出したことが原因であることを知りました。この時から歯車は狂いはじめ、母が死んだのは父のせいだと考えるようになりました。
神威の強さ
神威は幼い頃からその強さで、自分達をからかう近所の悪党を懲らしめていました。しかし本当に強くなろうと思ったのは、阿伏兎や鳳仙に出会ってからです。最初に鳳仙と戦った時は、動きについていくことができず、阿伏兎に庇われていました。
その後春雨に乗って江華を母星に連れて行こうと考えますが、星海坊主相手に「親殺し」を行い返り討ちにあってしまいます。この時星海坊主の左腕を奪いましたが、そもそも星海坊主は全く戦うつもりがありませんでした。こうして家に戻れなくなった神威は、そのまま春雨に乗って鳳仙の弟子になります。
将軍暗殺篇では沖田総悟と戦いになり、圧倒的な戦闘力によって追い詰めますが、決着がつく前に戦いが中断します。烙陽決戦篇では思いがけないところで星海坊主と再会します。神威は星海坊主に本気を出させるために神楽を殺そうとしたものの、神楽から反撃を受けてしまいます。戦いにおいてはかなり強い人物ですが、神楽よりも子供っぽい思考が目立ちます。
神威の世間での評判や人気
神威は厄介な敵でしたが、嫌いになれないという声がありました。烙陽決戦篇では神楽と壮絶な死闘を繰り広げましたが、なんだかんだいって神楽を放っておけないようです。烙陽決戦篇後は、神楽の修行に付き合っていたところも神威らしいといわれています。
【銀魂】キャラ強さラナンキング3位:星海坊主(神晃)
『銀魂』キャラの強さランキング3位にランクインしたのは星海坊主(神晃)です。星海坊主は星海坊主篇で初登場した宇宙最強のエイリアンハンターで、坂田銀時が全く太刀打ちできないほどの桁外れの強さがあります。
星海坊主(神晃)とは
星海坊主は通り名で本名は神晃といいます。星海坊主は、旅の途中ではぐれた神楽を探しに地球へ来た時に登場しました。神楽のことを大事に思っており、彼氏ができた時には万事屋に電柱を投げて建物を破壊するほど動揺しました。基本的に妻の江華には弱く、宇宙最強といわれている星海坊主でも尻に敷かれていました。
星海坊主(神晃)の強さ
星海坊主は宇宙最強といわれるほどの強さがあります。夜兎族は日の光に弱いのですが、たいていの敵は傘を片手に持ちながらでも倒すことができます。烙陽決戦篇では虚と戦い、何度も致命傷を負わせました。しかし虚は不死者なので傷はすぐに治癒してしまいます。
そこで星海坊主は自分を囮にして接近し、虚の体にアルタナの結晶石を仕込みました。虚は死んだかに思われましたが、切り落とした虚の腕から再生して星海坊主を戦闘不能にまで追い詰めました。虚には負けてしまいましたが両腕を切断されて脇腹を斬られた状態でも生き残り、銀丿魂篇では味方として活躍しました。
星海坊主(神晃)の世間での評判や人気
星海坊主が初めて登場する星海坊主篇は、読者からも人気が高いストーリーの一つです。万事屋と神楽の絆が感じられるだけでなく、星海坊主の娘を想う気持ちも描かれています。最後の坂田銀時と星海坊主とのやり取りには、泣いた方も多いようです。
【銀魂】キャラ強さラナンキング2位:江華
『銀魂』キャラの強さランキング2位にランクインしたのは江華です。江華はかつて死の星といわれる星で、一人で惑星寄生種オロチと戦い続けていた女性です。物語開始時点ですでに死亡していましたが、夜兎族の中でもトップクラスの強さがあります。
江華とは
江華は神楽と神威の母親で、星海坊主の妻です。星海坊主とは夜兎族の母星・徨安で出会いました。星海坊主が江華と出会った頃は、無表情で冷淡な女性でした。しかし、神楽の記憶の中ではとても優しい母親で、常に床に伏せていました。神楽や神威の回想シーンではとても強いとは思えませんが、実は体が弱っていたのです。
江華はただの夜兎族ではありません。そもそも夜兎族の母星は戦争のせいで毒にまみれ、とても住めるようなところではありませんでした。現在の夜兎族が星を転々としているのもそれが理由です。しかしそんな環境に対応した者たちがおり、その末裔が江華でした。
そんな環境で生きてきた江華は、徨安のアルタナを摂取しなければ生きることができないという変異体でもありました。そのため「星と共に死ぬ一族」ともいわれていました。星海坊主と結婚したことで徨安を離れた江華は、やがて戦うどころか寝込んでしまうほど弱ってしまったのです。
江華の強さ
徨安にいた頃の江華の強さは、星海坊主の過去で判明します。江華は人が住めるような星ではない徨安星で、暴走するオロチと三日三晩戦い続けて59本も倒しています。海坊主と江華のどちらが強いのかは、本気で戦っていないので明確には分かりません。ただ、口説き続ける星海坊主を何度もあしらっています。
また江華は徨安のアルタナを食えば、食べ物や飲み物を摂取しなくても生きることができる不死者です。その上夜兎の強さがあるので、枯れた星である徨安で長期戦になれば必ず江華が勝利します。実際に星海坊主が江華を探して12日間さまよった時は、体力を消耗して倒れてしまいました。
また星海坊主との結婚後、まだ元気だった頃は星海坊主を尻に敷いていたようです。『銀魂』では、包丁やフライパンなどを投げつけて怒る江華から慌てて逃げる星海坊主と神威が描かれていました。本格的に体調が悪くなったのは、神楽が生まれてからです。それまでは星海坊主でもかなわないほどの、肝っ玉母さんだったようです。
江華の世間での評判や人気
『銀魂』の烙陽決戦篇では、江華について詳しく描かれました。感想の中には、命がすり減ってでも家族と一緒に居たいという江華の想いに感動したという声が多数ありました。そんな江華の家族への想いを一番引き継いでいたのが神楽でした。また、江華の死を巡って争う神楽・神威・星海坊主の戦いも見どころです。
【銀魂】キャラ強さラナンキング1位:吉田松陽(虚)
『銀魂』キャラの強さランキング1位にランクインしたのは、吉田松陽(虚)です。吉田松陽は名前だけ何度も出ていましたが、その正体が明らかになったのは烙陽決戦篇でした。
吉田松陽(虚)とは
吉田松陽は松下村塾で子供達に勉強を教えていた人物です。物語開始時点ではすでに故人で、坂田銀時・桂小太郎・高杉晋助の師でもありました。また、松下村塾を立ち上げる前に朧を育てており、獄中に居た頃には今井信女に読み書きを教えていました。吉田松陽はとても優しい性格をしており、貧しい子供達にも手を差し伸べる人格者です。
しかし虚の人格になると、その性格は一変して残忍になってしまいます。なぜなら虚は不死者であるがゆえに、昔から迫害され続け、苦しい目にあってきました。そんな苦しみから逃れるために、アルタナを暴走させて地球ごと滅ぼそうとしました。
吉田松陽(虚)の強さ
吉田松陽の異常な強さは坂田銀時達の過去で明らかになります。高杉晋助と桂小太郎はたまたま吉田松陽と出会うのですが、その時吉田松陽は高杉晋助達に絡んできた男の子をゲンコツ一発で地面にめり込ませました。この強さを目の当たりにしたことで、高杉晋助は松下村塾へ道場破りをしに行くようになりました。
そして虚の人格では暗殺集団である天照院奈落を率いていました。奈落は天導衆直属の部隊ですが、天人が攻めてくる前からある暗殺集団です。虚は不死者なので普通に殺しても死なず、500年生き続けています。朧が首領を継ぐまでは、死んだふりをして気づかれないように何代にも渡って首領を務めてきました。
元々は奈落が不死である虚の体を調べようとしていましたが、虚はいつの間にか奈落の首領となり天導衆の一角になっていました。虚はたしかに戦闘も強いのですが、なによりも不死者であるところが厄介です。実際に星海坊主と戦った時には、純粋な戦闘力では星海坊主が勝っていました。
星海坊主との戦いでは何度も致命傷を負っています。しかし首を斬られたとしても不死者である虚は死にませんでした。そこで星海坊主は母星のアルタナ結晶石を使って虚の体を破壊します。虚は地球のアルタナを摂取して不死者となっているので、他の星のアルタナを摂取すると死亡してしまうのです。
しかし体を破壊しても虚は再生することができました。なぜなら、虚は戦闘中に腕を斬られた時に、その斬られた腕に力のすべてを移動させていたからです。体の大半を失った状態でも、力を移動させていれば問題なく再生できます。虚は隙をついて背後から攻撃し、星海坊主に致命傷を与えて勝利しました。
吉田松陽(虚)の世間での評判や人気
吉田松陽は男性ファンも多いキャラクターです。普段はやさしく時に厳しいところや、強い精神を持っているところは多くの人が憧れています。また虚は怖いけど吉田松陽は学校の先生になってほしいという声もありました。ただ坂田銀時の師がここまで強いとは思わず、驚いている方もいました。
【銀魂】もしも強さ上位のキャラが存在したら
ここでは、強さ上位のキャラの星海坊主・江華・吉田松陽の三人が令和に存在した場合を仮定して考察をまとめています。
星海坊主(神晃)が令和に存在したら
もしも星海坊主が令和に存在したら、戦争のない日本では活躍することはないかもしれません。ただ『銀魂』と同じ世界だったら、天人が暴れた時には戦ってくれるはずです。もし地球人として日本で暮らしている場合は、身体能力を活かせる自衛隊などの教官になっていると考えられます。
江華が令和に存在したら
もしも江華が令和に存在したら、現代でも良い母親になっていると考えられます。『銀魂』と同じ世界なら、科学が発達して母星にいなくてもアルタナの影響を受けずに暮らすことができ、長生きする可能性もあります。また江華はとても強い人物ですが、結婚すれば子供達を優先して戦場を離れると考えられます。
吉田松陽(虚)が令和に存在したら
もしも吉田松陽(虚)が令和に存在したら、情報社会で不死であることを隠すのが大変になると考えられます。顔をマスクで隠すだけではすぐに身バレしてしまう可能性があります。
とはいえ不死の能力があってもなくても、吉田松陽の人格なら低所得者向けの塾を経営しているはずです。ただ虚の場合は、自分の血を分けた半不死の人間を大量に作って良からぬことを考えるかもしれません。
【銀魂】それぞれのキャラの強さが物語を作り出す
『銀魂』は強いキャラを主人公の坂田銀時が倒すという単純な物語ではありません。たとえ敵でも、そのキャラの人生が濃く描かれています。登場キャラそれぞれに魅力があり、主人公が最強ではないところも、他の漫画とは違って『銀魂』らしいといわれています。このようなところが、『銀魂』の物語を面白くしていると評価されていました。
この記事のライター
rg4yd
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