【ドラゴンボール】ターブルはベジータの弟！登場回や強さについて解説

『ドラゴンボール』に登場するターブルは、ベジータの弟です。しかしターブルは原作にもテレビアニメにも登場していないので、その存在を知らない方も多いでしょう。ベジータの弟ですから、当然ターブルはサイヤ人です。しかもベジータの弟となれば、どれほどの強さなのかも気になります。『ドラゴンボール』の作品を紹介すると共に、ターブルの特徴などについて考察していきます。

『ドラゴンボール』のターブルは、ベジータの弟です。しかしターブルは家族と一緒に暮らすことなく、父により他の惑星に追いやられてしまいます。そのためベジータと一緒に過ごす時間が少なく、関わりはほとんどありません。ベジータも弟のことはあまり気にしなかったようです。

『ドラゴンボール』のターブルとベジータが生まれた星は、「惑星ベジータ」です。この星は元々は「プラント」という名前で、ツフル人が住んでいました。しかしサイヤ人により滅ぼされてしまい、プラントはサイヤ人の星になりました。ところがこの惑星ベジータもフリーザからの攻撃により、消滅してしまいます。ベジータはこの時に惑星ベジータにいなかったため、巻き込まれずに済みました。

『ドラゴンボール』のターブルとベジータの父親の名前はベジータ三世で、惑星ベジータの王です。サイヤ人にしては珍しい茶髪で、頭の切れる人物です。戦闘力は高く相当な強さでしたが、幼少期のベジータはすでに父親を超える強さでした。ベジータ三世はフリーザと戦いましたが呆気なく敗れ、死亡しました。原作ではベジータやフリーザの会話に出てくる程度でしたが、アニメではしっかりと登場しています。

『ドラゴンボール』の原作は鳥山明で、「週刊少年ジャンプ」にて1984年から1995年まで連載されました。1986年から1996年までアニメ放送もされました。『ドラゴンボール』は日本の漫画、アニメを代表する作品で、日本だけではなく、世界中で愛されている作品です。

『ドラゴンボール』の主人公の孫悟空の元に、ブルマという少女が訪ねてきます。ブルマは７つあるドラゴンボールを探しており、悟空がその1つを持っていたのです。ドラゴンボールは７つ集めると神龍（シェンロン）が現れ、願いを1つ叶えてくれると言います。悟空はブルマと共に、ドラゴンボールを探す旅に出ます。悟空はかけがえのない仲間に出会い、強敵と戦い、強くなっていきます。

『ドラゴンボール』のターブルは、いつ登場したのでしょうか。実はターブルには衝撃の事実がありました。すでに結婚しており、嫁もターブルと一緒に登場しています。ここからはターブルの特徴や嫁について解説していきます。

『ドラゴンボール』のターブルは、原作には登場しません。アニメのオリジナルキャラクターとなります。しかしターブルが登場したのはテレビアニメではなく、「ジャンプスーパーアニメツアー08」というイベントで上映されたオリジナルアニメです。このアニメを観た方は、ベジータの弟が存在したことに衝撃を受けたことでしょう。アニメのタイトルは「ドラゴンボール オッス！帰ってきた孫悟空と仲間たち！！」です。

『ドラゴンボール』に登場するサイヤ人は戦闘民族なので、生まれた時から凶暴な性格です。戦うことを好み、冷酷な面もあります。しかしターブルには、そんな性格は当てはまらないようです。凶暴な面は見当たらず、会話も敬語ですし、むしろ優しい印象を受けます。外見は兄のベジータにそっくりですが、性格は正反対のようです。

『ドラゴンボール』のターブルには、嫁がいます。その事実にベジータも驚いていました。ターブルの嫁は「グレ」といい、サイヤ人ではなく、別の惑星の出身です。外見もターブルとはかけ離れています。ターブルの嫁であるグレは、義兄となるベジータに丁寧にお辞儀をし、ベジータは動揺を隠せませんでした。

『ドラゴンボール』に登場するキャラの名前には、特徴があります。サイヤ人の場合は、野菜の名前となっています。ベジータと共に地球に来たナッパ、悟空の兄のラディッツ、悟空もカカロット（ニンジン）です。ターブルの名前は、ベジータと合わせて「ベジタブル」となります。二人は兄弟なので、合わせて野菜となるようにしたのでしょう。

『ドラゴンボール』のターブルは、どんな性格でどんな特徴があるか、また嫁の存在についても考察してきました。ではサイヤ人であるターブルは、どれほどの強さがあるのか解説していきます。

『ドラゴンボール』のターブルは戦闘民族のサイヤ人ですが、サイヤ人の特徴に当てはまらず、優しい性格でした。そして父であるベジータ王に、「戦闘には不向き」と言われ惑星ベジータから追放されてしまうのです。サイヤ人は赤ん坊の時に戦闘力が低いと、他の星に飛ばされてしまいます。しかしターブルの場合は、すぐには飛ばされずにいました。そのためターブルは戦闘力が低かったわけではないようです。

知らない星へ追放されてしまったターブルですが、立派に生き延びていました。しかしターブルがいる星で、フリーザ軍の残党であるアボとカドという兄弟が暴れ回っていました。ターブルはアボとカドから追われていました。アボとカドは最初はそこまで戦闘力が高くはありませんでしたが、だんだんと戦闘力が上がっていき、フリーザと同等レベルの強さになっていました。それでもターブルは生き延び続けていたため、それなりの戦闘力があると推測できます。

『ドラゴンボール』のターブルはどれほどの強さなのでしょうか。ベジータと比較しながら解説していきます。ターブルはアドとカドに追われ、ベジータに助けを求めて地球にやって来ました。ターブルはアドとカドを倒せませんでしたが、ベジータは一人ではありませんでしたが、あっさりと二人を倒しています。ベジータは超サイヤ人になることができますが、ターブルはできません。このことから、強さはベジータの方が上ということになります。

『ドラゴンボール』のターブルは、サイヤ人の特徴には当てはまらない真面目で優しい性格です。そんな好青年のターブルを演じた声優を紹介します。実はターブルの他にも『ドラゴンボール超』で違うキャラも演じています。

『ドラゴンボール』のターブルを演じた声優は、森田成一さんです。『ドラゴンボール超』ではウイスを演じました。森田さんは俳優として活動していましたが、『ファイナルファンタジーⅩ』をきっかけに、声優を主として活動されています。『聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編』でペガサス星矢、『リングにかけろ1』で嶺竜児を演じるなど、車田正美作品に2度出演しています。17年間「青二プロダクション」に所属していましたが、2021年1月1日からはフリーとして活動しています。

『ドラゴンボール』のターブルは、顔はベジータにそっくりですが性格は正反対です。ターブルについてのコメントを見てみると、「ベジータに弟がいて仰天した」、「ターブル好き」、「ターブルかわいい」という意見がとても多かったです。ターブルについての世間での評判をまとめてみました。

『ドラゴンボール』はアニメ、劇場版、OVA、ゲームと様々な形に展開しています。ターブルが登場したのは、イベントで上映されたアニメでした。そのためターブルを知らない方も多いでしょう。1回だけの登場ではもったいないキャラです。

『ドラゴンボール』のターブルはイベントのアニメで初登場しますが、実は劇場版アニメ『神と神』では名前だけ登場しています。『ドラゴンボール超ブロリー』 では、ベジータがターブルについて話しているシーンもあります。このまま登場することはないかもと思われましたが、やっとターブル本人が登場しました。

『ドラゴンボール』のキャラの名前には、法則があるのが特徴です。ブルマやトランクスやブラはとても分かりやすいです。ターブルはサイヤ人なので何かの野菜だろうと想像はつきますが、「ターブル」という野菜はありません。ベジータと合わせて「ベジタブル」とはなかなか思い付かないかもしれません。

『ドラゴンボール』のターブルは、「戦闘には不向き」という理由で他の星に追放され、ベジータとは離ればなれになります。しかしベジータは気にしてはいませんでした。その後、ベジータに助けを求めて地球にやって来ます。しかも結婚していて嫁も連れてきており、ベジータ達を驚かせました。優しく戦うことが嫌いなターブルですが、決して弱くはありません。ターブルは人気もありますし、もしかしたら今後本編で活躍する日が来るかもしれません。