【名探偵コナン】毛利小五郎の声優が交代した理由は？変わった時期や比較も

名探偵コナンに登場する毛利小五郎（もうりこごろう）は名探偵コナンにはいなくてはならない名脇役でありメインキャストです。物語の軸になることもある毛利小五郎の声優が交代したことはファンであればほとんどの方が知っているでしょう。本記事ではこの毛利小五郎の声優交代の理由や時期について調べてみました。

毛利小五郎は主人公の江戸川コナン（工藤新一）の幼馴染である毛利蘭の父親で毛利探偵事務所を経営しています。探偵は毛利小五郎自身で元警視庁捜査一課の刑事でした。『眠りの小五郎』として有名でコナンの推理を代弁する立役者です。普段は刑事時代の情報収集能力を全く活かさずギャンブルや酒三昧のヘボ探偵ですが、身内の危機などに対しては鋭い洞察力を発揮、柔道の達人で銃の腕前も警視庁一でやる時はやるスペックを持っています。

毛利小五郎の性格はお調子者でおだてに弱く見栄っ張りで破天荒、お酒とギャンブルとたばこ、綺麗な女性が好きというなかなかの性格をしています。妻であった恵理とは「料理がまずい」という失言で別居していました。また短気で間違ったことを指摘されるとすぐ怒り、それは子供相手でも容赦なしです。最低な性格のようですが、本当にピンチになった時は男気を見せて前線に出たり、守る行動がカッコよくギャップが多いキャラクターでもあります。

『名探偵コナン』は青山剛昌（あおやまごうしょう）原作の少年漫画で推理探偵物作品です。1994年から少年サンデーで連載中で1996年からアニメ化、現在に至るまで原作、アニメ放送とも続いている長期作品となっています。単行本も100巻を超え2003年4月で103巻刊行されました。また1997年に劇場版が製作されてから毎年ゴールデンウイーク前に公開されるのが恒例となっています。（2020年を除く）

主人公の工藤新一（くどうしんいち）は幼馴染の毛利蘭（もうりらん）と遊園地に来た際に黒づくめの男達の怪しい取引現場を目撃してしまいます。気絶させられた新一はある薬を飲まされ殺されかけますが、副作用で小学生位の小ささまで体が縮んでしまったのです。江戸川コナンと名乗り元の体に戻るため黒の組織を追いながら、街で起きる様々な難事件を解決していきます。

名探偵コナンの毛利小五郎の声優は交代してします。毛利小五郎の声優は降板により交代したということが分かっており、ここから交代の理由や時期について詳しく紹介します。

名探偵コナンの毛利小五郎の声優交代があったのは“アニメ553話で2009年10月31日放送回から”です。毛利小五郎の声優はアニメが始まってから13年間交代することなく同じ声優が務めています。視聴者やファンは13年親しんだ毛利小五郎の声が突然変わり驚きの声があったでしょう。

毛利小五郎の声優は降板により交代しています。降板の理由は担当声優と契約担当者の間でのトラブルが原因でした。当時、毛利小五郎を担当していた声優はまだ56歳と若く突然の降板に様々な憶測があったようです。担当声優本人のブログで降板理由が明らかにされ理由がわかることになります。（現在その文章は削除されています。）

契約担当者とのトラブルの内容は、契約合意に至った後に担当者が悪意を持った内容をアニメ制作会社やスタッフ、声優達に触れ回ったことで現場に居づらくさせられたことが発端です。担当者がそのような事をした理由は明らかになっていませんがこれを受け担当声優が降板するという事態が起こっています。降板した声優は作品は何も悪くない、これからも作品を楽しんで欲しいとブログには綴ってあったようです。

前担当の声優が降板したことで毛利小五郎の声は新しい声優に交代しました。それぞれの声を比較してみると、前任の毛利小五郎がコミカルでギャグ声も駆使された面白おじさんというイメージで後任の毛利小五郎はやや落ち着きのある中にもコミカルな部分も残したダンディーよりの毛利小五郎となっていました。

交代した直後は前の声優と比較され違和感が出ることが多いです。前の声優がはまり役であったこともあり前任の時の毛利小五郎が忘れられないという方も多いようです。しかし比較してみるとどちらの声優も毛利小五郎にマッチした演技をされており、どちらの毛利小五郎も好きという意見も多く聞かれています。

名探偵コナンのアニメは1996年から開始され27年以上放送されていますがその間に毛利小五郎の声優が元に戻った時期はあるのでしょうか。調べてみましたが2009年に声優交代以降は元に戻った回はありませんでした。降板をししっかりと後任者へ引き継がれ14年経っており、すでに後任者の方が長い期間毛利小五郎の声優を担当していることになります。

名探偵コナンの毛利小五郎の声優はコナンがアニメ放送されてから長い歴史の中で1回だけ交代していました。毛利小五郎の初代の声優は神谷明（かみやあきら）さん、後任の声優は小山力也（こやまりきや）さんが担当しています。ここからは交代した毛利小五郎の初代と後任の声優のプロフィールや出演作品をそれぞれ紹介します。

名探偵コナンの毛利小五郎の初代声優は『神谷明』さんが担当していました。神谷さんの声や演技はコミカルな時もシリアスな時も特徴的で唯一無二の声優と言っても過言でありません。神谷明さんが毛利小五郎に適役であったこともあり、今だに神谷明の毛利小五郎が忘れられないという声もあります。毛利小五郎を担当していた時期は1996年のアニメスタート時から2009年9月までです。

神谷明さんは多くの有名作品の主人公を担当されており、代表作の冴羽遼（さえばりょう）が一番好きなキャラクターだったことから現在の個人事務所の名前を『冴羽商事』としています。

名探偵コナンの毛利小五郎は前任の神谷明さんが降板し、後任は『小山力也』さんが抜擢され2009年から現在まで担当しています。ここからは後任キャストである小山力也さんについて紹介します。

毛利小五郎の声優の後任を務めているのは声優の『小山力也』さんです。小山さんは作者の青山剛昌含めスタッフより満場一致で選ばれています。前任の神谷さんがレジェンド級の声優であり比較などされることもあった中、小山力也さんらしい落ち着いたイケメン声とコミカルな演技を使い分け毛利小五郎を演じけています。

小山力也さんは声優だけでなく俳優でもあり多方面で活躍されています。海外ドラマ『24』のジャック・バウアーの吹き替え役で知名度を上げており、多くの方が小山さんを知るきっかけとなっていました。ジャック・バウアー役のキーファー・サザーランドからは本人公認をもらっています。

名探偵コナン・毛利小五郎の声優は初代の神谷明さんから後任の小山力也さんへ交代していました。交代する声優のエピソードの中ではショッキングな内容での降板、急な交代となり当時は新旧声優の比較がたくさんされていました。すでに10年以上経過していますが、毛利小五郎の声優についての世間の声について調べてみました。

毛利小五郎の声優の交代については最近になっても比較され話題になっていました。前任の神谷明さんの声がどうしても残っている方が多く10年経っても神谷さんのはまり役だったことがわかります。

毛利小五郎の声優の交代についてすでに10年以上経っています。神谷さん降板から14年以上となっており、交代した時期から10年以上も経っていることに驚いている方が多くみられました。

毛利小五郎の声は神谷明さんの方が好きという方が圧倒的に多いですが、小山力也さんの声も好きという方も比較的いました。小山さんの声で毛利小五郎が若返ったという声もあります。

毛利小五郎の声についての世間の声は比較する内容が多いですが、すでに小山力也さんが担当されて14年経っており定着している方も多くいました。降板や交代の時期を知らない人も出てきており、気がついたら小山さんが担当されていたという声もあります。

本記事では名探偵コナンの毛利小五郎の声優の交代についてまとめました。初代の声優は神谷明さんが担当していた時期はアニメ開始の1996年から2009年9月まで、後任の小山力也さんが担当している時期は2009年10月から現在までとなっています。交代は神谷明さんの交渉担当者とのトラブルが原因で担当者の悪意ある吹聴から降板へ発展していました。

初代声優の神谷明さんは毛利小五郎がはまり役で現在でも神谷さんの小五郎が良い、脳内で再生されているなどの声が聞かれています。声優の交代はどうしても新旧の比較が多くされてしまいますが、交代した時期からすでに14年の月日が経っており、後任の小山力也さんの演技も素晴らしいため定着している方も出てきていることが分かりました。