【チェンソーマン】かっこいいキャラの1位は誰？魅力や強さも合わせて紹介

絶大なインパクトで漫画・アニメファンの注目を集め続けている『チェンソーマン』ですが、人気なのは作風だけではありません。ユニークかつかっこいいキャラが多いことも、本作の大きな特徴です。本記事ではそうしたキャラたちの魅力や強さについて解説していきますが、まずは『チェンソーマン』という作品の基礎情報についてお伝えしておきましょう。

かっこいいキャラが大勢登場する『チェンソーマン』の作者は、藤本タツキです。藤本氏は現在30歳の男性漫画家で、出身は秋田県になります。2014年に商業誌でデビューすると、2016年に「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』の連載を開始、すぐに注目を集めます。同作の終了後、「週刊少年ジャンプ」本誌でスタートさせた『チェンソーマン』によって、人気漫画家の地位を不動のものとしました。

かっこいいキャラが目白押しの『チェンソーマン』は、2018年12月から「週刊少年ジャンプ」で第1部の連載が開始されました。2020年12月をもって1部は終了していますが、2022年7月からは第2部の連載が「少年ジャンプ+」にてスタート、現在も継続中となっています。バイオレンスホラーやダークコメディなど雑多なテイストを盛り込んだ唯一無二の作風となっており、単行本の累計発行部数が2600万部を超えるなど大ヒットを記録しています。

キャラがかっこいいと評判の『チェンソーマン』は、「悪魔」という怪物が日常に跳梁する世界を舞台に描かれます。主人公で借金返済のための日々を送る少年デンジは、ある日「ゾンビの悪魔」のせいで命を落としますが、相棒だった「チェンソーの悪魔」ポチタと一体化したことで復活を果たします。「チェンソーの武器人間」に変身できる力を得たデンジはマキマという女性の導きで公安に所属し、さまざまな凶悪な敵と戦いを繰り広げることになるのでした。

前述のように、『チェンソーマン』にはさまざまなかっこいいキャラが登場し、物語を彩ります。ここからは、そんなキャラたちをかっこよさに基づいてランク付けし、それぞれの魅力を紹介していきたいと思います。まずは15位から11位まで見てみましょう。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキング、15位はビームです。公安対魔特異課に属する「サメの魔人」で、目から上がサメの形状をした頭部を持つ点が特徴となっています。性格はいたって狂暴ながらチェンソーマンへの忠誠心は厚く、作中では身を挺してデンジを救う活躍を見せています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで14位に入ったのは、刀の悪魔（サムライソード）です。デンジの雇い主だったヤクザの孫（名前は不明）が武器人間に変身した姿で、頭を水平に貫くように生えた巨大な刀が特徴となっています。全体のデザインも突き抜けていてかっこいいですが、実力もデンジを両断するなど相当のものとなっています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキング、13位は沢渡アカネです。彼女はチェンソーの心臓を狙う元民間のデビルハンターという設定になっています。契約しているヘビの悪魔を召喚し、対象を丸のみさせるなどの攻撃で公安4課に大ダメージを与えました。退場はあっけなかったものの、ファンに与えたインパクトは小さくありません。

続いて紹介する『チェンソーマン』のかっこいいキャラは、サンタクロースです。サンタクロースを名乗るキャラはもう1人登場するのですが、こちらはトーリカの師匠で真のサンタクロースになります。複数の悪魔と契約している恐ろしい刺客という顔を持つ一方で、本人は非常に可憐で魅力的な女性となっています。

11位にランクインした『チェンソーマン』のかっこいいキャラは、姫野です。アキのバディでデンジにとっては先輩という女性で、右目を黒の眼帯で覆った姿が特徴となっています。快活で酒好きという魅力的な人気キャラですが、過去にバディだった5人を全員失っているという悲劇的な経歴の持ち主でもあります。想いを寄せるアキを護るため必死で戦うも、ヘビの悪魔との一戦で命を落としました。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラをランキング形式で紹介していますが、11位までの発表が終わりました。続いて10位から4位までの発表を行いますが、姫野や刀の悪魔などの人気キャラを抑えてトップ10入りしたのは、以下の面々になります。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで10位となったのは、天使の悪魔（エンジェル）です。男性ながら中性的な容貌が特徴の悪魔で、姫野の後にアキのバディとなりました。やる気も勤労意欲もないものの、本来備えている強さは相当のものです。人の苦しみを許容するような発言の一方で、自ら積極的に人を傷つけることは望まないという複雑さが魅力のキャラとなっています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングを紹介していますが、9位に入ったのは本作屈指の人気キャラであるパワーです。彼女は血の魔人ながら公安4課のデビルハンターという立ち位置で、作中ではデンジのバディとして活動しました。わがままで自分本位な性格ながら、次第にデンジと心を通わせていく姿は非常に魅力的です。もちろん、本編におけるかっこいい見せ場もしっかり用意されています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで8位のポジションを獲得したのは、公安対魔特異課のベテラン岸辺です。「最強のデビルハンター」を自称する初老の男性で、無精ひげと口元の傷跡が特徴となっています。無表情でつかみどころがなく、仕事に関しては冷徹な顔をのぞかせるものの、実際は情や義理に厚い性格を持つ魅力的なキャラです。

続くかっこいいキャラ7位は、暴力の魔人（ガルガリ）です。ペストマスクのような仮面をつけ、その上にパーカーのフードをかぶった姿が特徴的なキャラで、特異課が統合された後はコベニのバディとなりました。仮面によって力は制御されているものの、それでも圧倒的な強さを誇ります。名前とは裏腹に平和を愛しフレンドリーな物言いをする点が魅力で、ファンの人気も高くなっています。

暴力の魔人に続き『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで6位に入ったのは、こちらも人気の高いレゼです。デンジと運命的に見える出会いを果たした彼女の正体は、ソ連軍による実験を受けた過去を持ち爆弾の悪魔に変身できる武器人間でした。デンジと敵対関係に陥りながら気持ちを通わせ合い、約束を実現できずに消えていったせつない最後が魅力となっています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで4位に食い込んだのは、中国からの刺客クァンシです。短めの銀髪に右目の眼帯が特徴の美女で、周囲には常に愛人である4人の女性型魔人が侍っています。最古のデビルハンターであり、岸辺とはかつてバディを組んだ間柄でした。物憂げで熱意に欠けて見えるものの、その実破格の強さを持つという魅力的なキャラとなっています。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキング、4位まできましたが、この位置に入ったのは物語のキーマンであるマキマです。内閣官房長官直属のデビルハンターかつ公安対魔特異4課のリーダーを務める人物で、デンジを公安に誘った張本人になります。柔和で端正な容貌からイメージされるような優しさや気さくさを持つ一方で、苛烈で容赦のない一面も併せ持つという謎めいた魅力の持ち主となっています。

ここまでで15位～4位の紹介が済みました。以上のキャラも魅力あふれる者ぞろいでしたが、ここからはそれらを抑えたトップ3の面々になります。それでは、『チェンソーマン』に登場するかっこいいキャラの上位3名を発表しましょう。

『チェンソーマン』のキャラにおけるかっこよさランキングで3位となったのは、主人公のデンジです。彼はチェンソーの悪魔を心臓に宿し、それに変身できる能力を得た自称16歳の少年になります。欲望に忠実で「普通に生きる」ことを何より望むという、少年漫画の主人公としてはかなり異色のキャラですが、常識はずれの思考が生む痛快な戦いぶりなど、かっこいい魅力にもあふれています。

また性格面でも、物語初期は生育環境のせいで協調性に欠けていたのが、話が進むにつれ他者への思いやりを見せるようになりました。そしてクライマックスでは、仲間の助けによってラスボスを倒し、自分なりの決着をつけるというヒーローらしい活躍も果たしています。そうした成長性の高さも、本キャラの大きな魅力の1つです。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラランキングで主人公を抑え2位となったのは、吉田ヒロフミです。彼は高校生の民間デビルハンターで、デンジを護衛する任務を負って公安に雇われた人物になります。ハイライトのない黒一色の瞳と口元のほくろ、左耳につけたいくつものピアスというルックスが特徴の、どことなくダウナーでアンニュイさが際立つ美形キャラとなっています。

気さくで人当たりがよく、いつも柔和な笑みを浮かべていて一見温厚そうですが、敵に対する情けや容赦は一切ありません。蛸の悪魔と契約していて強さのレベルも相当なものの、自らについては「三流」と謙遜しています。1部に続いて2部でも登場を果たしており、その艶のある魅力的なたたずまいで変わらず高い人気を得ています。

『チェンソーマン』におけるかっこいいキャラランキングで1位となったのは、早川アキでした。アキはデンジの3年先輩にあたる公安対魔特異4課の隊員で、頭髪を後ろの高い位置でまとめた姿が特徴となっています。表向きはクールで冷徹に振舞っているものの、実際は優しく面倒見のよい性格をしており、お目付け役として3人で共同生活を送ることになったデンジとパワーとは、のちに互いに強い絆を結ぶようになりました。

また使命感も強く、任務のためなら死をいとわない信念を持っています。そんなイケメンかつ実直な性格のアキは、作中でも屈指の魅力的なキャラとしてファンから絶大な人気を集めています。もちろん強さも相当のもので、狐の悪魔など複数の悪魔と契約を結んでいるだけでなく、生身の剣術による戦闘で悪魔と渡り合えるほどの実力となっています。

上では『チェンソーマン』のキャラのかっこよさについてランキング形式でまとめましたが、続いては「能力・強さ」の面に焦点を当てたランキングを紹介していきましょう。まずは10位から4位までの発表ですが、一体どういった面々が顔をそろえたのか、早速見ていきましょう。

『チェンソーマン』のキャラの能力・強さランキングで10位に入ったのは、地獄の悪魔です。こちらはサンタクロースが契約していた悪魔で、最初の登場では巨大な腕のみでしたが、のちに炎をまとった人馬のような全身を現しました。この時は対マキマ対策部隊の犠牲で召喚され、デンジを地獄に引き込むも、真チェンソーマンによって倒されました。

『チェンソーマン』のキャラの強さ・能力ランキング9位は、岸辺です。彼は加齢や飲酒癖による多少の衰えはあるものの、公安所属のデビルハンターとしてはマキマに次ぐ強さと能力を誇っています。契約する悪魔は爪の悪魔、ナイフの悪魔、針の悪魔ですが、対価として支払えるものはすでに体内にありません。ただ、こうした強さが知られている一方で、作中では本人による直接の戦闘シーンは描かれませんでした。

『チェンソーマン』のキャラの強さ・能力ランキングを紹介しています。続いて8位に入ったのは、サンタクロースになります。彼女は人形の悪魔と契約（本人が人形の悪魔との説明もあります）しているほか、呪いの悪魔とも契約していて、大勢の人間を人形に変身させ操れるという能力を持ちます。また、限りなく人間に近い「精巧な人形」の作成能力も有し、作中では一時マキマを追い詰めるほどの強さを見せました。

『チェンソーマン』のキャラの強さ・能力ランキングで7位となったのは、弓矢の悪魔です。正式な名称は本編中に出てこないものの、「弓矢の力を持つ」との説明が人気投票時になされていることやその容姿・能力から、こう呼んで差し支えないと思われます。クァンシが変身して武器人間となった姿であり、両腕の弓から大量の矢を放つことができます。その攻撃力は、正面から向かいあえば接近することさえできないほどのものとなっています。

強さ・能力ランキングで6位に入ったのは、永遠の悪魔です。チェンソーの心臓を狙う悪魔の一体ですが、かつてチェンソーの悪魔と戦った経験があって警戒心が強く、デンジとの直接の戦いは避けようとしていました。血がなくても肉体の増殖・再生が可能でほぼ不死な上に、胃の中に脱出不能な空間を作れるという能力も持つ厄介な悪魔です。さらに、銃の悪魔の肉片を取り込んだことによる強化もなされています。

『チェンソーマン』のキャラについて、その強さや能力に基づくランキングをお伝えしています。5位に入ったのは宇宙の魔人で、こちらはクァンシのバディを務める魔人の1人になります。頭の右半分から脳が飛び出た容姿が特徴の少女で、衝撃的な見た目同様能力も飛びぬけています。「宇宙の情報を強制的に理解させる」というのがそれで、これを食らった相手は思考を塗りつぶされて廃人同様となるという、恐ろしい効果を持っています。

『チェンソーマン』のキャラの強さ・能力ランキング、4位にランクインしたのは銃の悪魔になります。作中における「現代最強の一角」をなす悪魔で、全世界が恐れる存在です。その攻撃による破壊力はすさまじく、かつて覚醒した際は圧倒的スピードで世界中を移動しつつ、たった5分間の活動で120万人弱の死者を出したほどでした。早川アキは、この悪魔に家族を殺された復讐を果たすためにデビルハンターになったという背景を持ちます。

『チェンソーマン』のキャラの強さや能力によるランク付けを紹介していますが、これまでのところ4位までの発表が終わりました。4位は銃の悪魔ということでしたが、それを上回るキャラはどんな面々なのでしょうか。それではトップ3の発表に移りましょう。

『チェンソーマン』のキャラの強さ・能力ランキングで3位に入ったのは、タイトルにもなっているチェンソーマンです。ポチタの本当の姿であり、作中では助けを求めるマキマの声に応じて、精神崩壊したデンジが変身することで出現しました。チェンソーマンは悪魔が助けを求めた際に現れますが、その悪魔を含めたあらゆる悪魔を殺しまわり蹂躙し続けるという習性を持ちます。

しかも、何度殺されても復活することが可能です。さらに特異なのが、「悪魔を食べることでその名の付いた存在を消し去れる」という能力で、これによって「エイズ」や「第二次世界大戦」といった概念は、作中の世界からなくなってしまいました。こうした異常な強さにより、チェンソーマンはすべての悪魔から最も恐るべき存在とみなされています。

チェンソーマンを抑えて強さ・能力ランキングで2位となったのは、支配の悪魔です。その正体は、公安対魔特異4課のリーダーであるマキマになります。能力は「あらゆるものを支配し意のままに操れる」というもので、作中ではこの力を使って他者の体の操作や思考放棄の強制、記憶の改竄などを行いました。また、致命傷を負わされてもすぐに回復できる能力も持ちます。

どんなに恐ろしい力を持つ悪魔でも、彼女の支配からは逃れられないことから、実質的にあらゆる悪魔の能力を行使することが可能です。もはや反則とも言えるほどの存在で、物語のラスボスにふさわしく、理不尽なほどの強さを誇っています。

チェンソーマンや支配の悪魔を超えて強さ・能力において作中トップとなったのは、闇の悪魔です。本作に登場する悪魔は、ほとんどが地獄で一度死を経験しているのですが、一部例外が存在します。それらは「超越者」などと呼ばれており、闇の悪魔もその中の一体にあたります。作中では、デンジらが地獄に招かれた際初めてその姿を現しました。

その強さはまさしく圧倒的で、並みの悪魔や人間であれば、敵意を向けられただけで命を失うとされるほどです。遭遇した公安メンバーらは文字通り手も足も出ず、両腕をもがれるなどの被害をこうむりました。マキマですら、結果的には逃走という選択肢を選んでいます。

『チェンソーマン』のキャラのかっこいい魅力や強さ・能力についてランキングを紹介してきましたが、ここで少し違った角度からの考察を行ってみましょう。本作に登場するキャラは、世間からどう見られているのでしょうか。その点について、Xの投稿を軸に探ってみました。

こちらは「チェンソーマンのキャラの中ではサムライソードのデザインがトップクラスにかっこいい」という意見です。頭から生えた巨大な刃に軍帽のような頭頂部、そして全身を覆う黒いコートと、この方の言う通りサムライソードにはかっこいい要素がてんこ盛りとなっています。その姿にわくわくさせられる人は多く、特にファン人気の高いキャラの1人です。

こちらは「美人でかっこいいマキマの犬になりたい」と思い入れを告白するツイートになります。マキマは他人を意のままに操る恐ろしい悪魔でありながら、抗いがたい魅力の持ち主でもあります。そうした魅力に触れれば、操られてもいいから側にいたいと思ってしまう気持ちも理解できるところです。

最後の意見は、「チェンソーマンの男キャラの中では吉田が一番かっこいい」というものです。「めちゃくちゃ好み」とも語っていますが、たしかに少し物憂げなたたずまいは色気たっぷりで、現実にいればさぞやモテるであろうと思わせるキャラクターとなっています。実際にファン人気は非常に高く、第1回の人気投票では、出番の少なさにもかかわらず10位に食い込む健闘ぶりを見せました（第2回では6位となっています）。

『チェンソーマン』のかっこいいキャラについて解説してきました。このように、『チェンソーマン』の作品内で最もかっこいいキャラの座に輝いたのは、早川アキという結果が出ています。イケメンかつ誠実な性格で、しかも実力も相当のものという、どこをとっても非の打ちどころのないかっこよさを持つキャラとなっています。

他にも本作には、主人公のデンジやラスボスのマキマなど、敵味方、魔人や悪魔を問わず魅力的なかっこいい人気キャラが目白押しです。ストーリーはもちろん、そうしたキャラたちの動向を追うだけでも十分作品を楽しむことができます。現在第2部が連載中ですが、今後もさまざまなかっこいいキャラたちの活躍に期待が高まるところです。