【チェンソーマン】レゼの死亡までの経緯は？シーンや復活説についても

『チェンソーマン』のレゼ編に登場したレゼは、主人公のデンジと敵対する立場でありながら親密な関係にまで至りました。その一方で、デンジと結ばれることなく、レゼは悲痛な最期を迎えています。まずは、レゼの基本情報や『チェンソーマン』の基本的な情報について振り返ってみましょう。

『チェンソーマン』第40話の雨が降る中、デンジが雨宿りをする際に入った電話ボックスで初めてレゼと初めて対面しました。レぜはカフェでアルバイトをしている女の子で、黒髪とチョーカーが印象強いキャラクターです。年齢や体重などは作中で公表されていませんが、その正体は爆弾の悪魔であることが明かされました。

『チェンソーマン』に登場するレゼの性格は非常に人懐っこく、誰とでも気さくに話しかけることができます。初対面のデンジに対しても同様で、積極的にアプローチを仕掛けてくるレゼに対してデンジは強く惹かれました。また、デンジが学校に通うことなくデビルハンターとして働いていることに心配するような優しさも持ち合わせています。

『チェンソーマン』は藤本タツキ先生によって描かれているダーク・ファンタジー漫画で、週刊少年ジャンプの2019年1号から2021年2号まで第一部となる公安編が連載されていました。2022年からは連載先を少年ジャンプ+へ移籍し、第二部となる学園編が連載されています。2022年にはアニメ化もされるほどの人気作品で、コミックス15巻までの累計発行部通は2023年8月時点で2600万部に到達しました。

主人公のデンジは、相棒のポチタと共に死亡した父親が残した借金を返済するためにデビルハンターとして細々と仕事をしていました。ある日、ヤクザから偽の仕事依頼を受けたことで、ゾンビの悪魔の襲撃に合いデンジは死亡してしまいます。しかし、チェンソーの悪魔だったポチタがデンジの心臓になることで復活しました。その後、現場に駆けつけた公安のデビルハンターでもあるマキマの勧誘もあり、デンジは仲間たちと共に公安のデビルハンターとして働き始めます。

『チェンソーマン』に登場したレゼは、主人公のデンジと敵対する立場でありながらもお互いに距離を縮めて行きましたが、最終的には死亡しています。ここでは作中で描かれていたシーンを基に、レゼがどのような経緯で死亡してしまったのか詳しくチェックしてみましょう。

初登場時から、デンジに対して積極的なアプローチを仕掛け続けていたレゼでしたが、その本当の目的はデンジが持つチェンソーの心臓でした。レゼは、幼少時代からソ連軍によってモルモットとして教育を受けていた人材です。それでもデンジはレゼに対して好意を曲げることは無かったことから、レゼも変化を見せ始めました。そして、デンジはレゼに対してカフェで待っていると告げています。

レゼとデンジが出会ったばかりの頃、デンジはレゼに対して学校に通ったことがないことを告白します。レゼは、学校に通うことなくデビルハンターとして過酷な毎日を過ごしているデンジに異を唱え、デビルハンターの仕事を捨てて何処かに逃げることを提案しました。それに対してデンジは、今の環境や仕事に満足していたことから、その提案を断っています。

デンジがレゼに対して喫茶店で待っていると告げた後、レゼもデンジが待つカフェへ向かっていました。そこへに現れたのが、デンジが所属する公安特異4課に所属するマキマと天使の悪魔でした。自身の最期を予期しつつも逃げることもできなかったレゼはマキマに立ち向かいましたが、なす術なく敗北しています。

自身の最後を予期しつつも死亡することだけは避けたかったレゼは、マキマに対して決死の覚悟で抵抗を続けました。しかし、2人が対峙していた付近に控えていた天使の悪魔の一撃が致命傷となり、レゼは死亡してしまいます。レゼが死亡したこともファンにとって印象深い一方で、今まで味方として立ち回っていたマキマの本性が見えつつある衝撃的なシーンです。

デンジがずっと待っていたカフェを目前としてレゼは死亡してしまいたが、肝心のデンジはレゼの死亡を知りません。カフェの店長もレゼの死亡を知る余地がなかったため、優しくデンジのことを慰めます。そんな時、カフェの扉が勢いよく開き、そこにはレゼではなく完全復活を果たしたパワーが立っていました。パワーの姿を見たデンジは、呆れつつも何処か吹っ切れた様子で持っていた花束を食べ始めたことでレゼ編は終了します。

『チェンソーマン』のレゼ編にて、レゼは敵対する関係でありながらもお互いに惹かれ合い、最終的に悲痛な最期を迎えてしまいました。ところが、レゼはその後も『チェンソーマン』内にて再登場を果たしています。ここでは、実際に描かれていたシーンを基に、再登場の経緯や第二部以降で復活する可能性について考察してみましょう。

マキマと天使の悪魔によって悲痛な最期を迎えてしまったレゼでしたが、その後は公安特異5課のメンバーとして再登場を果たしています。一度は自分自身を殺害したマキマに対して敬意を称するような言動も見せていることから、レゼ編に登場したレゼとは別人のような風貌すらありました。

公安特異5課のメンバー入りをしたレゼでしたが、この時は支配の悪魔でもあるマキマの能力によって手駒の一員にされていました。このシーンでは、チェンソーマンとの戦闘によって死亡したサムライソードの姿も同時に描かれていたため、2人ともマキマによって洗脳されていたことが判明します。

マキマの手によって洗脳されてしまったレゼは、チェンソーマンを襲撃するメンバーとして活動させられていました。しかし、チェンソーマンの強大な力によって返り討ちにあい、あっけなく死亡しています。それ以降、2023年9月時点でレゼは再登場を果たしていません。

第1部時点で再登場を果たしつつもう一度死亡してしまったレゼですが、今後の展開次第ではレゼが再び復活する可能性があると推測されます。まずレゼは、ボムの悪魔であることから、一度地獄に送還された上で死亡することで、人間界に戻ってくることが可能です。また、悪魔は戦闘で死亡に直結するような傷を負っても、血を飲むことで回復することもできます。これらのことから、物語の展開次第ではレゼが復活する可能性は否定できないと言われています。

『チェンソーマン』の主人公でもあるデンジとは敵対する立場でありながら、デンジの魅力に惹かれ始めていたレゼは、それ相応の強さを持っています。ここでは、実際に『チェンソーマン』内で描かれていたシーンを基に、レゼの強さや目的についてチェックしてみましょう。

爆弾の悪魔でもあるレゼは、公安特異4課に所属しているサメの魔人や暴力の魔人ですら恐れるほどの強大な力を持っています。作中では実際に、早川アキの先輩でもある公安特異2課に所属していた隊長や副隊長を一瞬で葬ることに成功するほどでした。

デンジは初めてレゼと対面した際、驚くべき速度で好意を寄せていました。その後、親睦を深めることでデンジは、レゼに好意を持たれていることを確信しています。実際、レゼには当初こそ別の目的はありましたが、デンジとのコミュニケーションを繰り返すうちに、少しずつ心境の変化をもたらすことになりました。

ソ連軍によって幼少時代からモルモットの一員として教育を受けていたレゼは、デンジが持つチェンソーの心臓を目的に接近しました。当初こそデンジを生きたままソ連まで連れて行こうとしていましたが、それが実現できないと判断した際には、デンジを殺害した上でチェンソーの心臓のみを奪い取ろうとしています。

『チェンソーマン』内にて、レゼがロシア後で歌っているシーンが描かれています。この時レゼが歌っていたロシア語には、恋人同士が平穏な日常を一生過ごせる喜びが表されていました。このシーンではレゼがチョークスリーパーを決めた状態で歌っているのは不自然に見えますが、レゼが心のうちに秘めていた普通の日常に対して強い憧れも現れています。

ここで、『チェンソーマン』に登場したレゼの死亡に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

レゼが死亡したことによって、物語の厚みを感じたというファンの声も見受けられました。実際に『チェンソーマン』内では多くのキャラクターが悲痛な最期を迎えています。その一方で、無意味な死亡は無く何らかの形で物語に花を添えています。

『チェンソーマン』内でレゼが死亡したことに対して、一定の納得を示すファンの声も見受けられました。初登時からデンジと親睦を深め続ける一方で、死亡フラグも感じるようになったレゼは、最終的にマキマや天使の悪魔によって悲痛な最期を迎えています。こういった微量な伏線を読み取ることである程度は今後の展開を予見出来るのも『チェンソーマン』の魅力です。

レゼの再登場を切に願うファンの声も見受けられました。実際にマキマの洗脳によって最期を迎えたことで再び命を落としているレゼですが、現時点ではマキマも死亡したことで支配の悪魔の能力からも解放されています。先述した内容もあることから、レゼが今後再登場するかもしれないと期待が寄せられていました。

『チェンソーマン』のレゼ編に登場したレゼは、デンジと親しい関係になりながらも最終的にはマキマに見つかったことにより悲劇的な最期を迎えていたことが判明しました。今でこそ再登場は果たしていませんが、レゼの復活を望む声も多く見受けられます。今後の展開次第ではレゼの復活が考えられているため、レゼが復活する可能性を望みつつ『チェンソーマン』の行く末を見守りましょう。