【文スト】与謝野晶子は凄腕の医師!死の天使と呼ばれる理由や異能についても
『文スト』には、与謝野晶子という凄腕の医師が登場します。与謝野晶子は、「死の天使」とも呼ばれているキャラです。本記事では、与謝野晶子が死の天使と呼ばれる理由や、異能について解説します。文ストの与謝野晶子の過去や名言も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【文スト】与謝野晶子は凄腕の医師
与謝野晶子のプロフィール
『文スト』の与謝野晶子は12月7日生まれの25歳で、血液型はO型です。身長166cm、体重25kgのスレンダーな美女です。古くから武装探偵社の専属医師として働いており、社員たちに治療を施しています。好きなものは花、和菓子、うなぎ、酒で、嫌いなものは「男尊女卑」と弱い男です。
文ストの概要
文ストの正式名称は、『文豪ストレイドッグス』です。実在する文豪たちの名前を使ったバトル漫画で、それぞれのキャラはモデルとなった文豪の作品にちなんだ異能を使います。2013年の1月から、ヤングエースで連載が始まりました。原作は朝霧カフカさんで、作画は春河35さんです。文ストは小説にもなり、角川ビーンズ文庫から現時点で7巻まで刊行されています。テレビアニメは3期まで放送済みで、2023年1月から4期が放送されています。
文ストのあらすじ
孤児院から追い出された中島敦は、川で入水しようとしていた太宰治と出会います。この出会いをきっかけに、敦は太宰の人食い虎探しを手伝うことになります。この人食い虎が実は自分のことだったと知った敦は、絶望感の襲われます。しかし、太宰の勧めによって武装探偵社に入り、社員として働き出します。探偵社の一員となった敦は、先輩たちの教えを受けながら徐々に成長していくのでした。
【文スト】与謝野晶子が死の天使と呼ばれる理由や過去
過去①森鴎外からのスカウト
文ストの与謝野晶子は、「常闇島」の基地空母で医師として働いていました。常闇島は14年前に太平洋に突如として現れた島で、大戦末期の戦場となっていました。与謝野晶子が常闇島で働くようになった理由は、軍医の森鴎外にスカウトされたからでした。与謝野晶子はこのときまだたったの11歳で、徐々に精神を病んでいくことになります。
過去②一平兵からプレゼントされた蝶の髪飾り
文ストの与謝野晶子は、戦場となった空母基地である1人の兵士と出会います。この兵士は、金属の形を自由に変えられるという異能を持っていました。兵士は金属を蝶の髪飾りに変化させ、命を救ってくれたお礼に与謝野晶子にプレゼントします。元気になった兵士はまた戦場にと戻りますが、爆弾で手を失い再び与謝野晶子の治療を受けることになりました。何度治療してもキリがないこの状態に、与謝野晶子は「殺すために治療しているようなものだ」と悲観するようになります。
過去③戦場で治療を繰り返し「死の天使」と呼ばれる
精神的に落ちていく与謝野晶子を救ったのは、蝶の髪飾りをくれた兵士でした。兵士は与謝野晶子に助けられた回数を数えて、ペンダントに記していました。そして、与謝野晶子がいなければ両親や弟にも二度と会えなかったと言い、彼女のことを「天使」だと言ってくれたのです。この兵士のおかげで、与謝野晶子は医師を続けることができました。しかし、治療されては再び戦場に戻されるという過酷な生活に、その兵士もついに限界がきてしまいました。
兵士は与謝野晶子が「死の天使」だという言葉を残し、自殺してしまったのです。彼の部屋には、治療の回数を数えた無数の正の字と、「君は正しすぎる」という与謝野晶子宛てのメモが残されていました。これが理由で、与謝野晶子は死の天使と呼ばれるようになりました。与謝野晶子が死の天使と呼ばれるようになった理由は、非常に悲しいものでした。
過去④江戸川乱歩から救われる
仲良くしていた兵士の自殺に、与謝野晶子の精神は崩壊してしまいました。与謝野晶子はその後基地空母に爆弾を仕掛け、目論見が失敗して逮捕されます。与謝野晶子は長い間収監され、その間に戦争も終わっていました。終戦から3年後、ポートマフィアとなった森鴎外が与謝野晶子の前に現れます。森鴎外は再び与謝野晶子を利用しようとしますが、それを福沢諭吉が止めます。
森鴎外と福沢諭吉が対立する中、与謝野晶子を逃したのは江戸川乱歩でした。自分の異能を嫌って死を望む与謝野晶子に、江戸川乱歩は「嫌なら能力を使わなければいい」と言います。そして、与謝野晶子の異能ではなく、人を思って悲しむ優しさに価値があると説きます。与謝野晶子はこのセリフに救われ、武装探偵社の一員となることに決めたのでした。
【文スト】与謝野晶子の異能や性格
与謝野晶子の異能は「君死給勿」
文ストの与謝野晶子の異能は、「君死給勿(キミシニタモウコトナカレ)」です。君死給勿はどのような怪我でも治せるわけではなく、ある一定の条件のもとでしか使うことはできません。その条件とは、死にそうなほどの重傷を負っていることです。瀕死状態であれば、どれだけひどい傷であっても君死給勿で治療することができます。怪我をすると与謝野晶子に事前処置として半殺しにされるため、社員たちは与謝野晶子の治療を心底怖がっています。
与謝野晶子は不死身?
文ストの与謝野晶子の異能は、他人だけでなく自分を治療することも可能です。また、心臓が止まったとしても、心臓停止から1〜2分程度であれば蘇生することもできます。そのため、与謝野晶子は不死身ではないかといわれることがあります。しかし、異能を発動するタイミングが遅れればアウトですし、一撃で殺されたらその時点で終わりです。命の危機を脱することができる君死給勿ですが、与謝野晶子自身を不死身とする能力まではないようです。
与謝野晶子の性格
文ストの与謝野晶子は、嬉しそうな顔で社員たちを半殺しにするサディスティックな性格です。普段は落ち着いた物腰ですが、実は勝ち気な性格で怒ると口調も荒くなります。医師という職業柄、命を大事にしない人間には非常に厳しい態度になります。
与謝野晶子は男尊女卑が嫌い
文ストの与謝野晶子は、男尊女卑の考え方を非常に嫌っています。こうした言動を取る男に出会うと怒りが爆発し、悪鬼のような顔で罵詈雑言を発します。男尊女卑を嫌う与謝野晶子は、自分が女性だからといって隠れたり逃げたりすることもありません。戦闘のときはナタを手に取り、前線に出ることも厭いません。
与謝野晶子の名言
与謝野晶子の名言①「命を大事にしない奴は...」
命を大事にしない奴はぶッ殺してやる
出典: somanystars.net
こちらの名言は、文ストの与謝野晶子がポートマフィアの梶井基次郎に向けて言ったセリフです。与謝野晶子がここまで怒った理由は、梶井基次郎が命を粗末に扱ったからです。電車ジャックをして大量の爆弾を仕掛ける梶井基次郎に、与謝野晶子の怒りが爆発しました。医師として命を大事にする、与謝野晶子らしい迫力のある名言です。
与謝野晶子の名言②「そして探偵社じゃ...」
そして探偵社じゃ瀕死は無傷だ
出典: somanystars.net
こちらのセリフは、文ストの与謝野晶子にしか口にすることができない名言だといえるでしょう。天人五衰との戦いで毒ガスを噴射された探偵社員たちは、ガスを吸わないようにわざと一度死にました。そこで与謝野晶子は君死給勿を発動し、瀕死状態の4人を一気に回復させます。全員を復活させた与謝野晶子は、鬼気迫る表情で相手にこの名言を口にしたのでした。
【文スト】与謝野晶子の声優
文ストのアニメで与謝野晶子を演じたのは、声優の嶋村侑さんです。嶋村侑さんは与謝野晶子のような大人っぽい女性だけでなく、可愛らしい女の子や少年役まで、幅広い年代のキャラを演じています。ここでは、文ストで与謝野晶子役を担当した嶋村侑さんのプロフィールと、これまでに出演した主な作品や担当キャラを紹介します。
与謝野晶子の声優は「嶋村侑」
嶋村侑のプロフィール
文ストの与謝野晶子の声優である嶋村侑さんは、1985年4月18日生まれのA型です。出身地は東京都で、2005年に声優デビューしました。声優となる前は、舞台女優として活躍していました。もともとはオフィス薫の所属でしたが、2008年の3月に退所します。同年の4月、賢プロダクションに移籍しました。
嶋村侑の主な出演作品
嶋村侑さんはこれまでに、『機動戦士ガンダムAGE』のミレース・アロイや『進撃の巨人』のアニ・レオンハート、『探検ドリランド -1000年の真宝-』の雷蝶花フェイリンなどを演じてきました。2015年には、『Go!プリンセスプリキュア』の主人公である、春野はるか(キュアフローラ)に抜擢されます。その後は、『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』のルビー、『さよなら私のクラマー』の田勢恵梨子、『デジモンゴーストゲーム』のジェリーモンなどを担当しました。
【文スト】与謝野晶子に対する世間での評判や人気
文ストの与謝野晶子は、大人っぽくてかっこいい声をしています。その声が、原作のイメージ通りだと人気でした。声優の嶋田侑さんの声だと知って、驚く人もいました。アニメの声を聞いて、さらに与謝野晶子が好きになったというコメントも見られました。
文ストの与謝野晶子は、美しい外見に人気が集まっていました。「可愛すぎる」「美人すぎる」という感想や、「キャラデザインが好き」という感想が多く寄せられていました。きれいなだけでなく、かっこいいところも人気の理由のひとつのようです。
文ストの与謝野晶子には、辛く悲しい過去があります。しかし、その過去も含めて、与謝野晶子の魅力だといえるでしょう。与謝野晶子の過去回が好きな人は多く、感動したというコメントも多く見られます。アニメの4期では与謝野晶子の過去回が放送される可能性が高く、今から過去回の放送を待ち望んでいる人が大勢いました。
【文スト】与謝野晶子は凄腕の医師で過去は壮絶だった
文ストの与謝野晶子の過去や異能、死の天使と呼ばれる理由などをまとめました。文ストの与謝野晶子は凄腕の医師ですが、過去には精神が壊れるほどの壮絶な体験もしています。しかし、江戸川乱歩や武装探偵社のおかげで、どん底から這い上がることができました。それからは武装探偵社の医師として、何度も仲間の命を救ってきました。これからも「君死給勿」の異能を使い、探偵社の大きな力となることでしょう。
この記事のライター
NR4712
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