【文スト】条野採菊の異能力は？死亡説についても徹底解説

『文豪ストレイドッグス（文スト）』に登場する条野採菊（じょうのさいぎく）は猟犬部隊の一人です。『文スト』作中での猟犬部隊の正式名称は「特殊制圧作戦群・甲部隊」といい、国内の全部隊から選ばれた軍警最強の特殊部隊となっています。隊員は少数精鋭の5人で結成されていて、条野はその5人のメンバーに選ばれました。ここからは、猟犬部隊に所属する条野の異能力やその強さについて解説します。

『文スト』に登場する猟犬部隊・条野の異能力「千年の涙」は、自分自身を微粒子の群れに変化させて操る能力です。自身と所有物を微粒子大（約20μｍ）の群れに変化させ、空間の断絶がない限り、わずかな隙間からでも侵入できます。刃や銃のような物理攻撃をほぼ無効化できる強さがありますが、表面積が大きくなってしまうため、炎などを使った攻撃は苦手です。また、一定以上の微粒子を失うと元の体に戻れなくなる可能性があります。

『文スト』に登場する条野は盲目ですが、標的の秘密を聴くことができる尋問の達人です。超五感によって万物を把握できる「無明の王」といわれています。盲目なため、両目は閉じていますが人間離れした感覚で標的の心拍を聴き、心理状態を理解することができます。標的を心理的に追い込むことが得意な条野は、あえて徐々に追い詰める手法を好んでいます。犯罪者を捕らえたあとに、見逃す代わりに自身の腹部を刺すように命じるなど、サディストな一面を見せていました。

『文スト』に登場する条野は異能技師によって施された生体手術で、通常の数十倍にもなる身体能力を持っています。身体強化の異能を持つ武装探偵社の宮沢賢治と互角に戦い、異能力を使用しなくても余裕です。それに加えて、先述したように超五感で標的の心理状態を把握し、戦闘中の駆け引きで優位に立つこともできるので、『文スト』登場キャラのなかでも非常に手強い相手だと考えられています。ただし、月に一度の生体維持手術を行わないと全身が腐食して死亡してしまうデメリットがあります。

『文スト』に登場する条野は盲目ながらも、超五感や異能力「千年の涙」、卓越した身体能力で圧倒的な強さを誇りますが、死亡してしまったのではないかといわれています。なぜ異常な強さを持つ条野の死亡説が浮上したのでしょうか？ここからは『文スト』の条野に浮上した死亡説の理由について解説します。

『文スト』に登場する条野の死亡説の理由1つ目は「天人五衰（てんにんのごすい）」に勧誘され断ったからです。猟犬部隊のメンバー・立原道造の言動によって、武装探偵社をテロ組織と認定していた条野は隊長である福地桜痴に疑惑の目を向けることになります。それに気付いた福地は自身がテロ組織「天人五衰」の創設者だと明かし、仲間に入るよう勧誘してきたのです。しかし勧誘された条野は、猟犬部隊として経験した民からの感謝の言葉が脳裏をよぎります。結果、条野は福地の勧誘を断り反旗を翻したのです。

反旗を翻した条野は福地と戦いますが、彼の異能力「鏡獅子」と神剣「雨御前」によって時間を戻され、なかったことにされてしまいました。福地の異次元な強さになすすべなく死亡したのではないかと考えられています。

『文スト』に登場する条野の死亡説の理由2つ目は芥川龍之介によって吸血鬼化されたことです。福地との戦闘は勝つ術がないとわかっていた条野は、異能力で猟犬メンバーに「福地が武装探偵社を陥れた張本人だ」と伝えようと逃走を試みますが、吸血鬼化していた芥川によって失敗に終わります。そこで空調の排気口から逃げようとしますが、粒子化した自身の体を元に戻した瞬間、福地の雨御前の刃に貫かれてしまいました。

その直後、吸血鬼化していた芥川に噛みつかれた条野は倒れてしまったのです。その結果条野は一度死亡し、吸血鬼化してしまったのではないかと考えられています。

『文スト』に登場する条野採菊は、物腰が柔らかく丁寧な口調であることから人気を集めていますが、ネット上ではどのような声が上がっているのでしょうか？ここからは『文スト』の条野採菊に対する世間での評判や人気について、X（旧Twitter）での声を紹介していきます。さまざまな評判がありましたが、一番多かったのはアニメ『文スト』初登場の条野を見た瞬間に推しになったという声でした。アニメでは声優の梶裕貴が担当していたのもあり、多くのファンを魅了しています。